エリカ・ベインは婚約者のデイビッド・キルマーニと共に夜のセントラルパークで犬の散歩をして3人の不良に襲われ、その中でデイビットは重症の末に殺され、犬は行方不明となり、エリカはそのトラウマの中、裏取引で拳銃を手に入れて私刑として数多くの犯罪者を射殺する中、ラジオショーのファンであるショーン・マーサー刑事と出会い情報提供した末にデイビットを殺した3人組の犯人の居場所を見つけにそのリーダーとなる男を射殺した。
エリカは敵討ちをして落ち着いたのか、マーサー刑事に自分自身の自首を要求し、拳銃を返そうとする。
エリカ「さあ連れてって」
マーサー「君を連れて行くと、俺も捕まる」
エリカ「そんな、あなたは何も悪くないわ」
マーサー刑事はエリカの銃を受け取る。
マーサー「それじゃあ、もう一人だけ撃たないとな。制裁者なんてどこにもいなかったんだ。真実は3人のチンピラによる殺人、セントラルパークで恥を締めて。やつらは銃を一丁買った。そして仲間割れをして殺し合いに。おれは肩を撃たれ正当防衛で発砲した。ここだ」
エリカ「撃てない。」
マーサー「悪党なら撃てるだろう?おれは人殺しに加担した。肩ぐらいは撃たれても仕方ない、たったの1mだ。」
エリカ「手が震えてる。」
マーサー「心臓だけは勘弁してくれよ」
マーサーの言うとおりにエリカは右肩を撃つ。
エリカ「あ…ああ、ごめんなさい!ごめんなさい…」
マーサー「いいんだ、早く逃げないと、いいかげん切れるぞ」
エリカはマーサーの頭にキスしその現場を立ち去る中で、マーサーは事件を偽造するためエリカの持っていた銃をエリカが殺した男に持たせると犬のため息に気づく。
マーサー「ああ何だお前?おいてかれたのか?ほらいま外してやるから、いい子だからな」
マーサーはそれを言うと繋げられていたロープを外し犬は走る。
マーサー「おいこら!待てって!」
その犬は全速力で走り、マーサーは無線で連絡をする。
マーサー「銃撃事件発生。警官負傷、犯人は射殺、マークトレッド90、救急車を」
マーサーが救急隊員によって救急車に運ばれ、一方でエリカは、デイビットが襲われた公園のトンネルで歩く。
エリカ「もう戻ることはできない。昔の自分にも…あの場所にも…自分の中の見知らぬ他人…それが今の自分の姿…」 |
最後はエリカが追いかけてきた犬を見て連れたところで終わる。
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(終)
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最終更新:2017年07月07日 22:02