007は二度死ぬ (映画)のオープニング (吹替版)

シリーズでおなじみのオープニングの後、地球軌道上のシャトルが写る。

ケープ『ケープ・コット×2。こちらジュピターシックスティーン。周辺からの指示を求む』
操縦士「ケープ・コットより。ジュピターシックスティーン。周囲の圧力が限界がないか。確認する」
ケープ『了解。周辺制御システム、異常なし。』
操縦士「了解、こちらからも異常は見られない。4周囲に入れ」

シャトルの操縦士である宇宙飛行士が方向を転換する。

ケープ『ジュピターシックスティーン、了解。船外活動の準備完了、指示を追う」

変わって地上の衛星通信センターではケープがジュピターシックスティーンと交信していた。

ケープ「ケープ・コットより。ジュピターシックスティーン。船外活動を許可する、だがクリス、船外活動実験の時間は十分にあるが余裕を持って戻れ」
操縦士『了解した。大丈夫、予定通りに従うよ』
ケープ(無線)「ケープ・コットより。ジュピターシックスティーン。予定時間4分37秒。4…3…2…1。マーク!」

ケープの指示通りにシャトルのハッチが開き、宇宙飛行士の一人・クリスが船外活動をする。

クリス(無線)「ケープ・コット、こちらクリス。外に出た。全て異常無し。よし、誘導装置も順調に作動した。前回より遥かにスムーズに出られたよ」
ケープ「ケープ・コットよりハワイ、こちら飛行管制どうぞ」
ハワイ「ハワイです。どうぞ。」
ケープ(無線)「ハワイ、ジュピターはそちらの上空で船外活動中」
ハワイ「ハワイよりジュピターシックスティーン。機船の船尾より未確認の飛行物体が接近中。確認できるか?」
ケープ「ケープ・コットよりハワイ、こちらでは何も確認できない。ジュピ×2」
ハワイ「ハワイよりジュピターシックスティーン。繰り返す、ハワイよりジュピターシックスティーン。未知の飛行物体が高速でそちらに接近中」

ハワイとケープの無線通り、船外活動中のクリスは周辺を見回す。

クリス「何も見えない。方角を教えてくれ!」
ケープ(無線)「船尾方向から迫ってる」
クリス「待った!見えたぞ!」

クリスの目線にはミサイルの形状をしたロケットがあった。

クリス「別の宇宙船だ!繰り返す!別の宇宙船だ!」

ミサイルの形状をしたロケットが近づくとお互いの無線が傍受しづらくなる。

クリス「聞こえない!もう一度!」
マイク「何の音だ?。おい、クリス、どうしたんだ?」
クリス「マイク、こっちに向ってくる、口が開いた!。繰り返す口が開いた!」
マイク「中に入れ!戻るんだクリス!戻れ!」
クリス「駄目だ!ぶつかる!」

通信衛星センター側の無線が応答し続ける中、ミサイルの形をしたロケットはクリスの酸素ケーブルを千切ると同時に探査ポッドをハエトリグサのように口を閉じる。

クリス「ライフラインが…!」
ハワイ(無線)「ハワイより、ジュピターシックスティーン!応答されたし!どうぞ!」
オペレーター「ヒューストンどうぞ、無線通信が途絶えた。レーダーからも消滅」

ハワイとオペレーターらは応答し続ける中、衛星通信センターのパラボラアンテナの向きを変える。

ハワイ(無線)「未確認飛行物体は以前軌道上。全レーダー基地は追跡を開始せよ!」

変わってとある国の国際センターでは探査ポッドが消えたことを大統領・議員らが話していた。

一同「ソ連以外のどこの国にこんなことが可能だと、おっしゃるのか?」
「ソ連政府は今回の事件に一切かかわっていない。我がソ連邦は平和を愛しています」
「ここで予め、貴国に通告しておく。我が国は20日以内に新たな有人衛星を打ち上げる。政府を代表して申しあげるが、その船に対するいかなる妨害をわが国への戦争行為と見なします」
「ではその動機は何でしょう?。我らのソ連とアメリカの有人衛星を破壊して何の得があると?」
「動機は明白です。答えは軍事目的をために宇宙空間をその支配下に納めようとしている。尽きせぬ野望だ」
「お言葉ですが我がイギリス政府は普段の宇宙船がソ連の宇宙基地から発射された者とは考えられておりません。シンガポールの追跡センターは未確認飛行物体が日本海に降下したと探知しております。ここは3カ国共同で日本周辺の諜報活動を機密にすべきでは?それからわが国の首相からソ連両国政府への提案です。すでにわが国では本局が活動開始しております」

変わって上海のとあるホテルの一室でボンドが女性と一緒にキスして寝る中、ボンドが話す。

ボンド「中国の女性はどうして味が違うんだろうな?」
女性「美味しいって言いたいの?」
ボンド「違うって、言うだけさ。北京ダッグとキャビアが違うみたいで、でもどっちも大好き」
女性「その北京ダッグを御馳走してあげる」
ボンド「そいつは嬉しいね。あいにく今日は腹いっぱいだ、時間もそろそろだし」

ボンドがそう言うと女性が傍にあったボタンを押すとボンドが眠っていたベッドが肩に畳みがえしの形で閉まり、突入してきた狙撃部隊が閉まったベッドの扉をマシンガンで撃つ。
変わって銃声の通報を受けた警官隊らがボンドのいた部屋をくまなく捜索する。

警官「ドアに立て。ベッドだ」

警官は折りたたみ式のベッドを開きボンドの容態を確認する。

警官「手遅れだ」
「任務中の殉職だ」
「心残りはないだろう」

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最終更新:2018年10月18日 20:33