テロップが表示される中で空から見下ろした街など景色が次々と映る。
次に飛行機が滑走路に着陸する場面となり、変わってとある会社のオフィス。
社員らが誰かに話し会議をしていた。
社員ら「30年も会社に尽くしたのに報いだというんですか?何処の誰かとわからぬあんたに、何故私がクビを宣告されなきゃならない?私じゃなくてあんたをクビにするんだ!」
「たいした度胸じゃない。私がこの会社一のプロデューサーよ。私をクビにしてあんたは濡れ手で大儲け。で、あたしも一文無しになるって事?。ふざけんな」
「待…待て。どういうことか訳が分からない。理由を説明してくださいよ。仕事を失ったなんて、男として家に帰ってどう妻に話すんです?」
「お前、一体何もんだよ?」
社員が話しかけていた相手はライアン・ビンガムという男であった。
ライアン「いい質問だ。僕は何者か?。哀れなスティーヴは7年会社に勤務。僕と会議したこともないし、廊下ですれ違ったのことも休憩室で雑談したことも。僕はこの社員じゃない、他の会社から派遣されて星が引き受けた上司の代わりに社員にクビを言い渡すだけために来ている。星が引き受け入れるのも無理ではない。逆上する何をしでかすか…」 |
スティーヴの日常のシーンの後に解雇宣告に逆上するスティーヴ。
スティーヴ「僕、何かミスを犯しました?行ってくれれば何でも直しますから」
ライアン「あなたを査定した結果じゃありません。個人的に受け止めないでください」
スティーヴ「個人的に受け止めるなんて…」
ライアン「スティーヴ、この資料に目を通して、よく読んでください、きっと納得いく答えが見つかります」
スティーヴ「そうか、お役立ちの資料でしょうよ。どうも…あ…資料ね…」
ライアン「人は苦境を経験して大帝国を築いたり世界を変えたりするものです。逆境にあわなければ何もなし得ません。そういうものです。カードキーいいですか?」
スティーヴはカードキーをライアンに渡す。
ライアン「どうも。よしでは今日中に私物をまとめてください。明日はそう運動でもするといいでしょう。ジョギングしたり日課作れば、また新生活になれますよ」
スティーヴ「連絡先は…」
ライアン「またこちらから連絡します、今後のことを…」
スティーヴは出る。
最終更新:2017年12月06日 19:56