フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督『善き人のためのソナタ DAS LEBEN DER ANDEREN』。ベルリンの壁崩壊前夜の東ドイツにて、西側に近いと思われる劇作家と彼の生活を監視した共産政府の男の生き方を描く。監視する男は劇作家の生活を聴いていくと、次第に感化されていった。比較的静かに物語は進むが、一度の妥協が誤解を生み、証拠の発見についてスリルを感じた。素晴らしい。抑圧された生活、まともでない仕事に希望を垣間見る。ドイツ統一後、自らの監視内容を知ることが出来るのには驚いた。過去の負の情報も公開しているのだ。日本ではすべて廃棄していそう。 -- record17 (2008-02-27 08:42:34)