アンブレイカブルのエンディング (吹替版)

ニューヨーク発フィラデルフィア行きの列車の脱線事故においてただ一人生き延びたデヴィッド・ダンは手足が骨折して動けないイライジャ・プライスと接触したことを機に自身に特殊能力である人間の行動を予知能力ある事に気付き、それを利用して犯人に監禁された女性らを救い出し、自身の正体が不明のまま英雄として新聞に取り上げられた。

イライジャの展覧会の会場。
そこでは数多くの展示物となるコミックの表紙が額縁として展示されており、デヴィッドは会場内を歩き回る中でイライジャがいることに気付くもそれを無視して展示物を見る中、イライジャの母に呼びかけられる。

イライジャの母「これはヨハン・デイビスによる初期の作品なのよく。悪者の命運で他のキャラクターより大きいでしょ。彼は世の中に対する歪んだ視線を表しているのね。ちょっと人と違う」
デヴィッド「怖くありませんね」
イライジャの母「私の息子にそう言ったわ。悪者には2種類あるんですって。ヒーローと戦う戦士としての悪者でしょ?、そして本当に怖いのは、もう一つの方、悪魔のように戦う悪党ですって」
デヴィッド「イライジャのお母さんね?」
イライジャの母「ええ、そう。販売を手伝っているの」
デヴィッド「はじめまして。デヴィッド・ダンです」
イライジャの母「お話しは聞いてるわ。お友達になったんですって?」
イライジャ「ええ、今日は調子がよさそうですね」
イライジャの母「自慢の息子よ。苦難の連続だった。押しつぶされそうな時もあったわ。辛いことばかりで…でも…あの子は負けなかった」
デヴィッド「彼は奇跡です?」
イライジャの母「ええ、そう思う。呼んできましょう」
デヴィッド「すみません」

イライジャの母親はイライジャを呼び出す。
変わってイライジャは自身がコミックをコレクションしてる部屋にデヴィッドを案内する。

イライジャ「ついに始まったな」

イライジャはデヴィッドが救世主として掲載された新聞を見せる。

イライジャ「聞かせてくれるか?。今朝起きた時、まだ感じたか?。悲しみを」
デヴィッド「いや」
イライジャ「握手すべき瞬間だ」

デヴィッドがイライジャと握手した瞬間、空港においての爆破テロでイライジャがいるビジョンが映り、イライジャがその現場から立ち去る場面となる。

予知能力のビジョン。
とある酒場においてイライジャが老年客と話す場面となる。

老年客「あのホテルで25年も働いた。秘密を知ってるさ」
イライジャ「秘密?」
老年客「毎日、2階と3階かのどこかで火事が起きたら客全員が生きたまま焼け死ぬ」

変わってとある駅のホーム。
運転手と思われる男性が機関車に乗る中でイライジャがそこから出る場面が映る。

運転手「運転席は立ち入り禁止ですよ」

デヴィッドはイライジャの秘密を知り、部屋を見渡す中でイライジャが起こした事件と思われる新聞の切り抜きと証拠となる道具・資料が数多くあった。

イライジャ「最大の恐怖を知ってるか?。自分の居場所が分からないこと。存在する意味さえも。それは…耐えがたい恐怖だ」
デヴィッド「何をした…?」
イライジャ「希望を失いかけた。自分に何度も問いかけてみた」
デヴィッド「あんたがやったのか!?」
イライジャ「だが、見つけた。大勢の命を犠牲にして、お前を見つけ出した」
デヴィッド「何て恐ろしい…」
イライジャ「私たちが何者なのかだ。これで分かった。私が生まれた事にも…意味があったんだ。コミックスではどんな奴が最大の悪党になるのか知ってるのか?ヒーローとはあんた以外の人間だ。何故かわかるか?。あのあだ名だよ!」

デヴィッドはイライジャの元を去り、この映画のその後の内容がテロップとして表示される。

デヴィッド・ダンの通報により警察は3大テロの物的証拠を発見(翻訳字幕)

イライジャ「私はMr.ガラスなんだ…」

イライジャ・プライスは重度精神障害者施設にいる(翻訳字幕)


(終)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年10月18日 20:39