禁人種(タヴー)
サイレン世界に蔓延る異形の生物。
様々な種類が存在するが、どの禁人種も非常に凶暴な性質で、サイレン世界に迷い込んだ
サイレンドリフトに襲い掛かって来る。
サイレンドリフト側はそれらをまとめて「禁人種(タヴー)」と呼称している。
「
核(コア)」と呼ばれる球体が身体のどこかに埋め込まれており、これが弱点であるとされる。
核を破壊された禁人種は身体が崩壊し、白い灰となって消滅するが、移植しているイルミナは必ずしも一個とは限らない。
その正体は、サイレン世界を支配する勢力
W.I.S.Eによって人間の生命を材料に、核「
イルミナ」を移植する事(
イルミナス・フォージ)で生み出された生命体。
そのためか、大半の禁人種は、手足や体型等、人間の面影を僅かに残している(
真名辰央のように殆ど元の姿をとどめている者もごく稀にいるようだ)。
ただ、種族によっては人型から逸脱したものもおり(恐竜型や翼竜型、甲虫型など)、上半身のみが人型というものさえ存在する。
サイレン世界の環境に適合しており、大気中の
PSIを吸うことで栄養とし、老化も抑えられる。
ただし、サイレンドリフトが禁人種に捕食される場面があるため、食事による栄養摂取を全く行わないわけではない模様。
知性の低い禁人種であっても同種族間での共食い、同士討ちは行わないものと思われる。
W.I.S.Eの星将達もに分類される存在であるが、彼らは才能の問題か、異形化も自我を抑圧されることも無く、人の姿のままで強力な力を手に入れている。
ただし、
クサカベによると、イルミナス・フォージを行った全ての者は、太陽光を浴びると「まるで全身から酸素を奪われたように窒息してしてしまう」らしい。
厳密には太陽光そのものが害となるのではなく、大気中のPSIが太陽光で“汚染”されPSIを吸えなくなる事が(もしくは、太陽光で“汚染”された大気を吸う事が?)害となる。
(太陽光が降り注ぐ
ネオ天草に侵攻する際に
ジュナスは
マスクを装備している。)
W.I.S.E側もCALL.45において
カプリコが、CALL.64において
シャイナが、CALL.130においてジュナスが禁人種という名称を使用している。
しかし、その名称がどのようにしてW.I.S.E側からドリフト側に(もしくはその逆に)伝わったのかは不明。
最終更新:2013年04月02日 21:30