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『刹那の知略戦』







───それじゃあ頼んだよ、猫猫…♠


……やれやれ、人間全てを憎む物狂いの医官の次は黄金で押しつぶそうとしてくる妖(あやかし)?とは。
私は一体どこに迷い込んだのやら。
あぁ、頼みについては分かりました。ただ上手くいかなくても恨まないで下さいよ。
戦場でしがない女官にできるのは精々突っ立ってること位なので。



───充分。僕は死人と死人の目をしてる人間に興味のない人間だから、役に立たないと思えば頼まない♦
───今の君の眼なら信用できる♥


はいはい、私としてもまだ貴方に死んでもらっては困るので、できることなら死なないで下さい。
それじゃ、御武運を。って一応言っておきます。












自分の命に指が掛かる感覚をその身に感じながら。
奇術師ヒソカ=モロウは猫猫を置いた三階建てのビルの窓から、眼前の敵の前に降り立った。
紅の髪を優美に伸ばし、側頭部に存在感のある二本の角を生やした人外の存在。
魔王軍直下、七崩賢。黄金郷のマハトの前に。


「ありがとう、待っててくれるなんて親切だね♠」
「礼は良い。どの道お前が死ねばあの小娘も後を追う。それだけだ」


ヒソカの言葉に対し、マハトの返答の一言に孕む意味は三つあった。
一つは猫猫とヒソカ、何方か一方であればまずヒソカを追うという意図。
二つめはヒソカが死ねば猫猫単独で自分から逃げる能力はないという意図。
三つめはそれ故にヒソカがどんなアクションを取ろうと、マハトには影響を及ぼさないと判断した意図。
どれも的確な見立てだったと言えるだろう。


(残念だ……♥)


もし目の前の、出合頭にマハトと名乗った男が人間であったなら。
世界有数の暗殺者一家、ゾルディック家長男イルミ=ゾルディックや幻影旅団団長クロロ=ルシルフル。
そのクラスの点数をつけても全く惜しくない。そんな実力者だった。
が、ヒソカの戦闘欲求は至って普通(ノーマル)。異種間戦闘(アニマルプレイ)は守備範囲外。
1人の人間と一対一で愛し合いたい人種なのだった。


「とは言え…今は性癖(ソレ)に思いを巡らせている余裕はないか……♠」


濃密に過る死の一文字。本当の土壇場。
目の前で展開されるヒソカの体躯を叩き潰して余りある黄金柱の光景を見れば、死線である事に疑いようがない。
だが、奇術師は眩き死の具現を前にして……やはり不敵に笑うのみだった。






───伸縮自在の愛(バンジーガム)────!


ガムとゴムの性質を併せ持つ念(オーラ)で編まれた綱に飛び乗り、跳躍。



トランポリンの様に張力が収縮し、ヒソカを上空へと誘う。
それと共に周囲に並んでいる建物の側壁に向け伸ばしていたガムが縮み、黄金の魔手から奇術師を逃れさせる。
ヒソカが唐突に空中に現れた様にさえ見える伸縮自在の愛を応用した高速移動。
蜘蛛男のようなこの移動が叶わなければ、当にヒソカは猫猫共々マハトの餌食となっていただろう。
だが、マハトの攻勢を凌ぐには移動(バンジーガム)だけでは足りない。


「大した物量だ……♦」



思考を巡らせながらマハトが腕(かいな)を振るう。
すると隣接していた建物の外壁を突き破って、更に黄金の波濤がヒソカへと殺到。
そのままヒソカを押しつぶそうとした所で───ヒソカの移動の軌道が大幅に変わった。
別の方向に伸ばしていたガムを伸縮させる事による空中での方向転換。
飛行魔法も使えぬ割に器用な物だとマハトは短い賞賛に類する言葉を贈る。
だが、ここだ。ヒソカが方向転換を行い跳んだ座標直下、数メートル下のアスファルトに視線を送る。
次の瞬間には、敵手を串刺しにするべく城攻めの時の破壊槌(ドリル)のような形状の黄金が地下より飛び出る。


「容赦ないね♧」


詰みである。
いかな奇術奇策を弄した所で、ヒソカ単独でこの物量から逃れる札(カード)はない。
後は飲み込まれ、黄金の牢獄に囚われた奇術師の憐れな純金像が鋳造される。
はず、だった。


ぱあん。


風船が割れるような光景を伴い。
ヒソカを押しつぶそうと迫っていた黄金の波濤が音もなく霧散する。
眩い黄金のカーテンが消え失せ、開けた視界の中に傷一つない様子でヒソカが立っていた。


「魔法を解除する短刀か。面倒だな」
「僕もこういう物を振り回して戦うのは余り趣味じゃないけどね♦どうせなら投げナイフの方が好みなんだ」


特級呪具、逆逆鉾。
猫猫に支給され、ヒソカに譲渡された支給品の一つだった。
その余りにも短い切っ先一つで、ヒソカはマハトの猛攻を凌いでいたのだった。


「君の黄金を具現化させる念はとても緻密で完成度が高い…♠だがそれ故に」
「原始的な、魔法そのものに影響を及ぼす力の干渉を受ける」


───神話の時代の人類の叡智の結晶であると共に、魔法の論理的解明を捨てた最も原始的な魔法でもある。
神話の時代からある原始的な呪い返しによる万物を黄金に返る魔法の否定。
紛れもなく天才と呼べる才能と膨大な時間をかけて緻密に作られた芸術品を、ハンマーの一振りで砕く様な暴挙。
マハトと相対した、魔王を除けばもっとも魔道の高みに位置する神話の魔法使いゼーリエが見せた芸当であった。



「…嫌な顔を思い出す」


マハトが一言零し、再び彼の周囲に黄金が集う。
ヒソカの持っている短刀はゼーリエの用いていた呪い返しの魔法(ミスティルジーク)の様に身に着けた魔法ではない。
己の力でない以上、対処はそう難しくない。取り上げてしまえばヒソカにマハトの魔法を抗する術は無くなる。
その後はやっと、今度こそ腰を据えて首輪の実験に移る事ができるだろう。


「全く面倒だ。さっさと全員黄金に変えられてしまえれば楽に済むんだがな」
「そうかい?僕の見立てでは君も意外と戦闘(プレイ)を楽しむタイプだと思うけどね…♧」
「俺にとってこれは優勝賞品を得るための戦いだ。人間を理解するためのな」
「理解したいなら息を合わせて楽しんだ方がいい。
人類と言うには主語が大きいけれど、個人を理解するには戦闘(ダンス)はこれ以上ない手段さ♦」


そう語ったのち。
ヒソカは本当に残念だとマハトに告げる。


「君が人間であったなら…そしてここが集団戦闘(パーティープレイ)でなければ一対一で、心行くまで壊(あい)し合えたのに♥」


彼我の戦力差は明白の状況だが。
奇術師の態度はやはり泰然とした、人を食ったものだった。
だが彼をよく知る者なら彼の股間が隆起していない所から、ヒソカが萎えている事は容易に看破できただろう。
とは言えそんな事はマハトにはやはりどうでもいい。
ただ彼は無感情に、無機質に、機械の様に返答を返す。


「そうか、なら精々もっと踊ってくれ、俺に理解する価値があると思わせてくれ。今のお前との戦いにその価値はない」


マハトの冷淡な言葉に手厳しいねと微笑んだのち、ヒソカは短刀を振り上げ。
臨戦態勢を取りながら再び黄金の殺意を滾らせる、マハトへと向けて一言放つ。
────受けて、勃つ……!








再び黄金の怒涛が、ヒソカへと殺到する。
蜘蛛の足のような八条の黄金槍は、そのどれもがヒソカを貫き粉砕して余りある威力。
物量もまた、一本の短剣を振り回してどうにかなるような生ぬるい物ではない。
使い手が、奇術師ヒソカでさえなければ。


───伸縮自在の愛(バンジーガム)


天逆鉾の持ち柄の部分に伸縮自在の愛を設置。
これにて短刀のリーチはヒソカの有視界まで大幅に伸びる。
天逆鉾の最大の弱点である有効射程の短さを補うその工夫は、万里の鎖と呼ばれる呪具を用い射程を無制限化した術師殺し。
伏黒甚爾と同一のものだった。


旋風が吹く。


空間を切り裂き、大気が一閃で切り裂かれる。
ヒソカの手で自由自在に操られる伸縮自在の愛に繋がれた天逆鉾の切っ先は鞭の如く。
常人であっても、熟達した鞭の使い手が振るえばその先端速度は音速を突破する。
まして熟練の念能力者であるヒソカの身体能力と伸縮自在の愛の自在性は常人が振るう鞭のそれではない。
強大な黄金の波濤に比べれば哀れになるほど矮小な牙を突き立て、万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)を霧散させていく。


(あの短刀に粘性と弾力性のある魔力の綱……あれを相手に接近戦はないな)


通常マハトが好むのは万物を黄金に変える魔法によって生み出した大剣によって行う接近戦ではあるが。
動きを粘性を伴った魔力の綱で阻害し、こちらの魔法を強制解除してくる相手に接近戦の択は悪手とマハトは判断した。
もし相手が雑魚であれば問題ないと断じたやもしれないが……少なくともマハトの目から奇術師ヒソカは雑魚ではない。
魔力量や魔法の強力さを考慮した総合的な戦闘能力で言えば比べるべくもないが…目の前の男の判断能力、思考の瞬発性は頭抜けている。
フェイントなども交えたマハトの猛攻を紙一重で凌いでいることそのものがその証だ。


(………が、それならそれでやりようはある)



あくまで接近戦になれば多少リスクのある相手というだけの話。
現状のヒソカは一度も凌いで入るが、一度も攻勢に移れてはいない。一言で言って防戦一方だ。
故にマハトが選択した択はこのまま距離を保ち、一方的に、圧倒的な物量で押しつぶす。
一発撃たれれば百発打ち返す。それだけで敵対者を粉砕する王者のみに許された戦法がマハトには可能なのだから。



(そろそろ準備も整うか………)


魔法効果の強制解除と、三次元的な機動戦闘。
その両輪でヒソカは数分間マハトを相手に大きな傷を負うことなく命を繋いでいた。
ヒソカを直接対象に指定した万物を黄金に変える魔法も、人を殺す魔法(ゾルトラーク)も現状では効果が薄い。
前者はこの島の環境に寄り効果が表れるのが遅く、短剣の効果で動きが止まるまでに解除されてしまうからであり。
人を殺す魔法もまた、あの短剣にかき消され防がれる。
そして人を殺す魔法は魔力の消耗が悪化していた、万物を黄金に変える魔法よりも、だ。


(この島の環境に加えて、人を殺す魔法は俺にとって習得から年月が浅い影響もあるだろう)


結局の所、燃費がどちらも悪化しているなら己の極めた魔法を使った方が効率が良い。
使い慣れた武器で勝てる相手なら、誰もが使い慣れた武器を選ぶだろう。
そしてその使い慣れた武器───万物を黄金に変える魔法で勝つための準備が、整いつつあった。





「……さて、」


今ヒソカとマハトの戦闘が成立しているのは、ヒソカが己の魔法を用いて縦横無尽に空を駆ける機動力故だ。
ならばその機動力を奪ってしまえば、奇術師の命を繋ぐ両輪は機能しなくなる。
であれば、どうするか。


「そろそろ終わりにしよう、ヒソカ」


崩すのは土台から。
───轟!!という怒声にも地揺れにも似た音が響き。
それと共に、周囲に立ち並んでいた雑居ビルが内側からマハトの黄金に食い破られて、崩落していく。
───全長50メートル程の距離内。ヒソカが伸縮自在の愛を伸ばし貼り付けることのできる建物が一斉に無くなる。


「詰みだ」


これでもう、先ほど迄の様な機動戦闘は不可能だ。
ただでさえ、防戦一方だったヒソカがここから逆転するのは難しい。
それはヒソカの視点から言ってもそうだろう。しかし。


「詰み?何を言ってるんだい?」


先ほどまでと変わらないアルカイックスマイル。
例え心の底から絶望していたとしても。
きっとこの男は最後まで自身の感情を相手に悟らせないだろう。
マハトをしてそう思わせる所作で、ヒソカは不退転の意志を示す。



────勝負は、これからだろ♥








───伸縮自在の愛(バンジーガム)────!



最速で縮み、最大に弾ねろ…!
ヒソカがそう念じると共に、足から放出していたオーラが弾ける。
ゴムの伸縮性と弾性を利用したロケットスタート。目にも止まらぬ速さ。


(跳ねる力が安定している分先ほどよりも早いが…それだけだな)


マハトはヒソカの高速移動をそう評した。
確かに早い事は早い。だがそれは反応速度も身体能力も違う魔族であるマハトの目で見切れない速度ではなかった。
そして幾ら速かろうが所詮は線の動き。それ故に妨害も難しくはない。
ヒソカに黄金を殺到させれば、そちらへの対処で手一杯。マハトに魔手が届く事は不可能となる。
何より、マハトがヒソカに詰みだと称した最大の要因が顕在化する。


「始まったか」


見る物の目を奪う、しかし禍々しい黄金の輝き。
ヒソカの胴体の一部は既に万物を黄金に変える魔法の効果が表れ始めていた。
今までも効果が及んではいただろう。だが影響が出る前にヒソカは魔力の綱を調整し、影響が出た部分に掠らせる事で影響をリセットしていた。
しかし今は既に万物を黄金に変える魔法の影響が顕在化している。それが意味する所は、つまり。
彼の対応できる許容量(メモリ)を超えつつあるという証明に他ならない。
時間は絶対にヒソカに味方しない。


「できれば、そのまま黄金へと変わってくれ」


風が吹き抜ける。
ヒソカが妨害の障害物として展開されていた黄金を払った先の光景にマハトの姿はなく。
ただ、相対者に絶望を与える様に。
マハトの身体は地平の先ではなく、伸縮自在の愛による機動戦闘を行わなければ捕えるのは難しい空中にあった。


(…さぁ、さっさと撃って来い。こうなればもう、お前に残された手は一つしかないだろう)


ヒソカにとってタイムアップ間近のこの局面。
残された逆転を狙える目は一つ。魔力の綱で伸ばした短剣のリーチでマハトを直接貫くほかはない。
だが逆に言えばその一手を凌いでしまえばもうマハトの勝利は揺らがない。攻撃を加える必要すらなくなる。
その考えの元、機械的にマハトはこれまでと同じように黄金の槍を大気に形成。ヒソカへと放った。



(このまま座して死ぬのを待つならそれでもいい。手間が省け────ッ!?)



ズ、ンッ!
瞬間の事だった。
マハトの顔の顎の部分から凄まじい重量を感じ、空中に浮かんでいた態勢が崩れる。
一体何が起きた。そう思いながら刹那の時間に目線だけを動かし、意識を集中させる。
すると朧気に自らの顔の辺りから何かが伸びている事実に気が付く。


(これは───ヒソカの作るあの魔力の綱か)


マハトの読みは正しく。
彼の顔からヒソカのつま先へと、伸縮自在の愛が伸びていた。
ヒソカが用いたのは念能力者が習得する四大行と呼ばれる基礎技術、その内の一つであるオーラと気配を断つ"絶"の発展形。
念(オーラ)を発しながらオーラを隠蔽する"隠(イン)"と呼ばれる高等技術だった。
もし初手で彼がこの陰を用いていれば、マハトはヒソカの魔力量を測るついでの片手間で見破っただろう。
だからヒソカは伏して待った。マハトの意識が自分の戦闘の土台を崩す大掛かりな攻勢に移るその瞬間まで。
つまり、周辺の建物の大規模な破壊を行った瞬間の、一瞬の陥穽を突いて伸縮自在の愛を付けて見せたのだ。


(そして、俺に綱を付けた状態で位置を調整しながら俺の黄金を乗せれば───そのまま攻撃に転用できる)


タイミングを合わせ、マハトの顔に伸縮自在の愛を付けた状態でその上に黄金の攻撃を上手く乗せれば。
突然首に巻かれていた縄に巨大な重りが付けられる様な物、運が良ければそのままマハトの首をへし折れる。
だが、事はそう上手くは運ばなかった。マハトが黄金の重量に引っ張られ、地面へと着地すると共に。
誰にも千切られる事の無かった、伸縮自在の愛(バンジーガム)が焼き切られた。
落下する最中。首をへし折られるか否かという刹那に、マハトは人を殺す魔法(ゾルトラーク)を放ち焼き切ったのだ。




「そして、当然────」


これだけで終わらないだろうな。
マハトが再び大地へと降り立った今が、奇術師最後の勝機。
魔力の知覚機能により、先ほど放った黄金が魔力の粒子となって空間に霧散する感覚を捕らえる。
その方向に向き直れば、殺人鬼の笑みを浮かべたヒソカ=モロウの姿があった。
短刀の柄の部分から魔力の綱を伸ばし、それを振り回す事で遠心力を乗せ。
地面が陥没する程の踏み込み。全力の"練"を籠めたアンダースロー。大気を引き裂き───凶刃が放たれる。


「あぁ───分かっていた」


全ての術式の解除効果を持つ天逆鉾に魔法防御は意味を成さない。
そして人間とは身体能力が違う魔族とは言え、ライフル弾並みの速度を記録したこの一閃を避けるのは難しい。
だからマハトは自身の身体の一部を黄金化し、並行して生み出した黄金を地面に生成。
相撲の押し出しの様に、黄金化した身体の部位に地面から生み出した黄金をぶつけ、自らを強引に吹き飛ばす。


「投げナイフの方が趣味だと、言っていたからな」


結果、短刀の軌道からマハトの身体は大幅に外れ。
乾坤一擲だった一手は虚しく空を切る。だが、まだマハトは手を緩めない。
短刀とヒソカを繋ぐ魔法の綱に向けソルトラークを発射し。ヒソカの生命線を焼き切る。
これでもう、ヒソカの手元に天逆鉾が戻って来る事はない。絶対に。
そしてそれはヒソカにとっての詰みを意味する。元々天逆鉾が無ければ、勝負にすらならない戦いだったのだから。


「………?」


と、その時。
逆鉾から微妙な違和感をマハトは感じ取った。一体何が?と問われれば応える事は難しいが。
その微妙な違和感を抱えながら、彼方へと飛んでいった逆鉾からヒソカへと視線を戻す。
すると当のヒソカの身体は既に黄金色に包まれており、マハトの予想を裏切ってゲームセットを迎えている様だった。
元々機動戦闘を行えなくってから逆鉾の切っ先を自分に触れさせる余裕を失いつつあった所に、完全に手放してしまい。
その結果、黄金化が一気に進んだのだろう。それなりに粘ったモノの、最後はあっけないものだ。
ふっと息を吐いて、首輪の爆破実験に移るべく歩み寄ろうとした。その時の事だった。


────磁力(マグネティックフォース)使用(オン)、猫猫(マオマオ)!


「!?」


完全に黄金に代わり、動かぬはずだったヒソカ唇が動く。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャ―)を用い、完全にマハトの魔法の支配下にあると誤認させたヒソカのテクニック。
それを以て、猫猫から譲渡され、隠し持っていた呪文(スペル)カードを使用したのだ。
呪文を唱えると共に、ヒソカの肉体を光が包み飛び去って行く。


「逃がさん」


だが、その移動の速度は追いつけない速さでは無かった。
飛行魔法を発動し、飛んでいったヒソカに追従する。
だが、意外にも追跡劇は直ぐに幕を迎えた。
戦闘を行っていた地点から直ぐ近くの距離である場所に、ヒソカを運んでいた光が降り立ったからだ。


「…どういうことだ、何がしたかった」


違和感。
逃走用の魔法を隠し持っていたのだと最初は見たが。
こんなエリアも跨いでいない地点に降り立ったところで意味はない。
そして今のヒソカの状態は……物言わぬ黄金像として沈黙したまま立っている。
その隣には、最初に出会った時ヒソカが連れていた女の黄金像もあった。
魔力の探知を入念に行い、先ほどの様に自分を欺いていないか確認を行う。
しかし……今はもう、完全に万物を黄金に変える魔法によって黄金化している様子だった。




「……………」


解せない。何か引っかかる。
そして、この違和感を見逃すべきではないとマハトの直感が告げていた。
音もなく降り立つと、物言わぬヒソカの黄金像の正面へと慎重に接近する。
そして注意深く観察するが……今度こそ、完全に自分の魔法の影響下にある。そう判断せざる得ない。
だが、違和感は消えず。マハトは押し黙ったまま考えを巡らせる。
ヒソカが何故この場所に降り立ったのかを。


(ただ単に、俺の魔法の効果で逃げ切れなかった。それならばいい)


だが、ヒソカがもし狙ってこのポイントに降り立ったのだとしたら。その時は何が狙いだ?
その思考の元、マハトは静かに考えを巡らせ、一つの答えに行きつく。
あぁ、そうだ。この場所…というよりもこの方角は確か戦闘を開始した地点の直ぐ傍だ。
それはつまり、あの魔法の綱で自分の前に降り立つというパフォーマンスをした場所である。
そして、それに加えて───ヒソカが投擲した短刀の、"軌道線上"に位置していた。


(そうだ、あの短刀はどこに────)


その問いに答えが出るよりも早く。
解答は、黄金化が解除された奇術師自身の口から齎される。




────言っただろ?投げナイフの方が好きだって♥




ヒソカが行った策は、どれもそう難しいものではない。
まず、会敵時のパフォーマンスや建物の側面を利用した機動戦闘。
あれは最初に展開して見せた伸縮自在の愛(バンジーガム)こそ本命であると気づかせないため。
普段よりも意識やオーラの負担が増大している隠を用いたガムの行使も、狙った軌道線上にマハトを降ろし、
更にわざと逆鉾とガムの接続を絶たれ、速度を保ったまま最終ポイントに”柄の方を向けた”逆鉾を投げ込むため。
鞘にガムを付けて投げる事で、術式の解除効果が発動しない柄の部分が一直線に飛んでいき。ガムに受け止められる。

引き絞られた弦につがえられた弓矢のように。
スリングショットのゴム部に籠められた弾丸(バレット)のように。
レイザーと呼ばれた念能力者のドッジボール対決の際、対戦車砲並みの威力であるレイザーのボールを受け止めた時のように。

その後、ガムに受け止められた逆鉾の直線上スレスレの位置に猫猫を立たせ。
呪文カードを用いてその位置に瞬間移動すれば。
直前に薄っぺらな愛(ドッキリテクスチャ―)で欺かれた敵手は、今度こそ敵を下したか必ず確認しに来るだろう。
注視し、距離を保ちながらも正確に確信を持てる正面の位置まで。そして────


───ゴムの反動が、返る。

敵手の一瞬の意識の陥穽に食い込むように、彗星の如く突き進み。

ヒソカの背後より、彼自身の臓腑を貫き、完全にマハトからは死角だった位置から。

鮮血をまき散らし、人一人の肉体を貫いて尚、ライフル弾を超える弾速で逆鉾はマハトの肉体へと迫る。
全てはこの一刺しの為の仕込み。
己の肉体すらブラインドとし、だからこそ騙し甲斐があると断じた奇手。
ヒソカの執念─────、


「─────!」


反射的に防御魔法を展開する。魔道の高みにいる魔法を扱う者故の一手。
だがしかし、最強の術師五条悟の無下限呪術すら紙のように破る一刀の前には───、
その抵抗は、意味を成さない。
魔王軍直下・七崩賢最強。黄金郷のマハトの命に指が掛かる。




鮮血が舞った。








「惜しかったな」



左肩の肩口を逆鉾の刃渡り分抉られながらも。
黄金郷のマハトは、致命傷を負うことなくそこに立っていた。
だがそれはマハトの知略に伴う行動の結果ではない。
咄嗟に振り上げた左腕が、偶然逆鉾の軌道を変えたに過ぎず。
もし、マハトにもう少し運がなければ致命傷を負っていた可能性は十分にあった。


「いやぁ……流石にクロロ級(クラス)の相手と戦うと……相手十分の条件で勝つのは難しいな………♠」


現実は厳しいね♥
再び全身を黄金の輝きに浸食され、完全に飲みこまれつつある中でそれでもヒソカの表情は笑みを浮かべており。
結局万策尽きて敗北を喫したその瞬間まで、奇術師からマハトは笑みを奪う事ができなかった。



───黄金に変わるその時。笑みを浮かべていた人間はこれで二人目だな。



肩口から血を流し、茫洋とした感慨を抱きながら倒れ伏した状態で黄金の像へと変わったヒソカを見下ろす。
全ての策を食い破った今、マハトの凶行を阻むものは何もない。
この男はここで確実に殺しておいた方がいい男だと、魔族としての本能が冷徹に告げていた。
首輪の爆破実験に移る。2人もサンプルが居れば事足りるだろう。
その考えの元、先ずはヒソカの側の首輪に手をかけ、


「─────まったく」


派手にやりすぎて邪魔が入ったか。
嘆息しながらマハトは自らの肉体を黄金化した。
その数秒後、ヒソカへと手を伸ばしていた右手が凍り付く。
空気を読めばいい物を、とはっきり思わないまでもそれに近い感情を抱きながらマハトは横やりを入れてきた者へと向き直る。
その表情は、どこか喜色を孕んでいた先ほどまでとは違い、心底萎えたといった表情をしていた。


「その二人とは既に決着が着いただろう?なら今度は私と戦え。
これでも一騎打ちの間は横やりを入れない様に順番待ちをしたんだ。傷の手当てをしたいというならしてからでも構わん」


現れたのは、腰まで伸ばした蒼髪と純白の軍服、そして獰猛な戦闘本能を滲ませた表情が特徴的な女性。
帝国最強の女将軍、エスデスだった。
彼女から立ち昇る覇気は、並みの魔法使いでは及びつかない強者であることをマハトに伝えていた。
────面倒くさい。
マハトが思ったのは、ただそれだけだった。


「逃げるというなら逃げるでも構わん。逃げられるならな」


見た所エスデスは手負いの様だったが。
マハトもまたヒソカとの戦いで手負いの状態だ。
黄金化を止血代わりにしているが、お陰で現状左手を動かすのに支障が出ている。
その今の現状で目の前の女を相手取れば……勝つのは無論自分であるが、許容範囲外のダメージを追う可能性はあり得る。
ただ事故の保全を最大の行動指針とする魔族の本能に従って、彼は決断を下した。


「───あぁ、それならここは退こう。面倒だ」


エスデスの妨害を顕現させた黄金で粉砕しながら。
マハトは自身の支給品であったマントを取り出し───それを広げた。
死出の羽衣と呼ばれた闇アイテム。会場内のランダムな場所に飛ばされるというそれを。
羽衣に包まれる最中、エスデスの放った透明な氷塊ごしに、まだ黄金のまま倒れ伏したヒソカの姿を捕らえる。


───最後の攻撃。あれは…少し楽しかった。


本人が聞いていないのは重々承知の上で。
呟く様に奇術師にその言葉を贈り、七崩賢最強であるその魔族は姿を消した。







降り立った地で余韻に浸る様に座り込み、一息つく。
怪我を負っていない右腕でデイパックから支給品であるグリーンオーブと呼ばれる魔石を取り出す。
黄金化を解いた左肩にオーブを押し当て、血が止まるのを確認した。
これで傷自体は塞がったが、痛みはあるため本調子とはいかない。
マハトの戦闘は極論ただ立っているだけも勝てるとは言え、できれば全快できる支給品などを得たかった。


「……今後は俺の魔法に対抗する術がある参加者は、殺害を優先した方がいいだろうな」


先ほどの戦いで相対者が辛くも生き延びたのは、マハトが正確な首輪の実験を行いたかったが故だ。
それ故に黄金の質量攻撃の中でも即死する可能性が高い手段はなるべく避けていた。
恐らくではあるが死亡した参加者の首輪の機能と、生存している参加者の首輪の機能には差異が生じている。
自分の命を握っている首輪の情報は正確でなければ意味がない。その判断からの処置ではあったが…
それで今後の戦闘に支障を来しては本末転倒というものだろう。


「それにしても…やはり俺も魔族であるらしい」


これまで戦闘という行いに対して退屈と面倒だという感情以外抱いた事はなかった。
人間との共存をするにあたって意味のない力を誇る魔族達に対して、無様な物だと蔑視すらしていたが。
そんな俺にも、戦闘に楽しみを見出す魔族としての本能はあったらしい。その事実を自覚して。
抱くのは無様だと思っていた魔族の性質から逃れられない自己嫌悪からくる不快感と。
個人を理解する手段として戦闘は適しているというヒソカの言葉にも一理あるやもしれぬという気づきと。
この戦いを超えた先に、きっと答えがあるというある種の予感だった。



「………次だ。次はもっと俺の求める答えに近づけるかもしれない」


無機質に、無感情に、機械の様にそう呟き。
しかしその相貌に確かな喜色の笑みを浮かべて。
異端の魔族は、次なる血を求める。



【黄金郷のマハト@葬送のフリーレン】
[状態]:魔力消費(小)、左肩に裂傷(治療中)
[装備]:死出の羽衣@幽☆遊☆白書
[道具]:基本支給品、グリーンオーブ×2@Devil May Cry3×2、ランダム支給品×0~1
[思考・状況]
1:殺し合いに乗る。
2:黄金化や首輪の実験を何度か試したい。
3:宿儺の使い魔(魔虚羅)は人を殺す魔法で吹き飛ばす。
4:黄金化に対抗する相手の場合、実験は行わず殺害を優先する。
※参戦時期は10巻。「ヴァイゼの終焉」以降、「大結界」でゼーリエと交戦直後から参戦です。
※万物を黄金に変える魔法は直接参加者にかけた場合、効果が表れるまで時間がかかります。
※黄金化はマハトと1エリア以上離れる、又は個人差はありますが一定時間経過で解除されます。


【死出の羽衣@幽☆遊☆白書】
黄金郷のマハトに支給。
くるんだ相手をランダムな場所にとばすことができる闇アイテム。
世界の果て、魔界、異次元など、本来は二度と返って来られない場所に飛ばすアイテムのようだが、
桑原に使用した際は、偶然同じ島の違う場所に飛ばされるだけにとどまった。
このロワでは会場内のランダムな場所に飛ばされる。
布の面積の都合で、飛ばせるのは1人だけ。また、制限により6時間に1度しか使用できない。

【グリーンオーブ@Devil May Cry3】
黄金郷のマハトに三個セットで支給。
使い捨てで使用すると怪我やダメージ、疲労を小程度回復できる魔石。




「さて、今の私は森口の言う殺し合いに乗ってはいない」


「だが……森口に今は命を握られている現状。見せしめに首輪を爆破される可能性も考え、弱者の間引きは必要だとも思っている」


「そして、今の私は今意中の男を見つけて気が昂ってる。それを抑えるために何人か殺しても構わないと考えるくらいには」



その上で問おう、薬屋。お前は……何ができる?
マハトがその場から退いたのち。後宮の女官猫猫はたった独り。
帝国最強の女将軍エスデスと対峙していた。
ヒソカはまだ倒れ伏したまま。生きてはいる様子だが、彼の助力は期待できないだろう。
この、一手誤れば即縊り殺されると確信できる状況で。


「………そうですね」


目まぐるしく脳細胞を回転させ、ごく僅かな情報でプロファイルを行う。
恐らく、今目の前にいるのは異国の武官だろう。所作や立ち振る舞い、苛烈さが武を身に着けた者のそれだ。
であれば情に訴えるのは逆効果でしかない。戦場において必要なのは実利と肝の太さを置いて他にないからだ。
後宮と花街で培った観察力と機転を以て、2秒ほどでその結論に至り。
猫猫は生死を賭けた答えに臨んだ。


「まず、もし私どもを引きの対象とするのであれば───できれば撲殺や刺殺や絞殺ではなく、毒殺を希望します。異国の武官さま」


真っすぐに、エスデスを見据えて。
死を覚悟した微笑を浮かべながら、猫猫はそう返答した。
エスデスはそれに対して返事を返さない。ただ無言のまま、目線だけで猫猫に次の発言を促す。
どうやら、即実利を背景にした交渉に移らなくて正解だったらしい。
そう思いながら、猫猫はかしずきつつ、続く言葉を述べる。


「ですが、もし私と今寝ているこの方にお慈悲を下さるのであれば、私は貴方様に三つのものを提供できます」


一つは、今は寝ているこの方の荷物に薬草があったのでそれを使って貴女様の治療をいたします。
二つは、私達がであった医官や先ほどの妖(あやかし)についてのお話。


「…それでは足りんな。手当程度なら私ひとりでもできるし、情報については拷問で吐かせる事もできる。三つめは?」


そう。これだけでは足りないだろうとは猫猫も承知の上だ。
だからこそ、先ほど意中の男を見つけたという話を聞いた事が活きてくる。
そっと人差し指を口に当て、蠱惑的に微笑みながら猫猫は差し出せる最後のモノを述べた。


「卑しくも妃教育を行っていた事がありまして、殿方を染め上げる女の園の秘術をお伝えしましょう。
……秘術とは積み重なった技術の結晶。こちらについては拷問を受け、朦朧とした意識でお伝えするのは難しいと思います」


ぴく。
エスデスの耳が一瞬大きくなり(という様に見えた)。ほう、と興が乗ったという息を漏らす。
武官とは明日を知れぬ戦場に生きる身。畏れられる事は茶飯事。
それ故に全く部下や伎女を除いた以外の異性と接する機会がない者も左程珍しくない。
名のある女の武官ともなればなおさらだろう。
猫猫の常識外の存在であるが、優秀故に決して届かぬ高嶺の花として扱われている事は想像に難くない。
それ故の猫猫の賭けだった。
…逆に力がある故に性に奔放と言う可能性も無くはなかったため、賭けではあったのだが。


「中々肝が据わっているが、もう一つ追加で聞かせろ薬屋。お前の言う慈悲の対象にその男を含める理由は何だ?
顔を見れば分かる。その男は私に近しい人種だ。お前は薬屋だといったが───それで言えばその男は毒に当たるだろう」


尋ねるエスデスの表情から、これが恐らく最後の問いかけ出る事を悟る。
だが、同時に条件はさっきまでと変わらない。気を抜いて回答を誤れば彼女はやはり容赦しないだろう。
だからこそ、猫猫は臆せず前に出る。


「簡単ですよ。ここで助けた方がこの方に恩を売れるからです、知人もこの地にいるみたいなので探すのを手伝ってもらおうかと」


あくまで合理を押し出した回答を猫猫は述べる。
情を孕む回答は恐らく目の前の女には何ら意味がない。いやむしろ機嫌を損ねる可能性すらあるからだ。
だが、その上でもう一言だけ付け加えるとするなら。


「それに───毒も上手く使えば薬となるものです。それを成しての薬屋でございましょう」



毅然と微笑み語った言葉は、薬屋としての信念と呼ぶべきもの。
それ以外の回答は応えず、ただ目の前の強者の沙汰を猫猫は待った。
一拍間を置いて、エスデスは猫猫に背中を向け告げた。


「……いいだろう、興が乗った。治療を受けよう、ついて来い薬師」
「はい。恩情のある措置に感謝します。武官さま」
「エスデスでいい。あぁ…安心しろ、差し当たって今はお前にもその男にも手を出すつもりはない」
「承知しました、エスデス様」


見えていないであろうにも関わらず、恭しくエスデスの背中に深い一礼を行い。
さてどうやってヒソカを運ぼうか考えようと視線を向けた、丁度その時。
既に目を覚ました様子のヒソカが、回収した様子の短刀を携えそこに立っていた。


「…驚いた。起きてたんですね。もしかして死んだふりしてました?」
「いいや。刀の通り道を開けるためにゴムに愛撫させていた臓器を戻すのに手間取ってね♠
傷は直ぐにゴムで塞げても内臓の方は中々難しくて時間がかかったよ…で、彼女は?」
「しれっと出鱈目言っている気がしますけど…まぁいいか。多分貴方と似たような人種じゃないですか?
あ、言っておきますが勝手に喧嘩売ったりしないで下さいね。私の苦労が全部無駄になりますので」
「構わないよ♧彼女もあのマハトという男と同じで僕の趣味から微妙に外れるし、君の顔を立てるさ♥」


何の趣味から外れるのかは聞かないでおく。


「まぁいいでしょう。さ、貴方もちゃんと手当しますから来てください」
「おや、さっきより態度が優しくなったね。嬉しいよ♥」
「今の貴方は私に恩があるはずなので。私の同僚───いいえ、友人の…小蘭を探すのに協力してください」


ヒソカに思いきり恩を着せながら。
しかしまさか、妃教育をしていたことが命を拾う切欠になる日が来るのは想定外だった、と猫猫は考える。
全く人生とは何が起きるか分からない。昨日の毒が薬になる事もあるだろう。
そう、だから自分だけでなくヒソカの命を庇ったのもその一環。
決して、育ての父であるならきっと生きているに越したことはない。
そう言って同じ選択をするだろうと考えたからでは、きっとない。


【F-8 ショッピングモール近辺/深夜/1日目】
【猫猫@薬屋のひとりごと】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、トンパの下剤入りジュース×2@HUNTER×HUNTER、
本(ブック)@HUNTER×HUNTER、G.Iカード×4@HUNTER×HUNTER、蔵馬の魔界薬草@幽☆遊☆白書、ランダム支給品×0~1
[思考]:脱出の手段か、未知の毒が欲しい。
1:さしあたってヒソカと行動する。壬氏様はいないみたいですね。
2:ヒソカの手当てをして恩を売った後、小蘭を保護する手伝いをさせる。
3:さっき会った医官(神谷)の毒に殺されるのは願い下げ。
4:この人(ヒソカ)と武官様(エスデス)ならこの人の方がちょっとマシか…?いや大差ないかも……

【ヒソカ=モロウ@HUNTER×HUNTER】
[状態]:疲労(中)、腹部に裂傷(バンジーガムにより接合済み)
[装備]:天逆鉾@呪術廻戦
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~2
[思考]:脱出の手段を探す。集団戦闘では興奮できないからね…♥
1:脱出に役立ちそうな人材か、玩具を探す……♦
2:脱出の手段がなければ仕方ないが…僕も振りかかる火の粉は払わざるを得ない…♠
3:マハトは人間ならきっといいデートができただろう…惜しいね…♥

【エスデス@アカメが斬る!】
[状態]:ダメージ(大)、精神高揚(特大)、セイバーに対する執着(特大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~3
[思考]:セイバーを手に入れる。
1:セイバーを手に入れる。
2:他の参加者を蹂躙し、殺し合いを楽しむ。
3:ヒソカや猫猫に興味。部下として勧誘してみるか…?
※第三巻から参戦です。


【蔵馬の魔界薬草@幽☆遊☆白書】
ヒソカに支給。
魔界の大妖怪蔵馬が使用した薬草。
深い傷でも患部に塗る事で四時間程の睡眠で行動可能となる薬草がまとまった量支給されている。


【磁力(マグネティックフォース)の呪文カード@HUNTER×HUNTER】
猫猫に支給。G.Iにおける呪文カードの一枚。
指定した他参加者の居る場所に飛ぶ。対象は使用者1人。
ただし、指定できるのはゲーム内で出会ったことのある参加者に限る。

【逆逆鉾@呪術廻戦】
全長約50センチぐらいの二股の刃物のような見た目。武器として刺すことができるが、これが特級呪具としてなっている価値はその効果。
効果は”発動中の術式強制解除”。
なお、当ロワではその効果は呪術に留まらない。






前回 キャラ 次回
008『土 の 味 010『生きるか、死ぬか
採用No.35『幽☆遊☆白書VSHUNTER×HUNTER…特別ゲスト薬屋のひとりごと 猫猫 014『Opposing Souls
採用No.13『私の運命はきっと貴方だったのに、貴方の運命は私じゃなかった エスデス 014『Opposing Souls
採用No.10『万物を黄金に変える魔法VS大体なんでも切る魔法 マハト

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最終更新:2026年08月22日 23:33