運動器具用品の社長ハワード・ラングストンは息子ジェイミーのためにトラブルを潜り抜け売り切れるほどのTV番組「ターボマン」のアクション人形を探す。
そんな中、パレードのターボマン役と任されてしまいターボマン人形のプレゼントを息子ジェイミーに選び渡すも、悪役デメンター役に扮したマイロンとの争奪の中で
ハワードが投げたブーメランで逃げたジェイミーが落ちてしまう。
ハワード「どうだ!」
マイロン「やったぜ!俺のモンだ!ついに手に入れたぞ!」
マイロンは警察に包囲されるも束の間、息子ジェイミーは落下寸前であった。
ジェイミー「ターボマン助けて!」
ハワード「ジェイミー!」
ハワードはジェットパックで飛び落ちたジェイミーをキャッチする。
ハワード「捕まえた!」
その光景に客らは大きな歓声を上げる。
ジェイミー「ありがとう助けてくれるって、信じてたよ」
ハワード「これが私の任務だよ」
ハワードは飛びながらジェイミーに言うとパレード会場に戻りリズの元に戻る。
テッドの息子「かっこいい」
ハワード(ターボマン)「どうぞお母さん」
ジェイミーは母親であるリズに抱きつく。
ジェイミー「ママ、今の見てた?ターボマンと飛んだんだ!デメンターから助けてくれたんだよ!危機一髪だったんだ!見てた?」
リズ「ええ、もちろん見てたわよ。ありがとうございます。私の命なんですこの子は」
ハワード(ターボマン)「ええ、そうでしょうとも」
リズ「どうしたのジェイミー?」
ジェイミー「今ここにパパがいてくれたらよかったのにな…飛ぶところを見てほしかったよ…でもパパは来なかった…僕のせいなんだ…怒ってるんだ電話で喧嘩してパパのことを悪くいったからね…」
ハワード(ターボマン)「ジェイミー…パパはきみのこと怒ってないよ、パパはきみを世界中の誰よりも愛してるんだ。いつだって君のことを思ってる」
ジェイミー「なんでそんなことがわかるの?」
ハワード(ターボマン)「それは私が君のパパだから」
ハワードはマスクを外す。
ジェイミー「パパ!」
リズ「ハワード!?」
ハワードはジェイミーを抱きつく。
ハワード「ああ僕だ」
リズ「ハワード…」
ハワード「ああリズ、二人は僕のかけがえのない家族だなのに近頃はほったらかしですまなかったここで謝る。でも信じてくれ、愛してよ二人とも愛してる!」
ハワードはリズとジェイミーを抱きつく。
テッド「一体、何があったんだ?」
テッドの息子「見てよジェイミーのパパがターボマンなんだ!」
テッド「帰るんだ!」
テッドの息子「パパなんか臭い!」
するとハンメル巡査がラングストン一家の元にやってくる。
ハンメル「坊や、君の落し物だろ?これ?」
ハンメル巡査はターボマン人形を取り出す。
ジェイミー「ああ、ありがとう!」
ハンメル「いやいや。特にターボマンさん今後とも警察にご協力を!」
ハンメルが敬礼するとハワードが敬礼すると、見に覚えのある顔になる。
ハワード「ありがとう心に留めて行っておきます!ああ、白バイを壊してすみません…それにコーヒーのことも…それにバス…それから爆弾も…」
リズ「爆弾?」
悪役デメンター役に扮したマイロンが連行される。
マイロン「悔しい一度はターボマン人形を触ったんだ!なんて言えばいいんだよ!」
ジェイミー「待って」
マイロン「もう少しで息子が喜ぶ顔が見られたのに…」
ジェイミー「待って!メリークリスマス!」
ジェイミーはターボマン人形をマイロンにあげる。
ハワード「でも…」
マイロン「どうもありがとう…ありがとう!これで息子も喜ばせることができる。さっきは怖い目にあわせ悪かったな」
ジェイミー「いいの大丈夫」
ハワード「おいジェイミー、お前この人形すごく欲しかったんだろ?」
ジェイミー「人形なんていらない。本物のターボマンがうちにいるんだもん!」
リズ「彼、あたしの主人!」
それを言うとこの感動の観客らは歓喜しターボマンことハワードをもちあげる。
ジェイミー「ぼくのパパだよ!ぼくのパパなんだ!」
前半エンドロールが終わるとラングストン一家の自宅になる。
そこではハワードがクリスマスツリーの飾りをしており、頂点に星の飾りを置く。
ハワード「ほら、あそこ綺麗だろ!」
リズ「素敵!」
ジェイミー「パパ」
リズとハワードはキスをする。
リズ「ハワード、聞いてくれる?今日のあなたを見て、どんなジェイミーを愛してるか良く分かったわ。おもちゃ1つのためにあれだけのことをできるなんて信じられない。それでちょっと気になったの」
ハワード「何が?」
リズ「私へのプレゼントも期待していいのよね?」
ハワードが今までターボマンのことを過信し過ぎたのか、うっかりリズのクリスマスプレゼントを忘れて呆然する。
最終更新:2024年07月24日 20:24