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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

水銀燈探偵団 本編

最終更新:

rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集

その頃、薔薇水晶の別荘

「カメハメ波ーーー!!」
「ファイナルフラァァァァァァッシュ!!」
「翠星石、蒼星石…金糸雀からメールが…」
「やるねっ!翠星石!」
「蒼星石こそ…でも翠星石のギャリック砲は止めらんねぇぞ、です」
「蒼星石…金糸雀からメールが…」
「だったらこれはどうかな?」
「何をする気…ですか…」
「フフ…スーパーサイヤ」
「いい加減にしろぉぉぉぉ!!」

ゴシャア
薔薇水晶の拳により、二人の乙女の暴走は止められた

「イタたたた…薔薇水晶、どうしたの?」
「金糸雀からメール…」
「何々?怪盗ゆっきーの新たな事件…今度の被害はあのアイドル雛苺を…拉致ってどういう事ですぅ!?」
「雛苺!?日本じゃ知らない人はいないぐらいの有名人じゃないか!!」

「まだマスコミが騒いでない…金糸雀独自の情報網だと思う…」
「追伸…今すぐ捜査を開始せよ…か。せっかくの休暇がパァだね」
「売れっ子アイドルならたぁーっぷり報酬を頂かないとです」
「報酬って…それにしても発覚すらしてないのに誰からの依頼なの?」
「…真紅の暴走…らしい…」
「女のくせに女好きな腐女真紅です…そう言えば雛苺の追っ掛けだったですね」
「だけど怪盗ゆっきーは今まで人に手を出した事なかったのに…目的はなんだろ?」
「身の代金目的か…単純にロリコンのレズビアンじゃねぇですか?」
「あはは…って笑い事じゃないけどね」
「案外…そうだったりして…」
「薔薇水晶まで…とにかく支度をしてすぐに捜査を開始するよ」
「了解です」
「ラジャー」

それぞれ捜査の準備をするため部屋に向かった

――――――

一方、東京の事務所

「それでっ!何か他に手掛かりはあるの!?」
「真紅ぅ、気持ちはわかるけど焦りは禁物よぉ」
「金糸雀!情報収集はあなたの専門でしょう!?」
「うぅ…薔薇水晶がいないと半減かしら…」
「まったく…こんな大事な時にあの3人はどこで何をやってるの!?」
「沖縄にある薔薇水晶の別荘でバカンスよぉ」
「この時期は今まで大きな事件とかなかったから…不覚だったわ」
「沖縄…雛苺も沖縄ライブを最後に消失しているかしら!」
「沖縄!?沖縄なのね!?今すぐ沖縄に飛ぶわよ!!」

「冷静になりなさぁい真紅ぅ…襲ったのが沖縄でも、まだ沖縄にいるって確率は低いでしょう?」
「…それもそうだけど…」
「失踪した日を調べ、それから現在に至るまでに出た沖縄発の飛行機、及び船を調べるよう薔薇水晶に通達しなさぁい金糸雀」
「了解かしら!」
「小型の船で九州まで行くのは骨が折れるし、自家用ジェットなら足が付く…。大型の船や飛行機ならまだわかるけど、人一人を運ぶならどこかに何かが残るはず…少しずつ追い込んで行ってあげるわぁ…覚悟なさい怪盗ゆっきー…」
「メールの返信が来たかしら!」
「何て!?」
「えぇと…雛苺の失踪は3日前で、関係者は警察には言ったがマスコミには非公開との…」
「そんなのはいいから早く!!」
「えぇと…この3日で飛行機にゴールデンレトリバーを連れた乗客がいてそれが怪しいと」
「ロリアイドルの雛苺なら、ゴールデンレトリバーの着ぐるみなら入りそうだものねぇ…」
「大阪行きの飛行機に乗ったそう…かしら」
「さすが薔薇水晶ね。さぁ大阪へ飛ぶわよ!!」
「結局そうなるわねぇ…続報を待ちながら、向かうとしましょう」

――――――

怪盗ゆっきーの自室

「ん…ぅ…んぅ!?」

薄暗い部屋で、雛苺は目を覚ました
口は布で縛られ声は出せず、両手は後ろに、足には足枷を付けられ、完全に自由を奪われた状態で

「う…ぅ…」

自分は捕まったんだと、理解するのに時間がかかった
あまりにも非現実的な光景に、頭が受け入れる事を拒んだのだろう

「だけどこれは現実」
「んっ!?」

不意に聞こえる声
その方向に顔を向けると、小柄な少女が立っていた
膝辺りまである長い髪、右目に眼帯
異様な雰囲気を醸し出すその少女に雛苺は凍り付く

「恐怖でお漏らししそうですか?」

ニヤニヤと笑いながら、その少女が近づいてきた

「だけどアイドルはおしっこなんてしないんですよ?」
「うっ…うぅ…」
「私が誰かわかりますか?」

首を横に振る雛苺

「名前は聞いた事あるでしょう?怪盗ゆっきー…よろしくね?」
「!!」

知らないわけがない
雛苺とは反対の意味で、世界的な有名人

「その顔を見ると…知ってるみたいですね…嬉しいです」

そう言い一冊の雑誌を手に取る
開かれたページは雛苺の写真が一面に載っていた

「私はあなたの大ファンなんです」
「…ぅ…」
「好きな宝石──ダイヤモンド。好きな動物──小動物全般…」
「…!」

雑誌で答えた自分のプロフィールを言われる

「今まで私が盗んだ宝石は全てダイヤモンド…生き物は管理に困るから美術品の小動物…」

しゃがんで手を伸ばし、顎を少し持ち上げる
そしてポケットから複数のダイヤの指輪を出し、雛苺の目の前に持ってきた

「これは5億の指輪だそうです。こっちは3億。これは少し安くて1億だったかな…全部あなたへのプレゼント」

こんな状況じゃないなら、目を輝かせていただろう
そんな指輪いらない
とにかく逃げたい


「助けは来ませんよ?無能は警察じゃ特定は無理です」

特定できるなら、とっくに怪盗ゆっきーは逮捕されている

「有能な探偵でも居れば話は別ですが、それでも私は捕まりません」
「うっ…ぅっ…」
「私は怪盗ゆっきー。世界一の泥棒…本名は雪華綺晶」

そう言いながら眼帯を外し、もう片方に付け替える

「だけど表での名前は薔薇水晶…有能な探偵団の…中枢を担ってるの」

少女は微笑み、アイドルの唇を盗んだ

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