FBI本部。
ジョン・エドガー・フーヴァー(以下略でJ・エドガー)がナレーションを語ると同時に上述の外の様子が写されたあと次にその内部が映し出される。
J・エドガー「キング牧師のグループはSCLCは共産党とつながっている。どんな立派な人間も腐敗する。共産主義とは政治的思想ではなく、病気なのだ。人の心を蝕み穏やかな人間でさえ邪悪な暴君に変えてしまう。今、法と秩序はこの脅威にさらされている」
J・エドガーが語り手としてそれを言った後、テーブルにFBIが関連した事件などの展示物と思われるものが映される。
J・エドガー「犯罪の増加。権威に対するあからさまな抵抗。このまま放置すれば国が再び深刻な混乱に陥るだろう」
J・エドガーがそれをいう中でこの映画のタイトルがサインのように写される。
変わって執務室にいるJ・エドガー・フーバーはアーヴィンと話す。
J・エドガー「初めは連中は大人しかった。そうだろ?アーウィン君。爆破事件や暴力を止めるためにマスコミも協力できたはずだ」
アーヴィン「あなたやFBIの事の方が気になる」
J・エドガー「悪人どもが脚光を浴びるのもおいては、これまでの努力が無駄になってしまう」
アーヴィン「名声を得る事ばかりを考えては悪いものに評判が立つ。皮肉なことだ。そのまま放置すれば悪人になってしまう。よく考えるべきでしょう。あなたはこの件でご自身が愛するFBIを落とすことになりかねません」
最終更新:2018年10月01日 22:18