特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTERのエンディング

10年ぶりに集結したデカレンジャーの活躍により、難事件は見事に解決。
濡れ衣を着せられていたボス(ドギー・クルーガー)も、異星人の少女キャリーの証言により、無事に地球署に復帰した。


ボス「ありがとう。君の勇気ある行動のおかげで、俺は復活する事ができた」
キャリー「この地球署に来て、バンさんに背中を押してもらえたからです」
バン「幸せになれよ。お父さんの分まで」
キャリー「……はい!」

去ってゆくキャリーを、バンたちは大きく手を振って見送る。

バン「元気でなぁ──!」
スワン「夢みたい…… また皆と、ここに戻れたなんて。ねぇ、ドギー」
ボス「あぁ。だから、スワン。今こそ…… 言わなくちゃと思っている事があるんだ」
スワン「えっ?」
ボス「あ…… う、コホン! スワン、今までも…… これからも、ずっと愛してる!」
スワン「……馬鹿! 何よ、いきなりこんな所で」
ボス「あ、ああっ、済まん! 突然過ぎたか」
スワン「私だって、ずっと、ずぅっと、愛してるんだから!」

ボスとスワンが抱き合う。

バン「やったぁ──!!」

一同が拍手で祝い、ボスを冷やかす。


バン「さぁってと。めでたく盛り上がった所で、俺、帰るわ!」
ウメコ「えぇっ、もう!?」
セン「そうだよ、これから盛り上がる所なのに」
バン「駄目だ! あんまり長居しちゃうとさ…… 帰りたくなくなっちまうからな」
一同「……」
バン「それに、今回の事で改めて分かっただろう? バラバラになったって、俺達の心はいつも一緒なんだって!」
ウメコ「……そうだよね。いつも一緒!」

一同が笑顔で頷き合う。

バン「じゃ、まあ、皆。元気でな! これを見てる、君もな!」

バンがカメラ目線でポーズを決め、駆け去る──が、また戻って来る。

バン「あ──、忘れてた。またな、相棒!!」

一同が笑い、視線がホージーに集まる。苦笑するホージー。

ホージー「相棒って言うなぁ──っ!!」



S.P.D── SPECIAL POLICE DEKARANGER
燃えるハートでクールに戦う彼らは
これからも永遠に不滅である。

挫けそうなときは、思い出してほしい。
今そこにいなくても
デカレンジャーはいつも君の心の中にいる!

これからも一緒に戦おう。
人生のエマージェンシーを乗り越えた向こうには
きっと素敵な宇宙が広がっているのだから──!



FOREVER DEKARANGER

END

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最終更新:2017年03月27日 22:47