ドクター・ドリトル (吹替版)のオープニング

子供は想像力が豊かだ。これ世間の定説ね。ほら子供ってよく犬やボールやらバナナやら話しかけるじゃない。でもそれが想像じゃなかったら?本当に話しができたら?ボールとバナナじゃないや青臭い

|DOCTOR DOLITTLE|(背景黒、文字白)

自分の犬とだよ

幼いジョンが犬と話していた。

犬「私たち犬とは人間との時間とは他の概念とはちょっと違うんですよ。どうしてかって?、犬は時計を持ってないでしょ?ご主人がどっかへ言っちゃうと置いてかれたってことはわかるんだけど、待ってる時間の長さがわからないわけよ」
ジョン「なんで犬って、お尻の匂いを嗅ぎ合うの?」
犬「ああ、あれ?、犬にとっては同じなんですよ。どんなやつかしりたいときは、お尻を嗅ぐの」
ジョンの父「ジョン!犬と話すんじゃないよ。人間のことはわからないんだよ」

ジョン「最初はおやじさん、妄想だからと大目に見てた。でもジョンの場合犬との会話はエスカレートする一方、危ない線までいちゃった」

ジョンの父が犬と一緒に息子を連れ出す。

ジョンの父「校長先生」
校長「ドリトル先生」
ジョンの父「息子のジョンです。こちらが新しい校長先生だよ。ご挨拶は?」
校長「よろしくねジョン」

するジョンは校長先生を無視し、尻のにおいを嗅ぐ。

犬「ああ、これはまずい」
ジョン「よろしく」
犬「なんてことを、真似しちゃだめよ」

ジョン「親父さんも放とけなくなった」

ジョンの父は霊媒師を呼ぶ。

ジョンの父「お待ちしてました」
霊媒師「この子から立ち去れ!邪悪なものと共に立ち去るのだ!立ち去れるこの者の悪魔!いますぐ離れるのだ神の命令だ!」

霊媒師はジョンにお祓いし、ジョンが怯える一方で犬がとっさに霊媒師の足を噛みつく。

犬「乱暴しないで!」
霊媒師「誰かこの犬を!助けて!」

ジョンは笑顔になり笑って、変わってその犬は保健所で連れられる。

ジョン「友達だったのに…」
ジョンの父「人間の友達をつくればいい」

ジョン「その日らジョン・ドリトルは動物と話すのをやめた」

ジョンの父「いつか、お前も父さんに感謝するよ」

そのうちそんなことを忘れて、何か満たされないなと思いつつもドリトルはどこにでもいる普通の大人に成長した。そう、つまらねえ大人に。

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最終更新:2017年07月07日 21:30