【詳細】
ストライクダガーとは開発時期が近くパーツの大半が共通化されていることから外見も似ているものの装甲は赤褐色に塗装されている。
量産性を高めナチュラルでも性能を発揮できるようOSを整えているストライクダガーと比べると、本機はブーステッドマンや連合内のコーディネイター用に用意されている。
そのため高い性能を持ち、実力のあるパイロットが操ることで叢雲劾の
MBF-P03 アストレイ ブルーフレームに対して勝利を収めている。
武装は基本的にダガー系列共通のものが用意されているが、ザフトに奪取されたオリジナルであるデュエルが
アサルトシュラウドと呼ばれる増加装甲を装着していたことから、それを受けて
フォルテストラという専用の追加装備が用意されている。
ちなみにここまでデュエルに似せておきながら本機がデュエルダガーという名称ではない理由として、地球連合の内部ではザフト軍に盗まれた「デュエル」という名前を不名誉なものとして見る流れがあり、強い抵抗感があったためとされている。
一方でロングダガーはOSをナチュラル用に調整した
GAT-01D1 デュエルダガーが開発されると、生産が中止された上に本来つけられるはずだった名前もそちらに奪われるという悲運に見舞われている。
ロングダガーとデュエルダガー、両者の違いは一体何だったのだろう。
装備は同じ、性能とカラーリングが違うだけなのだが、コーディネイターやブーステッドマン専用よりもナチュラルに扱えてストライクダガーより高性能であれば、集めやすいナチュラルパイロット用の機体が重宝されるのは必然か。
最終更新:2025年03月02日 03:57