「ブラックホール」
我々の目の前には、
光をも吸い込むという、ブラックホールがその口を開けている。
我々の地球を探す旅は、航行記録をもとに進路を採ってきた。
時には私の勘に賭けたときもあったが、我々の進路は我々が決めてきたのだ。
しかしブラックホールの圧倒的な存在感(あるいは虚無感)を目の当たりにすると、
我々が自分の運命を決めようとどれだけ足掻いても、
この全てを呑み込む黒い穴に引き寄せられていたのかもしれない…。
そんな気さえした。
戦闘文明の艦隊が現れた。
彼らは自分達の運命について、
どう思っているのだろうか…。
私は皆に戦闘準備を命じた。
*
戦闘文明の艦隊を撃退
ブラックホール周辺中位機にて、戦闘文明の艦隊を撃退した。
戦闘文明の艦隊の残骸がブラックホールに吸い込まれていく。
この場所に長居は無用だ。この宙域から離脱する。
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最終更新:2009年12月15日 21:47