Re:GAME START ◆qp1M9UH9gw
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桐生萌郁には、気にかかる事があった。
「FB」の命令に従って殺害した、だらしない格好をした男の事である。
生前の彼の格好や佇まいに、別段変わった部分は見られない。
萌郁に支給された「アビスのカードデッキ」の様な、
"一般常識を容易く凌駕してしまうような力"を与える支給品も、所持しているとは思えなかった。
気に掛かる事というのは、彼の死を確認し、メダルと支給品を回収しようとした時の事である。
支給品には、疑問符を浮かべるようなものは一つとして無かった。
デイパックの中に入っていたのは、地図や食料といった道具一式と銃の弾丸、そして桃の装飾が施されたメダルが一枚だけ。
恐らく、殺し合いの進行役が言っていた「コアメダル」と名付けられた代物だろう。
ルールブックには「セルメダルの代用が可能」と書かれていた事から、持っていても無駄にはならない事は確かだった。
問題なのは、その後――男の拳銃を奪い、最後にメダルを頂戴しようとした時である。
男の首輪に目を向け、そこで萌郁は彼のどうにも奇妙な点に気付いた。
――この男には、セルメダルが"一枚も"無い。
本来ならば、参加者全員に100枚支給される筈のセルメダル。
しかしどういう訳か、それがこの男には無いのである。
出会う前に誰かに奪われたとしたら、何処かに傷が無ければおかしい。
あえて全てのセルメダルを首輪から放出したとしても、それならデイパックにメダルが入っている筈。
考えれば考える程、どうにも不可解な話だった。
果たして、この謎は「FB」に報告するべきなのだろうか。
思考を巡らせたようとするその寸前で、携帯の着信音が彼女の耳に入ってきた。
「FB」からメールが届いてきた合図である。
これは、送った写真で男の死を確認した「FB」が、萌郁に与える次の指令を決定した事を示していた。
送られてきたメールには、指令が二つ書かれていた。
「秋葉原駅に移動しろ」というものと、「支給品は置いて行け」というものである。
秋葉原に移動しろというのはまだ分かる、だが、支給品は持っていくなとはどういう魂胆なのだろうか。
疑問には思ったが、だからと言ってそれに背くつもりはない。
どんな理由があるにせよ、「FB」の指令に従うのが桐生萌郁という人間だ。
来た道――と言っても数歩程度なのだが――を戻り、デイパックを元の場所に放置した。
つい先程まで横たわっていた死体の姿は、もう何処にも居ない。
それもその筈――彼は今頃、アビソドンの胃の中で養分になっているからだ。
「FB」のその指令に、どんな意図があるかなど、萌郁に図れる訳がない。
いや、例え予測できても、彼女は余計な詮索など行わずに使命を果たすだろう。
それが「FB」に対して、自分が唯一できる忠誠の証明なのだから。
【一日目-日中】
【G-6/路上】
※デイパック(基本支給品、44オートマグと予備弾丸、イマジンメダル)が、路上に放置されています。
【桐生萌郁@Steins;Gate】
【所属】青
【状態】健康
【首輪】110枚:0枚
【装備】アビスのカードデッキ@仮面ライダーディケイド
【道具】基本支給品、桐生萌郁の携帯電話@Steins;Gate、ランダム支給品0~1(確認済)
【思考・状況】
基本:FBの命令に従う。
1.FBの指示に従い、秋葉原駅に移動する。
2.アビソドンはかわいい。
3.アビスハンマとアビスラッシャーはかわいくない。分離しないように厳しく躾ける。
4.メダルの件はやはり報告するべきなのだろうか。
【備考】
※α世界から参戦
※FBの命令を実行するとメダルが増えていきます。
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骨を砕き、肉を咀嚼する音が、無音の空間の中で不気味に鳴り響く。
ミラーワールドでは、萌郁の使役するモンスター――アビソドンが、笹塚の死骸を貪っていた。
アビソドンの中で弄ばれる笹塚は、既に人の形を成していないだろう。
千切れ、潰れ、抉れ、やがては赤黒い肉塊と化しても、怪物は蹂躙を止めようとはしない。
しかし数秒後、アビソドンは突然顎の動きを止め――口から固形の物体を吐き出したではないか。
それは薄い長方形――言わばカードの形をしており、少なくとも人体を構成している物ではないのは明らかである。
アビソドンは不満そうに歯軋りを立てると、カードには目も繰れずに、何処かへと去って行った。
この怪物が見るからに苛立っていたのは、空腹が何故か満たされてはいないからである。
つい先程まで喰らっていた人間は何処に消え去ったのか。
それを知るのは、アビソドンでも、それを使役する萌郁でもない。
「FB」の名を偽る欲望の王の一人が、この謎の真相を握っていた。
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黄陣営のグリード、すなわち現在のリーダーである
カザリは、
IS学園の屋上の床に腰を落ち着けて、日の光を全身に浴びながら天王寺の携帯をいじっていた。
桐生萌郁が「FB」に依存し切っており、命令なら人殺しすら躊躇しない危険人物であるいう事は、
彼女から送られてきたメールに同封された写真で、十分に理解できた。
現在カザリの携帯には、片腕が欠如している人間の死体が映し出されている。
夥しい血液の中で倒れ伏しているこの男の名は「
笹塚衛士」。
彼女のすぐ近くに居たが故に、不幸にもカザリの実験の対象にされてしまった男だ。
「それにしても刑事さんも可哀想だよねぇ……まさかこんなに簡単に死ぬなんて思ってなかっただろうし」
そう言って、カザリがほくそ笑んだ。
今の彼の言葉は、"独り言"と言うよりは"誰かに聞かせる為に"言っている様に聞き取れる。
しかもそれは、笹塚の死があたかも聞かせている側に責任があるかのような口振りをしている。
「もうちょっと抵抗すると思ったんだけどなぁ……ま、どうでもいいんだけどね」
明らかに死体を軽蔑している口調で言い切ると、カザリは手に持った携帯に、再び目を向けた。
メールには写真の男を殺害した報告と、次の指令を教えて欲しいという要求が書かれている。
律儀に命令を要求してくる彼女の行動は、カザリに忠犬を連想させた。
「さてと、次はどう動かそうかな……」
IS学園周辺にはもう誰も居ないから、彼女を移動させるのは確定事項であるが、
ここで問題となってくるのが"何処を目的地にさせるか"だ。
此処から一番近い場所にいる参加者は、警察署をスタート地点とした「
暁美ほむら」と「
岡部倫太郎」。
さらにそこから少し移動した場所にある風都には、「
美樹さやか」と「大道克己」、そして「
アポロガイスト」。
萌郁がよく知る秋葉原には「
鹿目まどか」、「巴マミ」、「
桜井智樹」の三人。
黄陣営の参加者は「巴マミ」だけだが、彼女はとてもじゃないが殺し合いに乗るような性格ではない。
それ以外の陣営の参加者も、殺し合いに積極的になりそうなのは「アポロガイスト」くらいだ。
性格から考えて、この男と同盟を結成するのも難しいだろう。
つまり――カザリと萌郁は敵陣の真っ只中に居るも同然なのだ。
オーズ=
火野映司がすぐ近くにいる
ガメルよりかはまだマシなものの、それでも他のグリードよりも不利である事に変わりはないだろう。
「ちょっと難しい配置だよね……ねえ、何か良いアイデアない?」
表情に余裕を浮かべたまま彼は振り向き、その方向に声をかけた。
本来ならば、誰も居ない筈のその場所には――男が立っている。
カザリは今まで、この男に対して言葉を投げかけていたのだ。
饒舌なグリードとは対象的に、彼は沈黙を保ったまま、前方を見据えている。
その目は、今まさに襲い掛からんとする獣のような殺気を孕んでいた。
「……たまには何か言ってもいいんじゃない?もう敵対してる訳でもないんだし」
カザリがそう言っても、男は猛獣の気配を潜ませようとはしない。
「扱い辛いなぁ」と呟くと、立ち上がって改めて男と対面した。
格好が妙にだらしないせいで、鋭い眼光はまるで服装に似合っていない。
しかし、それは逆に言ってしまえば、身に纏う気配だけで弱者を震え上がらせてしまう事を示している。
――その男の名は「笹塚衛士」。闇に意識を埋めた筈の男が、カザリの目前で立ち尽くしていた。
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話を進める前に、説明しなければならない事がある。
「シナプスのカード」についての話だ。
その名の通りシナプスが製造した道具で、種類は新型と旧式がある。
新型の方は、使用者が望んだあらゆる物資を調達するという機能を有している。
物資と言っても、望むものはどんな形であろうと――例えそれが実現不可能な野望であっても――叶えてしまうので、
言ってしまえばそれは、聖杯のような願望器の一種と言っても良かった。
一方の旧式は、新型と同様に、常軌を逸した能力を秘めてはいるものの、
機能が予め決められてしまっているので、新型よりも遥かに劣っていると言える。
さて、この殺し合いで笹塚衛士に支給されたのは、オートマグとコアメダル、そして"旧式の"シナプスのカードだ。
このシナプスのカードの効力は――"複製人間の製造"。
正式に言えば、「シナプスのカード」そのものが対象と同じ姿に変化する、と言った所だろうか。
……これだけ聞けば、どうして死んだ筈の笹塚が、カザリと対面しているかが理解できるだろう。
結論から言ってしまえば、萌郁に殺害された笹塚は"複製体"なのだ。
死んだ笹塚の首輪にメダルが無いのは、その為である。
"複製体"を殺させたのは、笹塚本人ではなくカザリの意思によるものだ。
萌郁を利用する際、彼女が「FB」の命令にどこまで従うかを試す必要があったのである。
"本体"は所詮、彼の目的に協力したに過ぎない。
効力も把握しないまま、意図せずにカードを使ってしまった笹塚の前に現れた、自分と瓜二つの男。
まだ意識が無かったのが幸いして、面倒な事にはならなかったものの、
使い道の分からない"複製体"を前にして、彼は頭を抱えざるおえなかった。
丁度その時に彼に声をかけたのが、他ならぬカザリだったのである。
彼の「"ある条件"と引き換えに"複製体"を使わせてほしい」という要求に、笹塚は首を縦に振った。
"複製体"の使い方も思いつかないし、何よりも"ある条件"が彼にとって魅力的なものだったからだ。
笹塚のやる事とすれば、デイパックを"複製体"に預けるだけで良い。
後で返してくれるかが少し不安だったが、目的の達成の為なら仕方ないだろう。
(結局、その支給品はちゃんと笹塚の元に返ってくる事になったのだが)
そこから先は、既に語られた通りだ。
行動を始めた"複製体"は、カザリの操る萌郁と遭遇し、その結果片腕を捥がれて失血死する事となった。
カザリの"萌郁の「FB」に対する忠誠を確かめる"という目論見は、見事達成されたのである。
ちなみに、これは笹塚とカザリは知らない事だが、"複製人間の製造"の製造には既に前例がある。
その時の"複製体"は、肉体は縮小し、理性も存在しないも同然の状態だった。
しかし今回の場合、カードを用いて"複製体"を作っていた前回とは異なり、カードそのものが"複製体"となっっている。
つまり、この二つのケースは似ているようで全く違うのだ。
それならば、今回の"複製体"に理性があるのにも納得がいくだろう。
前例の場合は"理性のないコピー"を製造でき、今回は"理性のあるコピー"が製造できた――要は、カードの効力の違いに過ぎないのだ。
……尤も、それでも完全な理性の複製は難しかったようで、"複製体"の性格には若干違いが出てきてしまったのだが。
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数分後、屋上に居るのはカザリ一人となっていた。
笹塚の姿は、もう何処にも見当たらない。
既にカザリと取引きを終えて、IS学園を出て行ってしまったからだ。
「なにもあんなに無愛想じゃなくても……」
不機嫌そうに、カザリがぼやいた。
友愛という言葉とは無縁な笹塚の態度に、少しばかり不満を感じているのだろう。
だからと言って、彼があの獣じみた男に悪印象を抱いているかと言われると、そうでもない。
カザリは笹塚に対し、好印象どころかゲームを盛り上げてくれるという期待感すら持っていた。
ああいう危険人物が、より一層ゲームの面白さを増幅させてくれるのだ。
詳細名簿には、笹塚は自分一人で復讐を果たそうと暴走気味に行動していると書かれていた。
この記述を見た途端、カザリはまず第一に彼に会おうと決心していたのである。
恐らく笹塚は、生存の為なら手段を選ばないだろう――そこが良いのだ。
敵味方関係なく、あらゆる物を利用し、無自覚の内にかき回してくれる。
カザリの"複製体を使う代わりに自身の陣営に加える"という要求に乗ったのが、その証拠だ。
上機嫌になったついでとして、笹塚に"プレゼント"を与えてやったが、きっと彼なら上手く使いこなしてくれるだろう。
真木清人がこのゲームを開いた目的は、カザリには分からない。
単独犯なのか複数犯なのかすらも、陣営のリーダーである筈のグリードには教えられていないのだ。
すなわちそれは、自分達も所詮はゲームの駒としか認識されていないという事を意味している。
「……楽しいよ、ドクター」
空を見上げ、そう呟いた。
生存本能という、原初から存在する欲望を満たす究極のゲーム。
欲望の化身たるグリードにとって、これ程愉悦を感じられる場がかつてあっただろうか。
そう考えているからこそ、カザリはこのゲームをどのグリードよりも楽しめた。
「でもさ、ボク達に何も教えなかったのは、ちょっと失礼だよね」
真木清人がこのゲームを開いた目的は、カザリには分からない。
コアメダルを利用した意図すらも、陣営のリーダーである筈のグリードには教えられていなかった。
すなわちそれは、自分達も所詮はゲームの駒としか認識されていないという事を意味している。
それが、カザリにとっては堪らなく不快だったのだ。
"ゲームを思う存分楽しむ"という方針に変わりは無いが、だからと言って、彼は真木を全面的に信頼している訳ではない。
(ボクは
ウヴァとは違うんだよね……アンタが何も教えないつもりなら、こっちから暴いてやるだけさ)
どう考えても、このゲームは真木一人だけで運営できる規模を超えている。
彼の裏側で、何者かが糸を引いていると考えるのが妥当だろう。
仮にこのゲームで優勝した所で、その黒幕が生還を許すとは限らない。
黄陣営の勝利が決まった瞬間に、用済みと判断されて皆殺しなんて、冗談でも笑えない話だ。
完全勝利を目指すのならば、主催側の手がかりを掴まなければならない――そうカザリは考えたのである。
ネコ科の枠組みに入る生物は、束縛を嫌い、自由を愛する。
ライオンが百獣の王と恐れられ、決して他の種に媚びようとしないのも、この性質があるからだろう。
ネコ科の王であるカザリもそれは同じだ。
決して他者に依存せず、最後は自分が勝利する為に、静かに爪を研いでいる……。
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この殺し合いは、"赤、黄、緑、青、白"の五陣営と、
それらのどれにも属さない「無所属」によるチーム戦だ。
一見すると、それらには深い意味など込められていないが、笹塚はそうとは思わなかった。
無所属を含めば、首輪の明かりの色は"6"種類存在する。
冷酷極まりない殺人ゲーム、"6つ"の陣営、そして何故か名簿に名の載っている「怪盗X」。
これらの要素から、笹塚はある人物がこの殺し合いに関わっているのだはないかという仮説を立てていた。
家族を奪った怨敵であり、人類種に巣食う新種の"病気"――「シックス」。
あの男が、ニタニタと笑いながらゲームを見物しているという可能性。
たったそれだけで、笹塚は激情に身を委ねる事を肯定した。
そう決心させてしまう程、彼の中で猛り狂う獣は暴れまわっていたのである。
――真に自分が正しいと思う時があったら、その時だけは冷静な仮面を脱ぎ捨てろ。
脳内で想起されるのは、生前の父の言葉。
家族の死が無ければ、ここまで記憶に焼きつく事は無かっただろう。
"真に自分が正しいと思う時"があるとするのなら、きっと今がそれだ。
"冷静沈着な警察官"としての笹塚衛士は、桐生萌郁に殺された。
今此処にいるのは、これまで押し込んできた激情を開放した、"復讐鬼"としての笹塚衛士。
生き残り、シックスの元に辿り着く為なら、脱出だろうが優勝だろうが、何だってしてやろうではないか。
カザリから渡された"プレゼント"に目を向ける。
連結されて腕輪の様になっているカプセルは、かつて戦った"新しき血族"の一人が使っていたものだ。
カプセルの中に入った毒の効果が絶大な事は、現物を目にしている笹塚が一番よく知っている。
窮地に陥った時には、きっとこれを使うのだろう。
ヴァイジャヤがそうしたように、敵に"体が溶解していく激痛"を与えるのだ。
……考えた本人が言うのも難だが、反吐が出るような話である。
自身を改めて見返してみて、堕ちたものだと自嘲する。
まさか人を守る立場の警察官が、人の命を奪いかねない行動を取るとは。
二人が復讐鬼としての笹塚衛士を見たのなら、ネウロは失望し、弥子は悲しむだろう。
少なくとも、今の自分は弥子とネウロには見せられなかった――特に弥子には、絶対に。
何はともあれ、まずは情報が必要だ。
殺し合いからの脱出は可能かという判断をつける為には、情報が必須なのだ。
路地に置かれているであろう支給品を回収したら、どこに向かうかは既に決めている――警察署だ。
深い理由はない。ただ単に、一番慣れ親しんだ場所だからである。
「――それじゃ、行くか」
首輪の外された獣の戦いが、遂に始まろうとしている。
彼を突き動かすのは、仇に対する凄まじいまでの怨念。
今は亡き父の教えに従い、亡き母と妹を思いながら、復讐鬼は動き出す。
――目的の為なら、狂うことを躊躇うな。
【一日目-日中】
【G-7/IS学園屋上】
【カザリ@仮面ライダーOOO】
【所属】黄
【状態】健康
【首輪】120枚:0枚
【装備】ヴァイジャヤの猛毒入りカプセル(左腕)@魔人探偵脳噛ネウロ
【道具】基本支給品、詳細名簿@オリジナル、天王寺裕吾の携帯電話@Steins;Gate、ランダム支給品0~1
【思考・状況】
基本:黄陣営の勝利、その過程で出来るだけゲームを面白くする
1.……さて、どこに行こうかな?
2.「FB」として萌郁に指令を与える。
3.笹塚に期待感。きっとゲームを面白くしてくれる。
4.ゲームを盛り上げながらも、真木を出し抜く方法を考える。
5.『閃光の指圧師(シャイニング・フィンガー)』(笑)
【備考】
※参戦時期は本編終盤。
【一日目-日中】
【G-7/IS学園前】
【笹塚衛士@魔人探偵脳噛ネウロ】
【所属】黄
【状態】健康
【首輪】90枚(増加中):0枚
【装備】なし
【道具】ヴァイジャヤの猛毒入りカプセル(右腕)@魔人探偵脳噛ネウロ
【思考・状況】
基本:シックスへの復讐の完遂の為、どんな手段を使ってでも生還する。
1.まずは情報を集める。支給品を回収したら警察署へ移動。
2.「1」の過程で、目的の達成の邪魔になりそうな者は排除しておく。
3.首輪の解除が不可能と判断した場合は、自陣営の優勝を目指す。
4.元の世界との関係者とはできれば会いたくない(特に弥子)。
5.最終的にはシックスを自分の手で殺す。
【備考】
※シックスの手がかりをネウロから聞き、消息を絶った後からの参戦。
※桐生萌郁に殺害されたのは、「シナプスのカード(旧式)@そらのおとしもの」で製造されたダミーです。
※殺し合いの裏でシックスが動いていると判断しています。
※シックスへの復讐に繋がる行動を取った場合、メダルが増加します。
【ヴァイジャヤの猛毒入りカプセル×2@魔人探偵脳噛ネウロ】
カザリに支給。
「新しき血族」の一人であるヴァイジャヤが製造した猛毒が入ったカプセル。
複数のカプセルが連結されて腕輪の様になっており、ヴァイジャヤはこれを腕に付けて使用していた。
毒の効力は凄まじく、カプセル一個で木を腐らせて倒壊させてしまう程。
ヴァイジャヤはこれを片腕に一つずつ付けていたので、今回は二つセットで支給。
こうして、三人の物語は再び動き始めた。
では、改めて宣言させてもらおう――ゲーム・スタート。
最終更新:2014年05月14日 02:28