テロップと映画のタイトルが表示された後、アメリカとメキシコの境の間の周辺でトンボが飛んでいる中、そのトラックにぶつかって死亡する。
運転手「くそっ、虫けらめ」
運転手が載っているトラックの後には密入国者と思われる人々がたくさんいた中、道路の目の前には国境警備隊の車両が止まっていた。
運転手「静かに！」
密入国者「俺が話す」
密入国者の乗ったトラックが止まった中、警備隊が運転手に話す。
警備隊「運び屋に行くのかね？鬱陶しい顔をして。どこ行ってきた？」
運転手「メキシコで釣りっすよ」
警備隊「そうね何か釣れたか見せてもらおう、出ろ」
警備隊の指示でトラックの運転手は車から降りた中、 警備隊は後部座席の扉を開け密入国者がいるのを確認する。
警備隊「川へ投げ返せ。皆、降りて一列に並ぶんだ！」
警備隊の指示で密入国者らは降りる。
警備隊「運び賃はいくらだ？。一人当たり100ドル、200ドル？もうそっくりに弁護士にいきそうだな」
そんな中、黒い車に乗り黒いスーツを着た政府関係者らしき男性(通称・K)が降りてくる。
K「後は任せろ？」
警備隊「あんたは？」
K「移民局6課だ」
警備隊「移民局6課だって？そんなこと聞いたことないぞ？」
K「そうか。D、どいつか当ててみろ」
D「難しいなあ、K」
K「やあ、気分はどうだ？。何も心配もない合衆国へようこそ。ノガレスへ行くのか？仕事探しか？お前もだろ？お前も？歓迎するよ。お前は？」
Kがスペイン語で話して最後の右の列に並んだ密入国者に話す。
K「化けの皮を剥いでやろうか？。ブサイクなツラだな。スペイン語分かる？。本物はこいつだよD」
D「そうだな」
K「よし、お前らは消えろ。動くな、車に乗って立ち去れ」
警備員「困りますよ。待ってくださいよ」
K「黙れ。ここはお前のような若造が出る幕じゃないんだ引っ込んでろ。いいからトラックに乗れ」
密入国者をトラックに乗せるなか、Kは髭を生やした密入国者を取り押さえる。
K「こいつは俺に任せろ、ご苦労だったな。これから危険なよそ者を見張ってくれ」
警備隊「6課ってなんだ…」「6課ってない筈だ」「嘘っぱちだ」「そうだな」
KとDはその密入国者を連れてく中、 Kは質問をする。
K「来る場所間違ったんじゃないのかアミーゴ？。おい、お前はこの辺りの生まれじゃないだろ？」
Kはナイフで密入国者を切ると中にはワニに似た宇宙人・マイキーが隠れていた。
K「マイキーか？。お前いつ釈放された？。政治亡命だって言うのか？」
D「散々条約違反したくせに」
K「1つだけ？」
D「7つはあるぞ」
K「もういい、その首をよこせ」
マイキーはKに変装用の首を渡す。
K「手と触覚を上に上げろ」
一方で不審に思った警備隊はKとDがマイキーと話しているのを目撃し、マイキーは気づいたのか威嚇として口を開ける。
K「まずいぞ…」
マイキーは逃走する。
K「D、撃て」
Kの命令でDはマイキーに向けて未来の形をした拳銃を発砲しようとする中で、遅いことにKはマイキーに向けて発砲すると、警備隊襲いかかろうとしたマイキーは体もろとも飛び散る。
警備隊「ああ…あれ」
K「あれか？。人間じゃない、酷いな、あいつの腸でベタベタだ」
Kがそう言うと他の警備隊もやってくる。
警備隊ら「今のは何だ？」
K「何も問題ない。みんな落ち着いて何の心配もしなくてもいい。何があってか説明しよう」
Kがそういう中で特別処理班と思われるトラックがやってくる。
K「これはニューラライザー。遠い国からの土産だ。この赤い光が放つ電子ショックが君の脳に作用し記憶を消去することになる。ご苦労だな、そこら辺の草むらを火炎放射器で広角から80で焼き払ってくれ」
K と同じ組織の特別処理班は火炎放射器で宇宙人の細胞と体を焼却する。
K「そんなとこでいいだろう」
警備隊「これは何事なんです？」
K「いい質問だその答えを見ればよくわかる」
警備員「あんた何者？」
K「俺か？俺は君達が見た幻覚だよ」
Kが持っていたニューラライザーはフラッシュを放つ。
K「単純なやつらだな。しかし、このガス爆発で助かるなんて君たちはついてるな」
警備隊「ガス爆発？」
K「地下のガス管だよ。全く銃を撃つ時にはもっと気をつけないと次は助からないかもしれないぞ…特に君、向こうで特別医療班の検査を受けてから帰るんだな」
Kがそう言うと国境警備隊は立ち去る。
D「ヘマをしてすまなかった」
K「誰にもある」
D「歳には勝てん。気ばかりは焦っても…体がな…美しいもんだ？」
K「何がだ？」
D「星だよ。見てるだけなら、本当に美しい」
K「ああ」
D「寂しいな…奴等を追ったのも懐かしい…」
DがそういうとKはサングラスをかけてニューラライザーを取り出す。
K「いや。これっきりだ」
Kがそう言うと、ニューラライザーのフラッシュを放つ。
最終更新：2023年09月08日 22:54
