GAT-X102 デュエル

【型式番号】 GAT-X102
【機体名】 デュエル
【読み方】 でゅえる
【所属陣営】 地球連合軍→ザフト
【パイロット】 イザーク・ジュール
【分類】 X100系フレーム採用MS
【動力】 バッテリー
【装備】 75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
ビームサーベル
対ビームシールド
350mmレールバズーカ ゲイボルグ
【特殊装備】 アサルトシュラウド
115mmレールガン シヴァ
220mm径5連装ミサイルポッド
【改修機】 LR-GAT-X102 レーゲンデュエル
GAT-X1022 ブルデュエル

【詳細】

「ヘリオポリス」で極秘開発された5機の試作型MSの1機。

前期GAT-Xシリーズの中で最初に完成したMSであり、将来の連合軍主力MSの基本形として要求性能をバランスよく備えた汎用機として開発された。
「デュエル=決闘」という名のとおり、軽量な機体を活かした高い運動性能を持ち、175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルビームサーベルと言った携帯用のビーム兵器を駆使した白兵戦を基本戦術としている。

ただ、デュエルの基本骨格として採用されたX100系フレームは、同じ系列のフレームを採用したストライクと比べ、外装・内装の機材との相性があまり練り込まれておらず、想定していた性能を充分に発揮できていないとされるがイザークの技量により後期に開発されたフォビドゥン、レイダーを撃墜する快挙を成し遂げている。
また、軽量である分他の4機よりも装甲面積が少なく、フェイズシフト装甲があるとはいえ耐弾性も劣っている。

なお、本機の量産機としてGAT-01D1 デュエルダガーが一部のエースパイロット向けに少数生産された。
デュエルダガーはGAT-01D ロングダガーをナチュラルでも扱えるようにOSを調整したものであり、デュエルダガーが完成した後生産がストップしている。
デュエルの戦闘データによって有用性が実証された増加装甲としてフォルテストラという専用装備が開発されている。

本編中、ストライクとの戦いで損傷したため、増加装甲として元はジンやシグー用に開発されていた複合兵装「アサルトシュラウド」を装備。
宇宙での機動性および低い対弾性を補う役割を持っている。

ヘリオポリスからダッシュされた後、本機はイザーク・ジュール専用機となり多くの戦闘を経験。
GAT-X105 ストライクを操縦するキラ・ヤマトや、アークエンジェル隊とは幾度となく戦闘を繰り返し、中破するほどのダメージを受けた際に機体修復の際にアサルトシュラウドと呼ばれる増加装甲が装着された。

もともとはジンやシグー用の装備だったが、デュエル用に再設計されており外部装甲であるためコクピット側の操作によって任意でパージが可能。
115mmレールガン シヴァ220mm径5連装ミサイルポッドは実弾兵器であり、ビーム兵器はもともとデュエルが装備していた手持ちのビームライフルしか無い。
そのためフェイズシフト装甲へのダメージは与えづらいものの、通常装甲(もしくはラミネート装甲)の量産型相手への火力は十分にある。

また自重が増えた影響で重力下での機動性は低下したことからグゥルを利用する必要がある。

SEED終盤におけるヤキン・ドゥーエでの戦闘ではGAT-X252 フォビドゥンに対し、アサルトシュラウドを破壊されながらも本体が無事だったことから、シャニの油断もあってビームサーベルでコクピットを貫いて撃破。
さらに薬が切れたことから錯乱状態となったクロト・ブエルのGAT-X370 レイダーを大破し行動不能となったGAT-X103 バスター超高インパルス長射程狙撃ライフルを借り受ける形で発砲し撃破という大金星を上げている。

終戦後はザフトに戻り博物館に保存されたとも、廃棄処分になったとも言われていたが実はバスター共々行方不明となっていた。
その後密かに核動力に換装されるなどしたZGMF-1027M デュエルブリッツへの大改修が行われていたことが判明した。

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最終更新:2025年01月30日 01:54