トランスポーター3 アンリミテッド (吹替版)のオープニング

TRANSPORTER(文字オレンジ) 3(文字赤)(背景黒)

とある海原にタンカー船が移動していた。
変わって船内の倉庫。
とある二人組が倉庫内を歩いていた。

男A「91…92…この奥だ。ばれたらやばいぜ」
男B「ボトル1本、締めたってだれも知らないって」

男らは倉庫のドアをこじ開ける。

変わって操縦室。

船員「船長、天候は問題ありません。あと2、3時間ほどで港に着きます」
船長「順調だな」
船員「失礼します」

一方で倉庫内では泥棒の男2人がコンテナをあける。

男A「臭え!なんだこの臭いは!薬より強烈だ」
男B「よるぜ、お前はバラのにおいか?」

男らが倉庫に入るとライトが点灯する。

男A「おい、見ろよ」

コンテナ内には危険物らしきものがはいっているドラム缶があった。

男B「倒れてる」

その男らがドラム缶を調べるため、ドラムを立て直す。

男A「これのどこが酒だよ」

男らがドラム缶を開けた瞬間、失神し痙攣する。
一方で倉庫内で異常があったのを確認する船員。

船員「船長トラブル発生です、コンテナです」
船長「どの区画だ?」
船員「101です」
船長「くそっ、舵を頼む」
船員「はい」
船長「まずいぞ」

一方で倉庫内入口に船員らが行く。

船長「まずはマスクだ」

船長を筆頭に倉庫のコンテナ内へ行くとコンテナを開けた2人が死んでいた。

船員「これは酷い」
船長「片付けろ」

二人の死体は海へと投げ捨てられる。
変わってフランスの港で黒い車が船から降り、橋の国境ゲートで泊まる。

局員「おはようございます」
マルコム「おはようございます」

車に乗っていたのはジョナス・マルコムで席の隣には女性が眠っていた。

局員「パスポートをお願いします」

マルコムはパスポートを差し出す。

局員「船酔いですか?」
マルコム「ああ、波は穏やかだったけどはしゃぎ過ぎちゃって」
局員「イビサ島で」
マルコム「ええ、どうも」

マルコムは国境前の橋を通過する。

一方でとはる海岸沿い。
ボートで運び屋のフランクと警部のタルコーニが釣りをしていた。

フランク「餓鬼のころは親父とよく釣りをしたよ。なぜか魚の居場所が分かる男でおやじがここだって言えば必ずだ」

フランクは寝ていたタルコーニを起こそうとするが目が覚めない。
一方でマルコムの車は国境ゲートで止まる、その頃フランクは釣りを続けていた。
国境ゲートではセキュリティチェックが行われようとしていた。

警備員「セキュリティチェックです」
マルコム「なんで?危険人物に見える?」
警備員「規則です。身分書をもって事務所に行って下さい」
マルコム「ああ、はいどうぞ身分証はこれだ」
警備員「事務所でコンピューターで照合します。彼女も」
マルコム「寝てるのに」
警備員「いいから早くして」
マルコム「わかったよ」

マルコムがそれを言った瞬間アクセルを踏み、一方で釣りをしてたフランクと眠っていたタルコーニが目が覚めると同時に竿に餌がかかる。

タルコーニ「来た!なんだこりゃ!おい!引きだ!」

マルコムは警備員が振り向いている隙に車を全速力で発進させ国境を突破する。
大物を釣り上げようとするタルコーニ。

フランク「早く!逃げられるぞ」

マルコムは追手であるパトカーから逃げ続ける。

フランク「ああ、きたきた!がんばれ!警部!」

マルコムは都市部へと行きを追手から逃れ続けている。
マルコーニは全力で大物を釣り上げようとしていた。

フランク「こいつはすごい大物だ、逃がすなよ慎重に行け!」

マルコムは狭い路地に入りパトカーの追っ手を阻ませようとする。

フランク「後一息!」

フランクは大物をつり上げようとするタルコーニ警部を励ます。
一方でマルコムは狭い道路で追っ手から逃げ続けてる。

フランク「左!×2、ああ右だ!。まるで曲芸の世界だな手を貸そう」
タルコーニ「いや、大丈夫だよ」
フランク「こっちは君が生まれる前から海で釣ってるんだ、うわっ!」

するとタルコーニの釣竿は消える。

一方でマルコムは運よくパトカーが別の車と衝突したのを機に追手は阻まれ、なんとか振り切る。
変わって海岸沿い。
タルコーニは大物を釣り上げられなかったことに落ち込む。

フランク「惜しかったな、あと一息だったのに」
タルコーニ「フランス人はユーモアのセンスある。立ち直りも早いんだ」
フランク「センスはないだろ、ジェリー・ルイスが大人気だから」
タルコーニ「馬鹿言うな天才だった」
フランク「天才は相方の方だ」
タルコーニ「ビン・マーティンは酒とたばこを持ってたってた」
フランク「だから天才なんだ、笑いを取るのは誰だっているさ、やつは来るだけで笑わせる」

二人が会話し続ける中、タルコーニの携帯電話が鳴る。

タルコーニ「はい」
警察「タルコーニ警部か?」
タルコーニ「タルコーニです」
警察「アウディを街が暴走してる」
タルコーニ「わかった。残念だが釣りを切り上げなきゃならなくなった。一台のアウディがとんでもないスピードでマルセイユを暴走してるそうだ。」
フランク「おれを見るな」
タルコーニ「署長に確かめるように頼んだ。白だと言ってる。君には完ぺきなアリバイがまたしてもな。」

するとフランクの釣竿に魚がかかる。

フランク「待ってくれ
タルコーニ「悪いが無理だ
フランク「今日、始めてかかったのに
タルコーニ「すまんな
フランク「頼むよ
タルコーニ「だめ」
フランク「待って、まだボート
タルコーニ「駄目、もうあきらめろ
フランク「それだけは頼むよ

変わってとある空港。
飛行機から降りたのはテロ対策のデルタ部隊出身のボディーガードであるジョンソンとその同僚らであった。

税関の検査室。

女性検査員「パスポート。早く」

ジョンソンはパスポートを渡す。

女性検査員「ウクライナにいらした目的はジョンソン?」
ジョンソン「仕事です」
女性検査員「どんなお仕事ですか?」
ジョンソン「環境保護に携わる
女性検査員「お通り下さい

ジョンソンとその同僚らは通過する。

ジョンソン「ありがとう

一方でウクライナの議事堂内らしきところで環境大臣・レオニード・ヴァシーレブに多くのマスコミが集まっていた。

キャスター「環境保護大臣。オデッサの医療保護会議で議長国代表として事実ではどんなものが掲げられる予定ですか」
レオ二ード「方法は一つ環境保護だ、卑怯のない政策を呼び寄せ」
キャスター「ですがグローバル経済で嫌がろうととする企業は出るでしょう、彼らは愚痴です。今日の達成としては現実の問題でかなり厳しくないですか」
レオニード「地球に人が住めなくなる方法が厳しいさ。会合があるので失礼する。森林をすくうためにある企業と戦ってくるよ」

レオニードは執務室へと行く。

女職員「明日の演説の原稿です」
レオニード「ああ、出来はどう?」
女職員「する人も多分多いでしょうね
レオニード「上出来だ

レオニードは机の上に置かれてあった親展の封筒を見る。
すると封筒の中から着信音が鳴り、開けると携帯電話があってレオニードはかける。

レオニード「はい」
ジョンソン「こんにちは大臣。
レオニード「誰だ」
ジョンソン「名前を言う必要はない。ECOコープの代理人だ彼らに代わって交渉を進めるために連絡した。ウクライナでの例の事業を認証してほしい。」

相手はジョンソンであった。

レオニード「何を言っている、どこの側が知らんが、件は終わった。交渉はない
ジョンソン「悪いが再検討してもらおう。あんたはいやでも応じることにその封筒の中身を見ればね」

レオニードは封筒の中身をみると契約書であった。

ジョンソン「また連絡する。

フランクの自宅。
フランクは釣りでとった魚を料理し食べた後、ソファーの上に座っていた。
フランクは時計を見て時刻を確認し、テレビを消そうとする中、車の音に気付き車がもろともフランクのリビングに突っ込み、それを見たフランクは救急部隊に連絡する。

救急隊『救急サービスです』
フランク「目の前で交通事故だ。救急車を頼む、ファレーズ通りの8だ」

フランクは連絡した後、運転席を見るとマルコムがおり、パスポートを見るとマルコム・マンヴィーユ本人であった。

フランク「マルコム×2」

回想。フランクがある依頼人に代理人を要求する。
代理人「依頼料を聞いたんだぞ。なんだこれは」

フランク「その男ならたぶん引き受ける彼に頼め」

依頼人「ボスはあんたを見込んだんだぞ。」

フランク「だったら見込み違いだ」

依頼人「うちのボスの特徴は二つ。判断に間違いはない、誰にもノーとは言わせない」

フランク「何事に初めてはある」

フランクが立ち去ると手下らが阻む。

依頼人「今回じゃない」

フランク「やめといた方がいいぞ、依頼人「俺に指図できる立場など本気で思っているのか?給料やるから考え直せ」

フランク「5秒やるからこの汚い手をどけろ」

フランクはとっさに手下らを振り払い格闘戦となり、依頼人となる男とその手下を気絶させ立ち去る

フランク「マルコム×2、聞こえるか」

マルコムは目を覚ます。

フランク「いつでも寄ってくれって言ったが…」
マルコム「あんたに頼るしか…」
フランク「ああ、もう大丈夫だ
マルコム「よせ、車から降ろすな
フランク「体の楽にするだけだ。すぐに救急車がくる。」
マルコム「救急車はまずい」
フランク「いや医者に見せないとだめだ、打たれてるじゃないか」

するとフランクはマルコムの腕にはめられていた銀色のブレスレットに気づく。

マルコム「車から離れられないんだ。」
フランク「落ち着け、何も心配するな。大丈夫だすぐによくなる」

すると救急車がやってくる。

救急隊員「よしいくぞ」「早くしろ」
フランク「けが人は中だ」
救急隊員「そこで」
フランク「ああ」

救急隊員らは重症のマルコムを見る。

救急隊員「もしもし」
フランク「極力慎重に運べ」
救急隊員「わかってますご心配なく。もしもし聞えますか?」
マルコム「車…よせ…」
救急隊「この手を右に持って」
マルコム「車…」
救急隊「揺らすなゆっくり」

救急隊はマルコムを救急車に運ぶ。

救急隊「よし乗せるぞ1…2…3!」

マルコムを救急車内へ入れさせる。
フランクは車を見るとマルコムといっしょであった女性が横たわっており、返送用の鬘を被っていた。
その女性は目が覚める。

女性「ここって、天国?
フランク「むしろ地獄だろうな
女性「私を助けてくれる?
フランク「まあそれは事の大きさによる
女性「信じちゃだめ
フランク「それはごモットーだ、それで?
女性「だめここにいなきゃ
フランク「ここに何かあるのか?
女性「違う、こっち

女性にもマルコム同様の銀色のブレスレットがはめられていた。
救急車が発進する音に気付いたフランクはとっさに追いかける。

フランク「おい待て!」

すると救急車は無残にも爆発する。
フランクは自宅に戻り、女性と再び接触する。

女性「忠告したのよ」

するとその女性が言った瞬間、フランクは不意打ちのパンチを殴られ気絶する。

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最終更新:2017年07月07日 21:38