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ここはいい、木偶ノ文庫に行きたまえ! 巫女が君たちを待っているぞ!」 :追われて戻ってきた後に話す| 「先の飛行で、帆が損傷したようだが 修理が完了し次第、出撃する。 君らもそれまで、少し休んでくれ」 ---- **C-5 ウィラフに陽動を依頼する 「来たね、(ギルド名)。 準備はできてるよ。いつでも行ける。 早速始める?」 帝国の空中戦艦の目を引く為、 キルヨネンは気球艇を出撃させる 準備をしている。 |&color(orange){ウィラフに囮を頼みますか?}| |【 YES 】/【 N O 】| :NO| (終了) :YES| 「うん、それじゃ、行ってくるね あなたたちもしっかりね!!」 (以下、「話す」と共通) 「どこまで近づこうかな… あまり近づくとやられちゃうし…」 :帝国の戦艦に追われている最中に話す| 「(ギルド名)! ダメだよ、離れて! こっちは空中戦艦が 来てる。あなたは木偶ノ文庫へ!」 :追われて戻ってきた後に話す| 「今は、気球艇を修理してるんだ。 …大丈夫、そんな心配そうな顔しないで。 やられるようなヘマはしないよ」」 ---- **B-3 木偶ノ文庫を発見 帝国の空中戦艦をくぐり抜け、 遂に君たちは木偶ノ文庫の目前に迫る! 周囲には太古の門番が巡回している。 油断しようものなら、横腹から風穴を 開けられるだろう。 無駄にしている時間はない。 速やかに木偶ノ文庫に足を踏み入れたまえ! |&color(blue){迷宮『木偶ノ文庫』を発見した!}| ---- *木偶ノ文庫1F **F-4 巫女救出作戦 君たちは木偶ノ文庫に足を踏み入れる。 出入り口を帝国兵で固められていることも 懸念していたが、人影は見えない。 この迷宮のどこかで、 帝国は世界樹の力の発現を試みている。 そうなれば多くのウロビトと イクサビトがその命を散らすことになる。 速やかに巫女を救出し、 帝国の計画実行を阻止したまえ! ---- **D-2 冷徹な監視者に見つかる 機械仕掛けの魔物は君たちの姿を 察知するや否や突如、けたたましい 音を鳴らし始める! すると、その音に呼応して 新たな魔物の気配が迫ってくる! このままでは、挟撃されてしまうだろう! 君たちは、魔物の接近に気を配り この難局を切り抜けなければならない! ---- **D-3(c.5) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「貴様らが何をしようと、 我ら帝国の悲願は バルドゥール殿下が果たすだろう」 「殿下は皇帝アルフォズルとは違う。 いずれ最高の皇帝になられるお方なのだ」 彼は、帝国皇家について語りだす…。 帝国の枯れた土地の問題を解消する為 世界樹の力を使うことを提唱したのは アルフォズルらしい。 アルフォズルは世界樹で帝国を救う方法を 模索したが、彼が目指したのは 帝国だけが救われる道ではなかった。 彼は巨人の呪いを世に溢れさせることなく 大地浄化の力だけを発動させる研究を 進めたのだ。 一方で彼は、世界樹の力を使う為の 三つの品…心臓、心、冠を手に入れる為の 計画を進めさせた。 「皇帝は何人かの騎士に結界を 越えさせようとした。それは、命に関わる 大変危険な任務だった」 「だが皇帝は自らもその探索に加わった。 まったく自分の立場がわかっていない!」 「帰って来たのはローゲル卿一人のみ。 現在、皇帝や騎士の生存を信じている者など 殿下以外にはいないだろう」 ---- **D-5(c.2) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「お前たちの街からは見えぬだろうが、 世界樹の反対側は荒野のようになっている。 帝国は崩壊寸前だ」 「民は少しでも緑のある地へ移住し 散り散りになって生活している。 …人口は減る一方だ」 「我らは十年間、巨人の呪いを起こさず 世界樹の力だけを使う方法を模索したが、 成果は得られなかった」 「我々は、巨人の呪いを受ける覚悟で 世界樹の力を発現するつもりだ。 もちろん殿下も、それを覚悟の上だ」 「今ここにいるのは、計画に必要な者だけ… それ以外の者は気球艇で艦隊を編成し、 この迷宮周囲を巡回している」 「だが…我らの艦隊の目を逃れ、 この迷宮に足を踏み入れる者が いようとはな」 ---- *木偶ノ文庫2F **C-2(c.2) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「皇帝アルフォズルは 巨人の心臓、心、冠を手に入れる探索に赴き そのまま行方知れずになった」 「その後、世界樹の力を発現する計画は 幼いバルドゥール殿下が引き継いだ」 「信頼できる騎士の多くを失い、 殿下は宮殿で孤立した。 …それ以来、殿下は変わられていった」 「様々な陰謀の渦巻く宮殿で生き残れたのは ひとえに、殿下の才覚の賜だ」 「殿下は私欲で動く文官を粛清し、 強固な支配体系を確立した。そして、 陛下の計画実現の為、動き出した」 「国内の殿下への信頼は大変厚いものだが それでも一つだけ、殿下のある言葉には 誰もが疑いを持っていた」 「それは、結界を越えた騎士たちが いつか必ず帰って来るということだ。 誰もが、それは無理だろうと思っていた」 「しかし、ローゲル卿は殿下の言葉どおり 帝国への帰還を果たした。それ以来、 殿下の言葉を疑う者は誰一人としていない」 「絶望的な状況の中、 目的を果たし帰還したローゲル卿は 私たち帝国の誇りだ」 「しかし何故だろうか… 帝国に帰還して以降、あの方はいつも 思いつめたような顔をしている」 ---- **C-4 皇子と巫女 堀の向こう側から話し声が聞こえる。 そちらに目をやり、君たちは声の主が 誰なのかを確認する。 声を発していたのは巫女と皇子だった! 皇子は巫女の手を引き、 先を急いでいるように見える。 利き手には、 ワールウィンドが持っていた物に似た 機械仕掛けの剣が握られている。 「ローゲルから報告のあった者たちだな。 遂にここまで来たか…」 皇子は君たちを見つめる。 その額には硝子のようなものでできた 装飾品が見える。 あれこそ、領主がローゲルに与えたという 頭飾り、&color(orange){巨人の冠}だろう。 「世界樹の力の発言は皇帝アルフォズルと 帝国の民すべての願い…」 「陛下が探索より戻られぬ今、 計画は、皇帝の長子である余に果たす 義務があるのだ」 「慈悲深きアルフォズル陛下は ウロビト、イクサビトに情けを かけようとしたが…余はそうはいかぬ」 「未熟な余の力では、世界樹の 完全な支配は叶わぬ」 「…ならば、ウロビトとイクサビトには 帝国の贄になってもらう他ない」 決意を固めるように、皇子は宣言する。 …だが巫女も黙ってはいない。 たどたどしくも、彼女は口を開く。 「そんな…どうして… あなた、お父さんのしたかったこと まるでわかってないじゃない」 「お父さんの夢を叶えたいのでしょ? だったらダメだよ、こんなことしちゃ!」 …無表情で、皇子はその言葉を受け止める。 「余を恐れぬか…何も知らぬが故か、それとも その方の強さがそれを言わせるのか…?」 彼は目を細め、疑問を口にする。 そのまま言葉を続けようとするが、 突如口元を押さえ、激しく咳き込む。 「………!」 巫女は驚いて手を差し伸べるが、 彼はその手を強引に取ると 東の通路へと歩み去ろうとする。 去り際に皇子は君たちを一瞥する。 「余には時間がない」 「そして、計画に変更はない。 貴公らの決意が変わらぬと言うなら… 余の騎士が、その行く手を阻もう」 ---- **D-7(e.1) 謎の紙片 迷宮探索を続ける君たちは 石畳の上に落ちている 紙片を見つけ、拾い上げる。 この遺跡の主が書き残したものだろうか… 内容はほとんど読み取れないが、かろうじて 読める部分にはこう書かれている。 『右→下→上→左』 今後の役に立つかもしれないと 君たちは『右→下→上→左』という 言葉を覚えておくことにする。 ---- **C-6(e.4) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「ワールウィンド…? ああ、 ローゲル卿のことか。あの方は素晴らしい。 結界の外からただ一人、帰ったのだから」 「そう言えば…殿下にお会いした後、 ひどい剣幕で家臣に怒鳴っていたな。 『殿下に何をした!』…と」 「ローゲル卿が殿下にお会いしたのは 十年ぶりだからな。成人された 殿下を見て、驚いたのかもしれない」 「…殿下は帝国の民を守ることしか 見ていない。だからこそ、 我々も命を賭して、お仕えするのだ」 「アルフォズル陛下とバルドゥール殿下の 計画は同じように見えて、 一点、決定的に違うところがある」 「それは世界樹の力の発動と共に 発生する巨人の呪いについてだ」 「殿下は、巨人の呪いが発動し 犠牲が出ても已む無し、としたのだ」 「アルフォズル殿下なら 絶対に許さなかったことだろうが…今、 殿下を止める者は一人としていない」 ---- *木偶ノ文庫3F **C-5 待ち構える男 君たちが目の前の扉に 手をかけようとした時、背筋に 寒気が走る。 強烈な殺気が 扉の奥にいる何かから発せられている! これは、魔物から漂う殺気とは 異質なように君たちは思える。 そして君たちはこの殺気に覚えがある。 …この扉の奥にいるのは 恐らく帝国騎士ローゲルだろう。 扉を開けば、戦いは避けられない。 その覚悟があるなら、この扉を開きたまえ。 ---- **D-5 激突、帝国騎士ローゲル 扉を開けた先は それほど大きな部屋ではない。 その中央に立つのは帝国騎士ローゲル。 タルシスではワールウィンドと名乗っていた 冒険者だ。 「辺境伯が差し向けたのは やはり君たちか、(ギルド名)」 「俺が君たちにしたことも、 今更取り繕うとは思わない。 …その必要もない」 「先には行かせない」 言うや、ローゲルは機械仕掛けの大剣を 構える。大剣からは駆動音が響き始める。 「ここが君たちの冒険の終焉だ」 言うや否や、漆黒の騎士は力強い一歩を 君たちに踏み出す! (ローゲルと戦闘) 君たちの一撃を浴びたローゲルは 膝をつく。 彼はその剣を杖代わりに、 立ち上がろうとするが、 そうするだけの力は既に尽きている。 「無念…及ばない、か」 ローゲルは君たちを見つめる。 「止めは刺さないのか? 冒険者は人殺しではない…それが 君たちの言い分ということか」 「…いいだろう。だが俺は冒険者ではない。 命を代償にしても、君たちを止める!」 そう言うと、彼は剣に細工をする。 すると剣から発せられていた駆動音が さらに大きくなり、刀身が赤熱していく。 …明らかに暴走している! |&color(orange){ローゲルをどうしますか?}| |力任せに殴りつける&br()皇子を一人にするなと告げる&br()黙って手を差し伸べる| :力任せに殴りつける| 君たちはローゲルを殴りつける! 剣は彼の手を離れ、君たちは見よう見真似で その剣をいじりまわす。 …運がよかったのだろう。 操作の仕方が正しかったようで、 剣の暴走は止まったようだ。 君たちは、共に過ごしてきたウロビトや イクサビトを犠牲にするなど 間違っているとローゲルに指摘する。 その言葉に、ローゲルは沈痛にうつむく。 「…ああ、わかっている。 そんなことはわかっているんだ」 「ウロビトやイクサビトだって人間と 代わらない。イクサビトの墓を見たか? あそこには一つだけ人間の墓がある」 「墓に入ったという男の剣を見て すぐにわかった。あれは、 結界越えで力尽きた陛下の墓だ!」 「彼らにも傷ついた者に手を差し伸べ、 誰かが命を落とせば悲しむ心がある。 人間との違いなんて、何もない」 「彼らを知ってしまった俺にはできない。 彼らを犠牲にするなど、俺は…」 ゆっくりと顔を上げるローゲル。 「…君たちだってそうだ。 ウロビトとイクサビトの為、奔走する 君たちを見て、俺は…」 何を思うのか、彼は拳を握り締める。 「行け、(ギルド名)。 俺も、すぐに後を追おう」 「…君たちにこれを。 扱いが難しいバーストスキルだが、 君たちなら使いこなせるだろう」 &color(blue){またここに戻ってきたら、} &color(blue){ローゲルをゲストとして仲間にする} &color(blue){ことができます。} &color(blue){ゲストがパーティに参加するのは} &color(blue){特定のダンジョンだけです。} &color(blue){ローゲルの場合、木偶ノ文庫の} &color(blue){地下3階でのみ、} &color(blue){行動を共にすることができます。} |&color(orange){帝国式天体観測術}を手に入れた!!!| :皇子を一人にするなと告げる| 「!!」 君たちのその一言に彼は目を見開き、 言葉を詰まらせる。 沈痛な面持ちでうつむくローゲル。 そんな彼から剣を取り上げ暴走を止めるのは そう難しいことではなかった。 膝をついたまま、彼は語る。 「…この十年、 殿下は一人だけで戦ってきた」 「殿下がもっとも辛い時、 俺はそばにいられなかった。そんな殿下が 下した答えが、今の帝国なのだ」 「それを否定する権利が俺にあるのか? 言えなかった… あなたの十年は間違いだったなどと…!」 「…君たちの言うことは正しい。 あの方を一人にしてはならない。 ならば、俺は…」 彼は顔を上げ、君たちに告げる。 「行け、(ギルド名)。 俺も、すぐに後を追おう」 「…君たちにこれを。 扱いが難しいバーストスキルだが、 君たちなら使いこなせるだろう」 &color(blue){またここに戻ってきたら、} &color(blue){ローゲルをゲストとして仲間にする} &color(blue){ことができます。} &color(blue){ゲストがパーティに参加するのは} &color(blue){特定のダンジョンだけです。} &color(blue){ローゲルの場合、木偶ノ文庫の} &color(blue){地下3階でのみ、} &color(blue){行動を共にすることができます。} |&color(orange){帝国式天体観測術}を手に入れた!!!| :黙って手を差し伸べる| 差し出された手を見て 彼は何故か、懐かしい物でも 見るような目をする。 「君たちはどこまでも甘いな。 俺に、共に来いとでも言うのか?」 「…俺にもかつては仲間がいた。 同じ主に仕え、目的を共有する仲間だ。 あいつらとなら、俺には何でもできた」 「だが…あいつらはもういない。 知っているだろう? 十年前の結界越えで 俺以外はみんな死んでしまった」 「俺は、仲間全員の名誉を背負っている。 だから失敗できなかった」 彼は力なく俯く。 「俺は何を引き換えにしても、 任務を達成しなければならなかった。 それであいつらの名誉が守れると思った」 「しかし…あいつらが今、 帝国がしていることを見たらどうする? 決まってる。止めないはずがない!」 「あいつらの名誉と、あいつらの信念。 尊ぶべきはどちらか…だが、俺は…」 彼は剣の暴走を手早く治めると 力強く立ち上がる。 「…何もせず、この命を散らすことは あいつらの魂への冒涜だ」 「君たちが手を差し伸べてくれるなら 俺は今一度、昔の俺に戻ろう。 あいつらに代わり、帝国を止めよう」 「…君たちにこれを。 扱いが難しいバーストスキルだが、 君たちなら使いこなせるだろう」 &color(blue){ローゲルがゲストとして} &color(blue){パーティに入りました。} &color(blue){ゲストがパーティに参加するのは} &color(blue){特定のダンジョンだけです。} &color(blue){ローゲルの場合、木偶ノ文庫の} &color(blue){地下3階でのみ、} &color(blue){行動を共にすることができます。} |&color(orange){帝国式天体観測術}を手に入れた!!!| ---- **D-5 ローゲルとの合流 その小さな部屋で君たちを待っていたのは 一人の騎士だ。帝国騎士ローゲル。 かつてワールウィンドと名乗っていた男だ。 もう彼に君たちを止める意思はない。 漆黒の鎧をまとった騎士は、 静かに君たちを見つめている。 |&color(orange){ローゲルを同行させますか?}| |【 YES 】/【 N O 】| :NO| 君たちは彼に黙って頷くと、 先を急ぐことにする。 だが覚えておきたまえ。 もし再びここに来れば、君たちは彼に 同行するよう話をすることができる。 ---- **D-5 佇むローゲル 君たちの前にはワールウィンド… 帝国騎士ローゲルが腰を下ろしている。 彼は君たちを静かに見つめる。 望むなら、君たちは彼に 同行するよう求めることができる。 |&color(orange){ローゲルを同行させますか?}| |【 YES 】/【 N O 】| :NO| 君たちは彼の申し出を丁重に断り 先を急ぐことにする。 だが覚えておきたまえ。 もし再びここに来れば、君たちは彼に 同行するよう話をすることができる。 :YES| &color(blue){ローゲルがゲストとして} &color(blue){パーティに入りました。} ---- **ローゲルがゲストにいる状態で、地下3階から出る 木偶ノ文庫地下3階から出た君たちは ローゲルと別れた。 再び地下3階を探索する時、 君たちは彼と共に行動したいと再度 考えるかもしれない。 その時は階段を下りた部屋で彼を発見し、 声をかけて仲間にしたまえ。 &color(blue){ローゲルが} &color(blue){パーティから離脱しました。} ---- **E-7(d.4) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) :分岐:ローゲルがゲストにいない| 「殿下は皇帝を名乗っていません」 「結界越えにより行方不明になった アルフォズル陛下が亡くなられた可能性を 否定したいからでしょう」 「陛下がいなくなった後、殿下は 変わられました。それ以前の か弱い印象は微塵もありません」 「自分を慕う民と、陛下の理想の実現… それだけの為に、殿下は戦っているのです」 :分岐:ローゲルがゲストにいる| 「ローゲル卿…? そうですか、 殿下を止める為、立ちあがったのですね。 …正直、あなたが羨ましい」 「これまで殿下に導かれてきた 私たちには、殿下を止めることが できなかった」 「怖かったのです。あの方を止めることは 私たちがしてきたことを否定することでも あったのですから」 「しかし、誰かを犠牲にした救済など あってはなりません… どうか殿下を、よろしくお願いします」 ---- **D-4 近づく巫女の気配 君たちは今、 危険生物が練り歩く回廊を抜けた先の 巨大な書庫にいる。 その部屋の北、奥の扉に目を止める。 その扉の前では蛍のような明かりが 明滅している! 明かりはしばらくすると消えてしまう。 …君たちは以前、似たようなことが 深霧ノ幽谷であったのを 覚えているだろうか? もしかしたらあの扉の奥に 巫女が囚われているのかもしれない。 しかし気をつけたまえ! 巫女がいるということは、その近くに 皇子がいる可能性が極めて高い。 ---- **C-4 皇子と巫女、そして立ちはだかる守護者 扉を開いた先は、 竜が巣を作れそうな大きさの 大広間になっている。 そしてその中央付近に、 君たちは皇子と巫女の姿を確認する! 巫女はぐったりとし、その身体を皇子が 支えている。その周囲には小さな光が集まり ゆっくりと明滅しているようだ。 君たちは巫女の下に走り寄る。 しかしその瞬間、 天井から巨大な石像が落ちてくる! 皇子は意識を君たちに向け、 はっきりとした声で告げる。 「無駄だ。帝国の民の希望を 背負う余が、貴公ら一介の冒険者に 止められる道理があるまい」 「…あの神木は高尚な目的の為に作られた。 汚された大地を浄化する、 ただその為に作られた神木…」 「それが世界樹だ。 ウロビトもイクサビトも世界樹を育て、 守る為に作られた」 「ならば世界樹を目的の為に使い、 そのためにあの者らを犠牲にすることを 何故躊躇う?」 「我が帝国の問題は貴公らにとっても 対岸の火事では済まぬ。多かれ少なかれ 大地は汚れいるからだ」 「数十年の内に、タルシスも間違いなく 同じ問題に直面しよう。 その時、辺境伯に何が出来るだろうか…」 「あの者に伝えるがいい。 大義を胸に刻み、目の前の状に流されるな。 今のままでは。何も救えぬぞ!」 その時、辛そうに息をしていた巫女が 目を開き、弱々しく皇子に語りかける。 「そんな…あなたこそ大間違いよ。 みんな生きてるんだよ? 何でそんな酷いことが言えるの?」 「昔の人は、世界を少しでもよくしたくて 一緒にがんばってくれる友達を作ったの。 それがウロビトとイクサビトなの」 「ウロビトもイクサビトも、 死ぬために作られたんじゃない」 「世界樹だってそんなこと言ってない。 世界樹は嫌がってる、 今のまま、静かに眠らせてあげて……!」 :分岐:ローゲルがゲストとして参加していない| …必死な巫女の訴えに 皇子は一瞬だけ悲しそうな顔を向ける。 「巫女よ。余は、もう引き返せぬのだ」 (発光) 皇子は巫女の目の前に手をかざすと 閃光がほとばしる。 …巫女は力を失い、地に倒れ伏す。 思わず駆け寄ろうとした君たちを 皇子は決意のこもった瞳で見つめ、叫ぶ。 「我が身に流れる古の地に応えよ、 揺籃の守護者よ! この侵入者を討ち、己が使命を果たせ!」 それに応えるように石像は機械音を上げ、 君たちに拳を振り上げる! :分岐:ローゲルがゲストとして参加している| 「巫女の言う通りです、殿下」 ローゲルもまた、一歩前に出る。 予想外の闖入者に唖然とする皇子。 『何故そこにいる?』 瞳でそう問いかけているように見える。 「殿下、恐れながら申し上げます… 計画には見直しが必要です。 このような犠牲があってはなりません」 「お忘れですか? 誰も傷つけない… それがこの計画の為、命を落とした騎士と 陛下の願いであったはず!」 魂を削るように言葉を紡ぐローゲル。 その言葉の一つ一つが、 皇子の胸をえぐっているようだ。 彼は凍りついたようにその場に 立ち尽くす。そしてやっと開いた その口から出た言葉は… 「ローゲル……お前も! お前も僕から離れていくのか!」 皇子の叫び声が広間に響きわたる。 「いいさ、十年前から僕は一人だったんだ。 今さらお前がいなくても! お前なしでも、 僕はやり遂げる。見ているがいい! 「僕が! お父様に代わって皆を守るんだ!」 皇子は絶叫する。 その突然の豹変に驚き、 思わず手を差し出そうとする巫女。 だが皇子はそれすら拒絶する。 「僕に触るなっ!!」 (発光) 巫女を振り払う手から閃光がほとばしる! 強烈な光を浴びた巫女は地に倒れ、そのまま 動かなくなる。 皇子は自らの過ちに気づくや否や 膝をつき、巫女の手を取る。 …しかし、彼女は何も応えない。 「…っ……ああああああああああ!!」 心が砕けたような絶叫が吐き出される。 それに応えるように石像は機械音を上げ、 君たちに拳を振り上げる! (以下共通) (揺籃の守護者と戦闘) 君たちは辛くも揺籃の守護者を撃破したが、 皇子の姿はどこにも見当たらない。 奥に祭壇らしきものがあるだけだ。 「…祭壇の奥へ行ったのか。 殿下…これ以上は、もう…!」 言葉を詰まらせ、思わず拳を握りしめる。 :分岐:ローゲルがゲストとして参加していない| いつの間にか、部屋には ローゲルが入ってきている。 彼は重々しく口を開く。 (以下共通) 「…あの閃光により、巫女の最後の調整が 終わったと思っていい。 …恐らく今、彼女に意識はないだろうな」 「後は、巫女と巨人の心臓を世界樹に返せば 世界樹の力が蘇る…」 そう彼が言うと同時に 迷宮が一度だけ、しかし大きく揺れる。 「今のは…まさか、始まったのか!?」 卓越した平衡感覚で転倒を免れるローゲル。 だがその表情に余裕はない。 :分岐:ローゲルがゲストとして参加している| &color(blue){ローゲルが} &color(blue){パーティから離脱しました。} (以下共通) 彼は眉間にしわを寄せ、 部屋の外へと飛び出て行ってしまう。 ---- *タルシス 君たちはタルシスに戻ってくる。 これからのことを思案していた君たちは 広場で何やら 騒ぎが起こっていることに気づく。 皆が北を向き、 絶望的な表情を浮かべている。 何事かと君たちも北に目をやり、 彼らを打ちのめした異常事態の正体を すぐさま理解する。 君たちの見ている前で、 世界樹がゆっくりと枯れていく! 葉が見る見る抜け落ち、 樹の表面が色あせていく。ものの数分で、 世界樹は完全に枯れ果ててしまう。 それから始まったのは、世界樹から響く 悲鳴のような亀裂音だ。 世界樹がゆっくりと崩れ落ちていく! 枯れたことで脆くなった世界樹は 自らの重さに耐えられなくなり、 中ほどから上が崩れ落ちてしまう。 …広場にいたすべての人が、 息を呑んで北の空を見つめている…。 ----
&bold(){[[テキスト集トップへ戻る>テキスト集]] [[ミニイベント>テキスト集・木偶ノ文庫ミニイベント]] || [[森の廃鉱>テキスト集・森の廃鉱]] [[碧照ノ樹海>テキスト集・碧照ノ樹海]] [[瘴気の森>テキスト集・瘴気の森]] [[深霧ノ幽谷(1)>テキスト集・深霧ノ幽谷]] [[深霧ノ幽谷(2)>テキスト集・深霧ノ幽谷(2)]] [[金剛獣ノ岩窟(1)>テキスト集・金剛獣ノ岩窟(1)]] [[金剛獣ノ岩窟(2)>テキスト集・金剛獣ノ岩窟(2)]] [[南の聖堂>テキスト集・南の聖堂]] [[風止まぬ書庫>テキスト集・風止まぬ書庫]] &color(#999999){木偶ノ文庫(1)} [[木偶ノ文庫(2)>テキスト集・木偶ノ文庫(2)]]} ---- *第4迷宮 木偶ノ文庫(1) #contents(fromhere) ---- *絶界雲上域 **陽動作戦開始 空に出るとすぐに、君たちは 他の気球艇の存在に気がついた。 姿形で、その気球艇が帝国の物でないことは 一目瞭然だ。 君たちは合図に従い、 その気球艇に近づく…。 (暗転) 「では僕の受け持ちは西だ。 陽動を始めたい時は 僕に話しかけてくれ」 「私は東。大変なミッションだけどさ、 がんばろうよ。動いてほしい時は 私に話しかけてね!」 彼らは君たちにそう語ると、それぞれの 担当場所に飛んで行った。 &color(blue){他の冒険者の気球艇に話しかければ} &color(blue){気球艇は北に飛び、帝国の空中戦艦の気を} &color(blue){引きます。} ---- **帝国の戦艦に撃墜される 君たちの元に、帝国の気球艇が 迫ってくる! そして帝国船の容赦ない攻撃により 君たちの気球艇は、墜落してしまう! 帝国船の攻撃により、君たちは重傷を負い 食材は全て失われてしまった…。、 &color(orange){まずは傷を癒し、体勢を立て直そう。} ---- **C-1 キルヨネンに陽動を依頼する 「いつ空中戦艦に陽動をかけるか… タイミングが重要だ。判断は (ギルド名)、君たちに任せる」 帝国の空中戦艦の目を引く為、 キルヨネンは気球艇を出撃させる 準備をしている。 |&color(orange){キルヨネンに囮を頼みますか?}| |【 YES 】/【 N O 】| :NO| (終了) :YES| 「承知した。 御武運を、(ギルド名)!」 (以下、「話す」と共通) 「必ずや、僕が木偶ノ文庫への道を 切り拓こう。 君たちには指一本触れさせない」 :帝国の戦艦に追われている最中に話す| 「何をしている!? ここはいい、木偶ノ文庫に行きたまえ! 巫女が君たちを待っているぞ!」 :追われて戻ってきた後に話す| 「先の飛行で、帆が損傷したようだが 修理が完了し次第、出撃する。 君らもそれまで、少し休んでくれ」 ---- **C-5 ウィラフに陽動を依頼する 「来たね、(ギルド名)。 準備はできてるよ。いつでも行ける。 早速始める?」 帝国の空中戦艦の目を引く為、 キルヨネンは気球艇を出撃させる 準備をしている。 |&color(orange){ウィラフに囮を頼みますか?}| |【 YES 】/【 N O 】| :NO| (終了) :YES| 「うん、それじゃ、行ってくるね あなたたちもしっかりね!!」 (以下、「話す」と共通) 「どこまで近づこうかな… あまり近づくとやられちゃうし…」 :帝国の戦艦に追われている最中に話す| 「(ギルド名)! ダメだよ、離れて! こっちは空中戦艦が 来てる。あなたは木偶ノ文庫へ!」 :追われて戻ってきた後に話す| 「今は、気球艇を修理してるんだ。 …大丈夫、そんな心配そうな顔しないで。 やられるようなヘマはしないよ」」 ---- **B-3 木偶ノ文庫を発見 帝国の空中戦艦をくぐり抜け、 遂に君たちは木偶ノ文庫の目前に迫る! 周囲には太古の門番が巡回している。 油断しようものなら、横腹から風穴を 開けられるだろう。 無駄にしている時間はない。 速やかに木偶ノ文庫に足を踏み入れたまえ! |&color(blue){迷宮『木偶ノ文庫』を発見した!}| ---- *木偶ノ文庫1F **F-4 巫女救出作戦 君たちは木偶ノ文庫に足を踏み入れる。 出入り口を帝国兵で固められていることも 懸念していたが、人影は見えない。 この迷宮のどこかで、 帝国は世界樹の力の発現を試みている。 そうなれば多くのウロビトと イクサビトがその命を散らすことになる。 速やかに巫女を救出し、 帝国の計画実行を阻止したまえ! ---- **D-2 冷徹な監視者に見つかる 機械仕掛けの魔物は君たちの姿を 察知するや否や突如、けたたましい 音を鳴らし始める! すると、その音に呼応して 新たな魔物の気配が迫ってくる! このままでは、挟撃されてしまうだろう! 君たちは、魔物の接近に気を配り この難局を切り抜けなければならない! ---- **D-3(c.5) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「貴様らが何をしようと、 我ら帝国の悲願は バルドゥール殿下が果たすだろう」 「殿下は皇帝アルフォズルとは違う。 いずれ最高の皇帝になられるお方なのだ」 彼は、帝国皇家について語りだす…。 帝国の枯れた土地の問題を解消する為 世界樹の力を使うことを提唱したのは アルフォズルらしい。 アルフォズルは世界樹で帝国を救う方法を 模索したが、彼が目指したのは 帝国だけが救われる道ではなかった。 彼は巨人の呪いを世に溢れさせることなく 大地浄化の力だけを発動させる研究を 進めたのだ。 一方で彼は、世界樹の力を使う為の 三つの品…心臓、心、冠を手に入れる為の 計画を進めさせた。 「皇帝は何人かの騎士に結界を 越えさせようとした。それは、命に関わる 大変危険な任務だった」 「だが皇帝は自らもその探索に加わった。 まったく自分の立場がわかっていない!」 「帰って来たのはローゲル卿一人のみ。 現在、皇帝や騎士の生存を信じている者など 殿下以外にはいないだろう」 ---- **D-5(c.2) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「お前たちの街からは見えぬだろうが、 世界樹の反対側は荒野のようになっている。 帝国は崩壊寸前だ」 「民は少しでも緑のある地へ移住し 散り散りになって生活している。 …人口は減る一方だ」 「我らは十年間、巨人の呪いを起こさず 世界樹の力だけを使う方法を模索したが、 成果は得られなかった」 「我々は、巨人の呪いを受ける覚悟で 世界樹の力を発現するつもりだ。 もちろん殿下も、それを覚悟の上だ」 「今ここにいるのは、計画に必要な者だけ… それ以外の者は気球艇で艦隊を編成し、 この迷宮周囲を巡回している」 「だが…我らの艦隊の目を逃れ、 この迷宮に足を踏み入れる者が いようとはな」 ---- *木偶ノ文庫2F **C-2(c.2) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「皇帝アルフォズルは 巨人の心臓、心、冠を手に入れる探索に赴き そのまま行方知れずになった」 「その後、世界樹の力を発現する計画は 幼いバルドゥール殿下が引き継いだ」 「信頼できる騎士の多くを失い、 殿下は宮殿で孤立した。 …それ以来、殿下は変わられていった」 「様々な陰謀の渦巻く宮殿で生き残れたのは ひとえに、殿下の才覚の賜だ」 「殿下は私欲で動く文官を粛清し、 強固な支配体系を確立した。そして、 陛下の計画実現の為、動き出した」 「国内の殿下への信頼は大変厚いものだが それでも一つだけ、殿下のある言葉には 誰もが疑いを持っていた」 「それは、結界を越えた騎士たちが いつか必ず帰って来るということだ。 誰もが、それは無理だろうと思っていた」 「しかし、ローゲル卿は殿下の言葉どおり 帝国への帰還を果たした。それ以来、 殿下の言葉を疑う者は誰一人としていない」 「絶望的な状況の中、 目的を果たし帰還したローゲル卿は 私たち帝国の誇りだ」 「しかし何故だろうか… 帝国に帰還して以降、あの方はいつも 思いつめたような顔をしている」 ---- **C-4 皇子と巫女 堀の向こう側から話し声が聞こえる。 そちらに目をやり、君たちは声の主が 誰なのかを確認する。 声を発していたのは巫女と皇子だった! 皇子は巫女の手を引き、 先を急いでいるように見える。 利き手には、 ワールウィンドが持っていた物に似た 機械仕掛けの剣が握られている。 「ローゲルから報告のあった者たちだな。 遂にここまで来たか…」 皇子は君たちを見つめる。 その額には硝子のようなものでできた 装飾品が見える。 あれこそ、領主がローゲルに与えたという 頭飾り、&color(orange){巨人の冠}だろう。 「世界樹の力の発言は皇帝アルフォズルと 帝国の民すべての願い…」 「陛下が探索より戻られぬ今、 計画は、皇帝の長子である余に果たす 義務があるのだ」 「慈悲深きアルフォズル陛下は ウロビト、イクサビトに情けを かけようとしたが…余はそうはいかぬ」 「未熟な余の力では、世界樹の 完全な支配は叶わぬ」 「…ならば、ウロビトとイクサビトには 帝国の贄になってもらう他ない」 決意を固めるように、皇子は宣言する。 …だが巫女も黙ってはいない。 たどたどしくも、彼女は口を開く。 「そんな…どうして… あなた、お父さんのしたかったこと まるでわかってないじゃない」 「お父さんの夢を叶えたいのでしょ? だったらダメだよ、こんなことしちゃ!」 …無表情で、皇子はその言葉を受け止める。 「余を恐れぬか…何も知らぬが故か、それとも その方の強さがそれを言わせるのか…?」 彼は目を細め、疑問を口にする。 そのまま言葉を続けようとするが、 突如口元を押さえ、激しく咳き込む。 「………!」 巫女は驚いて手を差し伸べるが、 彼はその手を強引に取ると 東の通路へと歩み去ろうとする。 去り際に皇子は君たちを一瞥する。 「余には時間がない」 「そして、計画に変更はない。 貴公らの決意が変わらぬと言うなら… 余の騎士が、その行く手を阻もう」 ---- **D-7(e.1) 謎の紙片 迷宮探索を続ける君たちは 石畳の上に落ちている 紙片を見つけ、拾い上げる。 この遺跡の主が書き残したものだろうか… 内容はほとんど読み取れないが、かろうじて 読める部分にはこう書かれている。 『右→下→上→左』 今後の役に立つかもしれないと 君たちは『右→下→上→左』という 言葉を覚えておくことにする。 ---- **C-6(e.4) 呪いに蝕まれた帝国兵 :初回(他の兵士と話している場合は発生しない)| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼は君たちに気づくと 武器を抜こうとするが、手を滑らせ 無様にも手前に落としてしまう。 その時、君たちは気づく。 帝国兵のその腕には、植物の蔓や葉が まとわりついている! どうやらイクサビトがかかっていたものと 同じ病を患っているようだ。 …彼は戦うことを諦め、武器を捨てる。 話を聞いてみると、 どうやらこの迷宮に残っているのは 病に冒された技術士官だけらしい。 この惨状を知った巫女は 治療を申し出たそうだが、帝国兵はそれを 頑なに拒んだのだそうだ。 :他の兵士と話している| 通路の奥には、 帝国の鎧をまとった兵士がいる。 彼も以前君たちが見た者のように イクサビトと同じ病に冒されている。 彼は武器を捨て、投降する…。 (以下共通) 「ワールウィンド…? ああ、 ローゲル卿のことか。あの方は素晴らしい。 結界の外からただ一人、帰ったのだから」 「そう言えば…殿下にお会いした後、 ひどい剣幕で家臣に怒鳴っていたな。 『殿下に何をした!』…と」 「ローゲル卿が殿下にお会いしたのは 十年ぶりだからな。成人された 殿下を見て、驚いたのかもしれない」 「…殿下は帝国の民を守ることしか 見ていない。だからこそ、 我々も命を賭して、お仕えするのだ」 「アルフォズル陛下とバルドゥール殿下の 計画は同じように見えて、 一点、決定的に違うところがある」 「それは世界樹の力の発動と共に 発生する巨人の呪いについてだ」 「殿下は、巨人の呪いが発動し 犠牲が出ても已む無し、としたのだ」 「アルフォズル殿下なら 絶対に許さなかったことだろうが…今、 殿下を止める者は一人としていない」 ----

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