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運命のGATE問いかけている

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運命のGATE問いかけている ◆nkOrxPVn9c


「もうすぐホテルでしょうか」

息を切らしながら、無人の街を歩くのはウッカリデスという青年だ。
阿部高和から逃走した彼は、地図を片手にホテルに向かって歩いているところである。
歩き始めた地点から換算しても、2キロ近くしか歩いていないはずだ。
だが、ウッカリデスは元々体力が無い上に、バトルロワイアル開始からの疲労の積み重ねもあり、
一歩の足取りが異様に重い。

「さて、ここで少し休憩しますか・・・・・・」

ウッカリデスは、額の汗を拭って視線を横に移す。
そこには2階建ての一軒屋が建っている。
無人とは言え街は街だ。
そこにある一つ一つの建物も、人が住んでいてもおかしくないぐらいにリアルに作られているのだ。
小さな街の民家ではあるが、それ以上に少ない参加者しかいないこの島で、自分の選んだ家の中に誰かがいるという
可能性は極めて低い。
だからウッカリデスは、入る家を選り好みせず、たまたま近くにあったからという理由だけで
目に入った建物の中で休もうとするのだ。
そしてウッカリデスはドアノブに手をつける。


-ガチャ-


(ん?)

ドアノブは最後まで回ることはなかった。
回す途中で金属の衝突音が聞こえて、ウッカリデスの手のひらにドアノブが硬質の物に引っかかる感覚が伝わってくる。


-ガチャガチャガチャガチャガッチャ!-


(え? これってもしかして)

錯覚ではないかと思い、何度もドアノブを回してみるも、
やはりドアノブは途中で引っかかって止まってしまい、ドアを開けることはできなかった。

(既に誰かいる!?)

直後、ウッカリデスの額に冷や汗が流れる。
鍵がかかっているということは、何者かが先客として篭城している証拠なのだ。
対主催なのかマーダーなのかそれともフリーダムなのかはこの時点では誰かはわからない。
ただ、彼が尋ねてきたということだけは知られてしまっている。
現在生き残っている参加者の中で、危険人物はどれだけいるのかと思い浮かべる。

(まさか阿部さんが先に来ているってことはないよな。
いやあいつはあそこで撒いたはずだ。 居る可能性は極めて低い。 ていうかいないで欲しい)

頭の中で一番(貞操が)危険だと思う人間を削除。
その後彼が思い浮かべる危険人物は、桂言葉でっていう、そして熱血王子に相羽シンヤ
ラッド・ルッソに朝倉涼子小早川ゆたかぐらいだろうか。 

(あ、意外と多い)

今名簿で確認できる、生きている参加者49人中7人が前述の人物に該当する。
確率にして7分の1。 助かる可能性は7分の6。 一見問題無さそうに思えるだろうが、
確率はあくまで確率に過ぎない。
だが今のウッカリデスには、その確率が一番恐r『一体誰なんですか?』

    /||ミ
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 /:::::::::::||ヽ/:ヽ‐:'"´::|-‐'::ヽ':\
 |:::::::::::::::||:/: : : : : : : :|:.: : : : :\:\ ガチャ
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「「あっ」」


ウッカリデスの前に出てきた少女は、小学生と見間違えてしまいそうな体格の、ピンクのツインテールの少女であった。
それはウッカリデス自身もよく知るキャラクターであり、本来ならばかわいらしい妹分なのだ。
だが彼は知っている。
経緯はわからないが、彼女がこのバトルロワイアルに置いて狂ってしまっているということを。
今、目の前にいるのは、病人どころか人間のスペックを遥かに凌駕した、小早川ゆたかという少女だということを。

(よりによって大外れだ)

ウッカリデスは、冷や汗を垂らしながらも彼女から逃げるべく後方に跳ぶ。

「待ってください」

背を向けて走り出したはずなのに、彼の目の前にゆたかが出現してしまうことにより足を止めてしまう。
なんてことはない。 ウッカリデスがバックステップをした瞬間に、ゆたかがそれよりも遠い着地点に跳んだだけだ。

(こんなところで・・・・・・万事休すか!)

彼女の戦闘力は知っている。
そして彼女が理不尽な理由で襲い掛かってきたことも、それが原因で仲間が殺されたことも知っている。
だからこそ、何の力も持たない彼には抵抗する気力が湧かなかったのだ。
腰を落とし、後ろ手で地面を着いて目を瞑る。

「本当に、ただの人間なんですね」
「あ、当たり前だろ! 何かできるならこの場で十代君の仇をとってやりたいさ!」
「十代? ああ、あの男の人の名前か・・・・・・悪いことしちゃったなぁ・・・・・・」
(まさか、今更になって悔いているのか?)

寂しそうな顔を見せるゆたかに、ウッカリデスは思案する。
パロロワで一度狂ってしまった人間が立ち直ることはたまにはあることだ。
ニコロワのつかさ&レナ然り、漫画ロワのエレオノール然り、カオスロワの夏奈然り、
ゆたかが罪の重さに気づいて悔い改めている可能性だってあるだろう、と。

「入ってください。 詳しい話は中でやりましょう」

そう言ったゆたかが、ウッカリデスに手を差し出す。
始めは戸惑うウッカリデスであったが、それ以外に選択肢がないことを知り、
渋々と彼女の手を取った。



☆ ☆ ☆



「つまり、あなたは運命を破壊するために動いていると?」
「そうです」

民家のちゃぶ台に、ウッカリデスとゆたかは向かい合って座っている。
放送を聴いた後、ウッカリデスはゆたかから運命について聞いていたのだ。
初めは彼女への嫌悪感で顔をしかめていたウッカリデスだったが、
ゆたかがバトルロワイアル中に体験した出来事を知ったため、今では意識しなくても冷静に話すことができる。

「運命は私達にとって倒さなければならない敵なんです。 あんなものがあるからみんなが不幸になる」
「では、十代君があなたに殺されるのも全て運命だったと?」
「はい。 あの人には本当に悪いことをしたと思っています」
(よく言うよ)

しゅんと肩を降ろすゆたかを、ウッカリデスは内心見下す。
ゆたかは、十代を殺したことを後悔はしているが、責任を全て運命という言葉に擦り付けている。
殺す、という選択としたのは間違いなく彼女自身の意思が介在していたのである。
決して、操られていたとか暴走して我を忘れていたのではない。

「変態を庇うなんて優しい人でした。 でも、あの人が連れて来られたのもみんな運命が悪いんです。
だから、殺さなきゃ」
「存在するかどうかさえもわからないものを?」
「運命は存在します!」

ゆたかは、ちゃぶ台を叩き付けてウッカリデスを威圧する。
四角形のちゃぶ台の一角が穴を空けて砕け散る様に、ウッカリデスは怯むが、
すぐに彼女に目線を戻す。

「わかった。 確かに運命は存在するだろう。
でもどうやって破壊するんだい? 君が今言ったように運命に関わる者を皆殺しにしたところで、
それも結局運命だということになるんじゃないか? 十代君みたいに君に殺されるのが運命、だとね」
「そ、それは・・・・・・」
「みんなを運命から解放したいというならば、もっと先に忌むべき存在がいる。
それも運命みたいに見えない者ではない、僕らをここに連れてきた張本人とも呼べるやつらが!」
「あ」

呆けた声を出して口を開けるゆたかに、ウッカリデスは呆れてしまった。
彼女は運命という言葉に身を任せ、思考を停止させていたのだ。
言葉を詰まらせるゆたかであったが、何かを閃いたのか、
ウッカリデスに目線を合わせて更に言葉を放つ。

「あ、じゃ、じゃあ変態は!? みんなに迷惑かけているんだよ?」
「その変態に助けられたのではなかったのですか? あなたは」
「でも・・・・・・」
「でもじゃありません。 あなたはチャイナ服を着た男性も殺したといいましたよね。
私としては彼が何をしたのかというのも気になるのですが」
「何も・・・・・・していない・・・・・・」

彼らは知らぬが、泉こなたと共に行動していた6/という男性は、
ゆたかと会ったときにはチャイナ服を身に纏っていた。
男が女性の服を着る=変態=殺害対象としたゆたかは、奇襲をかけて彼を殺害することに成功したのである。
だが、ゆたかが見たのはあくまでこなた達と共にいたということだけ。
彼女と何をやっていたのかまでは確認をしていないのだ。
それだけではない。 こなたの担任の黒井ななこだってゆたかを守ってくれたし、
クールでロリが好きな女性だってゆたかに何も手出しをしていない。

「そうでしょう。 例え変態でも人畜無害な人がいることは、貴方自身わかっているのではないですか?」
「・・・・・・」
「いえ、この場合別のパターンも考えられる。 その男性は好きでチャイナドレスを着ていたわけではなかった」
「どういうこと?」

「考えてもみてください。 この緊急事態です。
武器どころか衣類すらまともに調達できないことがあるでしょう。
たまたま女性物しか着る服がなかったら、それを着るしかありませんよね」
「なんで? 元の自分の服着てればいいじゃん?」

「いいえ、激しい戦闘によってボロボロになってしまった服を着ていると、
外気を直接肌に浴びてしまって体調を崩してしまう危険性があります。
そうでなくても汗まみれ、血液まみれの服はいくらなんでも不衛生でしょう。
風邪をひいてしまったら生き残るどころじゃありません」

「確かにそうだね」
「だからといって裸になるのは言わずもがな。
全裸になっている人間は、本当に何かしら事情があるに違いありません・・・・・・例外はありますが」
「じゃあまさかその人が本当に迷惑な存在なの!?」
「うん」

そう答えたウッカリデスは、初めて彼女から目を反らして苦笑いをしたのだが、
ゆたかにとってはそれがなんなのかがわからなかった。

「これでお分かりになられたでしょうか」
「大体わかったよ。 あの人があんな格好をしたのも運命が悪いんだね」
(まだ言うか)

どれだけ諭しても運命という言葉を捨てようとしないゆたかに対し、
ウッカリデスの中のドス黒い物が蘇ってくる。
単純な言葉に逃げている、見た目相応頭脳を持つ童女に仲間を殺されたことを思い出すと、
今すぐ反吐をぶっかけて踏み潰したい衝動に駆られる。

「迷惑な変態と主催者を殺す。 打倒運命にはまずはそれからだね」

(運命―暴君が悪事を行う時に利用する典拠。 愚者が失敗をしでかした時に持ち出す口実、か。
今の彼女にはどちらも当てはまる)

思考は大分まともになったのだが、それでも彼女はまだ言葉に依存している。
たった二文字の熟語を妄信し、踊らされているだけで進もうとしない愚者のままなのだ。


ピンポーン


「あ、はーい、今行きまーす」
(誰だろう?)

小さな街程度のサイズがあるエリアの一軒家、複数の参加者が偶然出会う可能性は非常に低い。
それこそ彼女が言うように運命というものを感じるウッカリデスであったが、
何故か、彼にはロマンチックなものには感じることなどできなかった。
ゆたかが玄関に向かってすぐに、喧騒が聞こえてくる。 相手は男のようだ。

『だ・・・・・・ら・・・・・・男・・・・・・掘るなんて・・・・・・・・・・・なん・・・・・・か?』
『言・・・・・・ろう? 俺は男を・・・・・・それで満・・・・・・』
『じゃあ・・・・・・覚えは・・・・・・かい?』
『え!?』

(掘る・・・・・・まさか!)

男、掘る。
玄関から途切れ途切れに聞こえてくる、たった二つのキーワードで、
ウッカリデスは今考えられる最悪の可能性を思いつく。
阿部高和を撒くときに使った、棒倒しによる心理トラップ。
自分が何処にいったか知らせることで、ノンケが態々ゲイを誘うはずがないと思わせて、
倒した棒の向きとは逆の方角へと向かわせる罠だ。
それを仕掛けられた相手が今ここにいると言う事は、罠が突破されたことを意味する。

(裏の裏を読んだ、というわけですか)
「ちょっとウッカリデスさん!」
「な、なんですか!?」

逃亡の準備を始めたウッカリデスの前に、ゆたかが険しい表情で戻ってくる。
頬を膨らませ、顔を紅くしている様は一見可愛らしいが、額に浮かべた血管から、かなり怒っていることが伺える。
そしてウッカリデスは、彼女の背後にいる存在を認識し、一番当たってほしくなかった予想が的中したことを悟った。

「やあ、また会ったな」
「あんたもこの人と一緒の変態だったんですね!」

微笑む阿部とは対象的に、ゆたかは一枚の写真をウッカリデスに見せ付ける。
写っているのは、紛れも無く上半身全裸のルルーシュ、つまりはウッカリデスの姿であった。

「ちょ・・・・・・こんな写真僕知りませんよ!」
「嘘言わないでください! 裏面にだってほら、『ホテルで愛し合おう』って書いてあるじゃないですか!」
「いやいやいやいや」
「照れ屋なんだなぁ、ウッカリデスくんは」
「照れてないから!」
「そうか。 ここがホテルじゃないから不満なんだな?
俺は何処でも構わないぜ」
「というわけで変態さんは変態さんと一緒になっててください! ぷんぷん!」
「うぉわ!」

そしてウッカリデスはゆたかによって阿部の胸板に押し出されてしまう。
衣類越しでも伝わる阿部の体温にウッカリデスは背筋を凍らせ、冷や汗を垂らしている。
ゆたかは彼らに興味を失い、部屋の中から出ていってしまった。


「じゃあ謙虚な少女はいなくなってくれたことだし、これからは男二人、熱い時間だぜ」
「ははは・・・・・・」

阿部高和に羽交い絞めにされ、手ぶらの状態であるウッカリデスは、
最早抵抗する気力さえ失っていた。
だが、彼の中は絶望だけで埋め尽くされているわけではない。
小早川ゆたかに言うべきことは全て言った。
後は彼女が、己の罪を自覚し、残る仲間やまだ見ぬ対主催達を傷つけぬことを願うだけだ。
ウッカリデスの耳元に、駆け足の音が聞こえてくる。
もうここに戻っていくこともないだろう。

「誰かが言ってましたよ。 運命に従うのも運命なら、運命に逆らうのもまた運命だってね。
どうやら僕はここまでのようです。 十代君、爆弾さん、僕もそちらに逝きます。
ロリスキーさん、お辛いでしょうがどうか挫けずに頑張りくださ―――」

彼の意識は白濁の海に沈み、二度と浮き上がってくることはなかった。


☆ ☆ ☆

「あんなまともそうな人が変態さんだったなんて、本当に怖いね」

民家を後にした小早川ゆたかは、ウッカリデス達の声が聞こえなくなったことに気づくと胸を撫で下ろした。
彼女にとっては、変態はみんなに迷惑をかける存在というから殺すべきという認識があったので、
以前のゆたかならば、阿部高和とウッカリデスは殺害対象であっただろう。

「でも悪い人じゃなかったなぁ」

阿部高和と名乗る男は、確かに変態ではあったが、初対面の小早川ゆたかに対して紳士的に振舞ったのだ。
かっこいい変態の男と交尾を行えればそれでよかったという。
そしてウッカリデスが以前彼を誘った男だというから差し出しただけだ。
それ以降、彼は特に危害を加えてきたわけではない。

「ウッカリデスさんもあの人が言うように恥ずかしかったんだね」

変態とは異端の存在だ。
ゆたかの世界でも、道を女装、あるいは全裸で歩いている人は見たことがない。
そんな人間は非難され、嘲笑の的になるからである。
ウッカリデスはそれが怖くて、自身が同性愛者であることを隠していたのに違いないと考えたゆたかは、
変態への嫌悪感を一旦心で廃して、無害な変態が心置きなく楽しめるように配慮したのだ。

「あの人達強そうじゃなかったしね」

彼女が求めるのは運命打倒のための力。
よって悪い変態でもない何の力も持たぬ一般人は一々相手にしている暇はない。
『喰らう』価値がないと判断したのだ。

「あ、でもあの人の持っていたカードは使えそうだったな」

ゆたかは、ウッカリデスと話している途中、彼に見せられたカードを思い出す。
三枚のカードの内、一枚に描かれていた女騎士は、彼女が以前戦った者と瓜二つであった。
翌日朝まで使用不能であるが、紛れもなく"力"。
今思えば惜しいことをしたと、ゆたかはため息をつく。

「まあそれはこれから手に入れていけばいいよね。
悪い変態さんなら殺して、いい人なら・・・・・・」

考える間、僅か1秒。
無邪気、とは程遠い笑顔を浮かべる。
しかし、嘲笑にも似たそれは眉をひそめることで崩れてしまった。

「ごめんなさい・・・・・・でも、やるしかないよね」

自ら発した、運命という言葉は言霊となり、未だにゆたかを縛りつける枷となっている。
彼女がウッカリデスの言葉の真意に気づくのか。 それを決めるのは運命などというものではない。
これからの彼女の意志と行動によってのみ決定されなければならないのだ。

【D-5道路/1日目-午後】
【小早川ゆたか@らき☆すた(原作)】
[状態]:冷静ではなく超冷静、妹萌力覚醒、身体能力劇的向上、疲労(小)
[装備]:永遠神剣第七位『存在』@書き手ロワ2nd
[持物]:デイパック、支給品一式
[方針/行動]
基本方針:運命を抹殺する。
0:阿部さん良い人だったな。
1:悪い変態は殺す。
2:力が欲しい。 そのためになら手段は問わない(?)
3:とりあえずは主催を抹殺する。

※運命が何なのかは自分でも分かっていません
※記憶の混乱は止まりました。
※エナジーボンボンと0号ガイバーユニットは、カレーに溶けてゆたかの体内に吸収され、更にでっていうの一部も吸収されました。
※ガイバーユニットとキョンの残留思念は完全に消滅しました。
※魔と化したカレーの影響により彼女の精神変化が稀に起こるようですが、エナジーボンボンが半分程度溶けているため、オプーナーの影響は薄まりました。
※思考の節々にでっていうやオプーナーの影響が見られます。
※ウッカリデスの話を何処まで飲み込んでいるかは不明です。


☆ ☆ ☆


「やっぱりこいつじゃ無理だったか」

阿部は、既に息がないウッカリデスの肉体を見下ろして呟いた。
自身のイチモツを受けきれず、文字通り逝ってしまう男は前例があったので、
ウッカリデスがこうなる可能性も予測していたのだ。
しかし、この男、自身の欲望を優先するあまり、二度と会えなくなるであろう餌を前に、
見過ごすことなどできない。

「でも女にもまともなやつがいるんだな。 感心感心」

小学生のような体格を持つ少女、小早川ゆたかを思い出す。
最初は警戒されて騒がれたものの、いい男とヤれればそれで良いと言ってウッカリデスの写真を見せたら、
すんなりとウッカリデスを差し出したのだ。

「変態扱いされるのは仕方ないが、空気読んでくれて本当に謙虚な女だ。
世の中の女もあれぐらいじゃなきゃな」

阿部高和の中にある女のイメージといえば、大体男女平等社会の中で男を見下して笑い、
怒りを見せたら泣いてみせることで自身を守る卑怯な生き物という印象の方が強い。
間違っても、彼の愛読書のヤングマガジンに載っている、某三姉妹のような少女達の姿は無い。

「まあみなみけは環境が特殊だから仕方ないけどな」

男性との交流しかしないため、女という情報を得る機会が乏しく、
出会ったことがある数名の短い付き合いの中で得た印象で判断することしかできないのだ。

「さて、俺もそろそろ行きますか」

阿部は、ウッカリデスのデイバッグを持ち上げる。
ウッカリデスの遺体を布団に入れて、再び男漁りの旅に


【D-5民家/1日目-日中】
 【阿部高和@ニコロワ】
 [状態]:打撲(側頭部)、出血(右手/手当て済み)、賢者タイム
 [装備]:ゼロの仮面(蝶高性能)@書き手2
 [持物]:デイパックx4、支給品一式x4、マカビンビンx7本@ニコロワ、不明支給品x0-1、ウッカリデスが映った写真、
    :ムラサャーミャ&コチーテ@アニロワ2、五寸釘、藁人形、金槌の呪いセット@オールロワ、きゅうり@やる夫ロワ
    :黄金の鎧の欠片@アニ2、セイバー&黒騎士の魔剣少女@ニコロワ、ホーリーエルフの祝福@ニコロワ
 [方針/行動]
  基本方針:いい男を掘る。
  0:ゆたかは良い娘だったな
  1:さて、掘るやつ掘ったしどうするかな。
  2:圭一を探して掘る、そしてキョンをもう一度掘りたい。
  3:6/氏(カオス)とラッド・ルッソ(名前は知らない)はいずれまた掘りたい。
  4:邪魔する女は容赦なく殺・・・・・・スパンキングで済ませてやるか。済まなかったら殺すけど。

 [備考]
  ※登場時期は死亡後からです。
  ※マカビンビンの効力は一本につき約2時間です。
  ※女に対する考えが少し変わりつつあるみたいですが、今はそれから目を逸らしています。
  ※妄想にふけっていたため第一放送をろくに聴いていません。
  ※写真の人物をウッカリデス本人と思っています。


【忘却のウッカリデス@書き手ロワイアル2nd 死亡確認】


119:mind crash 投下順に読む 121:童貞のまま30歳になれば俺も魔法少女になれるかな?
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099:涙の誓い(後編) 小早川ゆたか [[]]
110:露骨なロワ人のテーゼ 阿部高和 [[]]
110:露骨なロワ人のテーゼ 忘却のウッカリデス


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