亡き義父・リュウケンの導きによりケンシロウは人々の自由のためにシンに立ち向かうものの強烈な必殺技により戦闘不能の状態に陥る。
ケンシロウは瀕死状態の中、床に生えている花を見る。
ケンシロウ「ユリア…」
変わってまだ生きていたユリアがジャッカルに捕らえられたままであった。
ユリア「ケンシロウ…」
ジャッカル「泣かせるぜ…その口は血の泡を吹く…最後に出るのは奴の名前だ。玉座に座っていた女王様が愛しようと見ていて男の床の下敷きだ。くたばるまで思いっきりやってやる。さあ、覚悟しなよ!」
ジャッカルはユリアをビンタする。
ジャッカル「楽に死なせるわけにはいかねえ。実を言うとケンシロウは今上にいるんだ。さよならも言えねぇとはな…悲しいな…どうだ女王様?」
一方で瀕死状態であったケンシロウは立ち上がり、蹴りとキックの攻撃をシンに何度か浴びせる。
ユリアはジャッカルに抵抗する中で機械を作動させるレバーを動かす。
ケンシロウとシンが戦っている一方、ジャッカルは顔に巻かれてあった紐が歯車に絡み、紐すべてが無くなると顔が風船のように割れる形で絶命する。
ケンシロウは拳による連続攻撃を何度か与えた次に最後の一撃をシンに浴びせる。
シン「北斗と南斗は戦ってはならない…これは教えだ…」
ケンシロウ「教えは真実だ…しかし南斗は存在しない…」
ケンシロウはそういったあと、何度もシンにキック攻撃をする。
最後のケンシロウのキックの一撃を浴びせられたシンは倒れる。
ケンシロウ「お前は俺の人生や…みんなの人生を狂わせた…」
シン「ケンシロウ…全ては…全ては…俺が考えたことだ…ユリアは…ユリアは一切関係無い…何一つ…」
ケンシロウ「生きてるのか?」
シン「いや…死んだよ…」
シンがそういったあと、ケンシロウはユリアの死の怒りを力に瀕死状態のシンの顔に拳の一撃を加えて倒す。
その後、ケンシロウが漠然として宮殿の中を狼狽えながら歩き続ける中、階段付近にクロスマンの一員がやってくる。
しかし攻撃しようとしたクロスマン一員は彼をたたえるかのように跪いた後、足音がしてケンシロウは音がした方向に振り向くとユリアがいるのに気付く。
ユリアが生きていたことに喜びの顔を見せる中、彼女は彼の頭に手を触れる。
ユリア「あなたは北斗の拳…」
ユリアがそういった後、ケンシロウを抱きつく。
最終更新:2023年09月08日 22:54