カード能力解説 > ダンシングスターすけとうだら

BGCOLOR(yellow):CENTER:~ダンシングスターすけとうだら

レア度 ☆6~7
カードタイプ こうげき・単体
スキル能力 1ターンの間、黄属性を含む攻撃で黄属性カードの攻撃力を強化する
Bスキル能力 なし
Lスキル能力 黄属性カードの攻撃力、体力を強化し、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべてきいろぷよに変える
コスト量 48,60

解説

2021年4月のぷよフェスにて登場。すけとうだらの亜種カード。
ちなみにぷよフェス開催2日前の4月1日にはニセとうだらと共に1日だけアプリ起動画面を華々しく飾り、
4月1日限定のストーリーにも少し登場していた。
すけとうだらの亜種カードはすでに複数存在するが、フェスとして登場するのは初めて。
人型でないキャラクターがフェスになるのも、単独では初となっている。(コンビで登場した前例としてはカーバンクルがいる)

ステータス

レアリティ たいりょく こうげき かいふく
BGCOLOR(yellow):CENTER:~☆6 Lv99 4160 2540 320
BGCOLOR(yellow):CENTER:~☆7 Lv120 6136 4064 392
回復がやや高めなこと以外は典型的なぷよフェスキャラのステータス。

スキル

1ターンの間、黄属性を含む攻撃で黄属性カードの攻撃力を強化する。
☆6で3.0倍。
☆7で3.5倍。
必要ぷよ消し数は☆6で35個、☆7で30個。

蒸気都市のウィッチに類似した条件エンハンススキルで、倍率が低く1ターンしか持続しないものの、必要ぷよ消し数も減少している。
☆7での倍率「3.5倍」は、蒸気都市のウィッチの☆6非フルパワー時と同じ倍率となっている。
ぷよ消し数が40個未満の条件エンハンスは、本カード実装時点でほかには瀬川おんぷ(30個で2.5~3倍)しかない。
つまり、本カードは瀬川おんぷと並んで、また黄属性では唯一、最も早く発動できる条件エンハンススキルとなっている。

倍率は高くないが腐っても条件エンハンスであることは確かで、条件も蒸気都市同様に簡単なので組み合わせるスキルも選ばない。
発動の早さを利用してぷよ消し数が35個以下のスキルと組み合わせて使うのが有効。
そうでなくとも、蒸気都市のウィッチやローザッテチヅルのような黄色の条件エンハンスキャラがいないか、
デッキの条件が合わないなら、本カードは倍率が低い部類(←ここは重要)だが代役として活用できる。

リーダースキル

☆6:黄属性カードの攻撃力を3.5倍、体力を3.0倍にし、クエスト開始時1回のみ、ネクストぷよをすべてきいろぷよに変える
☆7:黄属性カードの攻撃力を4.5倍、体力を3.2倍にし、クエスト開始時から1ターンの間、ネクストぷよをすべてきいろぷよに変える

きいろいあやしいクルークの類似スキル
☆6同士では攻撃倍率で上回る上位互換で、☆7同士では攻撃倍率で上回るが体力倍率で劣る。

☆6ではサタン&カーバンクルと倍率で並び、範囲が狭く追加効果が違うものであるが、
☆7では攻撃が4.5倍あるかわりに、体力倍率がぷよフェス☆7標準の3.5倍ではなく3.2倍に留まり、たゆたうルファスの黄属性版となる。
黄属性でいうと最初期のぷよフェス☆7である戦乙女アルルと同じである。

リーダースキルでネクスト変換を持つため初動は動きやすいが、
ネクスト変換効果が過ぎればあとは戦乙女アルルと同じとなり、3.5倍でギリギリになるような、耐久が必要なクエストには連れて行きづらい。
2年前に実装されたうえ、属性を問わない全体対象であるサタン&カーバンクルに劣るのは痛いところ。
(そのサタン&カーバンクルも、近年のカードと比較すると倍率面では優位とは言えなくなりつつあるのだが……)

追加効果のネクスト変換は優秀で、発動の早さに全振りしたスキルとの相性はとても良好。
しかし、ギルイベの後半や高難度のテクニカルで何も考えずに使うと体力倍率がネックになることもあるため注意。
黄色フェス限のネクスト変換リーダースキル持ちとして、きいろいあやしいクルークが比較対象となるが、
クルークは体力倍率が3.5倍あってもスキルが弱いため、こちらを連れて行った方が良い場面が多いだろう。

コンビネーション

スイマーのみ。
コンビネーションを組むことは諦めた方がよいだろう。

デッキ考察

倍率面や速度の観点から、☆7にすることが前提。
スキルの回転率に全振りしてとにかく高速でスキルを使うデッキにすると良いだろう。
すけとうだら本人のコンビは組みづらいため基本的には無視して、回転率にものを言わせた高速発動デッキで持ち前の速さが活きてくる。

蒸気都市のウィッチと同様にあってないような条件なのでめしあがレガムント天馬星座(射手座)の星矢ヤマブキと組んで高火力を叩くデッキでも有効に働く。
ボーイズとコンビを組めないのはウィッチと同様で、最高倍率はウィッチに軍配が上がるが、速度面や☆7へのしやすさではすけとうだらに軍配が上がり一長一短の関係。
ヤマブキはスキル上げしやすく、スキルMAXで30個となり本カードのスキルと並ぶことができる。
通常エンハンススキルで35個以下のカードは黄色では藤原はづきのみ。
藤原はづきはコラボ限定カードで現在は手に入らないが、もし持っていたら、開幕ネクスト変換に発動30個をそろえた最速クラスのスキル砲となる。
直後に実装された異邦の使いミリアムも、発動が早い被ダメージアップスキルを持ち、
(☆7化の難易度はさておいて)☆7にするとスキル発動数が30個になるため、有効な組み合わせのひとつとなる。

評価

肝心のスキルが「発動の早さ」に全振りしたもので、倍率やターン数はワイルドさん(40)対象のキャラであっても不思議ではない程度に物足りない。
(たとえばコラボ限定カードだが、銀魂シリーズの桂小太郎がワイルドさん(40)対象で、ぷよ消し数は40個だがスキル内容は本カードを上回る)
リーダースキルの体力倍率が3.5倍ではないのも印象を悪くしている。そのうえコンビネーションがまったく組めない。
そのためか、これはエイプリルフールのための一発ネタカードなのでは、とすら言われている。
しかし、スキルの加速性能は抜群で、ギルドイベントのボス撃破までの時間を短縮するカードとしては屈指の存在となる。

☆6のままではスキルが2021年登場のフェスとしては物足りず、もし手に入れたならば☆7にしたくなる。
しかし、☆7になっても倍率の物足りなさやコンビネーションが組めない問題は解決しないことから、
蒸気都市のウィッチの☆6を手に入れるといとも簡単に居場所を奪われかねないため、ワイルドさん(50)を使うにはそれなりの勇気と度胸が必要となる。
ネクスト変換や条件エンハンスとしての使い勝手は良いのだが、あくまでも「強くする」よりも「早くする」ことを重視したカードである。
デッキを「強くする」カードとしてはやや器用貧乏感が否めないため、☆7にする前に、ほかに優先すべきカードがいないかは慎重に考えた方が良いだろう。

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最終更新:2022年10月06日 06:31