テロップとともに映画のタイトルが表示された後、 純金で作られ偉人と思われる人物が彫られている指輪が映る。
変わってパトリック・マッケンは教団に囲まれてその指輪を様々な工具を使って何らかの理由でハンマーで壊した後、その指輪を溶かした純金でレリーフを刻印する。
リポーター(教皇の公式な印。漁夫の指輪は教皇が死去した場合、直ちに破棄されなければなりません。そして教皇の部屋が閉鎖されます。9日間、喪に服し…すなわち教皇の座が空白になる時まで)
変わってバチカンのサン・ピエトロ大聖堂で前代教皇の葬式が行われる場面となり、語り手となるリポーターがそのことを報道する。
リポーター「この数日間、世界各国からカトリック教会の指導者たちがローマに駆けつけました。世の中の改革に取り組み、敬愛を集めていた教皇の突然の死に誰もがショックを隠せません。今日、ここサン・ピエトロ広場では信心深い人々が祈っています。ここ数年、様々な変化や意見の対立によって混乱した協会をまとめることのできる新たな教皇が現れるようにと…教皇の亡骸に続いてキリストの代理人たる教皇を次ぐ後継者候補。すなわちプレフェリーティたちが身を捧げます」
変わって協会の人々らが教皇の葬儀を始める場面となる。
リポーター(喪の期間の終わりには枢機卿会がシスティナ礼拝堂にこもってコンクラーベ行います。これによりカトリック教会の新しい指導者が選ばれます)
変わって枢機卿の代表が新たな教皇を選出する場面となる。
リポーター(これによりカトリック協会の新しい指導者が選ばれます、伝統の危機にある今、なおくりもの信者を率いる教皇を選出するのです)
変わってスイスのセルン研究所。
そこでは大型ハドロン衝突型加速器の実験が行われようとしていた。
アナウンス『これより加速器ビームの実験が開始されるため、コントロールグループはオンラインになります。衝突器を起動。カテゴリー1のメンバーへ、インターロックのエリアは立ち入り禁止となります。』
ヴィクトリア「加速器にアクセスできなくしたわねフィリップ」
フィリップ「君がみんなを怖がらせているからだ。加速器は反物質を作り出すためのものじゃない」
ヴィクトリア「反物質の容器は三つともあらゆる安全措置を講じて…」
フィリップ「実験を中止しろとは言わないって、待てと言ってるんだ」
ヴィクトリア「待てないは反物質を得られるのは実験開始直後よアクセスさせて。ドクターに電話しようか?」
ヴィクトリアがそう言うと受話器を取るとフィリップは笑顔でそれを受け取る。
フィリップ「なあヴィクトリア。我々を天国に吹き飛ばすなよ。頼む」
フィリップがそう言うと、ヴィクトリアはパソコンがある所へと向かい、フィリップは同様にパソコンのモニターで装置の作動を確認する。
アナウンス『ビーム衝突実験開始』
実験開始の中でビクトリアの父であるシルヴァーノがモニターを通じてヴィクトリアに話す。
シルヴァーノ『ヴィクトリア、フィリップが何だって?』
ヴィクトリア「死ぬほど怖がってたわ、実験を待てと言われたけど、あなたどう思う」
機関室にいたシルヴァーノはヴィクトリアと話し合う。
シルヴァーノ「今、やらないと反物質を得るチャンスは二度とやってこない」
変わって様子見に来た研究員が実験開始において指令室にいた研究員に状況を話す。
研究員「ビームの軌道は安定しているみんな準備はいいな」
ヴィクトリア「タイミングトリガーを送信、まもなく衝突が始まる」
研究員「14研究班が正しいというのかね…」
アナウンス『ビームの速度はほぼ光速。テクノシティモニター作動中』『ビームライン制限なし』
研究員「ビーム補足可能」「ビームを加速するぞ」
アナウンス『ステージ1。』
研究員ら「磁力が最大になりました」「分離マグネット起動」「量子のレベルが高すぎる」「現在ルミノシティは40の30…」
アナウンス『加速器内に充電中…』
ヴィクトリアはその実験でキーボードを操作する中、 シルヴァーノに連絡する。
ヴィクトリア「衝突が起きたもうアクセスできる。反物質が発生するはずよ」
アナウンス『素粒子が繊維』
シルヴァーノは状況を聞く中で三つの動力源と思われる装置を見ていた。
シルヴァーノ『衝突は安定している。このまま続行する』
アナウンス『加速器より量子をイジェクト。ビーム1…』
研究員「ビームバンクシステムをロック。現在の速度は光速の99%。ビームが衝突。照射デッカーを起動。ルミノシティモニターにシグナルあり。変化が起きた」
加速器の内部が映され光が衝突し分散する。
研究員「量子が移動中」
量子の光がパイプを通じで移動する中で三つの装置が光りだし、中から反物質が出現する。
シルヴァーノ「反物質が得られた。これほどの量が得られたのは初めてだ」
研究員は実験の成功にその様子を見る中、ヴィクトリアがモニターを通じてシルヴァーノに話す。
ヴィクトリア「シルヴァーノ。ついにやったわ」
シルヴァーノ『これから先は神のご意志だ』
ヴィクトリア「今、そっちに行く」
ヴィクトリアがシルヴァーノがいる機関室へ向かい、入り口の網膜認証で扉を開けた後、何かに怯える、入口付近の床には何者かにくり抜かれた眼球があり、とっさにビクトリアは機関室へと向かうと、反物質が入ってるカプセルが一つなくなっていた。
ヴィクトリア「シルヴァード!×2」
ヴィクトリアはシルヴァードを探す中で資料室となる部屋で彼が死んで倒れているのを見つける。
シルヴァードの片目は何者かにくりぬかれていた。
ヴィクトリア「ああ…神様…助けて…誰か来て誰か!」
最終更新:2021年08月19日 04:08