【味方側】
地熱発電所防衛連合
臨海都市同盟
傭兵団
名前:マイス・ドラウジィ
所属:傭兵団
種族:セラフィノイド
性別:男
年齢:15歳
特徴や性格、目的など:
クリートレス「ランギス」と契約している少年。若くして傭兵団の副団長を務める。
マイスとランギスが身体を交換していられる時間は数時間と並の契約者と比べて段違いに長く、またランギスの欲求が『睡眠』であるため、彼は自分が眠るべき時間を全てランギスに与えている。彼自身はもう何年も眠っていない。
『休息を取らない戦士』として、非戦闘時は他の人員を休ませて索敵や機体整備などを引き受けている。また、ランギスの持つ高い情報処理能力を活かして情報収集や戦術の立案などを行う。
その働きぶりは傭兵たちの信望を集めているが、一切の休みなく働き続けるところから『クリートレスより機械らしい』などと影で言われている。
外見は「目が冷たい美少年」。感情の揺らぎをほとんど見せないが、合理的で整然とした行動の端々に確かな優しさと気配りを持つ。
最近は兵器の設計や戦術論の構築などもやり始めたようで、「時間が足りない」などと言っては周囲の人間を苦笑させている。
個体名:ランギス
所属:傭兵団
種族:クリートレス
性別:男性的
年齢:80歳
サイズ:約8m/Sサイズ
願望:睡眠
特徴や性格など:
大量の情報を処理する機関を搭載した機械種族である。人間と機械種族が仲良く暮らしていた頃は、交通関係の情報処理を一手に担っていた。
人間の持つ情報の整理現象である『夢』にはまっており、『睡眠』の願望を持つ。
戦場では、各種のセンサ及び撹乱装置を駆使して近~中距離での戦闘を得意とする。また、有線と無線双方によるハッキングが可能であり、相手のカメラに自分だけ映らなくするなどの小技も可能。
特に、中枢を破壊した敵機を支配下に置く機能は『吸血(ブラッドサック)』と呼ばれ、乱戦の中で敵の中核に潜り込んで敵機を次々に暴れさせるなどの工作行動を可能としている。
武装は各種撹乱剤の詰まった手投げ弾、無線侵食の補助となる楔型の短剣。十指は有線通信用のワイヤーガンとなっており、腰のウインチを併用することで移動手段や攻撃手段にもなる。
個体名:ジュニア
所属:傭兵団
種族:クリートレス
性別:男
年齢:詳細は不明だが、人間時から数えて20歳~30歳位らしい
サイズ:約30m/Lサイズ
願望:無し、強いて言うなら元の体に戻りたい
特徴や性格など:
元々はごく普通の能力者候補であったが、契約相手である機械種族の望みがなんと「自らを傷つけ痛みを感じること」であったため、一回目のリンク時に速攻で「アクシデント・パーソン」となってしまう。
その後、絶望ゆえに自我が崩壊、暴走状態に陥り、破壊処分が下されようとしていたところ、何故かMr.ハーメルンの命令に従うことが判明したため、それを免れる。
自我が殆ど無い上、ハーメルンより「命令無い場合は動くな」と言われている為、能動的には全っ然動かないキャラである。
が、存在感だけは無駄にある。というのも、その体は全身が鎧で覆われた、いや、鎧そのものが動いているような漆黒の寸胴な巨体である。抜群の強度を誇り並大抵の兵器では傷一つつけられない。両腕に二本のチェーンアンカーがある以外武装はなく、装甲が武器でもある、と呼ぶべき機体。安直に突撃するだけでも凄まじい威力を誇る。
……ここまでの鉄壁な存在だったからこそ、「自らを傷つけ痛みを感じること」が元の機械種族の願望だったのだろうか、今となっては知る由も無いが。
名前:Mr.ハーメルン
所属:傭兵団
種族:セラフィノイド
性別:男
年齢:2*歳
特徴や性格、目的など:
頭にとんがり帽子、ポンチョの下にタキシードを着て顔はピエロマスクで隠しているという奇抜な服装の男。フリーの傭兵で、ジュニアと共にかなり好き勝手やっている。
常に人を小馬鹿にしたような態度をとり、高笑いを絶やさない。自らMr.ハーメルンと名乗り絶対に本名も素顔も明かさない。
ジュニアを操れる唯一の人物。しかし、その理由は一切不明である。また、彼自身の経緯を知るものも誰もいない。
基本的に金さえ払えばどんな相手、組織でも仕事を引き受けるので金の亡者扱いされているが本人はそれを喜んでいる。敵も相当多いが、ジュニアをただ一人扱える男なので皆苦々しく思うだけ。
一説では、ジュニアの契約者の兄ではないかとも言われているが、あくまで噂である。
【敵側】
火力発電所防衛線
風力発電所防衛線
侵攻部隊
名前:天野幸弘
所属:侵攻部隊
種族:クリトーレス
性別:男
年齢:不明
サイズ:約150cm/SSサイズ
願望:不明
特徴や性格、目的など:
金髪碧眼、身長が150cm未満の童顔で十代前半、小学校低学年にしか見えない美少年。
しかしその実態は人間型のクリトーレスである。昔の記憶がなく、誰がいつどうして作ったものかは自身も知らない。天野幸弘という名は人間社会に入り込む時使う偽名。
だが、人間に近いと言ってもそれは所詮外見上の話であり中身は完全にクリトーレス。そのアンバランスな存在であるが故機械種族の中で孤立せざるを得なくなり、その孤独は人間に対する憎悪に成り代わり人間になろうとせずただ抹殺しようとする珍しい機械種族を生み出す。
外見に似合わず極めて残虐な性格であり、姦計を好み大量殺戮を楽しむ狂気の戦術家。その外見を利用して人間社会に潜入する際は臆病で泣き虫な保護欲をそそる幼児を演じている。
武装の類は右手から射出されるカギ爪以外ないが、最大の力は他の機械種族を自在に操る『洗脳』能力である。その力で自らの侵攻部隊を司る機械種族に戦略、戦術的行動を行える。ただし、操る機械種族の数が増えれば増えるほど聞かせられる命令が雑になっていってしまうのであまり多数はできない。
その体、機械種族には珍しい非合理的精神から、作ったのは機械種族ではなく人間の可能性があるが、今となっては立証する手立てはない。
キャラストック/ファンタジーエリア
最終更新:2010年04月01日 00:32