第2回放送までの死亡者名鑑



【一ノ瀬空夜】

《スタンス:不明》
《登場話数:3話》
《退場話:067.第一放送 -世界の終り-
《最期の台詞:「…………貴方は、どうやって『神』を打倒するつもりなのですか?」》
《解説》
世界を渡り歩く能力を持つ高校生。
同級生だった音ノ宮・亜理子と再会し、探偵でありながら彼女が『連続殺人』を起こし続ける動機を看破。
直後に亜理子の魂に破滅の幸福を与えるべく現れた月白氷に対し、「自らの話に納得したら手を引く」という条件で考察を語る。
主催者であるワールドオーダーの力の本質や限界を語った後、『奇跡』という曖昧な言葉によって都合のいい定義を世界に押し付けてしまう月白をワールドオーダーと同等の存在として指摘する。
一ノ瀬の話に満足をした月白はゲームからの離脱を承諾するが、去り際に「再び世界の放浪者へ逆戻りする」という奇跡の幸福を与えられてしまう。
会場からの消滅まで時間が残り少ない中でこのゲームにおける亜理子の『犯行』の全てを見抜く。
そして彼女の本心をも見抜いた一ノ瀬空夜は、月白の後を追う様に会場から消滅した。
しかし空夜の物語はそこで終わらなかった。何と主催者であるワールドオーダーの元まで送還されたのだ。
月白の死を知った空夜はワールドオーダーと一対一で対面。
「再び殺し合いに参加するか、元の世界へ生還するか、ここで死ぬか」という取引を持ちかけられる。
一度は選択への迷いを見せるも、第一回放送終了後に空夜はワールドオーダーへの反抗を決意。
コピーした『未来確定・変わる世界(ワールド・オーダー)』の能力で戦うも、オリジナルの圧倒的な能力の前に致命傷を負う。
最期にワールドオーダーの真意について問いを投げかけるも、主催者の核心に触れた空夜の質問の答えは返ってこなかった。

《称号:真実に到達した少年》


【大神官ミュートス】

《スタンス:対主催》
《登場話数:3話》
《退場話:069.Child's Play
《最期の台詞:「くっ…………!?」》
《解説》
秘密結社ブレイカーズの大幹部であり、大首領剣神龍次郎の愛人。
既に龍次郎の子供を身籠っており、妊娠三ヶ月であった模様。
開始後に馴木沙奈と遭遇。姉御肌な性分によって保護するも、因縁のある近藤・ジョーイ・恵理子の襲撃を受ける。
交戦に至ることはなかったものの、恵理子が用意した爆弾のトラップから沙奈と共に逃走。
沙奈を連れ歩くことになったミュートスは食料や物資の奪い合いを想定し、街へ移動することを提案。
その道中でクリスと遭遇。人畜無害な子供にしか見えないクリスと会話をするも…直後に不意打ちの一撃を喰らってしまう。
クリスは玄人殺しの異名を取る不意打ち特化の殺し屋だったのだ。
赤ん坊のいる腹部に傷を受けたミュートスは沙奈を逃がし、怪人アテネモストロに変身してクリスと交戦。
しかし神話の怪人は伝承から掛け離れるほど力を失ってしまうという特性を持つ。
処女神であるアテネの力を持つミュートスは子供を身籠ってしまったことで大きく弱体化していたのだ。
それを知りながらも怪人としての能力でクリスを攻め立てるも、最終的には腹部を狙うように見せかけたフェイントにより敗北。
首を切り落とされ、身籠っている赤ん坊を引きずり出されるという凄惨な末路を迎えた。
龍次郎への愛や母親としての意思を優先したことが死因となったのは皮肉と言えるだろう。

《称号:守ろうとしたが故の末路》


【榊将吾】

《スタンス:対主催》
《登場話数:4話》
《退場話:070.ハーヴェスト
《最期の台詞:「一先ずの正義が終わるまで、眠っていてもらおう」》
《解説》
警視庁の警部補。社会の正義に諦観し、断罪者である案山子への憧れを抱いていた警察官。
ゲーム開始直後にマーダーである詩仁恵莉を体術と説得によって無力化。
恵莉に攻撃され憤る佐藤道明を嗜める等、警官としての本来の正義感を見せる。
しかし直後に襲撃を仕掛けてきたのは最悪の殺し屋ヴァイザー。卓越した暗殺能力によって恵莉を殺害されてしまう。
状況を様子見していたオデットが加勢に入り、榊は彼女と共にヴァイザーと交戦。
だがヴァイザーの殺気感知能力によって全ての攻撃を悉くいなされ、榊は気絶にまで追い込まれる。
戦場から逃げ延びた佐藤によって連れて行かれるも、結果として3話に渡って気絶していたのは痛手と言わざるを得ない。
第一回放送後にようやく意識を取り戻した榊は佐藤の本性を知ることになる。
佐藤は自分を助けようとしていたオデットを裏切り、自らが勝ち残ろうとしていたのだ。
真相を知ったことで榊の警官としての倫理観は崩壊する。案山子こそが正義であると確信した榊は佐藤への断罪を決行したのだ。
しかし錯乱した鵜院千斗が乱入、断罪を阻まれる。
一度は撃退するも予想外の復帰能力で不意を突かれてしまい、榊は分厚い本で頭部を何度も殴打されて死亡した。
真っ先にヴァイザーと交戦、3話に渡る気絶、同行者がステルスマーダー、誤解から殺害される…等、振り返ってみると兎に角運が無い。
最終的に案山子化したものの、常に状況と運の無さに振り回されていた感が否めなかった。

《称号:遅すぎた案山子》


【尾関夏実】

《スタンス:対主催(マーダーキラー?)》
《登場話数:4話》
《退場話:086.Red Fraction
《最期の台詞:「ル…………ピ…………―――――――――」》
《解説》
バスケ部所属の普通の女子高生だった筈の少女。
しかし初登場話で親友のルピナスの遺体を目の当たりにし、支給品を使いあの世でルピナス達と対話したことで覚醒。
強力な支給品によって強化された夏実はルピナス殺害犯である白雲彩華ペットボトルを殺害。
その際の凄惨な報復、そして百合とも取れるルピナスへの想いからいつしかクレイジーサイコレズと呼ばれる様に。
その後案山子への復讐を終わらせてきた初瀬ちどりと遭遇。
一度は同じ復讐者であるちどりへの共感を覚えるも、ちどりが夏実の罪を咎めたことで逆上。
共に罪を償っていくことを勧めたちどりを容赦なく殺害し、改めてルピナスの為に戦うことを決意した。
しかしただの女子高生であった夏実の精神は、凄惨な殺人を繰り返して耐えられる筈も無かった。
親友の朝霧舞歌の死を知ったことで徐々に錯乱していく。
そんな中、夏実は奇しくも弟の尾関裕司をマーダーのスケアクロウから救い出す。
ルピナスの入ったデイパックを裕司に預け、スケアクロウと交戦することに。
しかし案山子の狂信者であるスケアクロウにちどりから奪った案山子のマスクを見せてしまったことが仇となる。
案山子のマスクを奪い覚醒したスケアクロウの前に苦戦を強いられ、彼の狂気の前に怯んだことで重傷を負ってしまう。
それでも意地を見せてスケアクロウに致命傷を負わせるも、裕司がアザレアに襲撃されたことで状況は一転。
裕司を助けるべくアザレアと対峙するも、狂気に精神を蝕まれていた夏実は裕司ごとアザレアを殺そうとする…
が、瀕死のスケアクロウから仕掛けられた不意打ちによって夏実は左胸と腹部を撃ち抜かれてしまう。
致命傷を負った夏実は最期まで親友を想いながら、無念の死を遂げた。

初登場話の強烈なインパクトからある意味特に注目されていたキャラ。
実際に死亡話時点で4人殺害という現時点のトップスコアを上げる等の実績を残している。
しかしやはりその精神は狂気に耐え切れておらず、憎悪と自己保身の狭間で暴走していた節が強い。
所業こそ凄まじいものの、ある意味最期まで『狂気に飲まれた普通の女子高生』に過ぎなかったのかもしれない。

《称号:愛と憎悪の果て》


【スケアクロウ】

《スタンス:マーダー(無差別)→案山子》
《登場話数:4話》
《退場話:086.Red Fraction
《最期の台詞:「―――――――――――――最っ高、だ」》
《解説》
本名は槙島幹也、元サラリーマンにして案山子の模倣犯。
開幕直後には悪党商会幹部茜ヶ久保一に圧倒されるも、麻生時音の介入によって難を逃れる。
しかし苛立ちの溜まっていたスケアクロウは時音を不意打ちで殺害。
悪党殺しの案山子の模倣犯でありながら衝動的な殺人を行い、剰え開き直って正当化するというクズっぶりを見せた。
休息の最中に支給品である案山子の手記を読んでの存在を知った後、気絶から再起していた裏松双葉を殺害。
二話続けてスコアを上げる順調ぶりを見せていたが、第一回放送で案山子の死が伝えられたことで錯乱。
近くに居た尾関裕司が逃げ出したことに気付いたスケアクロウは我を取り戻し、彼を何とか追い詰める。
しかし尾関夏実の乱入で裕司の殺害に失敗、あろうことか自らの案山子の覆面まで燃やされてしまう。
案山子信仰の象徴である覆面を燃やされ呆然とするスケアクロウだったが、夏実が本物の案山子の覆面を見せたことで覚醒。
奪い取った案山子の覆面を被り、自らが新たな案山子となることを決意。
狂信の果てに信仰する神そのものとなったスケアクロウは夏実相手に互角以上に渡り合い、右目を奪うことに成功。
夏実の決死の攻撃で重傷を負うも、彼女が戦場から離脱し裕司救助に戻ったことで状況は流転。
離脱した夏実に追撃を仕掛けて殺害。しかしスケアクロウもまた満身創痍であり、彼の身に限界が訪れた。
それでも悪を裁くことが出来たスケアクロウは満足げに息を引き取った。

最初こそ常人系外道マーダーとして弱者狩りを行っていたものの、夏実との交戦でまさかの覚醒。
クレイジーサイコレズとまで称された夏実相手に奮戦をするという思わぬ活躍を見せた。
さり気なく死亡話時点で3人殺害しており、この時点のスコアで言えば夏実に次いで2位だったりする。

なお98話「friend」投下時点で開催された第一回キャラクター人気投票において総合7位タイ、死亡者内で1位タイという記録を残した。
死亡話での暴れっぷりが印象に残っている住人も多かったのかもしれない。

《称号:神になった狂人》


【ディウス】

《スタンス:危険対主催→マーダー(優勝狙い)》
《登場話数:5話》
《退場話:083.魔法使いの祈り
《最期の台詞:「ディウスだ。まあただの魔族だ」》
《解説》
魔族の軍を率いる魔王。
初登場話では殺し合いへの意欲を抱かず、魔王軍の部下と共に会場を脱出するべく脱出派に。
魔法を使い会場外部に居るサキュバスと連絡を取るという(ある意味での)暴挙を働く。
外界の情報網によって参加者のミルが科学者であることを知り、首輪を解除すべく彼を捜すことに。
道中で近藤・ジョーイ・恵理子と接触するも、同行も交戦もないまま間もなく別離。
更に生きる為に自身へ擦り寄ってきた初山実花子を殺害し、彼女の首輪をサンプルとして回収する。
そのまま順調に移動し続けていたが、第一回放送で魔王軍の暗黒騎士ガルバインの死を知ってしまう。
部下の死を悼み、同時に部下よりもミルを優先した自身への後悔を胸にディウスは『魔王』として殺し合いに乗ることを決意。
研究所へと襲撃を仕掛け、空谷葵と交戦。彼女に重傷を負わせた後、『人食いの呪い』を付加させる。
そのまま研究所に潜んでいたミルを殺害すべく進撃を続けるも、勇者の妹であるミリア・ランファルトの足止めを喰らう。
圧倒的な実力によって優勢に立ち回るも、りんご飴の乱入によって予想以上に粘られてしまう。
しかし人食いの呪いで暴走した葵によってミリアが重傷を負い、ディウスもまたりんご飴を戦闘不能に陥らせる。
最早魔王の勝利は確実かと思われたその時、ミリアによって逃がされていたミルが最強の助っ人—剣神龍次郎を呼び寄せる。
圧倒的な戦闘力を持つ龍次郎との死闘が始まり、ディウスは全力を振り絞って戦いの臨む。
出し惜しみをする余裕は無いと判断したディウスはついに最大火力の魔法を解放するも、それをも凌いだ龍次郎の前に敗北。
己を「魔王でなくなった、ただの魔族」と称して自らの敗北を認め、龍次郎に首を切断されて絶命した。

その肩書きと強大な能力から、全参加者中でも上位の実力者として見られていた魔王。
マーダーとしての活躍は2話のみという短い期間ながら、複数の参加者を相手取り凄まじい強さを見せつけた。
最期の戦いとなった龍次郎との交戦は文字通り最強格の対決であり、第二回放送前屈指の死闘と言えるだろう。

《称号:巨星墜つ》


【ミリア・ランファルト】

《スタンス:対主催》
《登場話数:4話》
《退場話:083.魔法使いの祈り
《最期の台詞:「兄に…………」》
《解説》
カウレス・ランファルトの妹である白魔法使い。
ゲーム開始直後に剣正一と遭遇。対主催の方針を掲げる彼と行動を共にし、研究所へと訪れる。
そこで主催者によって送り込まれたもう一人のジョーカー・セスペェリアと邂逅。
既に首輪データの回収を終えていた彼女との交戦に縺れ込むも、シマリスのチャメゴンを使った剣の賭けによってミル空谷葵の対主催コンビが研究所に到着。
セスペェリアは一時撤退し、ミリア達はそのまま対主催チームを結成。首輪や殺し合いに関する考察、および情報交換を行う。
首輪解析要員のミルを抱え、戦力持ちのメンバーが揃う安定感溢れる対主催チームとして活躍していく……かに思われた。
チームの纏め役であった剣は突如出現したサイクロップスSP-N1を陽動すべくチームから離脱、死闘の末の相打ちに。
剣の死後、拠点としていた研究所に兄カウレスの宿敵にして最悪のマーダー・ディウスが降臨。
決死の足止めを行った葵を戦闘不能に陥らせ、残る戦力はミリアのみとなってしまう。
対主催の要となりうるミルを逃がすべくミリアは一人でディウスの前に立ちはだかる。
遅延魔法による連続攻撃、聖属性魔法など持てる手段を尽くすも、やはり実力差は大きく決定打は与えられない。
ミリアは乱入してきたりんご飴と共闘して粘り続けるも、ディウスの『人食いの呪い』で極度の餓えに陥った葵に不意を突かれ重傷を負ってしまう。
それでも命懸けの魔法によってりんご飴を逃がし、更にミルから情報を得ていた剣神龍次郎の乱入によりついにディウスが死亡。
最早助からない瀕死の重傷となったミリアはミルに遺言を残す。「兄にもう戦う必要は無いと伝えてほしい」。
肉親への祈りを託し、最期まで他者の為に戦い続けた魔法使いは、そのままミルに看取られて息を引き取った。

白魔法使いという貴重な回復要員として参戦したミリア。
魔王ディウスとの交戦においても首輪解析要員のミルを逃がし、龍次郎到着までの時間を稼ぐという大きな功績を残した。
ある意味、魔王撃破のもう一人の立役者と言えるだろう。
最期まで他者の身を案じ、他者の為に戦い続けた少女の『祈り』は果たして報われるだろうか。

なお98話「friend」投下時点で開催された第一回キャラクター人気投票において総合7位タイ、死亡者内で1位タイという記録を残した。
命がけで魔王の足止めを行う活躍を見せ、そして最期まで他者の為に戦い続けた姿が評価されたのかもしれない。

《称号:少女の祈り》


【尾関裕司】

《スタンス:未定→対主催》
《登場話数:6話》
《退場話:093.戦場のヴァルキュリア
《最期の台詞:「そんなに聞きたければ言ってやる! 俺たちは殺し合いなんかしない! お前みたいなやつになんか絶対に負けない!」》
《解説》
尾関夏実の弟。中学生の野球少年。
さりげなくオープニングで初登場を飾っており、ごく普通の少年としてロワに放り込まれる…のかと思われた。
開幕早々、あろうことか支給品を用いて女体化
その後バラッドピーター・セヴェール鵜院千斗の三人と接触。自らの素性と名前を偽り、同行することに。
しかし道中で尿意を催し、一人でショッピングモールのトイレへと向かってしまったことが運命を大きく左右する。
用を済まし(ついでに女体の神秘を堪能し)、トイレから出た裕司は事故同然の形で天高星と衝突、気絶する。
その際なんと入れ替わり体質を持つ天高と入れ替わってしまい、再び男の体を獲得。
目が覚めた後に本来の身体の主である裏松双葉を誤解から気絶させ、バラッド達との合流を目指そうとしたのだが…
既にバラッド、ピーターはオデットとの交戦で離脱し、鵜院は入れ替わった天高を裕司と誤解して連れて行ってしまっていた。
完全に迷子になりながらも前向きに探索を続けていた裕司だったが、彼もまたマーダーであるスケアクロウの襲撃を受ける。
入れ替わった肉体を思うように動かせず、追い詰められてしまうも姉である尾関夏実に助けられる。
しかし豹変した様子の姉、そして彼女のデイパックに入っていたルピナスの死体に裕司に動揺と衝撃を与える。
いよいよ気楽な態度で居られなくなったのも束の間、今度はアザレア覆面男が襲撃。
両足と右手の指を損傷し、更に弟を助けるべく舞い戻ってきた夏実がスケアクロウと相打ちになり、裕司のメンタルは磨耗していく。
その後バラッド、ピーターが到着。バラッドに事情を説明し、アザレアを説得してもらうことで事なきを得る…かに思われた。
アザレアは覆面男のために裕司の殺害を優先。バラッドとアザレア&覆面男の交戦にもつれ込む。
その途中でバラッドを利用したいピーターに人質として取られ、精神的に消耗した裕司は自らを見捨てるようにバラッドへ頼み込む。
しかしそれでも裕司を守るために戦うバラッドの姿に心を打たれ、大切なものを守る力を欲した裕司の意思にあるランダムアイテムが共鳴。
妖精と精神世界での接触を果たし、強力な変身能力を獲得する(そして再び女体化を果たす)。
ピーターを跳ね除けてアザレアらを離脱させるも、最悪のマーダー・オデットが襲撃。
バラッド、ピーターらと共にこれを迎え撃つも、更にオリロワ最強格のリヴェイラが登場。圧倒的な能力でその場にいた四人を捩じ伏せる。
殺し合いや悪を肯定するリヴェイラに真っ向から反抗した裕司は『神の行い』によって呆気なく命を落とした。

女体化、入れ替わり、変身。振り返ってみればメタモルフォーゼの連続である。
最初こそのらりくらりと気楽に立ち回っていたが、マーダーの襲撃を経て次第に余裕を失っていった。
最後は正義に目覚めたものの、その結果邪神に啖呵を切ってしまい命を落とすことになるのは皮肉と言えるだろう。

《称号:激動のメタモルフォーゼ》


【リヴェイラ】

《スタンス:マーダー(扇動)》
《登場話数:4話》
《退場話:093.戦場のヴァルキュリア
《最期の台詞:「ふぃあふぁ、ふぉうはる」》
《解説》
世界を破滅させる力を持つ邪神。作中での言及によればディウスによって封印を解かれたらしい。
ロワではマーダーや危険人物を支援、それ以外の参加者を堕落させて殺し合いを促進させるスタンスを掲げる。
ゲーム開始直後にリヴェイラを危険視したロバート・キャンベル(の分身)の捨て身を攻撃を受けるが、
大爆発が直撃しながらも全くの無傷という次元の違う能力を見せつける。
嗜虐的なリヴェイラは臆することもなく勇敢に立ち向かってきたロバートに失望し、次なる標的を求める。
探索の末に見つけたのは田外勇二。しかし彼は邪神の弱点と成り得る聖剣を手にしていた。
退屈凌ぎに『勇者』と一戦交えようとしたリヴェイラだったが、南方での強大な魔族(オデット)の覚醒を感知。
勇二との交戦を後回しにし、リヴェイラは南方の市街地へと直行した。
その道中でアザレア覆面男らとも遭遇し、図らずも彼女らの次なる行動指針を決めさせることになる。
そして市街地にてバラッドピーター尾関裕司VSオデットの現場へと乱入。
圧倒的な力を以って裕司を殺害し、他の三人も一瞬で行動不能にする。
飄々とした態度で謙るピーターは殺し合いに乗った参加者と見做して見逃すも、バラッドはリヴェイラへと立ち向かう道を選ぶ。
人間と邪神。実力差は歴然としており、リヴェイラの圧勝となる…はずだった。
支給品によるバラッドの聖属性の獲得、そしてオデットの乱入によって状況は一転。
リヴェイラは次第に追い込まれ、怒りの余り真の力を解放する。
激しく憤る邪神はその力によって会場ごと滅ぼさんとしたが、あろうことか失敗。
会場の『世界』の異常に気付いたリヴェイラだったが、その隙を突かれてバラッドに首を切断される。
それでも尚邪神の生命力で生きていたが、最後はオデットに踏み潰されて無様な最後を遂げた。

聖属性以外に対してはほぼ無敵の戦闘力を誇り、最強格のマーダーであったオデットをも圧倒したリヴェイラ。
オリロワ2014最強の参加者と目されていたものの、最後は予期せぬイレギュラーの前に散っていった。
強さは殺し合いにおいて大きなアドバンテージとはなるものの、強いだけでは殺し合いは勝ち残れないのだろう。

《称号:これがバトルロワイアルというものだ》


【アザレア】

《スタンス:危険人物→マーダー(無差別)》
《登場話数:7話》
《退場話:098.friend
《最期の台詞:「なら一緒に逝きましょうか」》
《解説》

《称号:殺し合いで得た、最初で最期の友人》


【覆面男】

《スタンス:マーダー(無差別)》
《登場話数:7話》
《退場話:098.friend
《最期の台詞:※なし》
《解説》

《称号:殺し合いで得た、最初で最期の理解者》


【京極竹人】

《スタンス:危険人物》
《登場話数:4話》
《退場話:100.CROWS/WORST
《最期の台詞:「……は、は……………」》
《解説》

《称号:最後まで、抗えなかった》


【鴉】

《スタンス:マーダー(無差別)》
《登場話数:6話》
《退場話:100.CROWS/WORST
《最期の台詞:「俺は、お前にッ、裁かれなんて、しねえんだよ案山子イイイイイイイィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!」》
《解説》

《称号:彼にとっての罰》


【クリス】

《スタンス:マーダー(優勝狙い)》
《登場話数:5話》
《退場話:107.生と死と
《最期の台詞:「ごっ…………フッ」》
《解説》

《称号:》


【長松洋平】

《スタンス:マーダー(無差別)》
《登場話数:5話》
《退場話:107.生と死と
《最期の台詞:「はっ……ははは……っは! そうだ! もっと、もっとだ…………ッ!」》
《解説》

《称号:》


【時田刻】

《スタンス:対主催》
《登場話数:5話》
《退場話:108.ジョーカーVSジョーカー?
《最期の台詞:「ごっ…………がぁ………あっぷっ、あっ、ぱっ」》
《解説》

《称号:》


【上杉愛】

《スタンス:対主催→危険人物》
《登場話数:4話》
《退場話:111.田外さん家の鴉天狗
《最期の台詞:「……………………よかっ、た」》
《解説》

《称号:》

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最終更新:2015年11月23日 19:34