グランド・イリュージョン 見破られたトリックのオープニング (吹替版)

配給・制作会社のオープニング映像の後。 アメリカ・ニュージャージー州 1984年。
一人の少年であるディラン・シュライクが 人混みの中を走りどこかへと向かう。

ディラン「すみません。通ります。ごめんなさい」

ディランは人混みの中で通り抜けてイベントとして開催されているマジックショーの会場付近となる橋を見ていた。

司会「今夜をお騒がせマジシャンのライオネル・シュライクが哀れにもまた挑戦するようです」

司会が解説すると同時にテレビでもその様子が中継され、その司会であるマジック見破り人のサディアス・ブラッドリーが解説を続ける。

サディアス「奇跡の脱出というパフォーマンス。使われる金庫はもっとも頑丈な鉄製で切断もこじ開けることも不可能です。しかし当のシュライクは脱出に自信満々の様子」

変わってディランはイベント会場内で父であるライオネルの元へ行く。

ディラン「父さん!父さん!」
ライオネル「よお、ディラン。ちゃんと着いたな」
ディラン「なあ、あの席見えるか?。家の良い席だぞ」
サディアス「ライオネル・シュライクは脱出できる真のマジシャンでそれとも自分の嘘に溺れてしまうのか?」
ライオネル「どうした?」
ディラン「ねえ、中止にできない?」
ライオネル「そう言うな、ちゃんと説明したろ。覚えてるか?父さんは手品をけなす連中に泡を吹かしてやるんだ。いいな、心配ない。袖の中に奥の手を隠してあるから。お前も時計してきたか?」

ライオネルはディランがつけている腕時計を見る。

ライオネル「よし、何秒で脱出?」
ディラン「300秒」
ライオネル「300秒?もっと早いか?」

ライオネルがそういった次にディランと握手をし抱きつく。

ライオネル「愛してるぞディラン。それじゃあ、また後でな」

ライオネルがディランにそういった後。イベント会場の橋へ行く。

司会「お待たせしました!。 ライオネル!シュライク!」
サディアス「シュライクの息は持つのか?そして金庫から命からがら脱出できるのか?」

サディアスが司会すると同時に観客がはしゃぐ中でディランはマジックを始めようとするライオネルに手を振る。

観客「3…2…1!ゼロ!」

ライオネルを閉じ込めた金庫は橋の下の川へと落とされる。
観客が脱出を見守る一方でディランはアナログ時計を見ながら口を留めずに数え続け300を数えながらもライオネルの姿が見えず300を超えて数え続ける一方で観客は不安を感じる。

サディアス「5分経過しました。しかしシュライクの姿は今も形も影もありません」

スタッフがライオネルが脱出してこないことに駆けつける中、見守っていたディランも後を追う形で駆けつけるがスタッフに取り押さえられる。

ディラン「父さん!。離してよ父さん!。嫌だ!離して!父さんを探して!」

ディランは父さんと言い続ける中でサディアスと目を向きあった後。
川の中にライオネルが閉じ込められていた金庫が映り、次にどこかの建物の白い螺旋階段が映ると、サディアスがナレーションをする。

サディアス(ナレーション)「目は嘘をつかないかもしれない。しかし目は欺かないと油断してはならない」

サディアスがそう言った後、白い螺旋階段の風景がジグゾーパズルのように取り除く形で「BELIEVE」と書かれた景色に変わり仕掛けとして「LIE」の文字が本物になっていた。
次にSaintと書かれフォーホースメンの四人が描かれた本が映る。

サディアス(ナレーション)「見ることは信じることそれは。真実かホースメンは正義の犯罪集団と人は言う、事実そうか?それともただの盗っ人集団か?」

フォーホースメンの四人が描かれた本が逆さまになると同時にSaintからThiefに変わる。

サディアス(ナレーション)「それは見方によって違う。君が知る彼らはラスベガスのステージからパリの銀行の金を盗んだ。保険業界の大物から大金を騙し取りニューヨークのビルの屋上から消えた。熱狂的なファンたちに札束をばら撒いて…だがその影で彼らに濡れ衣を着せられた一人の男がいた…私だ」

服役中のサディアスがパソコンのモニター越しでこの映画の鑑賞者達に前作の出来事を語った後に次のメッセージをスピーチする。

サディアス「聞いているか?ホースメン?。諸君は表舞台にまた現れる。私はその時まで待っている。この言葉を覚えておけ。君らは(むく)いを受けるだろう。思いもよらない方法で…報いを受けるべきだ。何故だが、私には確信がある。目には目をそれは正しいと…」

サディアスがホースメンにその一言を言った後、映画のタイトルが表示される。
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YOU
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ME
2

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最終更新:2021年08月19日 03:48