ゴリラ (1986年の映画)のエンディング (吹替版)

過去に行き過ぎた捜査をきっかけに地方の警官へ異動したマーク・カミンスキーは刑事ハリー・シャノンの依頼でジョセフ・P・ブレナーという別人で潜入捜査し犯行を暴かれるのを恐れ重要参考人を部下に射殺させた首謀者・黒幕のマフィアのボスであるルイジ・パトロヴィータを射殺し事件は解決する。

事件で足に重傷を負ったハリーは看護師からリハビリを受けており、マークは彼を見守っていた。

看護師「困った患者さんね。いつまで車で椅子にしがみついているつもり?。自分の足で立ったらどうなの?」
ハリー「いいからほっといてくれんか。今更リハビリなどをやったところでしょうがない。私の部屋に押して帰るか外に散歩に出すか好きにしろ…」

ハリーがそういう中でマークがやってくる。

マーク「機嫌が良くないようだな」
ハリー「昔を思い出すとな…」
マーク「また戻ればいいさ」
ハリー「今更、良くはならんよ。ところでFBIの復職がかなったそうだな」
マーク「ああワイフとも元に戻れた。あんたのおかげだよ」

マークがそう言うと車椅子に乗っていたハリーを立ち上がらせる。

ハリー「おい!何を!危ないじゃないか!椅子を…!椅子を早く!」
マーク「あんたに頼みがあるハリー」
ハリー「その前に椅子を…」
マーク「エイミーとは新婚時代との思い出す仲だよ。実は子供ができたと分かったんだ」
ハリー「それはいいおめでとう。早く椅子を」
マーク「俺は父親になった経験がないかな?君の助けがいる、名付け親になってほしい」
ハリー「わかった…わかった!なんとか椅子を!」
マーク「では歩け」
ハリー「だめだ歩けないよ!」
マーク「途中で支えるから歩いてみろよ」
ハリー「歩けなくても名付け親にはなれん!」
マーク「あんたは見損なったよ、そこに返上なしだったとはな」

ハリーは手すりを掴み歩く練習をする。

ハリー「だめだ!」
マーク「息子さんがなんと言うかな?」

マークの言葉に亡き息子に恥を見せないためかハリーは歩く練習をすると同時に目の前にいたマークに近づく。
最後はハリーが笑顔を見せて近づいたマークに抱きかかえる。

(終)

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最終更新:2023年09月08日 22:31