グッバイ、サマーのエンディング (吹替版)

ダニエル(通称・ミクロ)は転校生であるテオ・ルロワール(通称・ガソリン)と出会い親友関係になり、テオの知識でログハウスに偽装する仕掛けを搭載した自家用車を作りフランス各地を旅する中で壊れてしまう。
途方に暮れる中、偶然にもモルヴァンのフェスティバルの子供向け絵画コンサートで絵をかくのが得意なダニエルが優勝し商品となるパリの航空券を使って飛行機に乗り列車に乗って無事に地元へと帰還する。

変わって買い物をしてきたダニエルの母親が家に戻る中、息子となるダニエルが食事しているのに気付く。

ダニエルの母「ダニエル…あーよかった!。どこに行ってたの?心配してたのよ…なんで嘘なんかついたの?」
ダニエル「心配させたくなかったんだ」
ダニエルの母「もういいわ、わかってるから。髪を切ったのね、ママも安心した。大きくなったわね」
ダニエル「いや周りが縮んだんだ」

ダニエルがそういったあと食事を再開する。
変わって墓場では病気で亡くなったテオの母の葬式が行われていた。

葬儀係「では…」

テオとダニエル並びにテオの父と兄がバラの花を棺を入れた穴に入れる。
テオは悔やみの涙を流す。
変わって家に戻る中、テオの父がテオに叱責の一言を言う。

テオの父「今さら母さんが亡くなっても、もう遅い。苦しんでる時に帰らずに嘘をついて親不孝をしたまま死んだ。こんなことするなんてな…一体、何を考えてる?。そっちも大目玉食らったろ!」

テオの父も心配の原因を作ったダニエルにも叱責する。

テオの父「言っとくがもうテオには会えないぞ」
テオ「どうして…」
テオの父「グルノーブルへ行って暮らすんだ」
テオ「でも…学校は」
テオの父「兄貴と相談しろ。それでいいだろ。もう顔を見たくない…」
テオ「酷すぎる」

テオはそう言うとテオの父親はテオの服の肩を引っ張り出す。

ダニエル「本当に酷いです」

テオの父「参列はありがたかったが、もう帰れ。こいつとはもう散々遊んだだろ」
テオの兄「平気だ。すぐ慣れる。グルノーブルも結構いい街だぞ。元気出せ」

ダニエルは無言のまま、真っ直ぐ家へと帰る。
変わって学校の外では教師が生徒の名前を言う中でダニエルは親しい生徒と向き合うと互いに手を振った後、待つ中で男生徒が呼びかける。

男生徒「さっき、名前呼ばれてたな。どうやら変わったのは俺たちだけだ」
ダニエル「何でかわからないけど」
男生徒「一週間もすればクラスの半分が友達になれる。平気だ」
ダニエル「昔の友達は忘れて、新しいのを作り直せばいい」
男生徒「何だかもう悟ってるな…」
ダニエル「住めば都って言うだろ?」
男生徒「はぁ?」
ダニエル「僕はそう考えているんだ。すぐに慣れるよ」
男生徒「いや…別に変じゃない」
校長「じゃんじゃん来るぞお友達、教育の中で一番大事なもの…」
男生徒「ガソリンは転校したのか?」
ダニエル「グルノーブルに引っ越した。これから仕事を見つけるって」
男生徒「それは良かった。勉強ってタイプではなかった。それに言ってる言葉ハチャメチャだったし…こういっちゃなんだけどあいつをつるんでるお前まで孤立してたぞ」

ダニエル頭を下げる。

男生徒「とんだ疫病神だ…転校してくれてよかったじゃないか。ぶっちゃけ…」
ダニエル「誰も知らない、テオの秘密を知りたい」
男生徒「ああ、何だよ?。何だって?」

ダニエルは男生徒の耳に近づいた瞬間、テオの悪口を言ったのか軽く懲らしめた後、それを言った男生徒の元を離れダニエルは駆け足で去る。
ダニエルと話した男生徒の鼻から血が出て、それを見かねた教師と校長はその生徒を保健室へと連れてく。
変わってテオは兄と共にグルノーブル駅を下車して駅を出て、次にダニエルが通う学校の校長が「ダニエルが生徒を殴った」ことをダニエルの母親と相談する場面になる。
相談を終え、ダニエルは母親と共に学校出る中で親友となるダニエルの女生徒・ローラが見守っていた。

ローラ(ダニエル…振り向いて。三つ数えるから…1…2…3…。7つまで4…5…6…7…無限まで…)

最後はローラが心の中でそう言う。


(終)

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最終更新:2021年08月19日 03:47