イリス・ダーリン(Iris Darlene)
【由来】ギリシア神話の虹の女神イリス、Iris(アヤメ属)、the iris(虹彩)、スティーヴン・スピルバーグ「A.I.」でチラッと映る試作型少女ロボットDarlene、darling(かわいい人)、精神分析学者フロイトが提唱した人格を構成する三つの領域「イド(id)、自我(ego)、超自我(super ego)」、イドは性衝動(リビドー)と攻撃衝動の源泉、イリスのイニシャルは「I.D.」、インテリジェント・デザイン説
【題材】将来必ず開発される女性型アンドロイドの使用目的と、それによって起こる可能性がある少子化加速と女性不必要論
【様相】女、12歳、身長150㎝、菫色(青紫色)の瞳、亜麻色(黄色がかった淡い褐色、ロイヤルミルクティーのような色)の髪、おさげ髪、ラベンダー色(薄紫色)のメイド服、ルコント・ド・リールの詩「亜麻色の髪の乙女」に登場するスコットランドの美少女がモチーフ
【技能】さまざまな声色、家事にまつわる炎・水・氷
【性質】天真爛漫だが分別をわきまえている。ロンサムの所有するアンドロイド。表ではメイドロボットだが、裏ではセクサロイド。
ドビュッシー - 亜麻色の髪の乙女
ルコント・ド・リール「亜麻色の髪の乙女(スコットランドの美女)」
ムラサキウマゴヤシの花畑で
歌うのは誰? この冷たい朝に。
それは亜麻色の髪の乙女
サクランボ色の唇をした美しき乙女
夏の日がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った
神の気配をたたえた君の口もと。
ああ可愛い君、キスしたくなるほど!
長いまつげ、きれいなお下げの乙女よ
花咲く草原で、おしゃべりしないかい?
夏の日がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った
ノーと言わないで、つれない君よ!
イエスと言わないで! ああ君の
大きな瞳、薔薇色の唇を
ずっと見つめていたいから。
夏の日がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った
さようなら鹿よ、さようなら兎、
そして赤い山ウズラにもさようなら!
君の髪の亜麻色に口づけして
この身に捺したい、その唇の緋色を!
夏の日がさし、ひばりとともに
愛の天使が歌った
ラベンダー色
最終更新:2013年11月02日 14:35