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機体設計について/ホバー機について - (2015/06/12 (金) 22:03:26) のソース

&sizex(5){目次}

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&sizex(4){更新時バージョン: 0.7.900}
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*ホバー機の特徴
Hover Bladeを用いた機体です。
常時機体を浮かせることで、移動するだけではなく旋回・上昇などもできる高機動な動力です。
動きには慣性がありますが、接地していない分スタックの危険が少なく
戦車では利用できない機体下部が利用できるという特徴があります。
機体設計や立ち回り次第で、いかようにも活躍できる使い勝手の良い動力といえるでしょう。

**利点
-機体下部や側面を利用できる。
-地上機に比べてプラズマの攻撃を受けにくい。
-ちょっとした地形でスタックすることがない。
-地形のくぼみなどに隠れた敵に対する攻撃が可能。
-その場での旋回・上下ができる。
**欠点
-Hover Blade自体が脆い
-目立つため敵からのヘイトを集めやすい。
-被弾により大きくバランスを失いやすく、自機の姿勢が原因で砲塔の向き等から戦闘継続不能に陥りがち。
-ホバーブレードの搭載スペースのために装甲が薄くなりがち。
-薄くなりがちな車体上面に加え車体底面を敵に晒すことが多くなる。
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*ホバー機設計のヒント
**機体全体
バランスがよく、ひっくり返らない機体を設計するために、ホバーブレードの間隔はなるべく広いのが理想です。
そして、ホバーブレードがひとつ壊れても行動不能にならないようにしましょう。

**ホバーブレード
機体の外側にむき出しで設置するよりも、いくらかのブロックをどかして機体内部に設置することをお勧めします。
一見機体がスカスカになってしまうように見えますが、どかしたブロック分くらいの耐久値はあるはずなので、
何よりも根本を守ることを重視したほうがよいでしょう。

**武装
ホバー機の特徴として、同程度の機体よりも多くの武装を搭載できることがあります。
これは、地上車両であれば武装を設置できない機体底面や側面を利用できるためです。
地上車両の多くは車輪のせいで側面に武装を配置できません。底面などもってのほか。また多く武装を積むことによって、いくつかが破壊されても戦闘を続行できます。

さらに自身が旋回することでプラズマの砲塔旋回の遅さを補うことが可能です。

ただし、このような武装配置をした場合火力を前方にしか集中できなくなります。
相手が地上車両であれば旋回をすれば済みますが、航空機であった場合、特に自機体の底面に多くの武装があると非常に不利となります。
これらを加味して、武装の選択と配置を行ってください。

**スラスター
ホバー機の弱点である速度の遅さを補うために、スラスターを使用するのは効果的です。
また、横方向に取り付ければ旋回能力をいくらか改善できます。その際の注意点をいくつか取り上げます。

前進速度を稼ぐためにスラスターを取り付ける場合、なるべく左右の中心に取り付けるようにしましょう。
スラスターを左右に離して取り付けるのはあまりお勧めできません。前進しながらの左右旋回能力が著しく落ちる(静止しての左右旋回には影響はありません)ためです。
前方、後方のどこにつけるかは機体の空き場所、狙われやすさ、防御力などを考えて自由に決定してください。
また前進速度以外としても、壁を登る際に高出力のスラスターがあると楽に登れるようになります。

スラスターを旋回の補助として利用する場合、左右のどこにつけるかはあまり問題になりません。前後のどこにつけるかがより重要になります。
例えば、左側に噴出するスラスターを取り付ける場合のことを考えます。このスラスターを機体後方に設置した場合、左旋回のために使われます。逆に前方に設置した場合、右旋回に使用されます。
また、旋回用のスラスターはなるべく機体の重心から離れた場所に設置しましょう。同じ推力であっても、重心から離れているほうがより効果的です。

**トラブルシューティング
***そもそも浮かない
推力が足りないか、機体が重過ぎます。キャタピラは異常に重いので併用できません。
-Cubeを使っている部分をInnerやPrismに置き換える。
-ホバーブレードを増やす。
-ホバーブレードのTierを上げる。
-ヘリウムブロックを使ってホバーブレードに掛かる負担を減らす。(動きが鈍くなります)
などの対処方法が上げられます。

***機体が傾く
ホバー機は左右対称にするべきです。また出力の違うホバーブレードが使われていれば、当然出力の弱いほうへ傾きます。

***砲を撃ったらすごく揺れる
機体が軽すぎます。機体にもう少し質量を持たせましょう。
ただし常時浮いているため、ホバー機が完全に静止するのは困難です。

***左右旋回が遅いor早い
機体旋回が遅い場合、機体が重い(大きい)ことがあげられます。ホバーブレードの追加、横向きのスラスターの追加で緩和できることがあります。
機体旋回が早い場合、おそらく機体が軽い(小さい)ことが原因でしょう。大きければいいというわけでもありませんが、機体の大型化で対応するのが一番手っ取り早いです。
機体設計においてある程度旋回の問題は緩和できますが、慣性の強い動きはホバー機の宿命です。この旋回には練習でなれましょう。

***ひっくり返る
多くは、ホバーブレードの位置から上側が下側に比べ重くなっていることが原因です。なるべく下に重心が来るようにしましょう。
ひっくり返っても戦闘が継続できるのは他にない特徴ですが、操縦がしづらくなります。
そこで、機体を安定させる方法をいくつか紹介します。

-&bold(){ホバーブレードを機体上部に設置する。}
上記の通り、ホバーブレードの位置から下側に重心を持ってくる必要があるため、機体の中心よりも少し上に設置すると安定しやすいです。
ただし、上からの攻撃に脆くなるという欠点があります。

-&bold(){機体下部を重くする。}
① 機体下部を大きくする。
② 機体上部にInnerやTetraを配置して、機体下部にCubeを配置する。
③ 機体下部にHeavy Cubeを配置する。(耐久性は低下します)

以上3種類が主な方法です。CPUやRobot Rankingをあまり使わずに機体を安定させることが出来ますが、機体の重量が少々重くなるという欠点があります。

-&bold(){機体後部にRudderを配置する。}
機体の後部にRudderを生やすことで、旋回スピードが落ちる代わりに、空中で地上機並みの安定感が出ます。このことにより、照準が付けやすくなります。
ただし、付ける向きは地面に対して垂直ではなく水平に付けるべきです。垂直だと空中でロールしてしまいます。

-&bold(){機体上部にHeliumを用いる。}
ブロックを大量に配置するような人型などの形のホバー機では、ホバーブレードを大量に設置すると見栄えが悪くなります。
さらに、限られたCPU内で機体を浮かせなければなりません。
そこでホバーブレードを減らしHeliumを増やす事によって、機体の重量を減らして最小限のホバーブレードで機体を浮かせられるようにするという方法があります。

問題はHeliumの価格が高額であり、Robot Rankingを多めに使用するという点。
また、Heliumを用いると、機体は俊敏に動くことができなくなるため、注意が必要です。

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*参照動画
 ホバー機の簡単な作り方 https://www.youtube.com/watch?v=LxToMRvMpvc
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*[[Comments>http://www59.atwiki.jp/robocraft/pages/84.html]]
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