第8話 トランセル君からの依頼。


前回、訪れた救助隊『イジワルズ』にやられた救助隊『フェザース』。
それで、『イジワルズ』をギャフンっといわせる為・・
『フェザース』はいつもよりバリバリと仕事をしている。

    • のはずが・・


「あのさぁ・・・昨日から私達・・・





































依頼サボってません?!?!?!?!」

ミナミは机をダンッとでかい音でたたき出した。

「てか、リーダー自身がさぼってると思うのだが。」

キットは手を上げてあっさりとツッコミを入れる。

「だって、よく依頼失敗しちゃうんだもん・・。」
「うーん・・やっぱ人手不足だったかな・・。」
キット「何二人ともそこで悩みこむんだ。てか、お前等の場合はレベル不足だろ?」
「あなたには言われたくないねっ!」
ミナミはキットに向かってビシッと人差し指で指した。
「・・やっぱり人手不足なんだよ。なんとか新メンバーぐらい入れないとねー・・・。」
パタはため息をつきながら少数の依頼をチラチラと見る。
その時、はっとパタは依頼を顔に近づきながらモノクルをかけた。

「・・・ねぇ、これ見てよ。」
「ん?」
「「何???」」

キットとミナミもそっと依頼を見た。
そこに書いてあったのは・・




助けて 僕はトランセル

今 僕『怪しい森』にいるんだけど

怪しいポケモン達が僕に襲ってくるんだ

だから助けてください

体を固まりながら待っています


※ちなみにお礼はありません。

byトランセル





「お礼はねぇのかよっ!!」
「えっ?!金目的?!」
「・・・とにかく依頼のようだな・・ところでトランセルって・・。」
「あっ、確か、キャタピーちゃんから聞いたことあるよ。トランセルってあの子の親友らしく・・。」
パタはトランセルらしい者が写っている写真を出した。
そのトランセルは黄緑色の短い髪の毛に濃い緑のノースリープのシャツを着替えている。
「お前・・・いつの間にその写真GETしたんだ。」
「キャタピーちゃんからもらった。」
「そんなことより、そのトランセルって言う子、怪しいポケモンたちに襲われているって言ってるのよ!!」
「あっそうだった!!・・って怪しいポケモンたち・・ってことは・・。」


「「「救助隊『イジワルズ』!!!」」」


「やっぱ、あいつらの仕業かもしれないな・・。」
「とにかく、急いでトランセルを助け出すのよ!!」
「ゲンガーたちをぶっとばすんだっ!!」

「「「おーっ!!」」」




こうして、ミナミ、パタ、キットの三人は『怪しい森』に向かおうとした。
はたして、怪しいポケモンたちは本当に『イジワルズ』なのか―。



それは次を見れば分かる。(あっさり/え)
最終更新:2007年05月02日 22:34