007 慰めの報酬 (映画) (吹替版)のエンディング

ドミニク・グリーンとメドラーノ将軍による水の資源の独占をボンドとカミーユによって阻止され、カミーユはメドラーノ将軍を殺し復讐を仇を取り、ボンドはグリーンを砂漠に追放した。

変わってボリビアの砂漠の駅。
ボンドとカミーユはその場所で車を止める。

カミーユ「ありがとう」
ボンド「いいんだよ。大丈夫か?」
カミーユ「ええ、メドラーノは死んだけど、それが何?」
ボンド「例のダムを破壊しないと。新しいダムもだ。グリーンの事を扱うとしよう」
カミーユ「いいアイデアね。死者は安らぎを得たのかしら?」
ボンド「死者は復讐などを求めない」
カミーユ「あなたを自由にしてあげたい…でも自分の中に囚われてる。」

カミーユがそういうとボンドはキスをし、その後カミーユは車を降りてボンドの元を離れる。

雪が降り積もってるロシア カザン。
ユーセフとコリーヌは自宅となるアパートへ戻る。

ユーセフ「それにしても気楽な暮らしはいいな」

ユーセフが照明をつけると部屋の中にはボンドがいた。

ボンド「座れ、そこに座るんだ!」

ボンドは拳銃を持ちながら2人を座らせようとする。

ユーセフ「大丈夫だ」

ボンドの言う通りに2人はソファーに座る。

ボンド「カナダ人か?カナダの諜報部員だな?ちゃんとわかってるんだ。この男を通じて極秘情報を手に入れたはずだ。それをこっちに渡してもらおう。愛するその男を救うために君はきっと渡す。美しいペンタントだ。彼にプレゼントか?」

コリーヌはいいえという形で口を出さない。

ボンド「似たのを持ってる」

ボンドはペンダントを2人に見せる。

ボンド「僕の親しい人。彼から贈られた。名前は?」
コリーヌ「コリーヌ」
ボンド「コリーヌ。クオンタムのスパイが潜入していないか上層部にチェックさせよう。情報が敵に漏れてる。早く行ってくれ。この男とはまだ話しがある」

コリーヌは部屋を出る。

コリーヌ「ありがとう」
ユーセフ「頼むさっさとやってくれ」

変わってボンドはアパートを出ると入口付近にはM率いるメンバーが待っていた。

M「彼は生きてる?」
ボンド「ええ」
M「驚いたわ。探しものはあった?」
ボンド「はい」
M「よかった。後悔はないわね?」
ボンド「ありません。あなたは?」
M「ない。私はプロよ。グリーンがボリビアの砂漠で死んでるのが見つかった。後頭部2発撃たれてる。エンジンオイルを飲んでたそうよ。何か思いあたる?」
ボンド「いえ何も」
M「アメリカ側からちゃんと話しがついたわ。フェリックスは昇格したそうよ局長のポストに」
ボンド「それで当然だと思います」
M「確かにね」
ボンド「あなたの言う通りでした」
M「何のこと?」
ボンド「ヴェスパーのことです。では」

ボンドがMの元を立ち去る中でMが呼びかける。

M「ボンド。戻ってきて」
ボンド「出てはいません」

ボンドがMのもとを離れる中で供養としてかヴェスパーのペンダントを雪の上に捨て立ち去り、シリーズお馴染みのシーンの後に映画のタイトルが映されたところで終わる。


(終)

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最終更新:2018年10月01日 22:33