魅音の不幸とラッキースターワンダーランド(前編) ◆jVERyrq1dU
「これからどこに向かうつもりだ?何か考えているんだろうな」
パピヨンがじとりとした視線を私に投げかけてくる。
「私はお姉ちゃんやこなちゃんを守ってあげたい。そのためには……まず二人を探さないと。
ここに行って放送を流す事が出来れば、効率よく見つけられると思うんだけど……どうかなぁ?」
つかさは地図を取り出し、放送局を指差す。
パピヨンがじとりとした視線を私に投げかけてくる。
「私はお姉ちゃんやこなちゃんを守ってあげたい。そのためには……まず二人を探さないと。
ここに行って放送を流す事が出来れば、効率よく見つけられると思うんだけど……どうかなぁ?」
つかさは地図を取り出し、放送局を指差す。
特に反対する理由もない。放送局に向かう道程で、パピヨンの目的も達せられるかもしれない。
だからパピヨンはつかさに素直に頷いて見せた。つかさは安心したようににこりと笑う。
そして、歩き始めたのだが、つかさはすぐにふらりとバランスを崩し倒れかける。
だからパピヨンはつかさに素直に頷いて見せた。つかさは安心したようににこりと笑う。
そして、歩き始めたのだが、つかさはすぐにふらりとバランスを崩し倒れかける。
おそらく先ほどの戦闘での疲労がかなり溜まっているんだろうな。
ただ女子高生があれだけの戦闘を何の訓練もなしにしたのだから、当たり前といえば当たり前だろう。
ただ女子高生があれだけの戦闘を何の訓練もなしにしたのだから、当たり前といえば当たり前だろう。
「しばらく休んでいくか……?」
「ううん……大丈夫だよ」
常識的に考えて大丈夫そうではないが、さっきまでの甘えたつかさとは好対照な、必死に頑張るつかさを見るのはどこか気分がいい。
だからパピヨンは特に止めもせず、そのままつかさの後ろをにやつきながら着いて行った。
「ううん……大丈夫だよ」
常識的に考えて大丈夫そうではないが、さっきまでの甘えたつかさとは好対照な、必死に頑張るつかさを見るのはどこか気分がいい。
だからパピヨンは特に止めもせず、そのままつかさの後ろをにやつきながら着いて行った。
▼ ▼ ▼
まどろむ意識の中、私は見た事もないくらいに美しい扉のドアノブに手をかけた。
ここがどこなのか全く見当もつかない。ただ薄靄の中をひたすら歩き続けて辿り着いた先に、この美しい扉があった。
ここはもしかして映画館の中なのだろうか。私は少しだけ不安に思ったが、すぐ傍らにいる彼の姿を見つけ、安心して微笑む事が出来た。
ここがどこなのか全く見当もつかない。ただ薄靄の中をひたすら歩き続けて辿り着いた先に、この美しい扉があった。
ここはもしかして映画館の中なのだろうか。私は少しだけ不安に思ったが、すぐ傍らにいる彼の姿を見つけ、安心して微笑む事が出来た。
「どうした? 先に進まないのか?」
「ええっと……ごめん。ちょっと……混乱しちゃって」
私は照れたように頭を掻いた。ここがどこなのか見当もつかない。パピヨンがいるから怖くはないのだけど……
「心配するな。映画館からはそう離れてはいない」
パピヨンがドアノブに置いている私の手を上から握り、そして扉を開いた。
「ええっと……ごめん。ちょっと……混乱しちゃって」
私は照れたように頭を掻いた。ここがどこなのか見当もつかない。パピヨンがいるから怖くはないのだけど……
「心配するな。映画館からはそう離れてはいない」
パピヨンがドアノブに置いている私の手を上から握り、そして扉を開いた。
一気に霧が晴れる。私の視界が開けた。私は絶句する。
「ここは……?」
私は目を大きく開いて、辺りをきょろきょろと見渡す。扉の中は普通部屋であるはずだ。
それなのに、ここは部屋なんて言うほどに狭い空間ではない。部屋の中は校庭だった。
ポカポカと温かい、四月の一番心地いい季節。桜の花びらが舞っている。
この光景、この匂い、全身を包んでくれるようなこの暖かさ……私は知っている。覚えている。
どうして忘れるような事があるだろうか。ここは私の、お姉ちゃんの、こなちゃんのゆきちゃんの母校、陵桜学園高等部だ。
それなのに、ここは部屋なんて言うほどに狭い空間ではない。部屋の中は校庭だった。
ポカポカと温かい、四月の一番心地いい季節。桜の花びらが舞っている。
この光景、この匂い、全身を包んでくれるようなこの暖かさ……私は知っている。覚えている。
どうして忘れるような事があるだろうか。ここは私の、お姉ちゃんの、こなちゃんのゆきちゃんの母校、陵桜学園高等部だ。
「どう……して……?」
「やあ、つかささん」
「え……?えええ?」
やけに老けた、体格のがっちりした男の人が、私に声をかけてきた。ちゃんと陵桜学園の制服を着ている。
どこかで見た事がある。そう、どこかで……だけど思い出せない。私は知らない男の人に突然話しかけられたので、しどろもどろになってしまった。
私が慌てる姿を見て、男の人は快活に笑った。恥ずかしくて恥ずかしくて、私の顔はもう真っ赤だ。
「やあ、つかささん」
「え……?えええ?」
やけに老けた、体格のがっちりした男の人が、私に声をかけてきた。ちゃんと陵桜学園の制服を着ている。
どこかで見た事がある。そう、どこかで……だけど思い出せない。私は知らない男の人に突然話しかけられたので、しどろもどろになってしまった。
私が慌てる姿を見て、男の人は快活に笑った。恥ずかしくて恥ずかしくて、私の顔はもう真っ赤だ。
「相変わらずだな。悪いが授業に遅刻しちまうから、また後でな。つかささんも急いだ方がいい」
そう言って、男の人は校舎に向かって走って行った。私は呆気にとられていた。
「だ、誰なんだろ……あの人。会ったことないのに……」
私は気恥ずかしさを隠すため、パピヨンに向かって笑いながら言った。
「……自分の彼氏の事を忘れたのか?」
「か、彼氏!?」
「奴は川田だ。本当に忘れたのか?」
そう言って、男の人は校舎に向かって走って行った。私は呆気にとられていた。
「だ、誰なんだろ……あの人。会ったことないのに……」
私は気恥ずかしさを隠すため、パピヨンに向かって笑いながら言った。
「……自分の彼氏の事を忘れたのか?」
「か、彼氏!?」
「奴は川田だ。本当に忘れたのか?」
い、意味が分からないよ……
「パ、パピヨン……えっと、ここはどこなんだろう?私達って殺し合いに参加させられていたはずじゃなかったっけ……」
「殺し合い……?馬鹿を言うな。それじゃあ俺はこなたと約束があるんでな。パピ!ヨン!」
「こ、こなちゃん????」
「殺し合い……?馬鹿を言うな。それじゃあ俺はこなたと約束があるんでな。パピ!ヨン!」
「こ、こなちゃん????」
私がまたも呆気にとられているのを不思議そうに見て、パピヨンはどこかへ消えて行ってしまった。
もしかするとこれは夢だろうか。だけど、夢にしてはなんだかリアル過ぎる気もする。
だいたい夢なら、会った事もない川田という男の子が出てくるのは、少しおかしい気がする。
もしかするとこれは夢だろうか。だけど、夢にしてはなんだかリアル過ぎる気もする。
だいたい夢なら、会った事もない川田という男の子が出てくるのは、少しおかしい気がする。
もしかして、殺し合いの方が夢だったのではないだろうか。
今までのは全て夢で……現実では私は今まで通りに高校生活を送り、川田君っていう人と付き合ったりして……
もしかして今までのは全部全部夢……なのかな……。
今までのは全て夢で……現実では私は今まで通りに高校生活を送り、川田君っていう人と付き合ったりして……
もしかして今までのは全部全部夢……なのかな……。
「私達が殺し合いに巻き込まれた? つかさ、あんた大丈夫?」
「ううん、やっぱり夢だったのかなあ……」
私はあの後、普通に教室へと向かった。教室の扉を開けて、お姉ちゃんやこなちゃん、
そして死んだはずのゆきちゃんに会えた時、私は嬉しくて嬉しくて泣いてしまった。
お姉ちゃん達に心配されながら、私は自分の席につき、黒井先生のホームルームを聞いた。
「ううん、やっぱり夢だったのかなあ……」
私はあの後、普通に教室へと向かった。教室の扉を開けて、お姉ちゃんやこなちゃん、
そして死んだはずのゆきちゃんに会えた時、私は嬉しくて嬉しくて泣いてしまった。
お姉ちゃん達に心配されながら、私は自分の席につき、黒井先生のホームルームを聞いた。
何でもない日常。それがこんなにも尊いものだったとは……みんながいて、みんなが笑ってくれる。
それだけで、本当にただそれだけで私は幸せだった。みんなが笑い合い、お喋りして────
それだけで、本当にただそれだけで私は幸せだった。みんなが笑い合い、お喋りして────
|┃三 ガラッ
|┃ ____
|┃/⌒ ⌒\
|┃(●) (●) \ みんなおっはーwwwwwwwwww
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\ 遅刻?そんなの関係ねぇおwwwwwww
|┃ |r┬-| |⌒) 常識的に考えるまでもなくwwwwww
|┃ `ー'ォ //
(⌒ヽ・ ・ ̄ /
|┃ノ /
|┃ つ <
|┃ (::)(::) ヽ
|┃/ > )
|┃ (__)
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|┃/⌒ ⌒\
|┃ (―) (―)\
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\
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|┃ヽ・ ・ ̄ /
|┃ \ ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,
|┃ヽ_)つ‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴
|┃ (::)(::) ヽ ・゜゜・∴~゜
|┃/ > ) ゜゜・∴:,゜・~
|┃ (__) :,゜・~:,゜・゜゜・~.
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「きったねえええええええええええええええええええええええええ!!!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「きったねえええええええええええええええええええええええええ!!!!」
/ ̄ ̄\ 毎朝毎朝放尿するな!!!常識的に考えるまでもなく!!!
/ノ( _ノ \
| ⌒(( ●)(●)
.| (__人__) /⌒l
| ` ⌒´ノ |`'''|
/ ⌒ヽ } | |
/ へ \ }__/ / / ̄ ̄\
/ / | ノ ノ / ●)) ((●\’, ・
( _ ノ | \´ _ ( (_人_)’∴ ), ’
| \_,, -‐ ''"  ̄ ゙̄''―---└'´ ̄`ヽ て
.| ______ ノ (
ヽ _,, -‐ ''" ノ ヽ r'" ̄
\ , '´ し/.. | J
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\ \ し- '^`-J
「やる夫の奴またやってるね~」
「クラス替えした当初は驚いてしまいましたけど、さすがにもう慣れてしまいましたね」
こなちゃんとゆきちゃんがやる夫君を見て談笑している。
二人とも何でもないかのように流しているけど、正直言って私は引いた……
「クラス替えした当初は驚いてしまいましたけど、さすがにもう慣れてしまいましたね」
こなちゃんとゆきちゃんがやる夫君を見て談笑している。
二人とも何でもないかのように流しているけど、正直言って私は引いた……
そろそろ1限目が始まる。私達はいそいそと準備を整え、椅子に腰かけた。
「つかさ、聞いたところによると、今日の世界史は一味違うらしいよ!」
隣の席に座っている魅音ちゃんが、私に元気よく話しかけてきた。一味違うってどういう事なんだろう。
「何でも世界を股にかけて活躍した本物の軍人が色んな国の文化やらなんやらかんやら宇宙生物やらを教えてくれるんだってさ!」
「う、宇宙生物!? ……それって世界史関係あるのかな……」
魅音ちゃんは楽しそうにくるくると話す。その軍人さんの話が楽しみで楽しみで仕方がないようだ。
楽しそうな魅音ちゃんの姿を見ていると、なんだか私まで、その軍人さんの話が楽しみになってきた。
隣の席に座っている魅音ちゃんが、私に元気よく話しかけてきた。一味違うってどういう事なんだろう。
「何でも世界を股にかけて活躍した本物の軍人が色んな国の文化やらなんやらかんやら宇宙生物やらを教えてくれるんだってさ!」
「う、宇宙生物!? ……それって世界史関係あるのかな……」
魅音ちゃんは楽しそうにくるくると話す。その軍人さんの話が楽しみで楽しみで仕方がないようだ。
楽しそうな魅音ちゃんの姿を見ていると、なんだか私まで、その軍人さんの話が楽しみになってきた。
授業なんて、普段はあんまり集中できないけど、今回ばかりは違う。
軍人さんの話……ううん……尊い日常を体感できるんだから、今は何もかもが楽しい!
軍人さんの話……ううん……尊い日常を体感できるんだから、今は何もかもが楽しい!
;ヽ
l_,,,,,,,,_,;;;;i ハッハーーー!!わしが世界を股にかけて活躍した地球防衛軍の老兵、ストーム1じゃああああ!!!!
l l''|~___;;、_y__ lミ;l つかさちゃぁぁぁん!!!頑張って生きとるようじゃな!!!ハッハーー!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | ほんと戦争は地獄じゃのう!!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, サンダーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
「な、なんか変な人だったわね……」
授業が終わった後、隣の席に座っているピンクの髪の女の子が顔を歪めて困惑していた。
「そ、そうかな……温かくて優しそうなお爺ちゃんだったけど……」
「そうだな。つかさちゃんの言うとおり、なかなか魂の籠ったいい男だった」
私の後ろの席から、野太く、男らしい、なんだか聞いていると耳が妊娠してしまいそうな男の人の声が聞こえてきた。
えっと……誰???
授業が終わった後、隣の席に座っているピンクの髪の女の子が顔を歪めて困惑していた。
「そ、そうかな……温かくて優しそうなお爺ちゃんだったけど……」
「そうだな。つかさちゃんの言うとおり、なかなか魂の籠ったいい男だった」
私の後ろの席から、野太く、男らしい、なんだか聞いていると耳が妊娠してしまいそうな男の人の声が聞こえてきた。
えっと……誰???
「うーん……そうかしら。だいたい教室の中で銃をぶっぱなしている時点で変な人確定な気がするんだけど……」
「おいおいヒナギクさん。人を表面的にしか見れないようじゃあ男を下げるぜ」
「私は女よ……」
「いさじ殿の言うとおりだ。私も彼の公演には熱きものを感じた」
「いさじさんも、覚悟君も……あんた達濃いのよ……主に顔が」
「おいおいヒナギクさん。人を表面的にしか見れないようじゃあ男を下げるぜ」
「私は女よ……」
「いさじ殿の言うとおりだ。私も彼の公演には熱きものを感じた」
「いさじさんも、覚悟君も……あんた達濃いのよ……主に顔が」
3人の会話をぼんやりと聞いて、色々思ったけど、まず言いたい事は────貴方達は誰ですか?
そんなこんなで、私の久しぶりの日常は、これ以上なく充実した気分の中、過ぎて行った。
いさじさんや覚悟君、ヒナギクさん、一度も見た事も話した事もない人が何故か教室に沢山いたけれど、
みんな例外なく優しくて面白くて、とてもとてもいい人たちだった。
私はどこかで彼らと会った事があるのだろうか。何故か初めて会ったようには思えなかった。
どこが出会い、どこかで彼らと友達になったような気がする。それはいさじさんたちだけではない。
あのストーム1というお爺ちゃんも、どこかで出会い、優しくしてもらったような……そんな奇妙な感覚。
いさじさんや覚悟君、ヒナギクさん、一度も見た事も話した事もない人が何故か教室に沢山いたけれど、
みんな例外なく優しくて面白くて、とてもとてもいい人たちだった。
私はどこかで彼らと会った事があるのだろうか。何故か初めて会ったようには思えなかった。
どこが出会い、どこかで彼らと友達になったような気がする。それはいさじさんたちだけではない。
あのストーム1というお爺ちゃんも、どこかで出会い、優しくしてもらったような……そんな奇妙な感覚。
「つかささん、帰ろうか」
下校の時間になり、教室に朝に出会った川田という男の子が訪ねてきた。
私はお姉ちゃんや魅音ちゃんと談笑していたのをぴたりと止め、おずおずと川田君の方に目を向ける。
この男の子とも、何故か初めて会った気がしない。どこかで、どこかで私は川田君と出会っている。
そして、私達は愛し合っていた。何が何だか分からないけど、直感として、私はそう感じる。
下校の時間になり、教室に朝に出会った川田という男の子が訪ねてきた。
私はお姉ちゃんや魅音ちゃんと談笑していたのをぴたりと止め、おずおずと川田君の方に目を向ける。
この男の子とも、何故か初めて会った気がしない。どこかで、どこかで私は川田君と出会っている。
そして、私達は愛し合っていた。何が何だか分からないけど、直感として、私はそう感じる。
「どうした?」
「う、ううん!何でもないよ!」
私の態度をいぶかしんだ、川田君の疑問を打ち消すべく、私は頭を振った。
私は川田君と付き合っているんだ。だから一緒に帰るのは当たり前の話。
こなちゃんだって彼氏のパピヨンと一緒に下校しているんだからね。
「う、ううん!何でもないよ!」
私の態度をいぶかしんだ、川田君の疑問を打ち消すべく、私は頭を振った。
私は川田君と付き合っているんだ。だから一緒に帰るのは当たり前の話。
こなちゃんだって彼氏のパピヨンと一緒に下校しているんだからね。
「…………」
川田君の姿に既視感を覚えるとはいえ、やっぱり私の中では川田君は今日初めて会った男の子。
二人きりでの下校中は、なんだか頭の中がぐらぐらして、ちっとも言葉が出てこなかった。
ここにお姉ちゃんやこなちゃんがいたら、もっと話が出来るのにな……
川田君の姿に既視感を覚えるとはいえ、やっぱり私の中では川田君は今日初めて会った男の子。
二人きりでの下校中は、なんだか頭の中がぐらぐらして、ちっとも言葉が出てこなかった。
ここにお姉ちゃんやこなちゃんがいたら、もっと話が出来るのにな……
「つかささん、何かあったのか?今日はどうも様子が変だぜ?」
「そ、そうかな。何でもないよ」
ああ……お姉ちゃん来て~
「そ、そうかな。何でもないよ」
ああ……お姉ちゃん来て~
そう思った時だ。道の角から、誰かが飛び出してきた。見慣れたツインテール、あれはお姉ちゃん?
いや、違う。あれは6/さんだ。
いや、違う。あれは6/さんだ。
「よお、かがみさん」
「違うよ川田君。この人は6/さん……」
私の言葉を聞いて、川田君が怪訝そうにしている。
「6/……?かがみさんじゃないのか?」
「違うよ」
「違うよ川田君。この人は6/さん……」
私の言葉を聞いて、川田君が怪訝そうにしている。
「6/……?かがみさんじゃないのか?」
「違うよ」
6/さん……最後までお姉ちゃんになりきって、弱い私を支えてくれた恩人だ。
貴方とやる夫くんには、感謝してもし足りない。
貴方とやる夫くんには、感謝してもし足りない。
「6/さん。ありがとう……」
涙を浮かべながら私が言うと、6/さんは優しく微笑んでくれた。
涙を浮かべながら私が言うと、6/さんは優しく微笑んでくれた。
「お、おい!」
川田君が慌てている。ごめんね。でも心配はいらないよ。言葉なんていらない。私は無言で6/さんに抱きついた。
ゆきちゃんは死んでいない。6/さんも生きてる。やる夫くんも生きていた。
あの殺し合いで死んでしまった私の知り合い全員に会った時、初めて私は日常に帰ってきたんだと確信できた。
もう何も心配いらない。誰も死ぬ事はない。今まで通りに、今まで以上に、私は日常を謳歌したい。
ゆきちゃんは死んでいない。6/さんも生きてる。やる夫くんも生きていた。
あの殺し合いで死んでしまった私の知り合い全員に会った時、初めて私は日常に帰ってきたんだと確信できた。
もう何も心配いらない。誰も死ぬ事はない。今まで通りに、今まで以上に、私は日常を謳歌したい。
最高の友達と一緒に……
6/さんが私の両肩に手を乗せ、私の体を6/さんの体からそっと離す。
「元気そうだな。つかさ……」
「うん!」
にっこりと笑ってくれた6/さんに向かって、私も笑顔を返す。
「うん!」
にっこりと笑ってくれた6/さんに向かって、私も笑顔を返す。
その瞬間辺りの壁が消え、地面には花が咲き乱れ、辺りが広大な花畑と化した。
爽やかな風が私の頬を撫でる。帰って来た。私は帰ってきた!
爽やかな風が私の頬を撫でる。帰って来た。私は帰ってきた!
「おめでとう……つかさ」
6/さんがぽつりと言って、私に向けて拍手してくれた。
「おめでとう……つかささん」
川田君がじっと私の目を見つめて、拍手してくれる。
「つかさ!おめでとう!」
魅音ちゃんが元気よく手を叩く。
「つかささん……見事!」
覚悟君が丁寧に畏まって手を叩く。
「つかさ……良かったわね」
ヒナギクさんが拍手をしてくれた。
「おめでとうだお!つかさちゃぁん!」
やる夫君が放尿しながら手を叩いている。
「おめっとさん。つかさちゃん」
いさじさんの声で私の耳は妊娠した。
6/さんがぽつりと言って、私に向けて拍手してくれた。
「おめでとう……つかささん」
川田君がじっと私の目を見つめて、拍手してくれる。
「つかさ!おめでとう!」
魅音ちゃんが元気よく手を叩く。
「つかささん……見事!」
覚悟君が丁寧に畏まって手を叩く。
「つかさ……良かったわね」
ヒナギクさんが拍手をしてくれた。
「おめでとうだお!つかさちゃぁん!」
やる夫君が放尿しながら手を叩いている。
「おめっとさん。つかさちゃん」
いさじさんの声で私の耳は妊娠した。
「おめでとうじゃのう!サンダーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「おめでとう!!」
「おめでとうつかさ!」
「つかささん、おめでとうございます」
「おめでとう!」
「おめでとうっていうwwwwww」
「おめでとうかな。かな」
「おめでとう」
「おめでとう。精一杯やってたぜお前は」
「おめでとう!!」
「おめでとうつかさ!」
「つかささん、おめでとうございます」
「おめでとう!」
「おめでとうっていうwwwwww」
「おめでとうかな。かな」
「おめでとう」
「おめでとう。精一杯やってたぜお前は」
つかさ乙! T5 おめでとう! じゃあお前がやってみろよ つかさあああああああ おめ!
さっきから鳥肌立ちまくりwwwwwwww おめwwwwwwww 支援 つかさおめwww
徹夜の上酔ってる俺が来ましたよ つかさは神 俺の嫁 なんぞこれw つかさ・・・
弾幕吹いたwww これつかさだと思うの俺だけ?____ ツカサノキワミ、アッーー つかさw
つかさktkr スイーツ(つかさ) / つかさ \つまらないならつかさ ふいたwww
つかs・・・・ねーよww .おめwww / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\びゃあ゛ぁ゛゛ぁつかさぁ゛ぁぁ 俺の嫁
ちょwww TU☆KA☆SA つかさあいしてるw / <○> <○> \なんで????これ何???
つかさが嫌なら帰れ | (__人__) | カオスwww やべ勃起して来た
これ面白いの? .つかさwww\ `⌒J´ /かわえええええええええええええw
戻る押すわノシ つかさwwwwwwwww.w / \これなんてつかさマンセー?
テラつかさwwww ちょwwじじゅうwww つかさアンチは帰れ 涙目www
AAいらん つかさGJ!!! つかさと聞いてやってきました アンチうざい アッー パターンはいった
フラグたった なぁにこれぇ なぜおめたし おめwww 妊娠した つかさ神すぎ つかさかわええ
コングラッチュレーション
,―==7 Congratulation! コングラッチュレーション
|く ___ _> Congratulation!
fll`ーU+'
`''、 ー=| おめでとう・・・・・・・・!
_,,..-´:|ヽー-;ー..,,_
. ,-=-, ,,..-‘≡≡:| ><´|≡::|ヽ おめでとう・・・・・・・・! おめでとう・・・・・・・・!
. | l____ヽ.|≡l≡≡≡| |::| |≡:::/::|
. |(llー´_ヽ|≡|≡≡≡|.|:::|l≡::/::::| つかさおめでとう・・・・・・・・・・・・!
.. 4 l__`=|_|≡:|≡≡≡::||:::|'≡/≡|
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≡≡≡≡/|≡ヽ≡≡≡≡≡::::|. ..|≡::|. z-..,〃、 ム__ ll´.. |
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::≡≡≡| \≡ヽ::| ヽ≡≡l .ljヽl | 刀、ミ _,,,..-`‐三=ー-
::≡≡≡| |ヽ/ー.、.. ヽ≡≡l. .|/ | ノ= ∠i /ヽ、≡≡≡≡≡
:|¬、≡≡ヽ. |≡ゞー=ッ |≡≡| __/ (ll ー゜\|ヽ. /≡::ヽ≡≡≡≡≡
:| ヽ≡≡ヽ |≡≡ヽミ. |≡≡| l|. ll7| ヽu=/l二ll二l'''ヽ /≡:::/≡≡≡≡≡
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,': /i: : l: : : : |: : :| l: i l Ⅵヽ` : |: : : : : :i : |
|/ .|: : |: l: : :ハ: :,' __| { l ヾ \:|: : : : : :| : !
| |: : |/|: : |: V,. --、 - 、. l: : : :i: :,'.: :| ありがとう……
. |: : : :.l : ハ ゞ'´ ̄` イニ‐、.l : : ,' / : : l
. |: : :ハ:\トi / / / , / / / `ヾ: :/:/ :_: : |
',: :| ',: : :ヽ 、__ u/: :,'/: / l: :!
Ⅵ ヽ: :ト、`>-、 _,. -:'7 :/ : : :/ リ
ヽl \i:.:.^ー'´ ̄¨:.:}; :/:/l: /
,.ri―´{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ソーァ-/
/ |:.:.:.:.`T:. ̄:.7 ̄:.:.:.:.:.| ヽ.
▼ ▼ ▼
「という夢を見たの」
「何レスも使って語る事か?三行に纏めろ」
「……どんだけー」
「何レスも使って語る事か?三行に纏めろ」
「……どんだけー」
当然というか、言うまでもなく、今までの一連の出来事は全てつかさの夢である。
仮面ライダーに変身して暴れたせいで、疲労が溜まっていたのだろう。
つかさは疲労に耐えきれず、映画館から出るなりぱたりと倒れるように寝てしまったのだ。
仮面ライダーに変身して暴れたせいで、疲労が溜まっていたのだろう。
つかさは疲労に耐えきれず、映画館から出るなりぱたりと倒れるように寝てしまったのだ。
何故、つかさが知らないはずの、川田、ヒナギク、ストーム1、いさじなどの人間が彼女の夢に出てきたのか。
つかさが知る術はない。とはいえ、彼らは夢の中で、彼らに平穏を与えた。
これ以上ないくらいに至福の一時。夢の中で体験した日常は、現時点のつかさにとって喉から手が出るほどに欲しいもの。
ああ、夢の世界とはかくも素晴らしきものだったのか……。
つかさが知る術はない。とはいえ、彼らは夢の中で、彼らに平穏を与えた。
これ以上ないくらいに至福の一時。夢の中で体験した日常は、現時点のつかさにとって喉から手が出るほどに欲しいもの。
ああ、夢の世界とはかくも素晴らしきものだったのか……。
「夢の世界で……私、幸せだった」
思い出し、ほろりと涙を一粒落とす。死んだ人は二度と生き返らない。日常はもう永遠に戻って来ない。
日常という甘美な蜜はずいぶんも前に、つかさの握りしめた両手からすり抜け、奈落へと消えて行った。
このバトルロワイアルを脱出したとしても、いったいつかさはこれから何を励みにして生きていけばいいのだろう。
思い出し、ほろりと涙を一粒落とす。死んだ人は二度と生き返らない。日常はもう永遠に戻って来ない。
日常という甘美な蜜はずいぶんも前に、つかさの握りしめた両手からすり抜け、奈落へと消えて行った。
このバトルロワイアルを脱出したとしても、いったいつかさはこれから何を励みにして生きていけばいいのだろう。
「もう、二度と日常は戻って来ないんだよね……もうちょっと、夢が長く続いてくれれば……」
そう思うと、涙がとめどなく溢れてくる。出来るなら夢の世界で生きたい。
これから生きる意味なんてあるのだろうか。自分は馬鹿な、情けない考えをしている。その自覚はある。
だが、夢の中で体験してしまった日常を、夢から覚めてすぐに頭の中から除外してしまえるほど、つかさは強くない。
そう思うと、涙がとめどなく溢れてくる。出来るなら夢の世界で生きたい。
これから生きる意味なんてあるのだろうか。自分は馬鹿な、情けない考えをしている。その自覚はある。
だが、夢の中で体験してしまった日常を、夢から覚めてすぐに頭の中から除外してしまえるほど、つかさは強くない。
「情けないな。蝶不快だ」
「うん……言われなくても分かるよ」
相変わらずパピヨンは厳しい。つかさとて、自分がとても弱い考えをしている事なんて充分分かっているつもりだ。
現実から逃避して、夢の世界に縋る。そんな行為は、命を賭して自分を守り、導いてくれた6/とやる夫への最大の裏切りだ。
分かっている。それくらいつかさだって分かる。
「うん……言われなくても分かるよ」
相変わらずパピヨンは厳しい。つかさとて、自分がとても弱い考えをしている事なんて充分分かっているつもりだ。
現実から逃避して、夢の世界に縋る。そんな行為は、命を賭して自分を守り、導いてくれた6/とやる夫への最大の裏切りだ。
分かっている。それくらいつかさだって分かる。
「夢の世界……きらきらしてた……」
つかさは涙を流す。それを見て、パピヨンの目に呆れが宿る。
「私のお姉ちゃん、友達……みんなみんないた。ゆきちゃんが生きていた。やる夫くんと6/さんもいた。私には彼氏まで出来ていた」
泣きながら、つかさはパピヨンの目を凝視する。
つかさは涙を流す。それを見て、パピヨンの目に呆れが宿る。
「私のお姉ちゃん、友達……みんなみんないた。ゆきちゃんが生きていた。やる夫くんと6/さんもいた。私には彼氏まで出来ていた」
泣きながら、つかさはパピヨンの目を凝視する。
「失って初めて分かる。日常って凄く、いいものだよね……
みんな笑ってて……みんな私に優しくて……もう一度、もう一度でいいから」
つかさが袖で涙を拭う。けれども涙は止まらない。思い出してしまったから、体験してしまったから……
みんな笑ってて……みんな私に優しくて……もう一度、もう一度でいいから」
つかさが袖で涙を拭う。けれども涙は止まらない。思い出してしまったから、体験してしまったから……
────夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?
懐かしい歌が、耳の奥から聞こえてきた気がした。行ってみたい。夢の世界へ行ってみたい。
「お前の考えはただの逃避だ。理想からかけ離れた現実から逃避するために、仮の世界へ逃げようとしている。
ふざけるな……ふざけるなよ弱者め。夢にまで縋るようでは、助けない方が良かったのかもしれないな」
パピヨンの声に呆れを超えた、はっきりとした怒気が現れる。
ふざけるな……ふざけるなよ弱者め。夢にまで縋るようでは、助けない方が良かったのかもしれないな」
パピヨンの声に呆れを超えた、はっきりとした怒気が現れる。
「ごめん……パピヨン。信じて貰えないかもしれないけど、私、逃げるつもりなんて、そんなのないよ……
誰かに甘えて、守られる、そんな自分はもう嫌……6/さんとやる夫君の思いを無駄にしないためにも、
今度は私がお姉ちゃんやこなちゃんを守ってみせる。ううん……守る! だけど……だけどね……」
誰かに甘えて、守られる、そんな自分はもう嫌……6/さんとやる夫君の思いを無駄にしないためにも、
今度は私がお姉ちゃんやこなちゃんを守ってみせる。ううん……守る! だけど……だけどね……」
つかさの脳裏に、優しい姉や友達。死んでしまった恩人たち、
そして夢の中で出会った川田、ヒナギク、覚悟、お爺ちゃん、いさじの姿がフラッシュバックする。
もう二度と取り戻す事の出来ない日常。その日常の、一部分だけでも見る事が出来る【夢】という異質な現象。
夢という現象に縋る事が、空しい事だとはつかさとて理解できる。だが、縋らなければやっていけないのだ。
生きていれば、もう一度、日常の一部を見る事が出来るかも知れない。
歪んだ思いかもしれないが、歪んでいようがなんだろうが、夢で体験できる仮の日常はつかさの精神的エネルギーになり得るのだ。
そして夢の中で出会った川田、ヒナギク、覚悟、お爺ちゃん、いさじの姿がフラッシュバックする。
もう二度と取り戻す事の出来ない日常。その日常の、一部分だけでも見る事が出来る【夢】という異質な現象。
夢という現象に縋る事が、空しい事だとはつかさとて理解できる。だが、縋らなければやっていけないのだ。
生きていれば、もう一度、日常の一部を見る事が出来るかも知れない。
歪んだ思いかもしれないが、歪んでいようがなんだろうが、夢で体験できる仮の日常はつかさの精神的エネルギーになり得るのだ。
「もう一度、出来る事ならもう一度だけ、夢の世界に行きたいと思う。
そう思う事って……失ってしまった日常を惜しむ事って、そんなに悪い事かな……」
そう思う事って……失ってしまった日常を惜しむ事って、そんなに悪い事かな……」
つかさはぽつりと言った。つかさはよくも悪くも弱者だ。
一度見た夢を糧にして、ここから這い上がれるかどうかはつかさ次第。
このまま弱者で終わるのか、それとも強者へと進化するのかは、彼女次第……
一度見た夢を糧にして、ここから這い上がれるかどうかはつかさ次第。
このまま弱者で終わるのか、それとも強者へと進化するのかは、彼女次第……
それにしても、とつかさは意識の片隅で思う。それにしてもリアルな夢だった。
いつもとは違う、ある意味で異常な夢を見たのはこの殺し合いが始まってこれで二回目。
私、どうかしちゃったのかな……
いつもとは違う、ある意味で異常な夢を見たのはこの殺し合いが始まってこれで二回目。
私、どうかしちゃったのかな……
【E-3 映画館/一日目 昼】
【柊つかさ@原作】
[状態]:顔面打撲、全身に鞭の痣、疲労(小)
[装備]:特になし
[持物]:カードデッキ(龍騎)@書き手ロワ、ねこ缶@オールロワ
[方針/目的]
基本方針:6/とやる夫の想いを無駄にしないためにも生きる
1:パピヨンとともに行動。 放送局に向かいながら、こなたやかがみを探す
2:こなたやかがみを助けたい。
3:どうして変な夢ばっかり見るんだろう。またあんな夢を見れたらいいな……
※龍騎のデッキの制限は書き手ロワ準拠です(ミラーモンスター⇒ドラグレッダーは1分間のみ出現)
※龍騎のデッキは2時間使用不能。
【柊つかさ@原作】
[状態]:顔面打撲、全身に鞭の痣、疲労(小)
[装備]:特になし
[持物]:カードデッキ(龍騎)@書き手ロワ、ねこ缶@オールロワ
[方針/目的]
基本方針:6/とやる夫の想いを無駄にしないためにも生きる
1:パピヨンとともに行動。 放送局に向かいながら、こなたやかがみを探す
2:こなたやかがみを助けたい。
3:どうして変な夢ばっかり見るんだろう。またあんな夢を見れたらいいな……
※龍騎のデッキの制限は書き手ロワ準拠です(ミラーモンスター⇒ドラグレッダーは1分間のみ出現)
※龍騎のデッキは2時間使用不能。
【パピヨン@漫画キャラバトルロワイヤル】
[状態]:腹に打撲、ハイテンション
[装備]:ひしゃげたキーボード@ニコロワ
[持物]:デイパック、基本支給品一式、グルメテーブルかけ@ニコロワ残り16回
[方針/行動]
基本方針:主催のトップを倒して帝王として君臨する
1:柊つかさと行動。とりあえず放送局を目指す。暇があったら戦闘についてでも教えてやるかな
2:ゆたか(名前は知らない)の力を何とかして手に入れて高見を目差して飛ぶ
3:朝倉(本人はでっていうだと思っている)を探しニアデスハピネスを取り戻す最悪の場合殺してでも奪い取る
4:機会と設備があれば龍騎のデッキの解析をしたい
5:オプーナとは何か情報収集する
[備考]
※漫画ロワ 242話の「襲来!蝶男の帝王舞」より参加。
※いろいろあって冷静さを少し欠いてます。本人は気付いていないものと思われます。
※朝倉涼子の名前をでっていうだと思っています
※基本支給品の食料は全て食べつくしてしまいました。
[状態]:腹に打撲、ハイテンション
[装備]:ひしゃげたキーボード@ニコロワ
[持物]:デイパック、基本支給品一式、グルメテーブルかけ@ニコロワ残り16回
[方針/行動]
基本方針:主催のトップを倒して帝王として君臨する
1:柊つかさと行動。とりあえず放送局を目指す。暇があったら戦闘についてでも教えてやるかな
2:ゆたか(名前は知らない)の力を何とかして手に入れて高見を目差して飛ぶ
3:朝倉(本人はでっていうだと思っている)を探しニアデスハピネスを取り戻す最悪の場合殺してでも奪い取る
4:機会と設備があれば龍騎のデッキの解析をしたい
5:オプーナとは何か情報収集する
[備考]
※漫画ロワ 242話の「襲来!蝶男の帝王舞」より参加。
※いろいろあって冷静さを少し欠いてます。本人は気付いていないものと思われます。
※朝倉涼子の名前をでっていうだと思っています
※基本支給品の食料は全て食べつくしてしまいました。
100:MURDER×MURDER(後編) | 投下順 | 101:魅音の不幸とラッキースターワンダーランド(後編) |
099:涙の誓い(後編) | 時系列順 | |
089:Dawn(暁、夜明け)(後編) | 柊つかさ | |
パピヨン | ||
088:HAL・スクリーミング・ショウ(後編) | 園崎魅音 | |
涼宮ハルヒ |