グリフィン家の様々な複雑的事情の中でそれぞれの和解を得た後、ドンとビービーの結婚式は始まろうとする。
アンドリュー「式の時間に遅れて本当にすまない。来る予定じゃなかったんだ」
アレハンドロ「大丈夫、すぐ済む」
ヌリア「うちのママはレズなの」
アンドリュー「それ反応に困るな」
アレハンドロ「気にしないで」
アンドリューはライラ・グリフィンと向き合う。
アンドリュー「やあ」
ライラ「はい」
アンドリュー「すごく綺麗だ」
ライラ「父に招待されたの」
アンドリュー「君から話があると言われて…」
ヌリア「席を外すね」
ライラ「行かないで。もう妹なんだから話に付き合って。電話がなかった」
アンドリュー「君がもう二度と話したくないんだ」
ライラ「ひどい言葉を投げつけられたわ」
アンドリュー「分かってるお互い意地になってた…悪かったよ許してくれ」
ライラ「妊娠したの」
アレハンドロ「だから父さんに吐いたのか!。ごめん…」
アレハンドロはその場から離れる。
アンドリュー「ほんとか?。マジで信じられない」
ライラ「不幸の結婚の中で育てたくないの」
アンドリュー「僕も同じ想いだよ。関係を立て直そう」
ライラ「そうね…」
アンドリュー「触ってもいい?」
アンドリューは妊娠中のライラの腹を触る。
結婚式が賑わう中で主催者のドンがマイクを持って声を上げる。
ドン「ベアトリス…まだいるはずだぞ。車のキーは池に捨てたからな!」
一方で家の中でエリーとビービーは話し合っていた。
ドン「ベアトリス!」
エリー「あなたを呼んでるみたい」
ドン「ベアトリス!早く出ておいて!。ベアトリス・マーサー・マクフライド!。とっとと出てこないと」
ドンがそういう中でビービーとエリーが式場にやってくる。
ビービー「喚かないで!。声を出しすぎると全員苦痛起こしそうだわ。なんなのよ…」
ドン「よし、マイクを返そう。邪魔して悪かった。君に言いたいことがあるんだ」
ビービー「いいわ、ここにいる全員で聞いてあげる」
ドン「俺に学んだことがあるとすれば人生は夢に過ぎないってこと」
ビービー「そうね」
ドン「こっそり助けてくる魔法使いなどいない。しかし心から誰かを愛することによって初めて人生は豊かになる。俺の人生は君がいないと駄目だ」
ビービー「それだけ?」
ドン「真実だ」
グリフィン家一同「ブー!」
ドン「分かった、君のために一つ答えよう」
ビービー「私は何も質問なんかしてないわ」
ドン「答えはイエス」
ビービー「だから、聞いてなんかいないったら」
ドン「イエス!×3。馬鹿の一つ覚えでイエス。他の女に目移りすることがあっても決して浮気はしない。今後も恥をかかされたり、ショックを受けたりしながら、こう自分に問いかけるだろう。なぜこんな男に惚れたのかって」
ビービー「私がまた愛してると思うの?」
ドン「愛してない?」
エリー「いいから続けて」
ドン「そうだとも!君を傷つけるくらいなら熱いスプーンで目をえぐる。君を大事に高い彫刻台に飾って手を振る」
ビービー「誓って」
ドン「誓うよ。もしも許してくれるなら残りの人生を君だけを愛する。君の夫になる夢を抱いてくれ」
ドンはケースの中に入っている結婚指輪をビービーに見せる。
ビービー「いつそんな指輪を買ったの?」
ドン「6年前に用意していた」
ビービー「6年前!?」
ドン「それ答えは?」
ビービー「やられた」
ドン「その意気だ」
モナハン「それではわたくしモナハン神父の権限により、この二人を夫婦として認める。花嫁にキスを」
モナハン神父がそういった後、二人はキスをしてグリフィン一家を含む参加者らは拍手をする。
マドンナ「あきれた」
アレハンドロ「行かないで」
マドンナ「嘘をつくように頼んだの?」
アレハンドロ「ママが驚くかと」
マドンナ「アメリカ人がいかれてるのは知ってる。私は物分かりのいい人間よ」
アレハンドロ「分かるけど…」
マドンナ「17歳の時私は年長の名士に恋をした。メデジン市の副市長よ。処女を捧げたわ」
アレハンドロ「何故…」
マドンナ「数年後ある日、女が訪ねてきて、彼に二度と会うなと」
アレハンドロ「彼の母親?」
マドンナ「彼は結婚してたの」
アレハンドロ「それならパパは?。ちょっと待って…僕の本当のパパの農夫じゃないんだね?」
マドンナ「家族のために嘘をついたのはお前だけじゃない。お馬鹿さんね」
マドンナがそういった後、アレハンドロと共に席に戻り。
夕方が近づくと式場内ではグリフィン家らが舞踏会をする。
ライラ「パパを借りていいかしら?」
エリー「すごいウェディングだった」
モナハン「1日、2組も…」
エリー「ええ、本当におめでとう」
モナハン「あなたもね」
エリー「神父様の言うとおりね…」
モナハン「何が?」
エリー「愛の形は色々あるわ」
モナハン「好みのタイプはどれかな?」
エリー「どれも好き」
式場内の舞踏会が続き、変わってドンがネームプレートが施された樹木に新たな家族のネームプレートをつける。
ドン(孫のジェーン、我が家へようこそ。レッスン1、おばあちゃん達はイカれてる。)
最後はドンがそういい、グリフィン家の屋敷が映る。
最終更新:2021年08月19日 03:51