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コマンド選択式アドベンチャーゲーム

コマンド選択式アドベンチャーゲームとは、画面に表示される「調べる」「話す」「移動する」などの行動コマンドや選択肢を選び、主人公を操作して物語や謎解きを進めていくゲームジャンルです。


概要

コマンド選択式アドベンチャーゲームは、画面上に用意された「はなす」「しらべる」「いどうする」などのコマンドを選んで物語を進行させるゲームジャンルです。プレイヤー自身が行動を決定し、能動的にストーリーの謎を解き明かしていく体験が最大の特徴です。
誕生の背景:入力式からの進化
初期のパソコン用アドベンチャーゲームは、キーボードで「take key」のように行動の英単語を直接入力する方式が主流でした。しかし、ゲーム側が想定した正確な単語を入力しないと進めないという大きな欠点がありました。
画期的な発明
1984年の『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(堀井雄二氏制作)などで、あらかじめ用意された階層的なコマンドから選ぶシステムが確立されました。
普及の契機
これにより、キーボードがないファミリーコンピュータなどの家庭用ゲーム機でも直感的に遊びやすくなり、アドベンチャーゲームが一気に大衆化しました。

ノベルゲームとの明確な違い
現在主流となっている「ノベルゲーム(ビジュアルノベル)」と混同されがちですが、プレイ体験の性質が異なります。
ノベルゲーム
文章を読み進めることが主体で、時折現れる選択肢によってストーリーのルートが分岐していく形式が一般的です。
コマンド選択式
「どこを調べるか」「誰に何を聞くか」を試行錯誤し、物語を進めるための「フラグ(きっかけ)」を自ら探し出す探索・推理要素が強くなっています。

現代における根強い人気
1980〜90年代に全盛期を迎えたシステムですが、現代でもそのクラシックな魅力は高く評価されています。
名作の復活と進化
『ファミコン探偵倶楽部』シリーズのフルリメイクや、新規IPでありながら高く評価された『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』などのヒット作が生まれています。
インディーでの再燃
当時のドット絵やFM音源の雰囲気を徹底的に再現した『ミステリー案内』シリーズや、2026年発売の『ハイパー・ユーフォリア』など、当時のスタイルをあえて踏襲した新作タイトルも根強く支持されています。

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最終更新:2026年08月23日 12:04