タキシード (2002年の映画)のエンディング (吹替版)

脱水状態にしミイラにするバクテリアをアメンボ通じて世界にばら撒こうとしたディートリッヒ・バニングの野望は重傷を負ったクラーク・デブリンに代わって新型タキシードスーツを使いこなしたジミー・トンの活躍により阻止される。
その後、数多くの駆除班が現場へやってくる。

CSA捜査官「よしいいぞ!お嬢さん達!いけいけ!。明かりをつけたか?おっ、いいスーツじゃん!」

CSA捜捜査官がそう言うとジミーを殴りつける。
CSA捜査官「もう心配ない僕が来たから」
デル「何言ってんの!ヒーローぶん殴っといて!」

デルがそういう中でバニングの部下であったシムズ博士が連行される。

ジムズ「ああ、私は天才だ!それに証言すれば免責になるはずだ!独立国の出身だからな!」
捜査官「黙れ!」

捜査班が現場を押さえた中CSA長官・チャーマーズがやってくる。

チャーマーズ「どうやら間に合ったようだな」
デル「今から手柄の横取り?」
チャーマーズ「面白いことを言うねブレイン。CSAのチャーマーズだ。バニング事件の陣頭に立っていた。君がジミー・トンだね?」
ジミー「タキシードはあれでいいですか?」
チャーマーズ「ああ、無事に本部に返せれば満足だ。ところでブレインよくやった。現場で初めだった割に」
デル「ええ、一人では無理でしたわ」
ジミー「もう優しいことを言ってくれます」
デル「お手柄だったからご褒美もらったら?」
ジミー「僕はアメリカ合衆国の役に立てて光栄です。」
チャーマーズ「私も全くそのように思っているよ」
デル「まさかお尻叩いてご苦労さんって言うだけで済むとは思ってないでしょ」
チャーマーズ「いいやそう願う」

チャーマーズがそう言った後、ジミーのタキシードスーツが勝手に動いて、捜査班を吹き飛ばす。

デル「水難事故発生!」
ジミー「そうだ一つだけやってほしいことがあった」
チャーマーズ「どんなことかな?」

変わってアメリカのニューヨーク。
CSAらは何らかの理由でニューヨーク周辺に覆面車両を停車する。

捜査官「はい監視システムはばっちりよ。下手したら私が承知しないからね。この道は封鎖して」
覆面捜査官「了解!」
捜査官「30秒前よ!全員配置についた?ほら、急いで急いで」

CSA捜査官らは事件があったことを見せかけ客を退避させ準備を終えた後変わってどこかでジミーがデルと話し合っていた。

ジミー「セリフ忘れたよ」
デル「もう、大丈夫だから集中よ!さあ出発」

ジミーは乗っていた覆面車両から出る。

無線『大丈夫です』『よし、確認した!』
デル「ジミー!セリフは?」

ジミーが頭を軽く下げてそういったあと、歩き出す。

ジミー「名前はトン。ジェームズ・トン…俺は男はすげえすげえ男」
CSA一同『あんたが教えたのデル?』
『いいえ少しだけ』
『君たち落ち着け。フェロモンが出てる』
『クラーク黙って』
『敵ある立場なんだ』
『ブツを確認』
『ロックした』
デル「なんでそんなズボンなのよ…」

CSA一同の無線会話が流れると共にCSAは邪魔者を気絶しジミーは就職先のビルにいるジェニファーの元へ行く。

ジミー「やあ」

ジミーがジェニファーと対面する中でCSA一同は密かにその様子を見ていた。

デル「あの子なの?。大したことない」

ジミーの耳につけられた無線にCSA一同の声が数多く鳴り響く中でジミーは顔色が悪くなる。

CSA一同「顔色が悪いです」「助けてあげて」「スティーナ、止めて」「じっと見ろ」

CSA一同の会話が混雑する形でジミーの耳に鳴り響く中でジミーは苛立った叱責の一言をジェニファーに向けて言ってしまう。
ジミー「そんなに耳の中で怒鳴られたら考えられない!。君じゃない…いや…この中の…」
CSA一同「彼女の目を見つめて…」
「私よ」
「昨夜キミの夢を見たって」
「もうやめて」
「デルコム待って…」
「女性のアドバイスは聞かないことだ」
「やめてクラークもうクビよ」
ジミー「耳の中で声が聞こえる。」
ジル『それだけはやめて』

ジミーは苛立った末に補聴器型の無線を外してしまう。

ジミー「覚えてる?おっぱいギャル?あっち」
ジェニファー「それじゃあここから出て行ってください!」
ジミー「僕は自分を愛し、僕は君を愛してるって。ディナー、僕と行かない?」

ジミーがそういった後、苛立ったジェニファーはスプレーを取り出す。

ジェニファー「出て行って」
デル「間違いなく、パンツを漏らしてる」
ジミー「ディナーに誘って…」
ジェニファー「今すぐよ!」
ジミー「ランチは?」
ジェニファー「早くよ!」

ジミーはオフィスの外に出る。

CSA捜査官「はい、作戦は中止よ!引き上げましょう」
ジミー「デブリンさん、ふられました」
クラーク「私は恋愛の本を書いた信じてくれ。君は彼女を超えたんだ」
ジミー「かもね…」
クラーク「いいか、週末は休め。月曜の朝になったらどこか期待できそうなところに行こう。モンテカルロはどう?」
ジミー「いいですね。デブリンさんありがとう。みんな」

ジミーはクラークとの会話を終えた後、デルの元へ行く。

デル「やあ、彼女に覚えてもらうのも目的なら作戦は成功ね。次のデートはどう行く?何で追いかける?」
ジミー「ほんと難しいんだ」
デル「どこが難しいの?こう言うだけでしょ?『失礼ですが、コーヒーいかが?』」
ジミー「君の前にいると喋れなくなるんだ」
デル「そう?美人の前ね」
ジミー「そうだ。本物の美人。さっき画廊にいた美女のような」
デル「あらそう?それはご馳走様」
ジミー「おい、どうかしたの?」
デル「別に」
ジミー「なんだよ?」
デル「じゃあ私の気持ちを当てて」
ジミー「そうだな悲しい?」
デル「違う」
ジミー「病気?」
デル「違う」
ジミー「便秘してる?」
デル「やめてよ、少しね」
ジミー「いってよどうしたの?」
デル「あなたが彼女にしたいようなことを誰にもしないのよ。いや、しようともしない」
ジミー「その理由(わけ)知りたい?。君がとっても扱いにくいから」
デル「そう、いろいろ楽しかったわ」
ジミー「あの~失礼ですが。一緒にコーヒーはいかが?」
デル「有機栽培の緑茶しか飲まないの」
ジミー「可愛くないよ。そんなんじゃ彼氏はできない」
デル「いいわ、コーヒーで。コーヒー大好き」
ジミー「それでいいの」
デル「幸せの顔それとも発情?」
ジミー「後で教える」

最後はコーヒーを飲もうと喫茶店に行こうとする二人が歩きながら話し合う。
前半エンドロールでは本編撮影時のNGシーンが映される。

(終)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年09月08日 22:31