インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 (吹替版)のオープニング

上海のナイトクラブ。
そこではダンスパーティーが広げられていた。

|INDIANA JONES
and the
TEMPLE OF DOOM|(背景灰色 文字オレンジ)

女性ダンサーらのパフォーマンスが終わると、観客らが拍手をする。

上海 1935年。

ウー「用心を」

上海の見物客で企業の社長と思われる男性・ラオの元にインディことインディアナ・ジョーンズがやってきて、中国語で喋り、次に英語で話す。

ラオ「中国語でお話しとは恐れ入りましたな。ジョーンズ博士」
インディ「おめでたい時だけ使うんだ」
ラオ「じゃあ本当なんですか?ヌルハチを見つけたというのは?」
インディ「とぼけるなよ。昨夜は手下にこさせたくせに。金も払わないで」
ラオ「息子を侮辱なさるのか?」
インディ「いや助けてやったんだよ。殺せたのに」

するとラオらの元に歌手であるウィリー・スコットがやってくる。

ウィリー「紹介してちょうだい。」
ラオ「ウィリー・スコットだ。こちらはインディアナ・ジョーンズ博士。有名な考古学者だ」
ウィリー「あら考古学者ってミイラを探してる、ちんけな子男だと思ってたのに」
インディ「悪かったな」
ラオ「博士はヌルハチを見つけてくださった。お渡しいただきましょうかな。今すぐに」

ラオの部下がピストルを出す。

ウィリー「誰なのそのヌル…ハチって…」

インディはフォークでウィリーを人質にする。

インディ「銃をしまうんだ」

インディの言う通りにラオの部下はピストルをしまう。

インディ「何が起こっても、責任を持たんぞ。払うもんは払わんと」

ラオは何かが入っている小袋をインディに渡す。

インディ「開けろ」

ウィリーは小袋を開けるとメダルであった。

インディ「話しが違うぞ。ダイヤの約束だったろう」

ウィリー介してインディはメダルを返すと、ラオは紙を渡す。

ウィリー「まあ、ラオ、いった!」
インディ「あなたの健康を祝って、乾杯!」
ウィリー「ちょっと!酷いわ、パリ仕立てのドレスに穴が開いちゃったじゃないの!」

ウィリーはシャンパンを飲もうとしたインディを叱る。

ラオ「座ってろ!」

ラオの命令でウィリーは黙り、インディはシャンパンを飲む。

ラオ「さあ渡してもらおうか。ヌルハチを」
インディ「異議なしだ」
ウィリー「ヌルハチって一体誰なのよ?」

すると店員のスタッフがやってきて、骨とう品を受け取る。

インディ「この中だ」
ウィリー「ヌルハチって、随分小さな人なのね」

インディはターンテーブルを動かしヌルハチをラオに渡す。

ラオ「ヌルハチは満州王朝の初代皇帝だ。その遺骨がこの中におさめられている」
インディ「故郷へ里帰りだ」

インディは再びシャンパンを飲んだ中、ラオとその部下は笑う。

ラオ「大先生。ダイヤをお返し願おうか」
インディ「可哀そうに。その年でもうボケたのか?。」

するとラオが青い液体が入った棒を取り出す。

ウィリー「何それ?」
ラオ「解毒剤さ」
インディ「何のだ?」
ラオ「今、大先生がお飲みになった、毒のだよ。その毒は早く効くぞ博士」

インディはダイヤをラオに返すと、再びウィリーをフォークで人質にする。

ウィリー「ラオ!」
インディ「よこせ!」
ラオ「その女はくれてやるよ」
インディ「サービスのうちさ」

インディはラオがマフィアであることを知り、ウエーター扮した用心棒は拳銃を構える。

ウィリー「この人、ウエーターじゃない」
インディ「彼は私の味方だ勝負は終わっちゃいない。解毒剤だ」

コルクの音を抜くと同時にインディの用心棒であるウーはその音をサイレンサーに利用しラオの部下に撃たれる。

ウー「先生!」
インディ「しっかりしろ必ず助ける。」
ウー「今度は無理ですよ。何度もお供してきましたが、お先に行かせてもらいます。雲の上の国へ…」

ウーは息を引き取る。

ラオ「辛い別れもほんのひとときさ。先生もすぐ後を追うんだ」
チェン「飲み過ぎは。お体に悪いわよ」

インディは毒の影響かよろけた中、偶然にも焼かれてたチキンの串をチェンに投げつけ刺すと同時に銃声が鳴り客らは悲鳴を上げ、その隙にインディは解毒剤を取ろうとするが下に落ちてしまう。

インディ「この悪党!」
ラオ「早く死ね!」

インディはラオら部下との大乱闘ならびにクラブ内が混乱の中、命懸けで解毒剤ならびにウィリーはダイヤを取ろうとする。
インディはスライディングで解毒剤を取ろうとするが転がる。

インディ「解毒剤は?」
ウィリー「ダイヤは何処?」

インディは必至で解毒剤を探す中、ラオの増援がやってきて、戦いの中でウィリーは解毒剤を取り、胸にしまう。

インディ「捨てるな!」

インディは大乱闘の中、マシンガンを持った部下を見て大きな銀色の銅鑼の裏側に隠れ伏せた後、隣の銅像が持ってた剣を取って銅鑼を支えている紐をそれで切り落とし転がし盾にした後、ウィリーを連れる。

インディ「来い!」
ウィリー「何処へ連れてくの!?」

インディはウィリーと共に窓ガラスを突き破り、外へ出るが落下の中で雨乞いの布を支える棒で一命を取り留める。

ウィリー「あんた何者?」

インディはウィリーと共に下にあった車に飛び降りる。

ショート「うわあ!かっこいいじゃん!ウルトラ着地だ!」

その車には少年であるショート・ラウンドがいた。

インディ「ショート・ラウンド!ぶっ飛ばせ!」
ショート「OK先生!落ちないように掴まってな!」
ウィリー「待ってよ!こんな子供に運転させる気!」

インディ、ウィリー、運転担当のショートは車で逃げる中、クラブ・オビワンから出てきたラオ筆頭に手下らが車に乗り3人が乗った車を追いかけようとする中、インディは解毒剤で毒を取り除こうとしていた。

インディ「解毒剤を出せ」
ウィリー「会ったばかりなのに何するのよ!」
インディ「動くな!」
ウィリー「いやあ変なとこ触んないで!」
ショート「先生いちゃついてる場合じゃないって!やつら追って来たよ!」

3人は追手からの逃走の中でインディは解毒剤を飲む。

ウィリー「毒飲んで死んじゃえ!」

街中でカーチェイスが続く。

ウィリー「撃たないで!」

インディは追手の車目掛けて、拳銃を発砲する。

ショート「どけったら!あっち行けよ!。もう知らねえからな!」

ショートは客を乗せた人力車を押しながら車を全速力で走り逃走の中で追手の車は市場の箱に激突する。

ショート「やった!×2」
インディ「おい持ってろ…」

インディはウィリーに銃を預けるが、ウィリーの怯え社外に落としてしまう。

インディ「どこやった!?銃は何処だ!?」
ウィリー「指が火傷して爪に罅が入っちゃったじゃない!」

3人は逃走の末に空港へと到着し飛行機で逃げようとしていた。

ウェバー「ジョーンズ博士ですね。ウェバーです。助手からの連絡があって3人分の席を確保しました。ただしニワトリを運ぶ貨物便ですので、ご不便もあると思いますがその点はご了承ください」
ウィリー「冗談じゃないわ!」
ウェバー「急なお話で他に乗れる便がなかったんです。お、あなたは有名歌手ウィリー・スコットさんじゃありませんか」
インディ「ありがとう助かった」

3人は飛行機に乗る中、ラオがやってくる。

インディ「じゃあ悪いな。ラオ・チェー!」

インディは笑顔で別れの一言を言い飛行機に乗る中、その飛行機にはラオ・チェー航空と書かれていた。

ラオ「お大事に大先生」

インディら3人が乗った飛行機は飛び立つ。

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最終更新:2017年12月28日 14:29