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今、会いに行き…ます?

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今、会いに行き…ます? ◆KX.Hw4puWg



市街地を駆け抜ける、傷だらけの男を背負う、スーツ姿の男が1人。
彼の名はいさじ。ニコニコ動画で歌い手として活動する一方、会社で日々、働いている社会人でもある。


さて、そんな彼が何故こうなっているのかというと、先ほどの出来事が理由であった。

いさじは先程、2人の少女と出会った。2人とも、いさじが探している人物と同じような世界から来ているように見えたが、片方はそれを否定した。

だがもう片方は―――その場から走って逃げてしまった。
そしてまた片方も、彼女を追いに走っていった。
つまり、だ。
2人とも…危険に晒される、という事であった。

(畜生…!なんで俺は止めなかった…!)

いさじは歯を食い縛りつつ、更に走る速度を早めていく―――

つもりだった。

「おわっ!?」

いさじの足の感覚は無くなり、地べたに転んでしまった。
それもそうだ。先程からいさじは男を背負って歩き続けていた。
ましてや走るとなると―――体力の消耗は更に激しくなる。
だが、彼の「早く行く」という考えが彼の疲れを閉じ込めていた。
だが、転んだ瞬間、彼の溜まりに溜まった疲労が一気に押し出てきた。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

彼は確かに体力はある方だ。
だが、彼は所詮一般人…流石に、無理があった。

「無理、しすぎちまったかな…」

いさじは自身の体の限界というのを知った。
…いや、もしかしたら限界を越えた、と言っても過言では無い。

(…走れない…足が言うことを聞かない…)

必死に足を動かすが彼の足は微塵も動かず、ただ硬直していた。
いさじは自分の非力さにまた、歯を食い縛った。

「…う~ん…ここは…」

そんな最中、村雨良は長い気絶から目を覚ました。
彼は背負われているいさじの背中からはみ出し、地べたに横たわっていた。

「…えっと、確か…」

村雨が思い出そうとした瞬間、いさじの存在に気付いた。

「おいあんた、大丈夫か!?」

村雨はいさじの背中をさすり、生死の確認をする。すると気付いたいさじが、震えつつも手を動かした。

「おぉ…気付いたのか…良かった…」

いさじは安心した様子で村雨に言う。
いさじは「ただ体力が無くなっただけだ」と言っている。

「気が付いた…って、もしかしてあんた、気絶していた俺を背負ってきて、ここまで…?」

村雨はそう言うと、いさじは首を縦に小さく振った。
「…嘘だろ」

多分村雨の予想でここから自分が気を失った所までかなりの距離がある。それを自分を背負いながら歩くのだ。…体力の消耗は激しい。しかも彼の背中は

「血だらけ…じゃないか…」
いさじの背中は村雨を背負っていたため、村雨の血が付いてしまった。
無論、ピンクの止血で血は止まったが、元々から付いていた血が、彼の背中に付着。下手したら、「攻撃された」というのに見えなくとも無い。つまり村雨は、勘違いをしていた、という事だ。
そんな事を気にもくれず、村雨はいさじを見て少し慌てた。
何故かというと、彼は自分を放っておかず、背負って危険を顧みず、自分を助けてくれた。
だが、その彼は今、ケガしており、無事だと言っていたが、このまま放って置くわけにもいかない。

「くそっ!どうすればいい…」

村雨は考える。だが、良い案が浮かばない。
彼を背負うとなれど、まだ村雨にも疲労がある。確実に途中で倒れるだろう。
「どうすればいいんだ…っ!」

そんな時、彼の目に入ったのは、支給品が入っているディパックだった。

―――これだ!

村雨は自分といさじの2つのディパックを手元に寄せ、ディパックを開く。
無論、運良く回復アイテムが出るとは限らない。
だが、彼は1つの可能性にかけたのだった。

まず、いさじの支給品。
自分が前居た殺し合いで参加者が使っていた、スタンドというのが出るようになるディスクと、チェーンソー。それに、使い古してへこんでいるフライパン。
一応、当たりはある。だが、回復出来るのは出てこない。

(じゃあこっちは…!)

そう思い、村雨は自身のディパックを開け、中身を一気に全て出した。出てきたのは音楽プレーヤーや、やけに糞でかい機械などが出てくるが、その中にある支給品を見つけた。

「回復液…これだ!」

村雨は「ファウードの回復液」と書かれた中の1つを取り出すと、いさじの口を開け、それを飲ませた。

「頼むぜ…あんたをここで死なせる訳にはいかないんだ…」

村雨は目を瞑り、ただ願った。

「…あれ?疲れが取れて…きた?…」

すると今までまるで死人のようになっていたいさじは急に活気を取り戻し、起き上がった。

「よ、良かった!」

村雨はほっ、と息をつくが、それに間髪を入れず、いさじは村雨に問いかけた。
「一応自己紹介だ。俺はいさじ。君が俺を助けてくれたのか?」
「俺は村雨良…俺を助けてくれたお礼さ。でも、お礼にならないかもしれないな」
「いや、助かった。君が居なければ俺はもしかしたら…」
「いやあんたが…」



それから数分、2人はお互いにお礼を言い合うのを止め、いさじが行く所へ走りながら、話す事にした。

「それで…あんたは人を追っている為に今こうしている訳だな?」

いさじは「ああ」とだけ答えると、

「君も誰か探しているつもりかい?」

と村雨に聞いた。

「ああ。…別に探しているつもりは無いが、接触しておきたい、と考えている」
「そうか…ちなみに俺の探している人の名前は―――」

その時だった。その瞬間、2人の目にロリスキーが見えてきたのは…

2人はこれを見ると、直ぐに彼女の下へ走る速度を早めた。


【E-5/橋/1日目-繁明】

クールなロリスキー@書き手ロワイアル2nd】
[状態]:不死者、吸血鬼、瀬死(回復中)
[装備]:なし
[持物]:デイパック、支給品一式、大量のポケットティッシュ@カオスロワ、不明支給品x0-2
[方針/行動]
基本方針:地球破壊爆弾No.V-7を探し出して合流する。
0:今は少し休もうかな…
1:とりあえず生きているのを確認
2:何か着るものを探す。
[備考]
※登場時期は「238:trigger」の冒頭辺り。ウッカリデスが死亡するより前です。


【いさじ@ニコニコ動画バトルロワイアル】
[状態]:強い決意、かなりの覚悟、村雨を信頼
[装備]:手ぶら
[持物]:支給品一式、スタンドが不明のDISC@漫画ロワ、日吉のフライパン@ニコロワ、チェーンソー@現実
[方針/目的]
基本方針:つかさの現在の状態を知り、脱出する
1、あれが逃げて行った少女か!?
2.村雨良が回復して安心。
3、笑点のピンクが気がかり
[備考]
突然の出来事で、2を忘れてしまったらしいです


【村雨良@漫画ロワ】
[状態]:疲労(中)、全身に多大な負傷(特に左腰に裂傷)いさじを信頼
[装備]:なし
[持ち物]:支給品一式、iPod@ロワ全般、PS3@ニコロワ、ファウードの回復液@書き手ロワ〔3/3〕
[方針/目的]
基本方針:この殺し合いを潰し、BADANとの最終決戦に帰還する。
1:一人でも多くの人間を守り、殺し合いに乗った者は無力化、もしくは倒す。
2:かがみ、アカギ、ヒナギク、ジョセフとの合流。
3:パピヨン、泉こなた、柊つかさ、高良みゆき、三村信二、川田章吾ルイズとの接触。
4:エビル(シンヤ)を止める、もしくは倒す。また、Dボゥイなる人物にエビル(シンヤ)の事について訊く。
5、もう少し会った人から話を聞く
[備考]
※参戦時期は漫画ロワ254話、「真・仮面ライダー ~決着~」の直後です。
※ジェネラルシャドウ、こなた、つかさ、みゆき、三村、川田、ルイズの生存に疑問を抱いています。
※アカギ、圭一、6/の名前が複数ある事に疑問を抱いています。
※力、自己修復能力等に制限が掛けられています。
※テッカマンエビル(相羽シンヤ)を記憶に刻みました。
※表面の傷は塞がりました。
※気絶から立ち直り、いさじを信頼しました。
[備考]
いさじと村雨はまだ会って少しですが、お互い殺し合いに乗ってない事を確認しています。
後少しで早朝となりますので、次の話で放送を3人が聞いても良いと思います。




iPod@ロワ全般
様々なロワに顔を出す支給品。
あるロワでは逃げる手段に使われた。
今回は参加者それぞれのキャラソンや参加者のアニメのOP曲など、参加者に関係してある曲が収録されている。
(例を挙げるとすれば、いさじはやらないか、川田は映画版バトロワの主題歌)

ファウードの回復液@書き手ロワ
これを飲めば疲れも傷もふっとぶ回復液。
出典元設定の為、3本ある。

日吉のフライパン@ニコロワ
ニコレンジャーの1人、日吉若が使用していたフライパン。
GENKIDAMAを当て続けた為、へこんでいる箇所がある。
ハルヒに見せたら詳しく分かるかも。

スタンドが不明のDISC@漫画ロワ
頭に入れれば何らかのスタンドの力が使えるようになる。内容はまだ不明。
制限あり。

PS3@ニコロワ
次世代ゲーム機…だが、その耐久性には定評があり、ニコロワでは発狂したレナの一撃を友人から守った。

チェーンソー@現実
そのまんま。


050:シスターバルサミコス 投下順 052:隠し砦の三狂人
048:小早川ゆたかの遺言 時系列順 061:神は神と出会い、神の武器を持つ
046:どこまでも続く罪のという名のフラグ クールなロリスキー 073:ここにいるのは――
039:まあ、どうせここヘンタイさんばっかだし。 いさじ
村雨良



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