スペクターのボス・ブロフェルドの行方を追ってたジェームズ・ボンドは秘密基地がスイスのアルプスにあることを突き止めた末に催眠療法による細菌兵器をばらまく道具として監禁されてた女性らを救出すると同時にブロフェルドの野望は阻止した。
変わって結婚式場内。
そこにボンドとトレーシーがいた。
牧師「王室及び貴族の皆様。そして来賓の皆様。乾杯をお願いします。本日結婚される華やかな花嫁と花婿、ボンド夫妻の前途を祝して乾杯」
参加客らが一斉に歓喜を上げ、変わって結婚式場内の外。
ボンドとトレーシーがウェディングケーキの前にやって来て、客の拍手が大きくなる中、MI6の一同らもいた。
ボンドはトレーシーにキスをする。
トレーシー「ジェームズ…」
トレーシーがそう言う。
ドラコ「あんたに会えてうれしいよ。何しろあんたには部下を3人殺された」
Q「64年11月の金塊争奪事件の時、君はデカい金塊を奪って逃げた。そのことでちょっと…」
変わってボンド夫妻の乗る車周辺にお祝いのためダンサーが歌う中、Mが車に向かおうとするボンド夫妻に話す。
Q「おめでとう、007。正直言うと思ってたんだが…君はもっと…」
トレーシー「無責任だって?」
Q「そのとおり…。私が言おうとしたのはその言葉だ。だが、今回は君を見直したよ」
ボンド「私もだよ」
ボンドがそう言うと、トレーシーにキスをする。
ドラコ「テレサ」
トレーシー「なあに?パパ」
トレーシー(テレサ)がドラコの元へ向かう中、Qがボンドに話す。
Q「じゃあ、ジェームズこれからも必要なものがある時には何でも用意するから。遠慮なく私に言ってくれ」
ボンド「ありがとうQ。でも、今はトレーシーがいれば何もいらない」
ドラコ「おめでとう」
ドラコはトレーシーにキスをする。
ドラコ「忘れるな、何事にも夫に従えよ。わかったな?」
トレーシー「勿論、わかったよ。パパにも従って来たでしょ?」
トレーシーがそう言うとドラコにキスをする。
ドラコ「そうだな…。ジェームズ、幸せになれ。そういうのも最初で最後だ」
ボンド「ことわざがある。女性の価値は宝石に勝る。あんた100万ポンドにも勝る、よって…」
ドラコ「ボンド夫人になっても、私の感情量を忘れないでくれ」
トレーシー「もちろんよ」
ドラコ「ジェームズと一緒に会いに来てくれよ」
マネーペニーはボンドを見守る。
ドラコ「さあ、ジェームズ。幸せになるんだぞテレサ」
ドラコがそう言うと、ボンドは帽子をマネーペニーに投げ渡す。
ドラコ「ジェームズ、さあ、乗れ。出発だ。幸せにな」
参加客に見届けられながら、ボンド夫妻の乗った車は結婚式場を出る。
M「ミス、マネーペニー。私をほっといて何をしている?」
マネーペニー「結婚式に出るといつも涙が…」
Q「政府からの支給品を折り曲げるとは…」
変わってボンド夫妻がドライブをする中、ボンドが話す。
ボンド「結婚のプレゼントをあげてなかったな」
トレーシー「それならリクエストがある、女の子3人、男の子3人。お願い」
ボンド「う~ん。悪くないアイデアだ。焦ることはない。子供はいくらでもある」
ボンド夫妻がドライブをする中で後ろの車のクラクションの音に気付き、その車が通過する。
車に乗ってる男「また派手な車だな!」
通過した車に乗ってた男がそう言うとボンドは笑う。
ボンド「まるでフラワーショップの宣伝をしてるみたいだ。それを思い出した君に花を送ったこともなかったよ」
ボンドがそういうと運転してた車を止め、降りて飾ってあった花を取り除く。
トレーシー「でも、結婚のプレゼントはもう貰ったわ。最高のプレゼント…将来を」
ボンド「ボンド夫人。口を…」
ボンドがそう言うと花をトレーシーに加えさせキスをする。
ボンド「閉じて…花を食べちゃダメ」
トレーシー「愛してる」
ボンド「本能的に」
トレーシー「本気で愛してる」
ボンド「トレーシーから…」
トレーシー「ボンドへ…」
ボンド「ほん…」
トレーシー「ほん?」
ボンドはトレーシーに再びキスをした中、後ろから銀色の車がやってきて、その車には逃亡していたブロフェルドとその配下が乗っていた。
トレーシー「男の子…次は女の子…」
トレーシーがそう言う中でブロフェルドの車の後部座席に乗ってたブロフェルドの配下が撃ち逃げの形でボンドとトレーシーが乗っていた車を撃つ。
ボンド「ブロフェルドだ!。ブロフェルド達だ!」
ボンドは乗っていた車の運転手がブロフェルドだととっさに気付いたのか、追いかけようと運転しようとする中でトレーシーが射殺されているに気付く中、白バイがやってくる。
ボンド「大丈夫だ、何でもないよ。眠ってるだけだから…すぐに車を出す。急ぐ必要はない、時間はいくらでもある」
ボンドはそう言うとトレーシーが嵌めてた結婚指輪にキスをしたところで終わる。
最終更新:2018年10月18日 20:49