狂気の殺戮兵器「バグ」を操っていた
カロッゾ・ロナはシーブックによって
討たれ、彼の進めていた人類粛清計画
「ラフレシア・プロジェクト」は
その完遂を見ぬままに頓挫した。
また、中心人物であったカロッゾ・ロナを失った
クロスボーン・バンガードは
急速に弱体化。
以後、2度と往事の力を取り戻すことは
なかった・・・・・・・・・。
これにより、総帥マイッツァ―・ロナの
夢見た「コスモ・バビロニア」の建国は
その途上で挫折を余儀なくされ
「バビロニア建国戦争」はひとまずの
決着を迎えることとなった。
そして・・・・・・・・・
シ―ブック「アレ・・・・・・・・花なんだよ・・・・・・・・・
セシリ―の花なんだ!!」
「・・・・・・・・・セシリ―!セシリ―ッ!!」
セシリ―「あ・・・・・・・・・シ―ブック・・・・・・・・」
シ―ブック・アノ―は宇宙へと投げ出された
セシリ―を感じ取り彼女を再び腕の中へと
抱きしめた。
今の2人にとっては戦争の行く末など
どうでもよいことなのかもしれない。
今、この時だけでも戦いを忘れ
ただお互いの温もりを確かめ合う
シ―ブックとセシリ―であった・・・・・・・・・。
最終更新:2021年05月17日 08:00