ショーン・ペン監督『イントゥ・ザ・ワイルド Into the Wild』。大学を優秀な成績で卒業したクリスは長年の家族の不和からくる鬱積を行動に変え、何も頼らない生活を求め、アラスカを目指した。とても厳しいロードムービー。人間や社会を信じず、己の力だけで新しいドアを切り開こうと楽しみながら放浪の生活を過ごしてきた。たどり着いたアラスカでクリスが感じたこととは?単に現実の世界が嫌で逃げ出したのではなく、きちんとした自分なりの信念を持って家を飛び出したクリスだが、やっと最も幸せなことに気付くが、その目の前には厳しい現実が横たわっていたのだ。実話を元にした作品。自然の厳しさと、所々で会う人々、そして、過去から今まで感じ考えてきたことが吐露される。観終わってから、ズキズキと自分に迫ってくる感情を感じた。いい作品だ。 -- record17 (2008-09-14 23:10:57)