188 :ウズメ@中の人:2006/02/01(水) 11:34:25 ID:BNlVV5I8
ある朝の事・・・ウズメが家を出ると
「あれっ?こんな所に死んだネズミが落ちてる・・・」
「あ、そうそう、ニャーコ達にエサやらないと」
エサの干物を持って出ると、どこからともなく猫親子がやってきて
ウズメの脚に頭をぐりぐり押し付けながら纏わり付いて来る
この頃は、猫達は遠慮無しに村の中を、縦横無尽に駆け回るようになっていた
それでも親猫は一応人間に気を付けながら、物陰から物陰へ忍者のように
駆け抜けているのに対して、4匹の仔猫たちは、幼い頃から人間を見慣れて
いるせいか、恐れる様子は微塵も無い
ウズメはエサを夢中に食べている猫たちをじっと見詰ていたが
徐にその中の一匹の仔猫を摘み上げると、ひっくりかえして
足の裏の柔らかい部分を・・・
「ふにふにふに・・・」(こ・・・これは・・・)
「にゃ~~ん」
「ふにふにふにふに・・・」(き・・・きもちいい・・・)
「にゃにゃ~~~ん」
「あ、ふにふにふにふに・・・」(と・・・とまらねだよー・・・)
はっと我に返ると、親猫がまん丸な目をしてこっちをじーーーっと見詰ていた
「あっ!ごめんごめん、返すだよ(汗汗」
ウズメがそんな事をしていたその頃・・・
参照(猫)
最終更新:2006年02月01日 20:59