ヒトラー暗殺、13分の誤算のオープニング (吹替版)

ドイツのミュンヘン講堂のとある廊下で男性ゲオルク・エルザーがレンガのへこみの中にダイナマイトを仕掛けるとカチカチと音が鳴り、何らかの装置に搭載されてあった秒針を回す。
その装置は別の装置と連動しピストンのように押し出し、ゲオルクはそのピストンらしき部分を元の位置に戻すと取り出した懐中時計の時間を数分立たずに見た後、再び装置をいじる作業に入る。
その作業が終わった後、ゲオルグはその装置が入った箱をダイナマイトが入っていた凹みに入れ蓋を閉め、次に総統席がある演説室の中を見た後、その場を離れる。

1939年11月8日。
ミュンヘン講堂。
そこではアドルフ・ヒトラーの演説が始まろうとしており、参加者となる党員・兵士が全員が席を立ち上がる。

司会「総統がご登壇なさいます。三唱でお迎えしましょう。ジーク!」
兵士一同「ハイル!」
司会「ジーク!」
兵士一同「ハイル!」
司会「それでは総統お願いいたします」

ヒトラーが司会席に立つと兵士らは席を座る。

ヒトラー「党員諸君、そしてドイツの同胞諸君。少ない滞在時間を削り、こうして話している。なぜならば諸君と共にあの日に思いを馳せるためだ」

ヒトラーがそう言った後、側近が紙に「霧により飛行不可(翻訳字幕)」と書かれたメッセージカードを見せる。

ヒトラー「あの日は…我々ドイツ国民にとって、大変重要な日となった!。あの頃1919年から1923年の間に国家社会主義運動が政府を納め大規模な盛り上がりを見せることになった!。そしてあの出来事があったからこそドイツ国民が一つになったのだ。結果、我々の国ドイツは隔世の時を迎えた!その背景に合ったのは当時の我々を襲った悲惨な情勢である」

一方でヒトラーの演説のラジオが流れるとともに船から降りたゲオルクは懐中時計で現在の時間を見て、その次にボーデン湖畔コンスタンツの街中を歩く中でゲオルクはスイス国境周辺で何かに気づいて隠れながら歩く。
一方でミュンヘン講堂ではヒトラーが演説を続けていた。

ヒトラー「しかし…我々はもうこの身を犠牲にすることはない。敵に屈した者たちとは違う!」

人気のないところにいたゲオルクはスイス国境周辺の先のフェンスに向かう中、見張りをしていた警備兵に呼びかけられる。

警備兵「待て。何をしている」
ゲオルク「知り合いを探している。コンスタンツ民族協会の人だ。元会員でね」

ミュンヘン講堂内ではヒトラーの演説が続く。

ヒトラー「誰がこの苦しみを知っていただろう…戦争で多くの女は大切な我が子を失った男達は国を守るため戦って命を落とした。我々は常に戦士だったのだ!今こそそれを世界に証明しようではないか!」

一方でゲオルクは取調室で荷物検査をされる中、兵士は「赤色戦線戦士同盟」のバッチに目をつける。

警備兵「赤色戦線戦士同盟!」
ゲオルク「共感してる」
警備兵「禁止されている組織だと分かってるのか!」

警備兵がそう言うとゲオルクを檻の中に閉じ込めた中、ゲオルクは懐中時計で時間を見ている一方、ミュンヘンの街で爆発が起きる。

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最終更新:2020年01月05日 20:59