天樹院ヴァン

天樹院ヴァン(てんじゅいん う"ぁん)


エルモア・ウッドで暮らす子供の一人で、金髪青目の可愛らしい容姿を持つ少年。
口数が少ないため、何を考えているのかよくわからないが、甘いものが大好きで常時お腹を空かせている描写がある。
その幼い容姿とは裏腹に、世界でも稀有な存在である強力なCURE能力者で、ネメシスQの制裁による心臓発作で死にかけた望月朧夜科アゲハの命を救った事も。
また、エルモアが外出する際は、心臓に持病がある彼女の万が一の時のために治療役として付き添っている。

4thゲーム編後に登場して以降は、サイレン世界のヴァン(後述)を思わせるような年相応の子供らしい表情を見せるようになっている。
また、イアンにCUREのコツを教えてもらっている。

雹堂影虎救出の際に、犬居清忠が書いたフランス語の文章を読み上げた事から、フランス人、あるいはカナダ人と推測される。
(CALL.97では「人生ススゴロク おフランス版」なるものを持っている。)

サイレン世界のヴァン

宣戦の儀の映像では、他のチルドレンと共に戦い、命を落としたが、天樹院エルモアの死を回避したサイレン世界では生存しており、4thゲームにて、成長した姿で登場。
身長は伸びているものの、エルモア・チルドレンの中では外見に変化があまり見られない。
しかしながら、幼少時に比べてかなりキャラが変化しており、口数が増えたり、他の人の秘密をすぐしゃべる他、治療の仕事ばかりで皆と行動出来ない事で機嫌を損ねて膨れたりするなど、表情も豊かになった。

大胆な変化は能力に関しても言えることであり、「CURE領域」なる力を習得している。
これは直接触れて施術する必要がなく、ただ「領域内に居るだけでCUREの効果を得られる」というものであり、
アゲハの欠損した脚を元通り再生させたほか、フレデリカが億号に対しての受け答えから、心臓と脳以外であればあらゆる器官を再生できるようだ。
(これについては単なる「器官」としてなら脳や心臓の再生はできるが、死者を蘇生させたり失われた記憶までは戻せないという事を示している)

また、感情が豊かになったからか結構周りに乗せられやすく、おだてには弱いようである。
反面、突拍子もない発言をしてはしばしば周囲を驚かせており、何を考えているのかよくわからない幼少時の性格の名残りであると思われる。
実は、そのような性格の変化には、ある人物の生き様が影響している。

5thゲームではイアンを師匠と呼んでいる。



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最終更新:2012年03月17日 21:06