隠し砦の三狂人 ◆OGtDqHizUM
サク、サク、サクという足音を響かせ、夜の草原を1人の少年が歩いている。
年不相応な白髪、瞳は底ないかというくらいの闇色。
そしてその少年から放たれている威圧感、その少年は普通じゃなかった。
彼の名は赤木しげる。後に裏世界で伝説になるであろうその少年は殺し合いに巻き込まれていた。
年不相応な白髪、瞳は底ないかというくらいの闇色。
そしてその少年から放たれている威圧感、その少年は普通じゃなかった。
彼の名は赤木しげる。後に裏世界で伝説になるであろうその少年は殺し合いに巻き込まれていた。
この殺し合いはアカギの本来の人生で起こりうるはずのない出来事だったのか…
それとも、後にアカギの伝説の一つとなる出来事だったのか…
それとも、後にアカギの伝説の一つとなる出来事だったのか…
それは誰にも分からない。
「ちっ…無駄足だったか……」
アカギは崖の上から月が映る夜の海を眺めながら呟いた。
彼は煙草を吸おうとデイバッグに手を伸ばすが、
煙草は没収されていたことを思い出すと舌打ちをする。
彼は煙草を吸おうとデイバッグに手を伸ばすが、
煙草は没収されていたことを思い出すと舌打ちをする。
アカギは仲間や首輪解除などの情報を求め、孤島の片っ端から回ろうとしていた。
現在アカギがいるのはは孤島の北西の端A-1地点。
特に誰とも出会うこともなく、何かしらの主催を倒すための手かがりがあったわけでもない。
一つ変わったことといえば砦跡が何者かに壊されたかのか、廃墟と化していた。
現在アカギがいるのはは孤島の北西の端A-1地点。
特に誰とも出会うこともなく、何かしらの主催を倒すための手かがりがあったわけでもない。
一つ変わったことといえば砦跡が何者かに壊されたかのか、廃墟と化していた。
(あの地点で何かあったのは間違いないだろう…しかも砦後がほぼ全壊するほどの戦闘があったのだろう。
そして廃墟の周囲に残っている人間1人が収まるくらいのクレーターがいくつかあった…
恐らく強力かつ広範囲な攻撃の持ち主がやったのだろう…まぁどうでもいいな…)
そして廃墟の周囲に残っている人間1人が収まるくらいのクレーターがいくつかあった…
恐らく強力かつ広範囲な攻撃の持ち主がやったのだろう…まぁどうでもいいな…)
「さて、どうするか…」
戦闘の跡があったものの、手がかりもなく人もおらず。
次にアカギはその戦闘の跡、砦を破壊した張本人はどこに行ったのかを考えた。
ここから近い建物は温泉、刑務所、洋館…あたりだろうか?
その何れかに人が集まっているのだろうか?
次にアカギはその戦闘の跡、砦を破壊した張本人はどこに行ったのかを考えた。
ここから近い建物は温泉、刑務所、洋館…あたりだろうか?
その何れかに人が集まっているのだろうか?
アカギは自分の行動方針について考えている時、ふと何かを思い出した。
そして自分のデイバッグに手をつっこみ、先ほど出会った遊戯からもらった首飾りを取り出す。
アカギはそれを眺めるとその首飾りに向かって話しかけた。
そして自分のデイバッグに手をつっこみ、先ほど出会った遊戯からもらった首飾りを取り出す。
アカギはそれを眺めるとその首飾りに向かって話しかけた。
「ククク…誰だか知らないが…いるんだろ…?出て来いよ…」
アカギは思い出した。この首飾りを手にした時聞こえた謎の声。
思えばその声は不思議な首飾り千年リングを手にした瞬間聞こえてきたのだった。
それを思い出しアカギはその謎の声の持ち主に話しかけていた。
だが、アカギに耳に謎の声が入ってくることはない。
思えばその声は不思議な首飾り千年リングを手にした瞬間聞こえてきたのだった。
それを思い出しアカギはその謎の声の持ち主に話しかけていた。
だが、アカギに耳に謎の声が入ってくることはない。
「クク…遊戯みたいに首にかけないと意味がないか…?」
そう言ってアカギは千年リングを自分の首へ通す。
このリングはあまりにも似ているのだ。遊戯の持っていた千年パズルに。
アカギはそれに期待して千年リングを、呪いのアイテムを身につけた。
このリングはあまりにも似ているのだ。遊戯の持っていた千年パズルに。
アカギはそれに期待して千年リングを、呪いのアイテムを身につけた。
『よぉ』
「……」
「……」
あの時と同じく何処からともなくアカギの耳に謎の声が響く。
その声はアカギにとって聞きなれた声ではない。
その声はアカギにとって聞きなれた声ではない。
「さっさと出て来いよ。ククク…俺はお前を待っていたんだぜ…?」
『急かすんじゃねぇよ。今出てきてやるぜ。』
『急かすんじゃねぇよ。今出てきてやるぜ。』
アカギはその声に動じることなく未だ姿を見せぬ声の持ち主へと話しかける。
すると、その声と共に1人の少年がアカギの目の前に姿を現す。
見た目は自分よりいくつか年上といった感じである。
アカギは目の前に現れた少年の異常さを感じ取っていた。
すると、その声と共に1人の少年がアカギの目の前に姿を現す。
見た目は自分よりいくつか年上といった感じである。
アカギは目の前に現れた少年の異常さを感じ取っていた。
まるで自分が今身につけている千年リングのようにギラギラと野望に満ちたかのような瞳。
そして残忍さを感じさせる凶悪な笑み。
アカギは見抜く、こいつは「悪」であると。
そして残忍さを感じさせる凶悪な笑み。
アカギは見抜く、こいつは「悪」であると。
「なるほどね……この首飾りにはアンタがいたって事か…」
『その通りだ。俺様の名はバクラ。
お前はあの王様のことを知ってるんだ。
お前になら説明しなくたって大体のことは察しがつくだろう?
俺がもう1人のお前になってお前の心の中に住まわせてもらうことぐらいはな。』
「まぁね…ところで、いくつか聞いていいか?」
『何でも聞きな。』
『その通りだ。俺様の名はバクラ。
お前はあの王様のことを知ってるんだ。
お前になら説明しなくたって大体のことは察しがつくだろう?
俺がもう1人のお前になってお前の心の中に住まわせてもらうことぐらいはな。』
「まぁね…ところで、いくつか聞いていいか?」
『何でも聞きな。』
「お前は俺の第2の人格になる…それだけか?
何か力があるんだろ?『千年リング』っていうくらいなんだからな…
俺の第2の頭脳になるだけってんじゃないよな…」
何か力があるんだろ?『千年リング』っていうくらいなんだからな…
俺の第2の頭脳になるだけってんじゃないよな…」
アカギが質問にバクラは凶悪な笑みを崩すことなく答える。
『いい事を聞いてくれるじゃねぇか。
お前の想像通りさ。この千年リングはなぁ…
人やものに、自分や他人の魂を封じ込めることができるのよ。
……と言いてえが、どうやら今はその力は使えねえみたいだな。』
「制限ってところか…ところでもう一つ質問があるんだが。」
『どんと来いよ。』
「お前は…何者だ?」
お前の想像通りさ。この千年リングはなぁ…
人やものに、自分や他人の魂を封じ込めることができるのよ。
……と言いてえが、どうやら今はその力は使えねえみたいだな。』
「制限ってところか…ところでもう一つ質問があるんだが。」
『どんと来いよ。』
「お前は…何者だ?」
アカギが次にした質問。
それはアカギがバクラと出会ったとき感じた異質な気配からきたものである。
そう、『悪』の気配…プレッシャー…
それはアカギがバクラと出会ったとき感じた異質な気配からきたものである。
そう、『悪』の気配…プレッシャー…
『改めて自己紹介するぜ。
俺様は千年リングに宿る偉大な盗賊王の魂…バクラ様だぜ。』
「よくいうよ…それにしてもやっぱりね…
アンタを見たときから感じていたよ、悪の気配を…
奪いたいだけ奪ってもまだ足りぬ、全くもって度し難いろくでなしってね…」
『好き放題言ってくれるじゃねぇか。
ちなみに宿主であるお前の記憶は俺様に筒抜けなわけだが、
お前だって相当の『悪』だろう?』
「ククク…まぁ『いい人間』だなんて思っちゃいないさ…」
俺様は千年リングに宿る偉大な盗賊王の魂…バクラ様だぜ。』
「よくいうよ…それにしてもやっぱりね…
アンタを見たときから感じていたよ、悪の気配を…
奪いたいだけ奪ってもまだ足りぬ、全くもって度し難いろくでなしってね…」
『好き放題言ってくれるじゃねぇか。
ちなみに宿主であるお前の記憶は俺様に筒抜けなわけだが、
お前だって相当の『悪』だろう?』
「ククク…まぁ『いい人間』だなんて思っちゃいないさ…」
『それじゃあ俺様からも質問させてもらうぜ…
宿主サマ、お前はこの殺し合いをどう思ってる?
ちなみに俺様は最高のゲームだと思ってる。これ以上ねぇってくらいよ。』
「ククク…最高か。確かに分からないでもないな…
人と人ととが殺しあう阿鼻叫喚が響き渡るデスゲーム・・・
いつ殺されるかも分からない死線を越える快感に満ちたゲームだと俺も思うよ…」
『ということは宿主サマよぉ~お前はこの殺し合いに乗るってことだよな?』
「いいや、正当防衛はすると思うが…自分から殺しにいくつもりはない…」
宿主サマ、お前はこの殺し合いをどう思ってる?
ちなみに俺様は最高のゲームだと思ってる。これ以上ねぇってくらいよ。』
「ククク…最高か。確かに分からないでもないな…
人と人ととが殺しあう阿鼻叫喚が響き渡るデスゲーム・・・
いつ殺されるかも分からない死線を越える快感に満ちたゲームだと俺も思うよ…」
『ということは宿主サマよぉ~お前はこの殺し合いに乗るってことだよな?』
「いいや、正当防衛はすると思うが…自分から殺しにいくつもりはない…」
バクラが面食らったような表情をしている。アカギの言っていることが分からないという顔だ。
アカギはそんなバクラの様子を察してか「ククク…」と笑って口を開く。
アカギはそんなバクラの様子を察してか「ククク…」と笑って口を開く。
「バクラ。こんな狂ったゲームを開催した奴らに興味はないか?」
『は?』
「ククク…俺は殺し合いを開催した奴ら…主催を倒すつもりだぜ…」
『解せねえな。何でルールを破ってまで奴らに逆らうんだ。
大体奴らに立ち向かうには首輪を外さなきゃなんねぇ…
行動しだいによっては首輪に電波を送られてドカンだ。そんな危険を知ってでか?』
「おいおいバクラ。だから面白いんだろ…?
『破滅』が隣にあるからこそ、狂気の沙汰ほど…面白いっ…!
この殺し合いを仕組んだ奴らとの『破滅』をかけたギャンブルっ…
アンタの言葉で言う闇のゲーム…またはデスゲームっ…!
どうだバクラ…面白くなってきたんじゃないか…?」
『は?』
「ククク…俺は殺し合いを開催した奴ら…主催を倒すつもりだぜ…」
『解せねえな。何でルールを破ってまで奴らに逆らうんだ。
大体奴らに立ち向かうには首輪を外さなきゃなんねぇ…
行動しだいによっては首輪に電波を送られてドカンだ。そんな危険を知ってでか?』
「おいおいバクラ。だから面白いんだろ…?
『破滅』が隣にあるからこそ、狂気の沙汰ほど…面白いっ…!
この殺し合いを仕組んだ奴らとの『破滅』をかけたギャンブルっ…
アンタの言葉で言う闇のゲーム…またはデスゲームっ…!
どうだバクラ…面白くなってきたんじゃないか…?」
バクラはアカギの言葉を聞くと残念な笑みを浮かべて高笑いを始めた。
『ク……ク……ヒャーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!
お前みてえな奴が俺様の宿主になったのは生まれて初めてってもんだぜ。
いいぜぇそのルール破り、俺様も乗ってやろうじゃねぇのよ。」
「ククク…そう来なくちゃな…」
お前みてえな奴が俺様の宿主になったのは生まれて初めてってもんだぜ。
いいぜぇそのルール破り、俺様も乗ってやろうじゃねぇのよ。」
「ククク…そう来なくちゃな…」
◇ ◇ ◇
『ところで宿主サマ…支給品は確認したほうがいいんじゃねぇのかい?』
「何言ってんだ…俺はとっくに確認したよ…」
「何言ってんだ…俺はとっくに確認したよ…」
そう言ってアカギは自分にかけられている千年リングを指差す。
「この千年リング…そしてロードローラー…モンスターボールだ…!
俺に支給されている武器はこれで全部っ…!」
『おいおい宿主サマよぉ俺が言ってるのはそのモンスターボールの『中身』だぜ?
紙に書いてあっただろう?『中に何かしらのポケモンが入ってる』ってよぉ。
それの確認ぐらいはしたほうがいいんじゃねぇのか?』
「クク…そうだな。うっかりしてたよ…」
『やれやれだぜ。大体今はロクな武器がねーんだぞ?
まさかロードローラーで襲い掛かってきた奴を轢き殺していくのか?』
「ハハ…まさか…」
俺に支給されている武器はこれで全部っ…!」
『おいおい宿主サマよぉ俺が言ってるのはそのモンスターボールの『中身』だぜ?
紙に書いてあっただろう?『中に何かしらのポケモンが入ってる』ってよぉ。
それの確認ぐらいはしたほうがいいんじゃねぇのか?』
「クク…そうだな。うっかりしてたよ…」
『やれやれだぜ。大体今はロクな武器がねーんだぞ?
まさかロードローラーで襲い掛かってきた奴を轢き殺していくのか?』
「ハハ…まさか…」
アカギは苦笑した。
確かにロクな武器がない今、モンスターボールの中身に期待する他ない。
本当は他に参加者がいないとこで中身を確認しようと思ってたのだが、
北西へ向かっているうちにアカギはつい忘れてしまっていた。
「俺としたことが…」と呟きながらアカギはデイバッグからモンスターボールを取り出す。
確かにロクな武器がない今、モンスターボールの中身に期待する他ない。
本当は他に参加者がいないとこで中身を確認しようと思ってたのだが、
北西へ向かっているうちにアカギはつい忘れてしまっていた。
「俺としたことが…」と呟きながらアカギはデイバッグからモンスターボールを取り出す。
「投げればいいのか…?」
『ご主人様…つまりてめえの言うことは聞くみたいだぜ…出しちまえよ。』
「そうだな…」
『ご主人様…つまりてめえの言うことは聞くみたいだぜ…出しちまえよ。』
「そうだな…」
アカギはモンスターボールを投げる。
投げるというよりは放り捨てるようなかんじであろうか。
気の抜けるような軽快な音と共に中から出てきたのは…
投げるというよりは放り捨てるようなかんじであろうか。
気の抜けるような軽快な音と共に中から出てきたのは…
「何だ…?これがポケモンなのか…?」
アカギは拍子抜けしたように中から出てきた『ポケモン』を見る。
そう、中から出てきたのは小さな少女だったのだ。
だが、少女のとは思えない禍々しい雰囲気。
そしてその少女の右手に握り締められているノコギリ…
ボールの中から出てきた少女は自分をボールから出した張本人、アカギを見つめていた。
死んだ魚のように…どこまでも虚ろな…
バクラのとはそのまた別の恐怖を抱かせるようなその瞳で。
そう、中から出てきたのは小さな少女だったのだ。
だが、少女のとは思えない禍々しい雰囲気。
そしてその少女の右手に握り締められているノコギリ…
ボールの中から出てきた少女は自分をボールから出した張本人、アカギを見つめていた。
死んだ魚のように…どこまでも虚ろな…
バクラのとはそのまた別の恐怖を抱かせるようなその瞳で。
対してアカギは少女から放たれるマイナスのオーラに動じることなくその少女を睨んだ
そしてアカギは自分の足元に紙が落ちているのに気付く。
モンスターボールについての説明書と同じくらいの大きさだ。
モンスターボールについての説明書と同じくらいの大きさだ。
「もしかして…この紙にこいつについての説明が書いてあるわけか…」
アカギはその説明書に目を通した。
その紙にはその少女…いやポケモンの名前、
そしてタイプ、使える技とその技についての簡単な説明が書いてあった。
アカギはそれらの説明文を目で読み終えると目の前の少女に話しかけた。
その紙にはその少女…いやポケモンの名前、
そしてタイプ、使える技とその技についての簡単な説明が書いてあった。
アカギはそれらの説明文を目で読み終えると目の前の少女に話しかけた。
「スクイズポケモン『ことのは』…それがお前の名前なのか?」
『ことのは』と呼ばれた少女はコク…と頷く。
「なるほどね…ことのは、お前は俺の指示通りに動いてくれるんだな…?」
アカギが再び質問するとことのは再び無言で頷く。
「いいかことのは…俺の所持しているやつにお前以外に殺し合いに向いているものはない…
だから戦闘となった場合はお前が戦うことになる…それでいいか?」
「………。」
だから戦闘となった場合はお前が戦うことになる…それでいいか?」
「………。」
ことのはははたまた無言で頷く。アカギはその様子に笑みを浮かべると
「だからその時まではこのボールの中で大人しくしてくれ…
いざというときに出てきてもらうからな…」
いざというときに出てきてもらうからな…」
アカギはモンスターボールを拾い上げてことのはにモンスターボールを向ける。
するとことのはは光となってボールへと吸い込まれていく。
それを確認すると、モンスターボールをデイバッグの中へしまう。
するとことのはは光となってボールへと吸い込まれていく。
それを確認すると、モンスターボールをデイバッグの中へしまう。
(さて…これからどうしたものか…)
アカギは自分の行動方針についてまた考え始める。
バクラが横からいろいろ言ってくるが、どうでもいい内容だったので無視しておいた。
バクラが横からいろいろ言ってくるが、どうでもいい内容だったので無視しておいた。
(体育館のステージ上にいたあのピエロともう1人…あそこに集められた奴らの何人かが言っていたが…
「ピエモン」と「ジェネラルシャドウ」と言ったか…?
やはり…参加者の中に主催組のことを知っている奴らがいるのは明らか…
特にジェネラルシャドウと呼ばれた奴が口にしてた『村雨良』との接触は果たしたいところ…
できればそいつらとコンタクトをとってみたいんだがな…
とりあえず…島を隅々回りつつ近くの建物に寄ってみるしかないな…
次は南下するか…)
「ピエモン」と「ジェネラルシャドウ」と言ったか…?
やはり…参加者の中に主催組のことを知っている奴らがいるのは明らか…
特にジェネラルシャドウと呼ばれた奴が口にしてた『村雨良』との接触は果たしたいところ…
できればそいつらとコンタクトをとってみたいんだがな…
とりあえず…島を隅々回りつつ近くの建物に寄ってみるしかないな…
次は南下するか…)
アカギは南の方向へと進路を向ける。
そして東の空にうっすら光が見え始めていることに気付き時計を見る。
第1回目の提示放送の時間まで長くはないと気付き、早足で南へ向かって歩いていく。
そして東の空にうっすら光が見え始めていることに気付き時計を見る。
第1回目の提示放送の時間まで長くはないと気付き、早足で南へ向かって歩いていく。
(それにしても…
千年リングに宿る残忍な盗賊王バクラ…
少女にしては禍々しい雰囲気を放つスクイズポケモンことのは…
やれやれ…
少女にしては禍々しい雰囲気を放つスクイズポケモンことのは…
やれやれ…
少し面白くなりそうだな…)
思えば赤木しげる13歳。なんだかんだ言っても彼は中学生…1人の子供なのである。
あたかも玩具を与えられて無邪気に喜ぶ子供のように、1人の少年は笑みを浮かべていた。
【A-1/一日目 早朝】
【赤木しげる(13歳)@カオスロワ】
【状態】神域 強運
【装備】強靭な顎と鼻(たぶんコンクリより硬い)、千年リング@なのはロワ
【持物】支給品一式、ロードローラー@漫画ロワ、モンスターボール(ことのは)@ニコロワ
【方針/思考】
[基本方針:仲間を集め、主催者を倒す
1、南下する。
2、片端から島を回り、情報と仲間を集める。
3、共に戦った6/、アナゴ、朝倉涼子、真・長門有希、南千秋、南春香、遊城十代を重点的に探す。彼が六期の主催だった事を知ってる者には五期の自分を語る。
4、ピエモンとジェネラルシャドウのことを知っていると思われる人物、村雨良を探す。
5、ロワの後は元の世界に返りたくない。
【赤木しげる(13歳)@カオスロワ】
【状態】神域 強運
【装備】強靭な顎と鼻(たぶんコンクリより硬い)、千年リング@なのはロワ
【持物】支給品一式、ロードローラー@漫画ロワ、モンスターボール(ことのは)@ニコロワ
【方針/思考】
[基本方針:仲間を集め、主催者を倒す
1、南下する。
2、片端から島を回り、情報と仲間を集める。
3、共に戦った6/、アナゴ、朝倉涼子、真・長門有希、南千秋、南春香、遊城十代を重点的に探す。彼が六期の主催だった事を知ってる者には五期の自分を語る。
4、ピエモンとジェネラルシャドウのことを知っていると思われる人物、村雨良を探す。
5、ロワの後は元の世界に返りたくない。
※千年リングを装備したことにより、バクラの人格が目覚めました。
※六期カオスロワの主催者になった後の参戦です。
※もう一つ自分の名前があることについては、カオスロワの世界ではよくあったこと、と流しています。
※千年リングは誰でも身に付ける事が出来ます。
※六期カオスロワの主催者になった後の参戦です。
※もう一つ自分の名前があることについては、カオスロワの世界ではよくあったこと、と流しています。
※千年リングは誰でも身に付ける事が出来ます。
【闇バクラ@なのはロワ】
【状態】健康
【方針/思考】
[基本方針]
今行われているデスゲームを楽しむ
1、宿主であるアカギには基本的に協力はする。
2、面白い奴だな…
【状態】健康
【方針/思考】
[基本方針]
今行われているデスゲームを楽しむ
1、宿主であるアカギには基本的に協力はする。
2、面白い奴だな…
※参戦時期は少なくとも自身の能力の制限に気付いた後です。
※強制憑依したら好き勝手やるかもしれません
※強制憑依したら好き勝手やるかもしれません
【支給品解説】
千年リング@なのはロワについて
・装備した人間には、その間リングに宿る人格「バクラ」の声が聞こえるようになります。
・バクラは千年リングのパワーによって、強制的に人格を乗っ取ることがあります。
制限時間は1時間。さらに一度その能力を行使した後にもう一度主人格となるには、6時間の間を空ける必要があります。
・準超人クラス以上の特殊な力(魔力等)を持った人間は、主人格が変わった後も意識を保つことができます。
超人クラス以上の特殊な力を持った人間は、やろうと思えば、バクラの乗っ取りを拒絶することも可能かもしれません。
・千年リングの固有能力(他人の心や自分の心の一部を物体に転移させることができる)は使用不可です。
千年リング@なのはロワについて
・装備した人間には、その間リングに宿る人格「バクラ」の声が聞こえるようになります。
・バクラは千年リングのパワーによって、強制的に人格を乗っ取ることがあります。
制限時間は1時間。さらに一度その能力を行使した後にもう一度主人格となるには、6時間の間を空ける必要があります。
・準超人クラス以上の特殊な力(魔力等)を持った人間は、主人格が変わった後も意識を保つことができます。
超人クラス以上の特殊な力を持った人間は、やろうと思えば、バクラの乗っ取りを拒絶することも可能かもしれません。
・千年リングの固有能力(他人の心や自分の心の一部を物体に転移させることができる)は使用不可です。
【ことのは】
スクイズポケモン。オーキド博士が最初にくれる三体のヤンデレポケモンの一つ。
言うまでもなく、ゲーム「School Days」に登場する伝説のヤンデレヒロイン・言葉様こと桂言葉をデフォルメしたものである。
武器はノコギリ。レベルはニコロワ初参戦の際の27。
スクイズポケモン。オーキド博士が最初にくれる三体のヤンデレポケモンの一つ。
言うまでもなく、ゲーム「School Days」に登場する伝説のヤンデレヒロイン・言葉様こと桂言葉をデフォルメしたものである。
武器はノコギリ。レベルはニコロワ初参戦の際の27。
タイプ:あく・ゴースト
とくせい:こんじょう(状態異常で攻撃力が上がる)
わざリスト:
ふくしゅう:あくタイプ。同ターン中に相手からダメージを受けていると攻撃力が上がる。「リベンジ」に相当。
えいえんに:ひこうタイプ。1ターン目で高いところに上り、2ターン目で落下してダメージを与える。「そらをとぶ」に相当。
のろい:効果はゴーストタイプ仕様。自身の体力を削り、相手の体力を徐々に奪っていく呪いをかける。
いあいぎり:効果は本家と同じ。ノコギリでぶった切る。頸動脈とか。
とくせい:こんじょう(状態異常で攻撃力が上がる)
わざリスト:
ふくしゅう:あくタイプ。同ターン中に相手からダメージを受けていると攻撃力が上がる。「リベンジ」に相当。
えいえんに:ひこうタイプ。1ターン目で高いところに上り、2ターン目で落下してダメージを与える。「そらをとぶ」に相当。
のろい:効果はゴーストタイプ仕様。自身の体力を削り、相手の体力を徐々に奪っていく呪いをかける。
いあいぎり:効果は本家と同じ。ノコギリでぶった切る。頸動脈とか。
ロアルド・アムンゼンです。
殺し合いに反対する仲間を集めてさっき温泉で出会った男を止めようとしていたところでした。
私は仲間を見つけるために北上していた時、1人の男を見かけました。
その男は白髪が特徴的な男で、
どうやらゲームに乗っている様子ではなさそうなので近づいてみました。
すると何でしょう。その男は1人でブツブツと虚空へ向かって話しかけているではありませんか。
破滅やらデスゲームやら狂気の沙汰ほど云々…あぁ気味悪い。
あれは明らかに頭がアレな人のする行動ですね。あまり近づきたくない人物ですな。
私はこの男もまた危険な人物である可能性が高いと思いました。
すると男は球体のようなものを出し、ゴミをすてるかのように投げたかと思うとそこから小さな少女が出てきました。
その少女もまさに不気味で右手に鋸を持ち、その身から放つ凄まじい殺気を放っておりました。
そういえばここの付近にあるはずの砦跡が全壊しておりましたが、あの白髪の男達がやったのだろうと感じました。
前言ったとおり犬を捕まえるため様々な武術を学んだ私ですが…
情けないことにあの男たちの不気味なオーラに気圧されたのか今以上近づくことができませんでした。
不本意ながら、あの男が虚空に向かって話しかけているうちに退きましょう。
他の仲間を集め、改めて温泉で出会った仮面の男と白髪の少年に接触するのです。
東の空から太陽も昇り始めている、彼らが他人に危害を加える前に仲間を集めなくては。
ああ、それはそれとして……。犬が食べたいですねえ……。
殺し合いに反対する仲間を集めてさっき温泉で出会った男を止めようとしていたところでした。
私は仲間を見つけるために北上していた時、1人の男を見かけました。
その男は白髪が特徴的な男で、
どうやらゲームに乗っている様子ではなさそうなので近づいてみました。
すると何でしょう。その男は1人でブツブツと虚空へ向かって話しかけているではありませんか。
破滅やらデスゲームやら狂気の沙汰ほど云々…あぁ気味悪い。
あれは明らかに頭がアレな人のする行動ですね。あまり近づきたくない人物ですな。
私はこの男もまた危険な人物である可能性が高いと思いました。
すると男は球体のようなものを出し、ゴミをすてるかのように投げたかと思うとそこから小さな少女が出てきました。
その少女もまさに不気味で右手に鋸を持ち、その身から放つ凄まじい殺気を放っておりました。
そういえばここの付近にあるはずの砦跡が全壊しておりましたが、あの白髪の男達がやったのだろうと感じました。
前言ったとおり犬を捕まえるため様々な武術を学んだ私ですが…
情けないことにあの男たちの不気味なオーラに気圧されたのか今以上近づくことができませんでした。
不本意ながら、あの男が虚空に向かって話しかけているうちに退きましょう。
他の仲間を集め、改めて温泉で出会った仮面の男と白髪の少年に接触するのです。
東の空から太陽も昇り始めている、彼らが他人に危害を加える前に仲間を集めなくては。
ああ、それはそれとして……。犬が食べたいですねえ……。
【A-1/一日目-早朝】
【ロアルド・アムンゼン(その3)@オールロワ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[持物]:支給品一式、不明支給品1~3
[方針/行動]
基本方針:殺し合いには乗らない
1:仲間を集め、髑髏の仮面の男(Chain-情)と白髪の男(赤木しげる)を止める。
2:6/、かがみ、竜を探す。
3:犬を見つけたら食べる。
※オールロワ113話「日本昔話:とりかえばや物語」直後からの参戦です。
※Chain-情と赤木しげるを危険人物と認識しました。
【ロアルド・アムンゼン(その3)@オールロワ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[持物]:支給品一式、不明支給品1~3
[方針/行動]
基本方針:殺し合いには乗らない
1:仲間を集め、髑髏の仮面の男(Chain-情)と白髪の男(赤木しげる)を止める。
2:6/、かがみ、竜を探す。
3:犬を見つけたら食べる。
※オールロワ113話「日本昔話:とりかえばや物語」直後からの参戦です。
※Chain-情と赤木しげるを危険人物と認識しました。
051:今、会いに行き…ます? | 投下順 | 053:毒をもって毒を制す |
050:シスターバルサミコス | 時系列順 | 053:毒をもって毒を制す |
031:チートと神域と時々古代 | 赤木しげる(13歳) | 071:集結するカオス |
021:反逆者は動き、冒険家は静観する | ロアルド・アムンゼン(その3) |