~次回予告(?)~ アンジュ『最終回よ!みんな準備はいい?』 ヒルダ『これ、ホントに後1話で終わんのかよ?』 アンジュ『劇場版や映像特典。手は色々あるわ』 サリア『結局、クロスアンジュの「クロス」ってどういう意味だったの?』 アンジュ『アンジュが苦労する、って意味でしょ』 サリア・ヒルダ『『ダジャレ!?』』 |
メイ「よし、エンジン修理完了!」
エマ「全システム、再起動します」
アウローラが浮上する。
そこへ、サリアがエンブリヲに倒されたジルを連れてきた。
マギー「アレクトラ!」
サリア「早く担架を!」
ジル「無駄だよ・・・」
マギー達「「「あ・・・・」」」
ジル「それより・・煙草をくれ・・・」
ジルとサリア達は格納庫に移った。
ジル「エンブリヲを、奴のラグナメイルを破壊しようとしたが、逃げられちまった・・・
奴は私には手の届かない所に・・・」
マギーがジルに煙草をくわえさせた。
サリア「ごめんなさい、アレクトラ・・・私、なんて馬鹿な事を・・・」
ジル「ホント・・・あんたは私とソックリだよ・・・まるで・・・妹みたいに・・・・」
「真面目で・・泣き虫で・・思い込みの激しい所から・・・男の趣味までね・・・」
「だから、巻き込みたくなかった・・・ごめんね、辛く当たって・・・」
サリア「アレクトラ・・・・」
ジル「よかった・・・最後に・・あんたと・・・」
ジルが事切れ、くわえていた煙草を落とした。
サリア「アレクトラ・・・・アレクトラーーーー!!
サリアがジルの亡骸を抱きしめ、慟哭する。
タスク達もジルの死を悲しんでいたが、アウローラが大きく振動した。
タスク「何だ!?」
リィザ「時空収淵率98.5・・・」
ジャスミン「諦めるな!」
振動が止まり、皆にある声が聞こえてきた。
?「時間と空間の狭間、非迎時領域の果て、虚数の海、エンブリヲはそこにいます」
ヒルダ「だ、誰だ!?」
サラ「・・・アウラ!?」
救出されたアウラがドラゴンと共にアウローラの上で時空融合を食い止めていた。
エンブリヲに連れ去られたアンジュが目覚めると、そこは寝室だった。
アンジュが外に出ると、多くの墓が立てられた庭があった。
アンジュ「まさか・・・ここ・・」
エンブリヲ「そう、アルゼナルだよ、オリジナルのね」
エンブリヲとヒステリカが降りてきた。
エンブリヲ「二つの地球と二つの人類、マナの世界と調律者。
全てはこの場所から始まったんだよ。そして、まもなく全てが終わる。
おいで、アンジュ。特等席から新世界の誕生を鑑賞しよう」
アンジュ「冗談じゃないわ!」
アンジュが建物の中に駆け込んだ。
エンブリヲ「逃げようとしても無駄だよ。ここは君の知っているアルゼナルではない。
少し昔話をしようか」
エンブリヲ「この島は世界最高の素粒子研究所でね。私はここで多くの物を発見し、生み出した。統一理論、超滞留性粒子、そして、多元宇宙。
別世界への進出は新たな大航海時代の幕開けとなる。
有人次元観測機、ラグナメイル。この機体で別世界の扉を開く計画だった
かってのエンブリヲがヒステリカに乗り込み、実験が始まった。
エンブリヲ「だが、突如発生した局所的インフレーションによりシステムが暴走。この島は時空の狭間に飛ばされた。
アンジュがバルコニーに出たが、そこでエンブリヲが紅茶を飲んでいた。
エンブリヲ「だが、それこそが全ての始まりだった。ここは時が止まった世界だったからね」
アンジュ「え?」
エンブリヲ「無限の時間を持つ私だけの庭、宇宙で最も安全な場所。
私はここからラグナメイルを操り、世界への干渉を始めた。
戦争を終わらせ、新たな地球を用意し、人間を作り直したのだ。人類を導く調律者として。
残念ながら、マナによる高度情報社会は失敗したが、君だけは違った。
私に相応しい強く賢い女、イレギュラーから生まれた天使。
私と共に人類の新たな先祖を作り・・・」
アンジュ「お断りよ!」
アンジュがエンブリヲに殴りかかろうとしたが、逆にエンブリエオがアンジュの頬を張った。
エンブリヲ「これから二人きりなんだよ。永遠にここで」
ヒルダ「時空の狭間!?」
アウラ「そう、あらゆる時空から孤立した特異点からもたどり着けない場所」
ヒルダ「んな所をどうやって行けばいいんだよ!」
アウラ「ヴィルキス、時空跳躍システムが開放されたあの機体なら・・・あ!」
「時間がありません。私が時空融合を押さえている間に早く」
タスク「だけど、ヴィルキスを使えるのは・・・アンジュだけだ」
アウラ「いいえ。人類の未来を照らす光、ラグナメイルはその為に作られし物。
強き意志、人の思いに応えてくれるはずです。必ず」
タスク「強き・・・意思・・・」
ヒルダ「タスク、あんたがやりな」
タスク「え?」
ヒルダ「悔しいけど・・・アンジュとはあんたが一番強く繋がってるんだ」
アンジュはエンブリヲから逃げるも、崖に追いつめられた。
アンジュ「ヴィルキス!ヴィルキス!」
エンブリヲ「無駄だよ、指輪も置いてきた」
アンジュ「このぉ!」
アンジュがエンブリヲを蹴ろうとしたが、
エンブリヲが一にらみすると、アンジュの着ていたドレスが引き裂かれ、
全裸になったアンジュがしゃがみ込む。
エンブリヲ「美しい・・・だが・・・」
エンブリヲがアンジュの頬を張った。
エンブリヲ「だが、君は汚されてしまった!あの忌まわしい猿に!
浄化しなければね、私の愛で」
蔦が伸びて、アンジュの両手を縛った。
タスク達がヴィルキスのコックピットに乗り込んだ。
タスク「頼む・・・ヴィルキス、俺に力を貸してくれ・・・ヴィルキス!」
アンジュ「この・・・・暴力ゲス男!偉そうな事言って・・・結局はヤリたいだけなんでしょ!」
エンブリヲがアンジュの頬を張った。
エンブリヲ「愛する夫にそんな口の利き方をしてはいけないよ。見たまえ」
エンブリヲがアウラとアウローラの映像を出した。
アンジュ「あ!」
エンブリヲ「クライマックスだ」
リィザ「時空融合・・・来ます・・・・」
ジャスミン「しのぎきれ!」
ヴィルキスはまだ起動してなかった。
タスク「どうして・・・どうして動いてくれないんだ!ヴィルキス!
お前はずっとアンジュを守ってきたんだろ!なのに・・・あんな奴に奪われていいのかよ!!」
アンジュの両足に蔦が巻き付き、股が開かれる。
アンジュが`永遠語り`を歌い出した。
タスク「眼を覚ませヴィルキス!俺に力を・・・・貸してくれ!!」
タスクが涙をこぼした。
アンジュ(タスク・・・・)
アンジュも涙をこぼした。
タスクの涙がヴィルキスの指輪にかかると、指輪が輝きだした。
タスク「聞こえた・・・・」
サリア「何?」
タスク「今・・・アンジュの声が!」
ヴィルキスが起動し、元来の姿である黑き姿、ビルキス・ザ・プリミティブとなった。
サリア「ヴィルキスが!」
ヴィヴィアン「すげぇ!」
サラ「私達も共に!」
ヒルダ「よし!」
モモカ「タスクさん!アンジュリーゼ様をよろしくお願いします!」
タスクが頷いた。
クリス「ヒルダ!あたしのラグナメイルで行って!」
ヒルダ「「分かった!」
ロザリー「絶対死ぬんじゃねぇぞ!」
クリス「待ってるからね!ヒルダ!」
エルシャ「サリアちゃん!・・・必ず帰ってきて・・・」
サリア「・・・・うん」
タスク「飛べヴィルキス!」
カナメ「皆様!ご武運を!」
ナーガ「ご多幸お祈り申し上げます!」
ヴィヴィアン「頑張ってけ~~~!」
サラの乗る焔龍號、サリアの乗るクレオパトラ、ヒルダの乗るテオドーラ、そしてタスクの乗るビルキスの4機が時空跳躍を果たし、時の狭間へ向かった。
ヒルダ「あぁ!」
サリア「これが・・・時空の狭間・・・」
サラが自身の`永遠語り`を歌い始めた。
サラの歌声はアンジュの元にも聞こえ、アンジュも`永遠語り`を歌い続けた。
サリア「あ・・・」
ヒルダ「これって・・・」
タスク「アンジュ・・・アンジュだ!サラマンディーネさん!」
タスク達は、アルゼナルを見つけた。
エンブリヲ「ん!」
ヴィルキスらがアルゼナルに来た。
タスク「アンジュ!」
エンブリヲが瞬間移動でアンジュから離れた。
タスクの手裏剣がアンジュの手足を縛る蔦を切り裂いた。
タスク「アンジュー!」
アンジュ「タスク!」
ビルキスがアンジュを助けた。
しかし、その拍子にタスクはアンジュの股間に顔を突っ込んでいた。
並んでいたヒルダが怒っている。
タスク「あ・・・ゴメン!・・・・怖かったよね・・・」
アンジュ「ありがとう・・・来てくれて・・・」
タスク「みんなが力を貸してくれた・・・これを・・・返すって約束したしね」
タスクが出撃前に渡されたアンジュのパンツを返した。
アンジュ「バカ・・・」
ビルキスが着陸する。
その前にヒステリカと剣を構えたエンブリヲが瞬間移動してきた。
エンブリヲ「貴様・・・どうやって入ってきた」
タスク「アンジュはヴィルキスへ、スーツはバケットの中だ」
タスクがアンジュに指輪を返した。
エンブリヲ「アンジュから離れろ!」
エンブリヲがビルキスに向かっていく。
タスクがビルキスから飛び降り、ナイフを構えた。
サラ「タスク殿!これを!」
サラがタスクに自身の刀を投げ渡した。
タスク「ありがとう!サラマンディーネさん!」
エンブリヲとタスクが切り結ぶ。
アンジュ「あなたが連れてきてくれたのね、みんなを・・・」
アンジュがビルキスに乗ると、指輪が輝き、
ビルキスが、ヴィルキスとしての白い装甲に加え、赤いラインと金色の間接部を持つ姿に変わった。
アンジュにも白いライダースーツが着せられた。
アンジュ「さあ・・・行くわよ!ヴィルキス!」
ヴィルキスが飛翔し、人型のアサルトモードに変形した。
アンジュ「みんな!時空を操っているのはあのラグナメイルよ!それをエンブリヲが操作している!」
クレオパトラとテオドーラもアサルトモードに変形した。
タスク「両方倒さない限り・・・・」
サラ「世界は守れないという事ですね!」
焔龍號がアサルトモードに変形した。
エンブリヲ「まだ私を倒すなどと言ってるのかい、アンジュ。
分からなせなければならないようだね、力尽くでも!」
レイジア、ビクトリア、エイレーネ。パイロットを失った筈の残る三体のラグナメイルが、ヒステリカの元に召還された。
アンジュ「やってみなさいよ!」
焔龍號がレイジアと戦う。
サラ「アンジュはあの機体を!」
テオドーラはビクトリアと戦う。
ヒルダ「こいつらはあたしがぶっ壊す!」
クレオパトラとエイレーネが切り結ぶ。
エンブリヲ「ふふ、お帰り、サリア」
サリア「は・・・・」
エンブリヲ「許さんぞ!貴様だけは!」
タスク「それはこっちの台詞だ!」
タスクの斬撃がエンブリヲの左肩を切り裂き、エンブリヲは瞬間移動で距離を取った。
タスク(不確定世界の自分と入れ替わらない?)
「お前が本体のエンブリヲか!」
タスクがエンブリヲに切り掛かるも、エンブリヲは瞬間移動で距離を取り、
そこから瞬間移動と銃撃を繰り返し、タスクを翻弄する。
エンブリヲ「我が妻を愚弄した罪、無限に殺し続けてくれるわ!」
エンブリヲ「戻ってきてくれると信じてたよ、サリア」
サリア「ええ・・・あなたを倒すためにね!」
クレオパトラがエイレーネに切り掛かる。
サリア「これがアレクトラの敵!!」
エンブリヲ「ふっ、可愛いサリア・・・」
エイレーネの目が緑色に光ると、クレオパトラの目も緑色に光り、動きが止まった。
エンブリヲ「君は私に従っていればいいんだよ・・・」
クレオパトラがレイジアと戦う焔龍號にビームライフルを向けた。
サリア「よけて!」
クレオパトラのビームライフルを焔龍號はかわした。
サラ「!?」
ヒルダ「何だよ!どうしちまったんだこれ!あ・・・・」
テオドーラも焔龍號に切り掛かる。
タスクの手裏剣をエンブリヲがかわす。
エンブリヲ「何故、アンジュを抱いた!」
「女など現実の世界にはいくらでもいる!いくらでも選べたはずだ!」
エンブリヲがタスクの背後に瞬間移動し、剣でタスクの右肩を貫いた。
エンブリヲ「私は千年待った・・・私にはアンジュしかいなかったのに!」
しかし、タスクもエンブリヲの腹を刀で貫いた。
ヒステリカとヴィルキスが互いの剣とビームシールドを交錯させる。
エンブリヲ「アンジュ・・・君も人間だ。私が導かねば幸福になれない」
サラ「だから無理矢理かどかわし、暴力で支配しようとした」
焔龍號がレイジアを体当たりではね飛ばした。
サラ「恥ずかしい男ですね、調律者よ!」
アンジュ「サラ子!」
ヒルダ「そんな卑怯な男にコマされるアンジュじゃねぇっての!」
アンジュ「ヒルダ・・・その通りよ!私は誰の思い通りにもならない!」
サリア「は!・・・・そうよ、私だって・・・、アウラが言ってた。ラグナメイルは人の思いに応えてくれるって・・・私は私よ!もう誰の支配も受けない!!」
サリアの指輪が輝き、クレオパトラが青き姿、ウリエルモードに変化した。
ヒルダ「あたしもクソみたいな男の思い通りにはならねぇ!!」
ヒルダの指輪が輝き、テオドーラが赤き姿、ミカエルモードに変化した。
エンブリヲ「何!?」
サリア・ヒルダ「「はーーーーっ!」」
テオドーラのビームブレードがエイレーネを横に両断し、
そこへクレオパトラが剣を突き刺し、エイレーネは大爆発した。
エンブリヲ「何故だアンジュ!無限の時間に無限の愛!私に支配される事が何が不満だというのだ!」
アンジュ「人間だからよ!」
エンブリヲ「!?」
アンジュ「支配をぶっ壊す!好戦的で反抗的なイレギュラー!それが人間なの!」
ヴィルキスの剣がヒステリカの右腕を切り飛ばした。
エンブリヲ「くぅ!」
サラ「はーーっ!」
焔龍號のバスターランチャーの銃剣「振電」がレイジアを貫いた。
アンジュ「今なら分かる!何故ノーマが生まれたのか!」
サラ「成敗!」
焔龍號がレイジアを貫いたまま、バスターランチャーを撃ち、レイジアを粉砕した。
アンジュ「人間はあなたなんかに操作されないと言う遺伝子の意志!」
クレオパトラが時空跳躍を繰り返し、ビクトリアを翻弄した所を
テオドーラがビームブレードで縦に両断し、撃破した。
サリアとヒルダがサムズアップを交わす。
アンジュ「なぜノーマが女だけだったのか?愛する人と子を成し、あなたの世界を否定するため!だからお母様は歌と指輪を託してくれたのね・・・腐った創造主が作ったこの腐りきった世界を壊すために!」
エンブリヲ「1,000年の中から選んでやったのに・・・私の愛を理解できぬ女など・・・最早不要!」
ヒステリカが収斂時空砲、ディスコード・フェイザーを展開した。
アンジュ「何が愛よ!キモイ髪型でニヤニヤしていつも斜に構えている恥知らずのナルシスト!!」
ヴィルキスもディスコード・フェイザーを展開した。
アンジュ「女の扱いも知らない千年引きこもりの変態親父の遺伝子なんて生理的に絶対無理!!」
ヒステリカが先にディコード・フェイザーを撃ったが、割り込んだ焔龍號が自身の収斂時空砲を放ち、相殺した。
アンジュ「塵に帰れーーーーー!!」
ヴィルキスの放ったディスコード・フェイザーはヒステリカを直撃し、下半身と右肩が粉砕され、顔の装甲も砕かれる。
ディスコード・フェイザーが止まった後には、ヒステリカはボロボロの上半身だけになっていた。
エンブリヲ「ば、馬鹿な!?」
タスク「父と母と仲間の無念!今こそ受けろーーーー!!」
タスクが飛び上がり、エンブリヲに向けて、刀を振り下ろした。
エンブリヲは刀を構えて、防ごうとするも、タスクの一撃は剣をへし折り、エンブリヲを顔面から切り裂いた。
エンブリヲ「あ・・・・あぁ・・・・・」
エンブリヲ「アンジューーーーーー!!」
ヒステリカが残った左手を伸ばし、ヴィルキスに向かう。
アンジュ「私を抱こうなんて一千万年早いわーーーー!!」
ヴィルキスのビームブレードがヒステリカを切り裂いた。
エンブリヲ「ウアアアアァァッ!!」
ヒステリカが大爆発。それと同時に、時空の狭間も消滅し、
アルゼナルはもう一つの地球の海に転移した。
ヴィルキスと焔龍號が着陸する。
タスク「アンジュ!」
アンジュ「タスク!」
タスクとアンジュが抱き合う。
タスク「アンジュ・・・・」
アンジュ「タスク・・・・」
アウローラがドラゴンと共に海に着水した。
ヴィヴィアン「ここでクイズです!何処でしょうか、ここは?」
エマ「とっても見覚えがるような・・・」
アウラ「ようこそ、我々の星、真なる地球へ」
ヴィヴィアン「ねーねー、何でアルゼナルでかくなってんの?」
アウラ「時空が開放され、全てがあるべき場所に戻ったのです。
時空融合は停止し、世界が開放された。戻ってきたのです。世界があなた達の手に」
タスクとアンジュの近くにミイラ化したエンブリヲの亡骸があった。
アンジュ「終わったのね、リベルタスも・・・・」
タスク「ああ・・・・」
サラ「これからどうされるのですか?貴方が戦う理由も、私達が殺し合う理由も、もう無いのです」
アンジュ「国を作るわ、ここに私達だけの国を。ノーマも人間もドラゴンも関係ない、皆が自分の意志で生きる、厳しくて当たり前の世界を」
ヒルダ「あたしは、あんたと一緒に行くよ。何処だってさ・・・」
モモカ「それは私の仕事です。・・・・あ、あの・・・あちらの地球はどうなるのでしょうか・・・」
アンジュ「知ったこっちゃないわ。エンブリヲは死んだ、これからはもう誰も導いてくれない」
荒廃した元の地球。
3人組の男達が少女から食料を奪っていたが、
アンジュの妹だったシルヴィアの率いる武装グループに撃ち倒された。
シルヴィア「死にたくなければ、戦いなさい」
シルヴィアが虐げられていた少女にかけた言葉は、アンジュが彼女に言った言葉と同様のものだった。
アンジュ「自分達の力で生きていかなければ、野垂れ死ぬだけだわ」
モモカ「そう・・・ですね」
アンジュ「さ、私たちも行きましょ。自分の道を自分の足で」
サリアたち「「「「「イエス・マム!!」」」」」
前期OP「禁断のレジスタンス」がEDテーマとして流れる中、
アンジュ達のその後が映されていく。
サラ達はアウラの民の里に戻り、サラが大巫女から労われた。
ヴィヴィアンが両親との再会を果たした。
が、父親はアウラの民の性質上、巨大ドラゴンの姿だったので、
付き添っていたサリア達は、(エルシャを除いて)驚愕している。
アウローラがラグナメイルと共に荒廃した町を飛行し、
ジャスミンが商品を探していた。
ジャスミンモールで、
ロザリーとクリスが髪留めを探していて、
アンジュとタスクは「喫茶アンジュ」の制服を見ていたが、
ヒルダは顔を赤らめ、恥ずかしがっていた。
クリスが殺してしまったマリカやエンブリヲに利用されたまま死んでいったターニャとイルマ達の墓を、クリスやサリア達が涙ながらに参っていた。
アンジュとタスクの馴れ初め、そして「一つになった」時のハイライト。
アンジュとタスク、モモカやアウローラのオペレーター達による、「喫茶アンジュ」が開店した。
アンジュとサラがカラオケで対決する。
(ちなみに端末に映っている映像は、前期OPの二人の機体が激突している所である)
マギーがエマやメイと共に、グレイブとスクナー級ドラゴンを使って、病院を建設していた。
サラとアンジュが大巫女とアウラとドラゴン達を背に握手を交わす。
そして、前期OPのラストの様に、ヴィルキスらが編隊を組んで飛んでいて、
着陸したアンジュ達の集合カットを映した所で、幕が降りた。
最終更新:2017年07月04日 21:19