妖怪ウォッチのエンディング

※主人公はデフォルトネームであるケータにしています。

妖魔界と人間界の支配を目論もうとしていたイカカモネ議長は主人公とその味方である妖怪達の前に倒された。

イカカモネ議長「イカん… なぜこの私が…! こんな結末はイカんじゃないかと…。
          お前たちのように 人間と馴れ合い 誇りを失った者たちに なぜ私が…。」
ウィスパー「妖怪の誇りってなんなんでしょうねえ?」
ウィスパー「私はケータくんの執事になれたことを誇りに思っています。」
ジバニャン「オレっちだって後悔してないニャン!」
コマさん「オラもズラ!」
ウィスパー「エンマ様はよく言っていましたよ。 この世に最も必要なのは 支配などではなく 友情なのだと。」
ウィスパー「思い知ったでしょう。 これが私たちの友情パワーです!!」
ケータ「ウィスパー…。」
イカカモネ議長「う ぐわあああああああ!!!」

イカカモネ議長は消え去り、元の風景へと戻る。

ケータ「……。 終わったのかな…?」
ウィスパー「いいえ まだ終わっていません。 私たちには 妖怪エレベーターを閉じるという大仕事が残っています。」
ケータ「えっ? 妖怪エレベーターを閉じちゃったら ウィスパーたちも消えちゃうんでしょ。 あいつを倒したのに なんで…?」
ウィスパー「イカカモネがいなくなっても 妖魔界はいまだ混乱しているはずです。
       その混乱の影響で 悪い妖怪達が 人間界に来ようとするはずです。
       それを防ぐためには 妖怪エレベーターを閉じるしかないのです。」
ケータ「そんな…!!」
ウィスパー「ケータくん。 出会いには別れがつきもの。
       ここで出会った時から 私たちが 別れる事は決まっていたんですよ。」
ケータ「…」
ウィスパー「さあ 妖怪執事ウィスパー。 最後の仕事です…! うぃす!!」

ウィスパーは力を解放し封印の札を取り出す

ウィスパー「この封印で妖怪エレベーターは使えなくなるはず 閉じろ!妖怪エレベーター!」

ウィスパーは封印の札を妖怪エレベーターに貼り付けると光のオーラが放たれる

ケータ「ウィスパー…」

ウィスパー「封印されればこれで終わりです 私たちは元の世界に帰ります」

次々と消えてゆく妖怪達

ウィスパー「ですが悲しむことはありません」
ジバニャン「バイバイニャン…」

妖怪が消えるとケータが付けていた妖怪ウォッチも消える

ウィスパー「お別れです…さよなら…」
ケータ「ウィスパー!」

扉から光が放つと妖怪エレベーターは消滅。

ケータ「ウィスパー…」

ケータが神社へ戻ると、桜の花びらが舞い散っていた

ケータ「ウィスパー、ありがとう…さよなら、妖怪さんたち…」

ケータの視線には桜の木と都会の風景が写り、スタッフロールが終わると食パンを加えながら出かける準備をしていたケータがいた。

ケータ「いってきまぁーす!」

家を出るケータ。

ケータ「またいつもの毎日が始まった、ごく普通の…」

ケータは途中で後ろを振り向く、気のせいかのように前へ走る途中、ある音に気づく、再び元に戻ると妖魔界へ戻ったはずのジバニャンがいて、更に他の妖怪達もいたことにケータは喜ぶ。

ケータ「ごく普通の毎日だ!」

そしてウィスパーが町の空を駆け回ることで物語は終わる。

おしまい 

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最終更新:2014年10月26日 21:42