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HDDの容量を増やしたい

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HDDの容量を増やしたい

Windows Server 2012R2 Essentials
VirtualBox 4.3.26

VBoxで使ってるVMのHDD容量を増やしたい時の手順。
可変サイズなVDIを使ってる事とかいくつか成約があるみたい。


とりあえず、VMの電源落として、VDIのpathを設定から確認。
確認できたらコマンドプロンプトを起動。
以下のコマンドを実行する。
> VBoxManage modifyhd 【変更したいVDI path】 --resize 【変更後の容量】
VBoxManageやVDIのpathは通ってればok。
変更後の容量は、MByte単位で指定するので...
40GByteなら...40×1024=40960
80GByteなら...80×1024=81920
こんな感じの値になる。

e.g.) 元々25Gbyteの可変VDIを80GByteに増やしたい場合
> C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe modifyhd c:\wk\VBox\WindowsServer2012R2\WindowsServer2012R2.vdi --resize 81920
0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%

と、処理自体は一瞬で終わる。

上記のコマンドを実行後、VMを起動させる。
するとエクスプローラ上から見えるHDDのサイズは変更されていない。

なので...
管理ツールからディスクの状態を確認。
WindowsServer2012R2やWindows7ならコントロールパネルから[すべてのコントロール パネル項目]-[管理ツール]-[コンピューターの管理]を起動。
左のツリーから[コンピューターの管理]-[記憶域]-[ディスクの管理]を選択。

未使用領域が増えてるのが分かります。

なので、増やしたいボリュームを右クリックして『ボリュームの拡張』を選択。

ウィザードが立ち上がるので、ずんずん次へ進めて行きます。

ずんずん進めて行きます。

ずんずん。

増えました。

増えてますね。


~ Snapshotを利用している場合 ~

Snapshotを利用している場合、VDI(仮想HDD)ファイルがSnapshotを撮ったところまでしかなく...
そいつをresizeしてやってもゲストOS上で変化が見られないと思います。

どうやら、VBoxはSnapshotを使うと、差分のVDIファイルを作るらしく...そこら辺のfileが『Snapshots』dir配下に格納されてます。

Snapshotの実fileとSnapshotの関係は、仮想メディアマネージャで見ることができます。全部80GByteになってるのは、調子にのってSnapshot全部変えてみたせい...

上記の階層が、以下のSnapshotと対応してるわけですわ。
※時系列で並ぶ訳じゃ無いみたいなので、枝分かれしてるSnapshotの場合は、要注意ね。

なので、『{8eee9d0b-197d-4eee-b277-e5d40e99488a}.vdi』が最後に撮ったSnapshotから現在までの差分仮想HDDだと言うことです。
Snapshotを撮ってる環境でHDDのサイズを変えたかったら、このVDI fileに対してresizeしてやらないかんわけですよ。


余談ですが...どうもresizeしたらやったらめったら遅くなりました。(´・ω・`)
調子に乗って全Snapshot fileにresizeかけたのが悪かったんですかねぇ...orz

何が影響してるのか、現状想像もつきませんが...何か分かったら追記します。

とりあえず、最新のHDDの環境に対してだけコマンド実行したら...ちゃんと普通に動きましたね。
差分diskってぇも何かあるんでしょうかね?
確かに、前回がHostOSもWindowsServer2012R2で、今回のHostOSはWindows7って差もあるんですけど...

とりあえず、まともに動くようになったので、Snapshotに対してもresizeは有効ですって事が分かりました。(`・ω・´)



更新日: 2015年05月14日 (木) 14時46分10秒

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