キャストのテロップがデジタル変換されるように表示され、タイトルが出る。
とある辺境の地方の町。
ヘリコプターが街を飛んで、一部道路が封鎖状態であった。
銀行から人が出る様子をヘリのパイロットが見る。
パイロット「よーし、降ろしてくれ」
ヘリコプターは着地し、警察や救急隊員が銀行から出た人を救急車で運ぶ準備をしていた。
FBI捜査官「人質は後、何人いる?」
FBI特殊部隊「3人は解放!後、8人です!」
FBI捜査官「リーダーはエドガーか ?」
FBI特殊部隊「はい!奴の一味です。」
FBI捜査官「もう一度、人質の解放に言わせてくれ。残りも開放すれば要求に応じるよ」
銀行内では強盗らしきメンバーらが人質にしており、その中でリーダーであるエドガーが電話で要求を応じていた。
エドガー「お前ら政府の介護の約束なんかを誰が信用するのかよ?いいか、よく聞きやがれ。サウス市民裁判所はおれにこの銀行の資産を奪えと命じた。警官ども引き上げさせろ!さもないと人質を皆殺しにするぞ」
アート「奴ら、突入してくるんだ」
強盗のメンバーの中にいたのはFBI捜査官のアート・ジェフリーズで彼は組織の一味に潜入し抑え込もうと待っていた。
エドガー「来るなら来い」
すると電話のベルが鳴り、人質が立ちあがる。
人質「家に帰らないと」
強盗「座ってろ!」
人質「頼む、家に帰してくれ、家に…」
強盗「座れっと言ってるんだよ!」
アートは人質を不意打ちの形で気絶させた。
アート「座れっと言ってるんだろうが!」
強盗「くそっ!」
アート「気に食わねえなあ、警察が気付く前に片ずくはずだったのに、FBIも手を出せねえ。だがまるで外れだぜ。やつらその気になってる。力ずくで制圧する気だ」
エドガー「いや我に試練を与えたもの」
アート「息子なんか犠牲にしていいのか?」
強盗に少年らが加入していることにアートは判断の末に電話をする。
アート「もっと時間をくれ馬鹿野郎!…」
強盗「勝手なまねをするな黙ってろ!」
FBI捜査官「その気か」「突入しましょう」「うちの捜査官の時間をくれって言ってるんだぞ!」
FBI特殊部隊「そもそもやつがあんなところにいるのが間違いだ」
FBI隊員「突入だ」
FBI捜査官「もう一度話しをさせてください。それでだめなら…」
FBI特殊部隊「3分だけやろう。」
一方で強盗の一味扮したアートはチョコバーを最年少のメンバーに半分をあげた。
ハートリー「こちらはハートリー捜査官だ。電話をよこしてくれないか?君の話がしたいんだ」
アート「今なら誰も死なずに済む、おやっさんの所に行って今すぐ家に帰りたいといえ。できるか ?」
アートの言う通りに少年はリーダーである父のエドガーに説得しようとしていた。
少年「父さん…ピーターの言うとおりだ。この銀行強盗は失敗だったよ。家に帰りたい…」
強盗のリーダーは息子にビンタをかける。
アート「エドガー、いうことを聞け…」
エドガーはアートに銃を向ける。
強盗「裏切者」
少年「父さん」
エドガー「黙れアイザック」
アート「電話で奴らと話してみろ」
強盗「こんなやつ殺せ」
アート「今ならまだ間に合う」
強盗「やっちまえエドガー、息子なんか…やれ!」
アートは電話でFBIに降参の要求をしようとする中、突然と大きな音がなり、FBIによる攻撃が始まった。
アート「伏せろ!みんな伏せろ!」
FBIが銀行の入口から強行突入する。
FBI「FBIだ!」
FBIと強盗の銃撃戦が始まり、その中で強盗の一人ならびに少年と父であるエドガーは死亡しアートはFBIに抑えられる。
アート「おれはFBIだ!離せ!射撃を中止させろ!」
するともう一人の少年が存命していた。
ジェームズ「ピーター!」
アート「ジェームズ!。ジェームズ!頭を下げてろ!どこにいる」
ジェームズ「ピーター!」
アート「撃つな!待て!馬鹿!撃つな!」
アートが言うのも束の間、少年であるジェームズはFBI特殊部隊に撃たれる。
アート「馬鹿野郎!ジェームズ!救急班を早く!」
アートは瀕死状態のジェームズの出血を抑え助けようとしていた。
アート「救急班をよこせ!早く!。喋るな、喋べるんじゃない。何してる!早く救急班を、救急班をよこせ!」
FBI特殊部隊「死んでる」
ジェームズは息を引き取る。
アート「誰の命令を?指揮官は誰だ」
FBI特殊部隊「ハートリーだ」
事件の現場である銀行から出たアートの言うことを聞かず強行突入を勝手に指示したハートリー主任を訴えようとしていた。
アート「ハートリー!ハートリー特別捜査官!ハートリー!時間をくれといっただろう!」
ハートリー「その手を離せ」
アート「聞いただろ!俺は待ってくれと言ったんだ!」
ハートリー「頭を冷やせ、ジェフリーズ」
アートはハートリーの銃を取り上げ顎に突き出し訴える。
アート「頭を冷やせだと?ふざけるな!ボスはどこのどいつだ?てめえだろうが!あと3秒、3秒で手を上げて死なずに済んだんだ!」
ハートリー「人殺し…」
アート「子供だったのに…子供だった…」
ハートリー「私はやるべきことをやったまでだ。」
アートはハートリーに糾弾の形でたたきつける。
最終更新:2017年07月10日 21:17