オープニング回。
殺し合いに乗れという主催の命令に逆らい、更にスエボシとマキシムから挑発されたセィクギルとタキジコが二人に攻撃を仕掛けるも、スエボシの異能を無効化する能力とマキシムとの純粋な実力差から首輪を使われるまでもなくあっさりと殺害される。
さらに見せしめとして三勢が首輪の爆発で殺されそうになるが、紀世が死の恐怖で震える彼の身代わりに犠牲になることを主催に申し上げる。
(これで人を助けて……人として、死ねる)と最期に思いながら人間でありたかった少女、紀世の首輪が爆破された。
スエボシとマキシムもまた、紀世の自己犠牲に免じて三勢を見せしめにすることはしなかった。
不幸な人生を歩んできた桜は幸せになるべく最初は殺し合いに乗るつもりであったが、そんな彼女は何者かに突然抱きつかれる。
抱きついてきた少女である沙織は死に別れた姉と桜が似ていたためについ感極まって抱きついてしまったらしい。
自分よりも小さく、人の気も知らずに自分に笑いかける少女を殺すことができず、桜は殺意を抱くことができなくなってしまった。
香織の回想から始まる話。
魔人セラフィムになりたての頃に他の魔人に痛めつけられて命からがら逃げていた香織。
変身が解けて人間に戻った彼女の命を助けてくれたのは事情を知らないロックスだった。
彼は瀕死の香織を島の病院に送り、不足していた輸血を率先してやることで彼女を救った。
それ以来、ロックスに恋心を抱いている香織は彼を守るために奔走を始める。
内に潜む魔人の存在を危惧しながら。
クライヴ(イヴァン・クランベリー)は異能者排除を抱えるテロリスト『浄化杜』の一員であり、この殺し合いにおいても異能者を見逃す道理はなかった。
クライヴが最初に出会ったのは異能者排除のために神に作られし存在、そして
ジョーカーでもあるヒュナスであった。
ヒュナス「俺と手を組もうと言うのか?異能を廃する存在であるお前がか?」
クライヴ「それは君も同じだろう、ジョーカー…何、同じ異能を憎む存在であるのならば、互いに利用しない手はないと思ってね」
ヒュナス「…利用価値が無くなればどうする」
クライヴ「その時は私を後ろから撃てばいい。私は普通の人間だからな、撃てば死ぬさ」
こうして異能殺しのコンビが誕生してしまった…
舞菜は支給されていた、撃たれた者を甲殻類型宇宙人に変えてしまうタキジコの光線銃を見る。
敵に使っても姿を二度と元に戻せなくなるだけで戦闘能力には大して変わらないと判断され、使い道がないならと未知のテクノロジーに興味津々なのも相まって解体された。
そして義理の妹のミリアや江洲衛府島高校の皆を助けるべく美魔女として行動を開始する。
舞菜「でもこれ一つだけじゃなかったら対策必要よね……
私は機械専門であって生物科学はあまり詳しく無いんだけどやるしかないか……」
ネットの力で神と崇めらるようになった男、Deusはここでも信者件優勝のための駒を募るべく、神の奇跡を実演しながら会場内でネット配信を始める。
同時刻の遠い場所、Deusの動画を見て洗脳されているはるかの姿があった……
ヒグマーマンは悪人である主催陣をヒグマブリーカーで「死ねぇ!」するために対主催として行動を開始する。
ちなみに近くには桜と沙織がいる。
ヒーローである絶対ホモ許さないマンは対主催であったが、同性愛者相手にはとことん鬼畜と化す。
ホモであれば女になった信長でも許すことができずに攻撃を仕掛けるも、逃げられる。
司空「足音が鳴っているにも関わらず姿が見えない、だが色が見える……まさか透明になる能力を持っているのか、お前は!」
遠山「!! 気付いてもらえた……!! 有難う、有難う……!」
司空「は、はあ……」
心の色が見える司空に透明人間である自分の存在に気づいてもらって大いに喜んでいた遠山……司空は若干引いていた。
魔人であるカリンは優勝こそ場合によっては目指す程度の考えだったが、この殺し合いはライバルである魔人を減らせる良い機会だと思い、他の魔人を殺せるように利用できる者を集めようとする。
その矢先に出会ったのが同じアイドルである未色であった。
魔王コンポッツは生き残るための戦略として手始めに魔物召喚をする。
しかし呼び出せたのはスライムやゴブリンどころか、ただの粘々な粘液のスライム(?)や某スぺランカー並みの耐久度のザコブリンばかりで、しかも召還した魔物は時間経過で消える役立たずばかりであったことを改めて痛感させられた。
ミーティア「ねぇ~なんで逃げちゃうの~? 私と気持ちいいことしようよ~!」
ザコット「えええ遠慮しておきまぁぁぁぁぁす!!!!」
なんだか弄りありそうということでザコットを狙うエロ保険医ミーティアと、危機を察知して逃げる最弱勇者ザコットの追いかけっこ回。
ゲームのサブマスターである柊が殺し合いを面白くするために魔人であるモリアーティと手を組む
柊が不和を誘発する異能を使いモリアーティがお膳立てをすることで謎と殺人を生むことが、二人の基本方針となる
対主催として行動を開始したトロナは天啓の力を使って周囲の困っている参加者を探し当てた。
それで見つけたのが岩学園長であった。
アーク「あ~やめて~! 削れる、身体削れちゃう!」
トロナ「岩が……喋ってる……?」
アークの初期位置:激流流れる河の中
魔族でマフィアであるレイは殺し合いに乗る――ことはなく、一応対主催として行動を始める。
なんでも魔族にとっても相当に危険な存在であるスエボシが主催にいたことが大きかったようだ。
見せしめで爆殺されて頭が無くなった紀世の死体を見てエクスタシーを覚えたことを強く恥じるディスメラ。
そんなことより恋人であったラップスの遺言に従って、彼の兄であるロックスの保護を優先して行動する。
田中ベルンハルトはこんな事態に巻き込まれても冷静に態度を崩さずにそのまま名簿を確認すると、元同僚で抹殺指令がきている
九条由奈の名前を見つけてそのまま歩き出した。
彼の状態表の第一目標は九条由奈の発見と抹殺である。
開幕早々、マリシャスに命を狙われる金山。
そこへヴヴがやってきて命を救われたかと思いきや、金山が魔界の一地方を支配下に治める大君主である相手に対して威張り散らしたがために、ヴヴの怒りを買ったことでボコボコにされて気絶させられる。
その瞬間がたまたまマリシャスの視点からは金山が自分を庇ったように見えたためにマリシャスが金山を『パパ』認定し、気絶した金山を抱えてヴヴの手から脱出した。
コミュ障であるかためちゃんは突然現れたファックマンに驚いてオブジェ化能力で体を固めさせてしまい、逃走。
ファックマンはこの姿でしばらく固定させられる羽目になる。
余談だが、かためちゃんにはファックマンの本当の姿が見えていたようであり、汚い心は持っていないということになる。
弟を生き返すためにロックスは殺しあいに乗る…なんてことはなかった。
彼の中ではまだ弟は生きているということになっているがために、殺し合いに乗る理由はない。
ロックス「なんで? ラップスは『まだ生きてんだぜ』!」
ヘンリーと洸(F)は接触した際に、双方すぐに別の人格を宿してる事に気づいた。
流石に人間か魔人かまではわからなかったが共に行動するのは危険だと思い、情報交換だけをしてすぐに別れることになる。
メネス「なんだここは、エジプトではないではないか! 余の王墓はどこだ!」
殺し合いに巻き込まれたことより、エジプトでない所に飛ばされたことにキレるメネス王。
ウサ晴らしに破壊行動を開始する。
魔人ウロボロスは強者限定マーダーとして行動を開始し、手始めに
キング(長王)にタイマンを仕掛けるが、彼の野球技(※オリロワ6世界の野球は超人スポーツ漫画並)の前にあっさりと敗れる。
だがトドメは刺されず、ウロボロスの素質を見込んだキングにより選手としてスカウトされる。
ついでに襲われるキングに加勢もせずに観戦していたスーパーレッドも野球に目覚めたが、こちらは素質はなかったらしいのでキングは無視した。
真道とブラスターギガンが出合い頭に殴り合いをはじめた。
名簿には「偽」ブラスターギガンと書かれていたために、ここにいるブラスターギガンの正体が怪人である(実際そうだが)と気づいた故に真道は襲撃を仕掛けたのだ。
結果は痛み分けで双方撤退した。
殺し合いの状況下の中でもマイペースに入浴を忘れない狩野先生。
その近くには彼を性的な意味で狙うサキュバスが隠れ潜んでいた。
由奈とダンが出会い、互いが元暗殺者と現役暗殺者であることに気づく。
警戒する由奈だったが、ダンは金ももらっていないのに人など殺せないと言い、自分はあくまで対主催であると述べる。
それよりも自分の身やクラスメートを守るために手を組まないか、とダンから契約を持ちかけられる。
暗躍しようとしていたアスティオだったが、ヤッタルマンにつかまってマフィアのボスという悪の権化として能力を使う暇もなくガン堀りかまされて死亡する。
だがこのままじゃ死んでも死にきれないと思ったアスティオは、死ぬ直前にかつて心と心臓を奪ったルシファーに教えられた呪いを思い出し、その呪いを発動するための魔法陣を光で自分の肉体に焼き付けていた……
ジョージがより面白く残酷な映像を撮るために会場に用意されていたビールやワインなどのアルコール飲料に吸血麻薬・VANPを混入させ、手始めにオタク御用達店「とらのあな」に設置する。
しかしそんなジョージの目の前にワンパンチマンが現れ彼の顔面にパンチを入れる。
画してジョージの野望は打ち砕かれた……こともなく、ワンパンチマンは一発だけ殴った後に逃走した。
なんだったんだアイツと呆気に取られたジョージは罠とカメラを仕掛けた後にすぐにとらのあなから退散する。
つなみとめぶきはロワ序盤にて早速合流を果たせた。
殺し合いの恐怖も同僚と出会えたことで払拭され、二人はいつかは助けがくるだろうと信じて隠れ家を作り、即席の同人誌創作活動を始めた。
人間に強い殺意を抱く
ヒューマンスレイヤー(以下、ヒュスレ)が人間の少女ドリーを襲撃するも、羅天もそれを補足して阻止しようとする。
老体のままでは分が悪いと思った羅天は能力で18歳に若返り、ドリーが襲われる間一髪にヒュスレの両腕の義手を狙撃して撃ち抜き、撤退に追い込む。
助けられたドリーは狙撃銃を持ったお兄ちゃんに助けられたと思っていたが……
(あの人が私のお兄ちゃんならよかったの……に?)
能力で18歳に若返っていた羅天がいきなり老人に戻って驚く。
羅天は幼いドリーを見捨てるわけにもいかなかったので、彼女を保護することに。
過去に生活に困ってホモビに出たばかりにネットで玩具にされて世間から痛い目を向けられている田山。
危険な蜂、チク・ビーが迫るも「乳首感じるんでしたよね?」という鳴き声が煽りに聞こえたがために怒った彼はキンチョールをぶっかけて殺虫した。
チク・ビー「あああ、アアアアアア……(断末魔)」
田山「黙れ……黙れ!」
チク・ビー(ああ……死ぬ前にいい男の乳首を……チクチクしたかった……)
更に断末魔が喘ぎ声に聞こえた田山はチク・ビーの死体を何度も踏みつける。
怒れるホモビ男優には気を付けよう!
校内にてドバドバマンはカレーの調理をしていた。
全ては殺し合いで傷つき飢えた参加者の腹と心を満たすために。
そのカレーは味良し、香りよし、コク良しの絶品ものである。
……ただしカレーは尻から出る
生粋のナード(オタク)であるデニスは殺し合いの中で楽園を発見した。
デニス「ここは、天国でござるか……!?」
ロケ地:とらのあなロワ会場店
見せしめにされそうになるも生き延びてしまった三勢を保護したのはアイリスフィアだった。
「余所の学校の子だろうと子供を放って置いては教師失格よ!」と啖呵を切る彼女は教師の鑑と言えたが、三勢にはただのコスプレ少女にしか見えないため「お父ちゃんかお母ちゃん探してやるからなー大人しくしてんだぞー」と子供扱いする。
034 |
行き過ぎた物理は最早魔法なのか? |
ブレイン、泉三月 |
肉体言語派大魔導師と魔法使いの末裔が出会う回
ブレインの魔法(物理)に最初は本物の魔法だと驚く三月だったが、だんだん「あれ?これ魔法かな?」と思うようになり、最後に「これ魔法じゃねえ!?」と心の中でツッコんだ。
賢人と呼ばれていたって自己紹介に案の定拳法家の事(拳人)だと三月に誤解されてショックを受けるブレインだったが、貰ったポーションをどういう物か分析して真理の探究()をする前は確かに賢人だったと思わせる所を見せたのは彼女を普通に驚かせた。
会場には戦闘禁止ハウスというものが仕掛けられている
初見では普通の住宅だが家の内部では戦闘行為が禁止されていて誰かを攻撃すると首輪が作動する。
酒やお菓子に嗜好品、ベッドも設けられているから安全に過ごせるだろう。
少し考えればこの家はあからさまな地雷だったが、仕事で疲れきっていた千太郎にはそれを考えられる余裕はなく、中でくつろいで胡瓜をかじるのだった。
036 |
森のくまさんと不幸少女たちと軍人 |
羽田桜、郷里沙織、夕露美維兎、ヒグマーマン |
沙織「お姉ちゃんに、似てる」
桜「……(悪い気がしない)」
自分に懐く沙織にすっかり優勝する気が失せてしまった桜。
するとそこへ熊に追われていた軍人の夕露が現れる。
追ってきたヒグマーマンに拳銃を向ける夕露と、彼女の後ろで震える二人。
緊迫した空気が森の中を包んだ……
※ヒグマーマンは夕露が落とした愛用の歯ブラシを届けに来ただけです。
037 |
ロワライブ! |
桜井カリン、時軸未色、水本拓哉 |
カリンは本性を隠しつつ、殺し合いを止めるための仲間を募るために二人でライブをしようと未色に促す。
殺し合いの場で歌うのは危険な賭けであると未色はカリンに言ったが、彼女のまっすぐな視線(演技)を見て、最終的に折れる。
カリン「一度限りの特別ライブ!張り切っていっくよー!」
未色「が、がんばりまーす!」
そして、会場中央のドームでいきなりライブしだすアイドル達はたくましく歌いだした。
ドームから一エリア離れた場所では水本がその歌を聞きつけ、急行する。
038 |
正義と愛が問われる日 |
絶対ホモ許さないマン、雪小路いろり |
信長(女)を逃がしたホモ許さないマンに最初のターゲットを定めた英雄殺しの雪小路いろり。
『あなたは中性、つまりどちらの性別でもあるという事。ならば、あなたを愛してくれる人は例外なく同性愛者。自らを愛する者を嫌うとは滑稽ですね』との言葉責めに始まり、あの手この手で彼の心を折りにかかる。
いろりは期を見計らって逃走するも、ホモ許さないマンは『過去』にまつわることも合間って彼の精神を確実に追い込んでいった……
039 |
あの赤い覆面とは関係ないぜbyスーサイド |
勇者スーサイド |
登場話早々、さっそくメタネタ全開のスーサイド。
彼にとっては画面の前にお友達がいることも、このロワの題名がオリロワ6であることもお見通しである。
対主催である二人が、この殺し合いを打破するには首輪を解除する必要があると結論付ける。
勅使峰が隠れて解析作業をし、汚れ仕事ができるアマンダが死者の首から首輪を取り外す等仕事を分担し、勅使峰は小屋に残りアマンダは危険な会場へと出かけた。
現在は退魔師としても活動している織田信長(男)は対主催として行動する。
しかし名簿を確認すると、自分以外のもう一人の織田信長の存在が……
結局、勇者ザコットは最終的に捕まってミーティアにこってり絞られた。
ただしミーティアも自分の欲望を満たすためだけにザコットを抱いたわけではなく、ムラムラしたらいつでも抱いてあげるから殺し合いに巻き込まれた可愛い生徒たちを助けて欲しいという交換条件を提示した。
ザコットも抱いてしまった以上は仕方ないとミーティアとの取引を成立させる。
なお、一連の行為をゲイシーが見ていたが、ザコットは好みのタイプじゃないので合流はしなかった。
サクマは殺し合いをゲームの一環として遊ぶことに決める。
彼のいたサイバーパンク世界では人を殺してはならないという常識は通用しないのだ。
リエルの脳裏に優勝することで妹であるミエルの蘇生を叶える思惑がよぎったが、それではミエルの姉を名乗れる資格がなくなると思い、否定して対主催として行動を開始する。
自分こそが実はミエル・リュシエールであることに気づかないまま……
魔王と聞いて一時は恐れた朔郎だったが、セータームーンは普通に良い人だった。
信頼できる人を集めてくるから隠れて待っていてと、朔郎をなるべく危険な場所を歩き回らせないようにするセータームーン。
お近づきの印に即席で作った小さなぬいぐるみをプレゼントもした。
046 |
がんばれ!ロボロン |
勇者トロナ、アーク、ロボロン |
どうにかして川から動けなくなっている喋る岩を助けたいと思っていたトロナだったが、一人ではどうすることもできず途方に暮れていたところを、機械の巨人・AIを搭載したロボディが現れる。
ロボロン「SOS信号を受信…お?この岩をレスキューすればイイデスカお嬢さん?ソーレッ(パンチ」
アーク「ぬわーっ!!!」
トロナ「い、岩さーん!!!岩さんが死んだ!この人でなし!」
ロボロン「そりゃワタクシはロボディデスから」
なお岩学園長は下流に流されただけで普通に生きてた。
突如飛んできた一枚のトランプによってDeusが動画配信で使っていたパソコンが壊された。
紙を使う暗殺者peparの襲来である。
画して神と紙の名を持つ戦いが始まったが、paperの攻撃は一切Deusには届かず、Deusはマシンガンしか持っていないにも関わらずにダメージを確実に負わされていく。
Deusの謎の力の前に抗う術を持たないpaperはやむを得ず逃げ出した。
Deusはパソコンを壊されたので動画配信ができなくなったので仕方なく足を使って信者を探そうとする。
048 |
彼女はコンと咳をする |
天城九曜、魔王コンポッツ |
九曜「お、コンポッツじゃないか久しぶり(ギュ)」
コンポッツ「ひゃ、ひゃあ!九曜さん、お、お久しぶりです」
コンポッツが九曜と合流する。
コンポッツはかつて九曜の家に居候していたせいか彼女には結構懐いていた。
しかし急に抱きつかれたせいで魔王コンポッツの呼び出したスライム?を誤って九曜にぶっかけてしまい、読者の中に賢者を量産させた。ふぅ……
対主催ヴヴとマーダー最強男のタイマン勝負。
序盤にして熱い戦いを繰り広げ、ヴヴは善戦するも敗れ去り、崖から飛び降りることで命だけは助かった。
追田は主催の目的を解き明かすべく探偵として行動を開始する。
幸い、外部に助けこそは呼べないがネットを閲覧することはでき、真実を解き明かす助けになりそうだ。
噂で知る魔人モリアーティの名前が名簿にあることを知り、「そのカッコつけ野郎のせいで皆に迷惑がかかるのなら絶対に許さない」と思いつつ対主催として行動を開始する。
ちなみに参加者全員に支給された質素な食料は彼女にとってはご馳走だったらしい。
行動を共にするようになった司空と遠山の前にこのロワのゲームマスター(ジョーカー)である鈴木が現れる。
相対したとき、正負もどちらもない何の色も持っていないくせに他の色への嫉妬で縁取られている鈴木の感情に司空が恐怖しつつ、遠山から譲られたマルチウェポンを手に取って対決する。
一方、遠くから彼らの戦いを傍観する魔王の姿が……
アリスター「落ち着いて下さい、メネス陛下。王たるものまず何事にも乱されない威厳が大切でしょう。まずは紅茶でも一杯」
メネス「そういう貴様は異国の王と言ったな、祖国から離され口惜しくはないのか?」
アリスター「多少は憤りますが、命を奪われなかっただけマシでしょう。自分が死んでしまうのは恐ろしいですからね」
怒り狂う魔人メネスを落ち着かせたのは呪われた拷問王、アリスターであった。
一先ず、一緒に紅茶を飲みましょうとアリスターはポットを手に持った。
054 |
伝言 |
アーク、勇者トロナ、ロボロン、魔人モリアーティ、柊八雲 |
一時休息を取っていたアーク、トロナ、ロボロンがモリアーティと柊と鉢合わせたな。
モリアーティの禍々しい存在感にビビるトロナ、いつものお気楽さの鳴りを潜めさせて警戒するアークとロボロン。
そんな彼らに対しモリアーティは、
「ホームズの子孫に伝えてもらおうか、『いつか君との決着を待ち望んでいる』と」
そう言って学園の最短ルートだけ示した地図だけ残して去っていった。
その後、柊はモリアーティに何をお考えで?と尋ねるとこれから楽しいゲームをしようと考えている。その際にプレイヤーは多い方が楽しいだろう、とだけ返ってきた。
自分をパパと呼び慕うマリシャスに助けられた金山。
適当に父親らしい振る舞いをすれば強者であるマリシャスを操れると知った金山は嬉しい誤算に喜ぶ。
そこへ通りすがりの雅が現れ、マリシャスに命令して彼女を捕まえる。
怯える雅を尻目に金山は「せっかくだから親子水入らずで楽しもう」とマリシャスに言いながら、ズボンのベルトを緩め――
名簿にクランベリー家の二人の兄の名前があることを知ったミリア。
そんな彼女が動き出してすぐに見つけたのが兄・アスティオの死体だった。
おぞましきクランベリー家の一員だったが、それでも兄が死んでしまったのはかわいそうだと思ったミリア。だがその時、
アスティオ(俺を、見ろ)
亡骸に触れたことでミリアにアスティオの幻影が取り付く。
耳元で囁く男の言葉はアスティオが己の骸に仕掛けた呪いが発動したためか、恐怖に取り憑かれたミリアの単なる妄想か。それは誰にもわからない。
057 |
偽ヒーロー 強化計画…? |
偽ブラスターギガン、大海舞菜 |
同じ対主催同士としてブラスターギガンと舞菜が出会い、戦力強化のために偽ブラスターギガンに擬似的だけど魔法を使えるようにしようかと持ちかける舞菜だったが、ブラスターギガンは己の偽物の体にこだわり続けていたために改造を断る。
その後、舞菜は妹のミリアに会ったら助けて欲しいとだけ伝えて別れた。
058 |
あなたは18歳以上ですか? |
雪風はるか、痴漢さん |
Deus教信者となり破壊活動を始めたはるか。
しかし出くわした痴漢さんの痴漢技にあひぃさせられる。
はるかを退けることには成功するも残念ながらDeusの洗脳を解くことはできず、自分の痴漢技もまだまだだと改める痴漢さんであった。
VANP中毒で吸血鬼同然となった灰矢に襲われる立華だったが防戦一方で歯が立たず、万事休すのところを真道が灰矢を遠くへ殴り飛ばすことで窮地を脱する。
真道もまた偽ブラスターギガンに負わされた傷があったのでボロボロだったが、立華は彼を手当すべく安全地帯へ。
ミユはとりあえず己の生存優先で、危険には徹底して近づかないようにした。
敵が攻めてきても尿意暴走や飛行・透明化を使って逃げ切るつもりである。
061 |
フュージョン・コンフュージョン |
ヒューマンスレイヤー、真崎洸 |
ヒュスレが洸と対峙した。
しかし人間形態に対して恨みつらみをぶつけたら、Fは人間扱いするな俺は魔人だ!と逆ギレされ、戦闘時に魔人に変身したと思ったら、今度は僕は心まで魔人と化したつもりはない!と啖呵を切られる。
結局人間なのか違うのか困惑するヒュスレ。
どちらにせよ羅天に両腕の義手をやられているのでまともな戦闘ができないと判断し、この場は退いた。
人間狩りのマーダーA4(アアアア)のゲームがスタートした。
最初に立ち向かったのはスーパーレッドだったが、まるで歯が立たずにあっさりと逃走。経験値を逃す。
しかし彼の落としたアイテム(支給品)には自分の得物である聖剣が混じっていた。彼にとっては幸先の良いスタートだ。
063 |
ぶつかりあうはセイギ |
ヤッタルマン、絶対ホモ許さないマン |
ヤッタルマンはホモ許さないマンをこれまでホモに対して酷い仕打ちをしてきたからと悪人判定し、襲撃する
ホモ許さないマンも男も犯すヤッタルマンをホモ認定し、殺そうとする。
ヒーロー同士の悲しき対決……結局勝負はつかず終いだったが、自分の正義が尽く否定されまくる現状にホモ許さないマンの不満はピークに達していた……
064 |
人……あ、いや羆は外見によらない |
羽田桜、郷里沙織、夕露美維兎、ヒグマーマン |
あわや一触即発な雰囲気だったが、沙織がヒグマーマンの持っていた夕露の歯ブラシに気づき、落し物を届けに来ただけだとわかった。
羆に駆けていった沙織に桜と夕露は肝を冷やしたがヒグマーマンは沙織が撫でてももふもふしても襲いかかることはなく、非常に大人しかった。
ヒグマーマンも親切に夕露に歯ブラシを返し、桜と夕露の恐れは杞憂だったと教えられる。
緊張が解けたらなんだかお腹が空いてきた一行。
すると校内方面からカレーのいい匂いが漂ってきて……
065 |
人がカレー食ってる時に |
ケツの穴からカレードバドバマン、ジョン・ウェイン・ゲイシー |
学校にやってくる誰かのためにカレーを作り続けるドバドバマン。
そこへゲイシーがやってきたがスカトロは趣味じゃないと青い顔をしてすぐに立ち去った。
こんなに美味しいのになあ…と落胆するドバドバマン。
066 |
違うよ、コミュニケーションだよ!byスーサイド |
雪小路いろり、勇者スーサイド |
勇者と聞いて潰しがいがあると思ってスーサイドに接触したいろり。
ところが脳内を見透かされているかのように目論見を暴露されるわ、パンツを盗まれて被られるなどのセクハラを受けるわ散々な目にあういろりであった……
067 |
ファンは神様です |
桜井カリン、時軸未色、水本拓哉 |
カリンの隠れファンである水本が合流し思わずテンションの上がってしまった水本は二人の前でヲタ芸を始めてしまう。
しかし冷静に考えたらマーダーが寄ってきてしまう危険もあったので、自分が二人を守ってやることと引き換えに拡声器を使った二人のライブを中止させる。
カリンは水本の参入に表面上は可愛く愛想良く振る舞いながら、内心では「ヨッシャアアアア奴隷ゲットオオオオ」と歓喜。
そしてその水本は未色とカリンに挟まれながら記念写真を撮ってもらえたのだった。
068 |
読書(薄い本)のお時間 |
魔人モリアーティ、八雲柊 |
モリアーティと柊が暇つぶしに支給品である教え子のつなみとめぶきの同人誌をたしなむ回。
教授たち曰く表現力や観察力には一目置くものがあると高評価。
069 |
透明色の友情 |
司空敢為、遠山明太郎、鈴木幸四郎、ディザスタ・ノルウェイ |
司空は応戦するも物体を強化・劣化する鈴木の力はマルチウェポンと相性が悪く、司空側が明らかに劣勢であった。
そんなピンチの司空に遠山が飛び出し……
遠山「ありがとう司空くん。ひとりぼっちだった私を世界から見つけてくれて」
鈴木の来襲から逃がすために遠山は立ち向かうも。透明化による攻撃もむなしく、目覚まし時計の音を強化したことでのオールレンジ攻撃で体を引き裂かれて死亡してしまう。
だが彼は自分はひとりぼっちじゃなかったことに満足して逝くのだった。
司空(遠山さんが逃してくれなかったら、今頃俺は……こんな様じゃ、未色を守れないだろ、ちっくしょう……)
鈴木「どうしてあなたは満ち足りているのか。私はこんなに空虚だというのに」
一方で司空を逃がした鈴木の方は満足そうに逝った遠山に劣等感を募らせていた。
劣等感を打ち消すためにより一層仕事に励もうと気持ちを切り替えていたが…そこへディザスタが現れた。
070 |
あの岩に気を付けろ |
アーク、勇者トロナ、ロボロン、霊幻・H・真由 |
道中でトロナに「疲れただろう?座って休むといい」と優しく声をかけ、自分に腰掛けさせて休ませる学園長はジッサイ優しい……と見せかけて女の子の尻の感触を直に味わうという許されざる行為をする喋るスケベ岩。
この集団で合法的にセクハラをしていたのはいいが、霊幻・H・真由が合流して「あんた、女の子を自分に座らせることでスカートの中覗こうとしてるわね!」と見破られた結果、ロボロンに吹っ飛ばされた。
なんやかんやで真由も加わってトリオはカルテットになりました。
071 |
キングさんのパーフェクトやきう教室 |
長王、魔人ウロボロス、ブレイン、泉三月 |
キングさんこと長王が素晴らしい肉体の持ち主のブレインに野球をコーチする。
コーチによって魔法フレイムボールで変化球が使えるようになったことを喜ぶブレインであったが、今までストレートしか投げれなかったのかよ!?とツッコミを入れる三月であった。(フレイムボールは本来誘導性のある魔法らしい)
072 |
ザ・黒歴史 |
絶対ホモ許さないマン、田山秀夫 |
ホモ許さないマンは田山が出演してたホモビ動画を発見する。
そして田山のノンケたちからの孤立を狙うべく、無修正の動画をあえて配信した。
同時刻、自分の過去の汚点が配信されたことに激怒した田山は動画を見てしまった者・流した者を抹殺するために皆殺しマーダーと化した。
アスティオ(ミリアアアア…唯一俺に手を差し伸ばした妹よ…あの手が本当だというのなら、クランベリー家を呪っているなら、俺に力を貸せッ…兄さんを、イヴァンを殺せッ)
ミリア(止めてお兄ちゃん…お兄ちゃんはもう死んだんだよ。今の貴方はただの亡霊なの。お願いだから私に、呪いを思い出させないで…)
消えない兄の幻影に振り回されながら会場をさまよい歩くミリアであった。
074 |
新たな超危険人物、爆誕す |
デニス・ブルックス、ジョージ・ラングセン |
「ふぅ……」
とらのあなにて自身の能力をフル活用し、賢者モードなデニスさん。
二次元のあの娘やあの娘とのイチャラブや(自主規制)を満喫した彼は賢者モードになって喉が渇いたので近くから見繕った缶ビールでのどを潤すデニスさん。
そのビールに麻薬であるVANPが既に混入されていたことに気づいていなかった。
設置したカメラごしに彼を見ていたジョージはほくそ笑んだ。
ロックスとアマンダが出会ったが爆音(※キングにコーチされているブレインが投げた球が地面に落ちた音)を聞いた際に弟が死んだ時のトラウマが蘇り、一時的に発狂して逃げ出してしまう。
巨体のロックスをアマンダは抑えることもできず、一人では保護する余裕もなかったので、仕方なく見逃すことにした。
076 |
鏡に映る憎悪の瞳 |
金山光男、マリシャス、楽雅、魔人ジェームズ・モリアーティ、八雲柊 |
マリシャスと共に守るべきであるハズの生徒である雅をもみくちゃに犯した鬼畜教頭金山。
力なく倒れる雅をマリシャスにトドメを刺させようとするが、そこへ悪の教授タッグが来襲する。
柊がマリシャスによって若干のの出血を伴う怪我を負わせたが、実質2対1の戦力差はいかんともし難く、金山たちは逃走する。
「ロボディさえあればあんなクズの無能力者なんて」と憤り涙する雅に、彼女は殺し合いを掻き乱せると見込んだモリアーティは自分の魔力を宿した手鏡を渡して去っていく。
【欲望の手鏡】
モリアーティが事件を生み出す際に使う道具の一つ。持った者の欲望を映し出し、染め上げる。
モリアーティに諭され事件を起こした犯人の約半分がこの手鏡を持っていたとされる。
077 |
飯時に読むな!いいか!絶対だぞ! |
羽田桜、郷里沙織、夕露美維兎、ヒグマーマン、ケツの穴からカレードバドバマン |
お腹を空かせた沙織&桜&夕露&ヒグマーマンが美味しそうな臭いに誘われてドバドバマンのいる学校にやってきた。
毒見のために一口食べた夕露が思わずがっついてしまうほど美味しいカレーであり、それを無償で三人と一匹に振舞うドバドバマンは弱者を救うヒーローの鑑と言えるだろう。
なお、おかわりは沢山あるからねと、尻からカレーを出した瞬間、三人の顔が青ざめた。
夕露「人になんてものを食わせるんだ、この糞虫が!歯を食いしばれ!!」
これによりドバドバマン、顔面にダメージ(小)。
夕露、精神ダメージ(中)、二時間に渡り歯を磨く。
078 |
恐るべきもの |
鈴木幸四郎、ディザスタ・ノルウェイ |
ディザスタに出会ってしまったのが鈴木にとって不幸で転機だった。
一瞬で殺されたと彼が思ったら次の瞬間、魔王の眷属として再構成され「お前には価値がある」と言われ、鈴木は殺し合いのゲームマスターからディザスタの配下となった。
鈴木(どうでもいい。私の雇い主がどんな存在か。善か悪か。黒か白か。有罪か無罪か。
そんなことはどうでもいい。ただ仕事を与えてくれれば、私に働く場所を与えてくれさえすれば、
その他一切のことなぞどうでもいい)
079 |
神様に代わってお仕置きです! |
アーク、勇者トロナ、ロボロン、霊幻・H・真由 |
えっちなことはいけません!と怒ったトロナにお仕置きとして「へのへのもへじ」を落書きされた学園長。
ロボロン「セクシャルハラスメントのお仕置きとしてはヌルいデス、根性焼きとかしないデスかね?」
真由「焼け石に水でしょ、文字通り」
みたいなやり取りをしつつ、一行は学園長が運営している学園を目指す。
この前出会った魔人モリアーティが高校で何かをしようとしている……もしそうならば止めなくてはならないと思うのが四人の総意であった。
080 |
血に染まる浴槽 |
クライヴ、ヒュナス、狩野光流、サキュバス |
クライヴとヒュナスが入浴していた狩野を襲撃する。
本当は撃ちたくない目からビームを発射するが、異能殺しの能力を持つヒュナスには効果がない。
近くにいたサキュバスは知らない人間だが殺されるのは可哀想だと思い、脱出路を作って狩野を逃す。
しかし狩野の顔は手術でも治せないほどボロボロであり、自慢の美顔が傷つけらたことに狩野は絶望する……
081 |
あなたのチン性、変わるわよ? |
ファックマン、魔王セータームーン |
ファックマンが人類の敵であるとされる魔王の一人、セータームーンを襲撃する。
あんな見た目でも
モンスター駆除業をしており、魔王やモンスター相手にはかなり強く、かためちゃんにかためられた体でいながらもセータームーンと互角の勝負を繰り広げる。
幸い、お互いが悪人ではないと気づいたために、勝負はどちらかが怪我をする前に打ち切られた。
お詫びをするファックマンと、セーターをプレゼントするセータームーン。
ウール製のコン○ーム? なんのこったよ?
082 |
仲・良く・喧嘩しな! |
大海舞菜、レイ=ラグナウッド |
舞菜「見つけたわよ!この腐れ詐欺師!生ごみ!ゴキブリ!」
レイ「ご、ゴキブリに…な、生ごみ…」
かつて詐欺同然にマジックアイテムを売りつけたことで舞菜に補足されるなり罵声を浴びせられるレイ。
いちおう自分は対主催であると舞菜に説明するが、ほとんど聞き入れてもらえなかった。
勅使峰の隠れていた小屋に香織がやってくる。
香織は勅使峰にロックスがここに来ていないかと尋ねるも、知らないと言われてすぐに立ち去ろうとする。
ここにいた方が安全だと勅使峰は香織に言うが、ロックスと魔人がいつ動くか心配だったために振り切った。
あるガレージにてディスメラはロボディを発見する。
バーゲストmarkⅢ――それは今は亡きディスメラの恋人、ラップスの乗っていた機体だった。
085 |
ともだちになりたいな |
千太郎、かためちゃん |
相変わらず戦闘禁止ハウスでテレビを見ながら胡瓜をかじり続ける千太郎氏。
外にはかためちゃんがいたが、コミュ障なので入ることができずに立ち去った。
086 |
少年ハート |
三勢七五三太、アイリスフィア・フォン・プリズムアーク |
アイリスフィアと三勢は高校を目指す。
三勢は自分を庇って死んでしまった少女のことを思い出し、俺も彼女のようにアイリス先生の助けができればなあ……と考えるのだった。
087 |
ダブルスコア |
九条由奈、ダン・デュールマン、番灰矢 |
灰矢が由奈とダンを襲撃するも、二人の卓越した刀技・狙撃技術による鮮やかな連携によって撃退する。
俺たち良いコンビになれるかもなとダンは陽気に接するが、それが暗殺者に戻りたくないと願う由奈の心を傷つけてしまい、落ち込ませたことをダンは深く反省する。
サイボーグであるサクマと田中の会談回。
二人の調査では曰く高校周辺に人が集まっていることがわかり、きっかけがあれば対主催を一網打尽にできるだろうという打算と、そして九条由奈だけはこの田中が抹殺することを告げた。
その会談を透明化していたミユは目撃していたが、ロワに知り合いもいないので誰が死んだところで知ったことではなく、特にどうするでもなく立ち去った。
089 |
幼女とおじいちゃん |
羅天丹吾、ドリー・ブルックス |
命の恩人の羅天おじいちゃん(お兄ちゃん)に懐いてしまったドリー。
ドリーの気分で能力を使って若返ったり老いたりして羅天も大変である。
090 |
ふたりはノブナガUtsukeSoul |
織田信長、織田信長(女) |
とうとう出会ってしまった二人の織田信長。
パラレルワールドでも自分自身同士であり、愛用の陰陽火縄銃を女信長が渡したことで信長コンビは結成されが、互いになんと呼び合うか対応に困ったりもした。
091 |
変態吸血鬼と二重人格者 |
デニス・ブルックス、ヘンリー・ジェシカ(エド) |
「めっちゃ処女の血が飲みたいんですけどおおおおおおお!!!」
などとのたまいながら、学友のヘンリーを襲う擬似吸血鬼化したデニス。
デニスの変貌にヘンリーは少なからずショックを受けるが、仕方なく薬を飲んで男性人格(エド)を呼び起こし、デニスを撃退する。
薬の効果が切れるまでヘンリーの人格はしばらくエドのままである。
The paperは次の獲物とDeusを殺せる手段を求めて空から探すことにする。
そしてやたら大きな紙を取り出し……
空を見ろ!あれは何だ!鳥か!飛行機か!いや、あれは紙飛行機だ、The paperだ!
優雅に巨大紙飛行機で空を舞うThe paperの姿が各地で見られた模様。
093 |
真実はいつも |
追田真実、リエル・リュシエール |
追田の下にリエルがやってくる。
どんな真実でも解き明かすという追田の言葉にリエルは相手の能力を疑って妹の事故死の真相を知りたいと言ったが、報酬は殺し合いが終わった後で良いと言いつつ追田は快く了解した。
094 |
弦が飛ぶ |
回縞ロックス、魔人モリアーティ、八雲柊 |
ロックスと教授タッグが接触した。
死んだラップスに依存するロックスは雅に次ぐ闇の逸材になるだろうと見越して会話を始める。
モリアーティ「
回縞ラップスは死んだ」
ロックス「違う!」
モリアーティ「回縞ラップスは死んだ」
ロックス「嘘だ!」
モリアーティ「いや、死んだ」
ロックス「死んでいない!」
モリアーティ「死んだ」
ロックス「嘘だラップスが死んでいるはずがない生きてるはずなんだ生きている生きている生きている生きている生きている生きている生きている―――」
モリアーティ(潮時ですか……この状態では嘘であろうと冷静な思考はもうできまい)
モリアーティ「回縞ラップスは死んだ……いや、『夕露美維兎』に殺された」
……ラップスが浄化杜に殺された日、奇襲によって敵に囲まれた二人は必死に増援要請をしたが、夕露による増援はあまりに遅く登場し、その前に弟はロボディを撃墜されて戦死した。
そのことについてモリアーティは仲間が応援になかなかこなかったのは、夕露が自分が助かりたいために自身の周囲だけ防御を固めて、そのために回縞兄弟をスケープゴートにしたのではないかとロックスに説明する。
(実際は夕露他メンバーも敵の奇襲を受けていて回縞兄弟に増援を送る余裕がなかったのだが、夕露がラップスを死なせてしまった負い目を感じてロックスにこの件を伝えなかった)
モリアーティの推理を鵜呑みにしてしまったロックスは、これにより信頼していたハズの夕露を弟を間接的に殺した下手人ととり、強い恨みを持つようになる。
そんな出来上がったロックスに対し、教授たちは味付けとして八雲の血を付着させる。
ロックスが知らない内に血を浴びた人間は周囲から嫌悪されるようになる『ヘイト・ユー!』が発動した。
放送役は須原が担当する。
死傷者があまりにも少なかったため「おまえらもっと気合を入れて殺さんか!」と須原が参加者に喝を入れた。
セィクギル=アーロン、タキジコ・バーヤシィー、真田紀世、アスティオ・クランベリー、チク・ビー、遠山明太郎
以上、脱落者6名。残り86名。
最終更新:2017年05月09日 21:08